東京の名所「靖国神社」へのアクセス方法及び見どころと、混雑状況や治安についてご紹介

2019年12月7日

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終戦の日が近づくと、なにかとニュースで話題の靖国神社ですが、見どころも多く、春はお花見の名所だったりと、東京を代表する観光名所の1つと言って過言はないでしょう。

今回は、そんな靖国神社について、アクセス方法、見どころと、神社での混雑状況や治安についてご紹介したいと思います。

靖国神社へのアクセス

下の地図にあるとおり、地下鉄の「九段下駅」で下車し1番出口から地上に出て、出たところの道沿いを西側に150mほど行くと巨大な第一鳥居が見えてきます。そこが靖国神社の参道、境内外苑の入口です。

この参道を西へ進み、途中「大村益次郎」の大きな銅像を横に進むと道路に出ます。

道路を渡ると、また大きな第二鳥居があって、左手に手水舎。そのあと、神門をくぐって境内内苑に入ります。

境内内苑には更に次の中門鳥居があって、その先に拝殿となります。九段下駅の1番出口から拝殿までは約600m、10分ほどかかります。

なお、靖国神社だけ見るなら九段下駅の利用が最も便利ですが、南側に位置する「千鳥ヶ淵公園」(ここもお花見の名所)や「千鳥ヶ淵戦没者墓苑」(海外で戦死された方々のお墓)にも立ち寄る場合は、下の地図のとおり、行き又は帰りは地下鉄「半蔵門駅」を利用すると便利です。

靖国神社から千鳥ヶ淵公園方面へ行く場合は、大村益次郎の銅像あたりから境内外苑を南側へ抜けて行けば近道になります。半蔵門駅から靖国神社の拝殿までは約1.6km、徒歩約20分です。

靖国神社での見どころ

靖国神社は明治2年(1869年)に創建され、2019年でやっと150周年ということなので、神社の歴史としては新しいほうです。しかし、この神社は、明治維新以来、国家のために尊い命を捧げられた人々の御霊を慰め、その事績を永く後世に伝える事を目的に創建されたものです。その点では、たいへん意義深い歴史的モニュメントであると思います。

見どころとして紹介するとお叱りを受けるかもしれませんが、まずは拝殿です。ここで参拝をいたしましょう。拝殿での参拝は、通常はそれほど混雑しませんが、お正月と終戦の日はたいへん混雑し、長時間列に並ぶことは覚悟しなければなりません。とくに終戦の日は炎天下に長時間並ぶことになりますから、熱中症にならないよう水分補給できるように準備をしてください。

なお、境内内苑の神門は、午前6時に開門し、3月~10月は午後6時に閉門、それ以外は午後5時に閉門します。神門が閉まると拝殿での参拝もできません。後述する「遊就館」の営業時間も午後4時30分までと、早めに終わってしまいます。とくに夏期は、まだ明るいうちに閉門することになるので、早めの参拝をおすすめします。

拝殿での参拝が終わると、拝殿に向かって右側に朱印所があります。ここで、お札やお守りなど、必要なものがあれば購入できます。さらに中門鳥居を出て左手に進むと、「遊就館」という施設があります。

この遊就館は靖国神社での最大の見どころなっています。遊就館は、有料(大人1,000円)、営業時間:午前9時~午後4時30分。1階の展示ホールとお土産売場までは無料で入ることができますので、興味のない方もここまでは入ってみましょう。ちなみに、靖国神社でのお土産はここで買うのがおすすめです。

遊就館は、いわば軍事博物館といた内容で、明治維新から太平洋戦争までの戦争に関するパネル、展示品、戦没者に関する展示など。特に目を引くのは、1階の展示ホールにある零式52型戦闘機とC56型蒸気機関車(泰緬鉄道)、そして館内の大展示ホールにある彗星11型爆撃機、桜花、回天、九七式中戦車など、いずれも実物の展示品たちです。

神社の付属施設とは思えないほどの充実度です。拝観には「平均1時間から1時間30分程度必要」との記載がありますが、興味のある方は2時間は欲しいところです。

あと、靖国神社はお花見の名所でもあります。桜の咲く季節には、境内内苑及び境内外苑で約500本の桜を楽しむことができます。なお、境内外苑ではシートを敷いてのお花見は可能ですが、お酒は禁止とのこと。ただ、かなりの人で混雑しますので、場所取りはたいへんです。境内内苑ではシートは敷けません。また、境内外苑には屋台も多数出店するほか、夜は桜のライトアップもされますので(夜10時頃まで)、夜桜見物も可能です。

靖国神社での治安について

以前、靖国神社のトイレで時限爆弾テロ未遂事件がありましたので、治安を心配される方も多いと思います。靖国神社に対して反感をもつ人たちがいることは事実で、過激な行動に出る人がいないとも断言できません。

ただ、境内には多くの警察官が警備しているので少し安心感はあり、かといって、物々しい雰囲気になっているわけでもなく、皆さん普通に参拝に来ておられます。小さな子供がいる家族連れや外国人の方々も結構みかけますので、それほど治安を心配する雰囲気ではなさそうです。

もちろん、危険がゼロというわけではないので、屋外にある公衆トイレやごみ箱にはなるべく近づかない、不審な人を見かけたらその場を離れるなど、基本的な注意は払うべきだと思います。

まとめ

東京の名所「靖国神社」はいかがでしたでしょうか?私の一押しは遊就館ですが、お花見はもちろん、秋の紅葉も意外と良かったりします。治安についても、それほど神経質に考える必要はなさそうなので、気軽に訪ねてみられてはいかがでしょうか?

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