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今回ご紹介する戦艦「アイオワ (USS Iowa, BB-61)」とは、米海軍のアイオワ級戦艦のネームシップのことです。艦名は米国29番目の州であるアイオワ州に因んだものです。1943年に就役し、第二次世界大戦や朝鮮戦争での活躍を経て、1990年に退役。その後2006年に博物館としてロサンゼルス港で公開展示されています。
戦艦アイオワへのアクセス方法
戦艦アイオワの場所、つまり目的地となる「Battleship USS Iowa Museum」は、ロサンゼルスのダウンタウンから約40km(約25マイル)南の位置にありますので、アクセスには少々時間がかかります。メトロを利用する方法と、タクシー(Uber)を利用する方法があります。
メトロを利用する方法
戦艦アイオワの場所(Battleship USS Iowa Museum)は、下の地図のとおり、メトロ・シルバーラインの「Beacon/1st」駅から徒歩5分の位置にあります。
メトロ・シルバーラインとは電車ではなく専用道を走るバスのことです。ロサンゼルスのダウンタウンあたりからBeacon/1stまでは、このメトロ1本で約1時間、料金も2.5ドル均一とお得です。メトロ・シルバーラインは治安面でも心配ありませんし、ダウンタウン方面から戦艦アイオワを見に行くには最もおすすめできるアクセス方法です。
タクシー(Uber)を利用する方法
やはりロサンゼルスの治安は心配、メトロに乗るのが不安という場合には、タクシーやUberの利用でもいいと思います。Uberで見積もりをすると、例えばロサンゼルスのダウンタウンからだとUberXで29.24ドルでした。所要時間は30分ほどです。
メトロ利用に比べると10倍以上の料金になってしまいますが、所要時間は短く、何よりも治安面で安心なのがいいと思います。
ちなみに、私が戦艦アイオワを見に行ったのは2015年8月だったのですが、ちょっと豪華にタクシーをチャーターして行きました。日本のMKタクシーがロサンゼルスでサービス展開していたタクシーチャーターです(残念ながら2018年11月現在、サービスは終了しているようです。)。チャーターの費用は4時間で315ドルでした。戦艦アイオワのほか、ロングビーチの「クイーン・メリー」などの見学もできましたが、金額的にはかなり高く、おすすめはできません。
戦艦アイオワの見学レビュー
まずは外から鑑賞します。戦艦アイオワをそばから眺めると、その大きさに圧倒されます。サイズ的には戦艦大和と同じくらいだそうですから、超弩級ですよね。相当なものです。
戦艦アイオワに乗船するには、まずチケットを購入するのですが、現地で買うよりも戦艦アイオワの公式サイトからオンラインで買ったほうが安くなっています。オンライン購入の場合の入場料は17.95ドル(現地で当日券を買うと19.95ドル)です。
チケットを購入して、いざ乗船。まずは甲板の艦首側へ、主砲を眺めます。やはり戦艦といえば巨大な主砲です。50口径40.6cm三連装主砲、大きいです。
甲板を進むと、対艦ミサイルのハープーンがありました。2000年頃まで運用されていたので最新の装備も実装されています。
艦内に下りると、展示・公開も充実していました。居住スペースや食堂なども興味深かったです。
続いて艦橋に登ります。操舵室の機械など全て手に触れることができます。大型戦艦なので艦橋も高いですね。
かつて艦長らがみた眺めです。真っ直ぐに並ぶ主砲は艦橋から見てもカッコイイです。天気も良く、奇麗な海のそばで、眺めは最高でした。
まとめ
今回ご紹介した戦艦アイオワは誰でも楽しめる観光スポットではないかもしれませんが、軍艦に興味のある方、第二次大戦時の歴史に興味のある方なら、きっと満足いただけると思います。
また、戦艦アイオワを見た後、一足伸ばしてロングビーチにある「クイーン・メリー」などに寄ってみてもいいと思います。
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