東京発「さっぽろ雪まつり」を“なるべく安く”楽しむには、日帰り?それともツアー?

2023年12月5日

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「さっぽろ雪まつり」は日本の冬を代表するビッグイベントです。毎年2月上旬に一週間ほどの期間にわたって札幌で開催され、国内外から200万人以上の観光客が訪れます。一度は行ってみたい雪まつりですが、人気が高いが故に開催期間中には札幌市内のホテルの料金や札幌への航空券の金額が高騰してしまい、予約を躊躇してしまいがちです。

本記事では、さっぽろ雪まつりを、とくに東京などの首都圏からなるべく安く見に行くための旅行プランと、私がさっぽろ雪まつりを日帰り観光したレビューをご紹介しようと思います。

なお、結論を先に言うと、安さを追求すれば日帰りですが、お手軽でコスパがよいという点では、各旅行会社から提供されている、さっぽろ雪まつりの鑑賞が組み込まれたツアーの利用がおすすめです。

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⇒ HISクラブツーリズム読売旅行日本旅行

*サイト内にてフリーワード「雪まつり」等で検索

「さっぽろ雪まつり」を安く見に行く旅行プラン

では早速、さっぽろ雪まつりを東京などの首都圏から、なるべく安く見に行くための旅行プランについてご提案したいと思います。「東京などの首都圏から」としていますが、国内線フライトを利用するのであれば、大阪、名古屋、福岡などからでも十分参考になる情報だと思います。

王道は「航空券+宿泊」のセットで一泊二日

国内線フライトで札幌往復し、札幌市内のホテルで宿泊、現地での観光などは自分で決めるという場合は、HIS、じゃらん.net、楽天トラベルなどから提供されているダイナミックパッケージと呼ばれる「航空券+宿泊」のセットを予約するのが、一般的にはお得であるとされています。

ですので、さっぽろ雪まつりをなるべく安く見に行くための旅行プラン探しとして、最初に調べてみるべきなのが、「航空券+宿泊」のセットとなります。もしこの「航空券+宿泊」のセットを調べてみて、希望する条件で、かつ予算にあった予約ができるのであれば、そのまま予約してしまうのがいいでしょう。

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お手軽でコスパがいいのはツアーの利用

ただ、「航空券+宿泊」のセットで予約する方法では、旅行する日程、往復のフライトの時間、札幌で宿泊するホテルをすべて自分で考えて選ばなければいけません。当然ですが、利用しやすい時間帯のフライトを選べば高額になりますし、ホテルも便利なロケーションやグレイドの高いものは高額になり、そもそも予約が取りにくいこともあります。

そこで、「航空券+宿泊」のセットで予約する方法ではなかなか決めることができない場合には、旅行する日程が決められており、往復のフライトや宿泊するホテルなどもある程度決められた、各旅行会社から提供されているツアーを利用することをおすすめします。

さっぽろ雪まつりの鑑賞が組み込まれたツアーにも様々なバリエーションがあります。自由度が高くてほとんど「航空券+宿泊」の一泊二日セットと同じようなものから、往復のフライトやホテルが指定され、小樽や旭川など札幌以外の観光も含まれた二泊以上のものなど様々です。さっぽろ雪まつりの鑑賞が組み込まれたツアーは、お手軽でコスパがよいし、満足度の高い旅行になりやすいという点で、おすすめできます。

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24時間営業のお店で夜をすごす方法

さっぽろ雪まつりに“なるべく安く”行くという意味では、ホテルで宿泊しないことで費用を節約することも可能です。とはいえ、2月の真冬の時期に札幌で野宿することはできませんので、どうするのかと言うと、札幌市内にある24時間営業のお店、ファミレスやマクドナルド、ネットカフェやスーパー銭湯などで夜をすごすということです。

ホテルで宿泊せずに24時間営業のお店で夜をすごす方法は、宿泊代をうかせて費用を節約するという以外にも、ホテルが一杯で予約が取れないけど、どうしてもさっぽろ雪まつりに行きたいという場合にも有効な方法です。

さっぽろ雪まつりの会場に近い24時間営業のお店としては、例えば、以下のような候補があります。

① ファミレス:びっくりドンキーすすきの南5条店

https://www.bikkuri-donkey.com/shop/hokkaido/321/

② マクドナルド12号新札幌店

https://map.mcdonalds.co.jp/map/01621

③ マクドナルド平岸店

https://map.mcdonalds.co.jp/map/01011

④ スーパー銭湯:ニコーリフレ (男性専用)

宿泊最安料金:平日 4,100円、土日祝 4,300円

https://www.nikoh.info/%E3%82%B9%E3%83%91-%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%8A

⑤ ネットカフェ:快活CLUB 札幌狸小路2号店

個室6時間 2,110円(WEB予約可能)

https://www.kaikatsu.jp/shop/detail/20173.html

⑥ ネットカフェ:快活CLUBすすきの店

個室6時間 2,110円(WEB予約可能)

https://www.kaikatsu.jp/shop/detail/20106.html

仮眠もとれるという点では、スーパー銭湯やネットカフェがおすすめです。スーパー銭湯は少々お金がかかりますが、ホテルに宿泊するのと比べると激安だと言えるでしょう。

日帰りでさっぽろ雪まつりを鑑賞する方法

24時間営業のお店ですら利用しない、究極のケチ旅行とも言えるのが日帰りでさっぽろ雪まつりに行く方法です。

東京から札幌であれば日帰りも可能ですが、関西や九州などからでは時間的に難しいでしょう。後述のレビューでも紹介しますが、私も東京から日帰りでさっぽろ雪まつりに行ってきた経験があります。

日帰りでさっぽろ雪まつりを鑑賞する方法は、上述した24時間営業のお店で夜をすごす方法と同様、宿泊代をうかせて費用を節約するという以外にも、ホテルが一杯で予約が取れないけど、どうしてもさっぽろ雪まつりに行きたいという場合にも有効な方法です。

【日帰りに使うフライトの例】2024年2月4日(日)さっぽろ雪まつりの開催初日に東京から日帰りする場合

往路: スプリングジャパンIJ831便
成田 07:40発 / 新千歳 09:25 着
復路: スプリングジャパンIJ831便
新千歳20:05発 / 成田 21:50 着

(2023年12月4日にスカイスキャナーで調査:最安値は往復18,900円)

例えば上記のフライトを利用すると、さっぽろ雪まつりの大通会場には午前11時前には到着できます。また、さっぽろ雪まつりのライトアップやプロジェクションマッピングの開始が17:30頃なので、ちょっとだけライトアップを鑑賞して大通公園を午後6時に出発すると午後7時すぎに新千歳空港駅に到着できますので、出発の20:05までにチェックインが可能です。

東京から成田空港までの往復交通費約3,000円と、新千歳空港から札幌の大通会場までの往復交通費約3,000円かかるので、航空券代金にこれらを足して総額が最安25,000円くらいで雪まつりが楽しめます。これは破格の金額と言えるでしょう。

東京発「さっぽろ雪まつり」を日帰り観光したときのレビュー

私が2015年2月に東京発「さっぽろ雪まつり」を日帰り観光した際のレビューをご紹介します。このときは出発の3日前に思い立って国内線フライトの予約をしました。運よく平日(月曜)の08:15成田発、帰りが同日19:20新千歳発というジェットスターの便がとれました(朝5時に家を出るのが辛かった)。このときの往復運賃は27,640円でしたが、今ならもう少し安く買えるんじゃないかと思います。

ジェットスター便で成田から新千歳へ

往路は08:15成田発だったので、東京都板橋区の自宅を朝5時ごろに出発、京成スカイライナーを使って7時過ぎには成田空港に到着。無事にチェックインし、ターミナルからバスで移動して沖止めのA320機に搭乗しました。

新千歳空港から大通公園へ

飛行機はほぼ定刻どおりAM10:00すぎに新千歳空港に到着。新千歳空港から札幌まではJR線の快速エアポートで約40分かかり、札幌駅には11:10頃に着きました。札幌駅から外に出ると、いきなりヒヤッ!街頭の温度計を見るとマイナス5度くらいになっていたのでびっくりしました。

東京ではプラス10度くらいだったので、15度も低い気温。ダウンジャケットを着てきたのは正解でした。皆さんも防寒具の準備は万端でいきましょう。

私はこのときが初めての札幌だったので、あの有名な「時計台」に立ち寄ってから、さっぽろ雪まつりの会場となる大通公園に向かうことにしました。札幌駅から時計台まで750m、時計台から大通公園まで100mほどと、たいした距離ではありませんでしたが、札幌では数日前に雪が降っていたらしく、歩道に積雪があったため、予想以上に歩くのに苦労しました。

ちなみに、札幌駅と大通公園との間には「札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)」という地下道がありますので、とくに積雪のあるときにはこの地下道を通って移動することをおすすめします。時計台などに立ち寄らずに大通公園に直接行く場合は地下鉄が便利です。

さっぽろ雪まつり大通会場で雪像などを鑑賞

時計台の見物を終え、お昼の12時少し前に大通公園に到着。ここがさっぽろ雪まつりのメインステージとなる大通会場です。いきなりド迫力の大雪像が目に入ります。

ちょうどこのときは「雪のスターウォーズ」が一番の目玉だったようで、平日であったにもかかわらず雪像の前はかなりの人だかりでした。ただ、大通会場全体としては、それほど混雑しているといった様子はなく、意外とスムーズに会場内を歩いてまわることができました。

ちなみに、通路の要所要所には雪で滑らないようにと滑り止めのマットが設置されていました。おかげで大通会場内では積雪が残る中でもそれほど足元に不安はありませんでした。とはいえ、雪の上を歩く場所も少なくありませんので、滑り止めと防水加工の施されたブーツなどを履いていくようにしましょう。

大通会場には、「雪のスターウォーズ」以外にも、小さなものから大きなものまで、いろいろな雪像がありました。

上の写真にあるお城のような建物もあれば、下の写真のようなサザエさんの氷像もありました。見ていて楽しいです。

今や札幌のご当地キャラクターとなった初音ミクも、毎年違ったイメージの「雪ミク」で登場し、大通会場にも雪像が展示されています。

そして、ちょっと小さめでしたがラブライブの雪像もありました。

ほかにも妖怪ウォッチなどもありました。どれもなかなかのクオリティなので感動です。小さいお子さんでも十分楽しめると思いました。

大通会場内には多くの屋台も出店しています。座って食べることのできるテーブルがある屋台もありますし、美味しい北海道の名物が揃っているので、昼食など食事はここで済ませるのがおすすめです。

私は、まずは昼食として札幌名物の味噌ラーメンをいただきました、とても美味しかったです。ここは、ちょっとしたテーブルもあったので、ゆっくり食べることができました。

そのあと、焼きカキも美味しそうだったので購入。こちらもかなりのお味でした。屋台ならではの食べ歩きを楽しむことができました。

すすきの会場では氷像を鑑賞

そのあと、歩いても遠くないのですが、初音ミクのラッピングが施された市電に乗りたかったので、西4丁目駅から札幌市電に乗って市電すすきの駅へ。さっぽろ雪まつりのすすきの会場を見に行きました。

こちらのすすきの会場は、雪像ではなく氷像の展示がメインのようでした。道路の真ん中に氷像たちが並んでいます。

上の写真は氷の中に多くの魚がつまった氷像。これはインパクトありました。

最後は、さっぽろテレビ塔

すすきの会場をひととおり見て、最後にまた大通公園に戻り、「さっぽろテレビ塔」に登りました。ちなみに、さっぽろ雪まつりでは、「大通会場」と「すすきの会場」のほか「つどーむ会場」という会場があるのですが、つどーむ会場はアトラクションがメインの会場なので、子供連れでない私はパスすることにしました。

さっぽろテレビ塔に登った時点で15:00すぎ、真冬とはいえまだまだ明るかったです。さっぽろテレビ塔から雪像のライトアップを見たかったのはやまやまでしたが、ライトアップやプロジェクションマッピングの開始が17:30くらいだそうで、残念でしたがその時間まで待つことができません。帰りのフライトが19:20発なので、大通公園を遅くとも17:20頃には出発しないとダメだからです。一泊すべきだったかなと後悔しました。

新千歳空港にてショッピングもできた

さっぽろ雪まつりのライトアップまでは待てないので、だったら早めに新千歳空港に行ってショッピングでもしようと思い16:30頃には大通公園を後にしました。

ライトアップこそ見逃したものの、現地12:00~16:30と4時間半をかけて大通会場とすすきの会場を見物し、さっぽろ雪まつりをたっぷり堪能することができたと思います。おまけに新千歳空港でショッピングなども楽しめました。

新千歳空港は、札幌滞在の最後を飾るにふさわしく、グルメやお土産だけでなく、いろいろと楽しめる要素の多い空港でした。帰りの際には、新千歳空港に早めに到着し、遊ぶ時間を多めにとってみることをおすすめします。以下、新千歳空港で見つけた楽しそうなスポットをご紹介します。

●「ロイズ チョコレートワールド」

ガラス越しに見学できるチョコレート工場や、チョコレートに関する展示が楽しめるミュージアム、そしてチョコレートワールドオリジナルの商品が約200点揃うショップが並んでいます。さらに、ベーカリーではロイズオリジナルのパンを販売。

●「ソラシネマちとせ」

日本国内初の空港内映画館。リクライニングする特別席、一般席も両肘掛けシートでフライトまでの時間を、映画を観ながらゆったりとくつろいで過ごすことができます。話題の新作からファミリー向け映画などを上映しています。

●「新千歳空港温泉」

日本国内で唯一空港の中にある天然温泉です。「入館料(大人2,600円) 」には入浴料の他に、浴衣・バスタオル・フェイスタオルなどがセットになっており、手ぶらで温泉を楽しむことができます。

●「雪ミク スカイタウン」

「雪ミク(初音ミク)」のショップ&ミュージアム。等身大の雪ミクに会えるミュージアム、北海道の雄大な自然映像をはじめとする360°の全周映像を体感できるシアター、 オリジナルアイテムを取り揃えたショップなどがあり、北海道と雪ミクの魅力を楽しめます。

まとめ

「さっぽろ雪まつり」の雪像や氷像はとても感動的でした。日本の誇る大イベントであることは間違いありません。一度は行ってみたいですね。

以上で紹介したとおり、さっぽろ雪まつりを、とくに東京などの首都圏からなるべく安く見に行くための旅行プランとしては、日帰りというのが結論になります。ただ、私のようにライトアップを見逃すのはもったいないので、できるなら一泊はしたほうがいいかもしれません。

そう考えると、お手軽でコスパがよいという点で、最もおすすめできる選択は、各旅行会社から提供されている、さっぽろ雪まつりの鑑賞が組み込まれたツアーの利用だと思います。

各旅行会社のツアー参加で予約する人はこちら

⇒ HISクラブツーリズム読売旅行日本旅行

*サイト内にてフリーワード「雪まつり」等で検索

 

ぜひ皆さんもコスパのよい方法でさっぽろ雪まつりを楽しんでください。

Have a nice trip!