【2025年版】東武夜行列車「スノーパル23:45」の予約方法と乗車記

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【2025年版】東武夜行列車「スノーパル23:45」の予約方法と乗車記

東武鉄道では毎年冬のシーズン(12月下旬から3月上旬)にスキー・スノーボード専用夜行列車「スノーパル23:45」を運行しています。最近では珍しい夜行列車の旅が体験でき、しかも早朝6時台にスキー場に到着して一日たっぷりスキー・スノボができる、お得で魅力たっぷりの列車です。

スノーパル23:45は、ツアー専用列車であるため東武鉄道の駅や東武鉄道のサイトから直接予約・購入することはできません。東武グループの旅行会社である東武トップツアーズより予約・購入することになります。本記事では、スノーパル23:45の予約方法とおすすめポイント、そしてスノーパル23:45の乗車記などを紹介します。

スノーパル23:45はシーズン中、毎週金曜と土曜にはほぼ運行されますが、もともと乗車定員の少ない列車であるうえ、1人2座席利用の設定もあり、しかも学生さんの冬休みの時期ともかさなるため、早期に予約枠が一杯になることがあります。思いついたら早めに予約しておくほうがいいでしょう。

予約した後で都合が悪くなっても出発日前11日目までならキャンセル料はかかりませんので安心です。早めに押さえておくほうが絶対お得ですよ!

早めの予約がおすすめです

東武夜行列車「スノーパル23:45」が選ばれる3つの理由!

お得で魅力たっぷりのスノーパル23:45のおすすめポイントはいくつもありますが、スノーパル23:45が選ばれる理由を3つあげるとすると以下のようになります。

① 夜行列車の旅を味わえる

スノーパル23:45は浅草駅を23:45に出発し、列車内で一夜を過ごして終着の会津高原尾瀬口に翌朝5:23に到着します。最近では乗る機会がとても少なくなった夜行列車です。夜行列車の旅を一番の目的としてスノーパル23:45に乗車する人も多くいます。

スノーパル23:45は体を横にできる寝台列車ではありませんが、「リバティ」(東武500系)という比較的新しくできた車両を使用しており、ゆったりしたリクライニングシート、各座席に配備された電源コンセント、車内にはウォシュレット付トイレ(車いす対応およびオストメイト付き多機能トイレ)なども設けられているので、夜行列車の長旅でも快適です。しかも、「ゆったり2座席利用コース」という1人2座席利用も設定可能なので、かなり楽ちんです。

このようにスノーパル23:45は、快適な夜行列車でスキー場へ移動することに魅力がある点で、他のスキー・スノーボードのツアーとは大きな違いがあります。

② 早朝スキー場に到着して一日中スキー・スノボを満喫

スノーパル23:45は前日の深夜に東京を出発し、会津高原尾瀬口駅で専用バスに乗り換えて福島県の会津高原にある「たかつえスキー場」または「だいくらスキー場」に翌朝の6時台に到着します。このようにスノーパル23:45では、早朝スキー場に到着して、混雑なしにスキー・スノボを満喫できるのです。

③ 往復交通費とリフト券に朝食と温泉がついてお得な値段

例えば、スノーパル23:45の会津高原たかつえスキー場でAコース(リフト1日券+朝食)を選択した場合の料金は11,400円~14,200円となりますが、これをバラバラで支払ったと仮定すると、「往路特急利用運賃4,710円」+「往復バス運賃1,760円」+「リフト1日券5,500円」+「朝食1,000円」+「復路普通利用運賃2,680円」+「温泉入浴料500円」=16,150円となります。スノーパル23:45を利用するほうが、実に数千円もお得な値段になっています。

「スノーパル23:45」の商品情報

「スノーパル23:45」の商品情報
提供元東武トップツアーズ
ツアー名称スノーパル23:45
価格①     会津高原たかつえスキー場Aコース(リフト1日券+朝食):11,400円~14,200円ほか

②     会津高原だいくらスキー場Aコース(リフト1日券+朝食):11,000円 ~ 13,600円ほか

内容往路:専用夜行列車スノーパル23:45+専用連絡バス

復路:専用連絡バス+普通列車(追加料金で特急利用可)

スキー場にて:リフト1日券+朝食+温泉

*コースに応じて各種レンタルやスクール参加も可(要追加料金)

申し込み受付期限出発7日前まで(出発3日前までのプランもあり)
支払い方法クレジットカード決済または銀行振込
キャンセル料出発日10日前以降のキャンセルにはキャンセル料がかかります。

スノーパル23:45は乗車定員の少ない列車であり、早期に予約枠が一杯になることがあります。思いついたら早めに予約しておくほうがいいでしょう。

予約した後で都合が悪くなっても出発日前11日目までならキャンセル料はかかりませんので安心です。早めに押さえておくほうが絶対お得ですよ!

 

早めの予約がおすすめです

東武夜行列車「スノーパル23:45」の予約方法

浅草駅に停車中のリバティ

では、東武夜行列車「スノーパル23:45」の予約方法とおすすめポイントについて、私が実際に利用したときの体験レビューをもとに紹介します。

私が利用したのは、2024年2月2日(金)23:45浅草発の「スノーパル23:45」。夜行列車と日帰りスキーの旅を楽しんで来ました。

WEBサイトで「スノーパル23:45」の予約

出発の一ヶ月前にWEBサイトで申し込みをしました。基本的には出発の7日前までに予約をする必要があります。

スノーパル23:45は東武グループの旅行会社である東武トップツアーズでしか申し込めないツアーです。東武トップツアーズの店舗や電話でも申し込めますが、やはりWEBからの申し込みが便利です。私もWEBサイトでスノーパル23:45を申し込みました。

東武トップツアーズのページにアクセス

まずは、東武トップツアーズのトップページにアクセス。「スノーパル23:45」のバナーから予約のページに入ります。こちらのリンクから直接スノーパル23:45の予約ページに行くことができます。

2つのスキー場から行先を1つ選択

たかつえスキー場01

スノーパル23:45では、2つのスキー場、会津高原たかつえスキー場と会津高原だいくらスキー場、から行先を1つ選択するようになっています。

どちらも良いスキー場であり、値段的にもほぼ同じ(たかつえスキー場のほうがリフト券が高いので、だいくらスキー場に比べて総額500円ほど高い)なのですが、大きな違いは、帰りのバスの時間が選べるかどうかと、温泉があるかどうかという点です。

たかつえスキー場からの帰りのバスは、14:25スキー場発と16:45スキー場発の2本の専用連絡バスから選べますが、だいくらスキー場からの帰りのバスは、16:25スキー場発の専用連絡バス1本しかありません。

また、たかつえスキー場には温泉があり、追加料金なしで温泉に入ることができますが、だいくらスキー場には温泉がありません。

私は疲れて予定より早く帰るなど柔軟なスケジュールが可能な点で、たかつえスキー場を選びました。特にこだわりが無い場合、例えばお子さんも一緒の家族連れといった場合には、たかつえスキー場のほうを選択するのがいいと思います。

実際に現地で見た感じでは、会津高原尾瀬口駅からスキー場への連絡バスの台数が、たかつえスキー場行きが3台、だいくらスキー場行きが1台と、たかつえスキー場のほうが圧倒的に人気があるようでした。

コース及びプランを選んで申込みへ

スキー場が決まったら、各スキー場の説明を下のほうにスクロールすると「出発7日前まで受付プラン」という文字の下にプルダウンメニューがあり、そこから好みのコース及びプランを選択して「詳細・申込」ボタンを押して申込みを進みます。

 ちなみに出発より7日以上前なら「出発7日前まで受付プラン」、出発より3日~6日前なら「出発3日前まで受付プラン」のほうから選びます。

なお、「スノーパル23:45プラン」のさらに下のほうまでスクロールすると「早朝特急プラン」があります。「早朝特急プラン」というのは夜行列車を利用しないプラン(早朝に浅草を出発)になるので、間違えないようご注意ください。

そして更に選択できるコースは2つあり、「1座席利用コース」と「2座席利用コース」(「出発3日前まで受付プラン」では「2座席利用コース」のみ)。

夜行列車で使用されるのはリバティ(東武500系)という車両で、座席は2×2のクロスシートになっています。「1座席利用コース」というのは、1名で申し込んだ場合、隣の席に他人が座る可能性があるという、通常の指定席と同じタイプのもの(もちろん偶数名で予約すれば、基本は隣どうしの席になります)。

「2座席利用コース」というのは、旅行代金にプラス2,000円すれば1名で横並びの2席を占有できるというもの(「出発3日前まで受付プラン」では旅行代金に2,000円が含まれています)。

一人あるいは三人など奇数名で参加する場合、夜行列車なので隣の席に知らない人が居ると不安で眠れないとか、窓側の座席だと気軽にトイレに立つこともできないとか、という場合には「2座席利用コース」がおすすめです。

スキーやスノボのボードなど大きな荷物を置く場所は車両の端に設置されていますが、どうしても自分の手元に持っておきたいという場合も「2座席利用コース」は便利です。

あと、あまりお行儀がいいことではないかもしれませんが、2座席のところに上半身を横にして寝ている人も見かけました。そこまでしなくとも、真ん中のひじ掛けを上げて広々と2座席使うと、かなり楽ちんでした。

1人で2座席を使う用途はさまざまですから、カップルや偶数名の友人どうしでの参加であっても、あえて「2座席利用コース」で申し込むメリットはあるように思えました。

次に、Aコース、Bコース、Cコース、Dコースから希望のコースを選択します。違いは、スキー・スノボの道具やウエアのレンタルがあるかどうか、スクールに参加するかどうか、といった内容です。

私は、たかつえスキー場の「出発7日前まで受付プラン」で、「2座席利用コース」の「Bコース(スキー板・ストック・ブーツのレンタル付き)」を選択し、「詳細・申込」ボタンを押して申込みを進めました。

出発日を選んでアプローチ選択

続いて、出発日をカレンダーから選択。「空席がございます。 予約手続にお進みください。」という表示が出たので、「アプローチ選択へ」へ進みます。画面が切り替わり、往路と復路のアプローチ選択を行います。

「【往路1】区間選択」は、私は「浅草~会津高原尾瀬口」を選択。実は自宅からは北千住のほうが近いのですが、やはり列車旅の旅情を最大限に味わうためには始発駅の浅草から利用することにしました。

「【往路1】列車選択」は「スノーパル 2345」のみ選択可能なので、当然これを選択。同じく「【往路1】座席ランク選択」も「普通車」のみ選択可能なので、これを選択。

「【復路1】区間選択」は「【往路1】区間選択」と同じ区間しか選択できないので「会津高原尾瀬口~浅草」を選択。「【復路1】列車選択」は「普通列車 0000」のみ選択可能、「【復路1】座席ランク選択」は「普通車」のみ選択可能なので、それぞれ選択。これら選択が完了すると「この内容で申し込み」を押して申込み手続きに進みます。

個人情報の入力と支払い:会員登録しておくと便利

その後、私は東武トップツアーズに会員登録していたのでIDとパスワードでログインして次の画面へ進みます。会員登録していない場合はメールアドレスを入力し、入力したメール宛にリンク先があるので、そこをクリックして次の画面へ進みます。会員登録すると次回からの入力が便利になりますし、利用履歴も確認できるのでおすすめです。

次の画面では、ツアー参加者の個人情報を入力し(会員未登録の場合は、会員登録するかどうかにチェック)、クーポン類を宅配で送付するときの受取希望時間帯を選択、未成年者参加の有無など選択、最後に支払い方法をクレジットカード決済か銀行振込から選択します(出発日までの日数が短い場合はクレジットカード決済のみ有効)。

以上の入力を終え、オンラインでのクレジットカード決済を行い申し込みが完了しました。入力などで特に難しい点もなく、スムーズに行えました。決済完了後、すぐメールにも申し込みと決済が完了した旨のメールが届いたので安心でした。

チケットなどは宅配で自宅に届く

スノーパルチケット

予約が完了したあとは、出発の一週間くらい前にチケットなどが宅配で自宅に届きました。事前に自宅へ届きますので、東武トップツアーズの店舗に取りに行ったり、出発当日に駅の窓口や券売機などで発券したりする必要もなく、とても便利でしかも安心でした。

ちなみに、「出発3日前まで受付プラン」のほうは、時間的にチケットを宅配できないので、出発当日に浅草駅で受け取るようになっています。

東武夜行列車「スノーパル23:45」の乗車記

続いて、スノーパル23:45に参加した乗車記です。リフト運行開始から朝一でスキーできたので、混雑もなく充実した時間をすごすことができました。やはり夜行列車の旅が最高でした。スキー場までの移動にも魅力があるのがスノーパル23:45のユニークなポイントです。

夜行列車「スノーパル23:45」で旅情たっぷり

リバティの座席

夜行列車「スノーパル23:45」の列車内では車内販売が無いので、列車内でのお酒とおつまみ、そしてペットボトルのお茶を浅草駅へ行く途中のコンビニで購入しました。スノーパル23:45では、スキー場での朝食がセットで付いていますので、朝ごはん(パンやおにぎりなど)は準備していかなくてもOKです。

夜の浅草駅

浅草駅に23:10ごろ到着すると、このあと乗車するスノーパル23:45用の車両「リバティ」が特急専用の4番ホームにもうすでに停まっていました。スノーパル23:45の改札開始23:25まで待合室でぶらぶらしてから改札へ。スノーパル23:45のチケットは自動改札機で使えないので、有人改札口から入場。そして、一番乗りでリバティに乗り込みました。

浅草駅の有人改札

23時45分定刻どおりに夜行列車「スノーパル23:45」は浅草を出発。浅草のあとは、北千住、新越谷、春日部と停車。どの駅からも、結構、お客さんは乗車して来ました。最後の途中停車駅、春日部を出て、南栗橋を通過したあと12:48分頃に、「これから車内の灯りを暗くします」という夜行列車でおなじみの「お休み放送」がありました。私鉄で「お休み放送」が聞けるのはなかなかないことなのでレアな体験です。

おやすみ方法のあとの車内

車内の灯りが暗くなったと言っても夜行バスのように真っ暗になるわけではなく、上の写真のとおり結構あかるいですから、通路に出てトイレに行くことも問題ないですし、スマホ画面の光で周囲に迷惑をかけることもないので安心でした。

夜の1時をすぎると車内は静かになり、眠っている人も多かったです。私は、ここからが夜行列車の旅情を感じる時間の始まりとばかりに、コンビニで買ってきたお酒とおつまみをいただきながら、列車の走行音に耳を傾ける癒しの時間を満喫しました。

新藤原に停車

いつの間にか眠りについていて、ふと目を覚ますと列車が停車しています。途中駅の新藤原駅です。ここで時間調整も兼ねた仮眠休憩として2:30~4:50の2時間20分の間、列車は停車していました。

列車の扉も開くので駅に出ることも可能ですが、あるのは飲み物の自販機くらい。寒いですし、お店などもないので、外に出ている人はほとんどいませんでした。

車内のトイレほど立派なものではありませんが、新藤原駅では男女別のトイレがあり、停車中に利用できます。

専用連絡バスで会津高原たかつえスキー場に到着

会津高原尾瀬口到着

新藤原駅を4:50に出発すると30分ほどで終着の会津高原尾瀬口駅に到着。真冬の5:30頃なのでまだ真っ暗です。会津高原尾瀬口駅のホーム上には雪が積もって凍結していたりするので、歩く際は注意が必要です。滑って転んでいる人も2,3人見かけました。

バスの行先表示

駅を出ると駐車場にはバスが停まっていました。たかつえスキー場行きのバスと、だいくらスキー場行きのバスとは別なのでたかつえスキー場行きのバスと、だいくらスキー場行きのバスとは別々です。どちらも同時刻に発車するので注意が必要ですが、上の写真のように看板もあり、係の人が誘導してくれるので乗り間違えることはまずないでしょう。

たかつえ行きのバス

専用連絡バスは大型な車両で、スキーやスノボのボードなど大きな荷物は預けることができるので便利でした。ちなみに、たかつえスキー場行きのバスは3台ありましたが、3台のうちどのバスに乗車してもOKです。

たかつえスキー場ではスキー三昧

スペーシアの前

たかつえスキー場にまだ薄暗い6時30分ごろ到着。駐車場前のセンターハウス「スペーシア」という建物に入ってリフト券と温泉入浴券、レンタル券(レンタルを申し込んだ人)などを受け取ります。

朝食の写真

続いて朝食。センターハウス「スペーシア」内の広いレストランで朝食を食べました。上の写真のように、ロールパン2個、オムレツ、ソーセージ、コロッケ、サラダ、たまごスープ、そしてジュースやコーヒーはおかわり自由というガッツリ目のメニューでした。

レストラン内部

このレストランでの朝食は8時まで利用可能とのこと。8時までがスノーパル23:45専用の朝食時間だそうです。リフトの運行開始が8時30分なので、ちょっと早く着きすぎのようにも思えますが、私にとっては夜行列車の長旅の疲れを癒す時間として丁度よかったです。レストランも広々としているので、コーヒーをおかわりしながら、ゆっくりくつろぎました。

空いているリフト

そのあとはスキー板やブーツをレンタルし、着替えをしてリフト乗り場へ。運行開始の8:30丁度に一番乗りです。

朝10時くらいまではリフトで並ぶことはほとんどなかったので、とても内容の濃い充実した時間をすごしました。滑りのほうは転ばない程度の初心者なので割愛させていただきます。

そのあと12時過ぎまでスキーを楽しみ、そろそろ混雑してきたかなというところで昼食。昼食のあと、少し滑って最後に日帰り温泉「白樺の湯」で汗を流しました。温泉まで追加料金なしで入れるのでお得でした。

まとめ:東武夜行列車「スノーパル23:45」の予約方法と乗車記

以上のとおり、スノーパル23:45の予約方法とおすすめポイント、そしてスノーパル23:45の乗車記などを紹介しました。

スノーパル23:45は、① 夜行列車の旅を味わえる② 早朝スキー場に到着して混雑なしにスキー・スノボを満喫できる③ 往復交通費とリフト券に朝食と温泉がついてお得な値段、といった魅力的なおすすめポイントがあります。

私も実際に乗車してみましたが、夜行列車の旅情を味わうことが出来るとともに、混雑のない朝一でスキーを堪能できたので、大変満足でした。

スノーパル23:45はシーズン中、毎週金曜と土曜には必ず運行されますが、もともと乗車定員の少ない列車であり、しかも学生さんの冬休みの時期ともかさなるため、早期に予約枠が一杯になることがあります。思いついたら早めに予約しておくほうがいいでしょう。

早めの予約がおすすめです

Have a nice trip!

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