富良野・美瑛ノロッコ号の予約方法と楽しみ方

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富良野・美瑛ノロッコ号の予約方法と楽しみ方

北海道の夏の自然を満喫できる「富良野・美瑛ノロッコ号」。いくつかの観光スポットを巡りながら、のんびりした列車の旅を楽しむことができます。しかし、富良野・美瑛ノロッコ号の魅力を満喫するためには、適切な予約方法や楽しみ方を知っておくことが必要です。

この記事では、富良野・美瑛ノロッコ号の概要をご紹介するとともに、富良野・美瑛ノロッコ号の予約方法について詳細に解説します。また、2024年7月に私が実際に富良野・美瑛ノロッコ号で旅行したレビューをもとに、富良野・美瑛ノロッコ号での楽しみ方をご紹介いたします。

富良野・美瑛ノロッコ号の概要

橋をわたるノロッコ

富良野・美瑛ノロッコ号は、JR北海道が毎年6月~9月にかけて運行する臨時観光列車で、旭川~美瑛~富良野の間で運行されます。富良野周辺でのラベンダー開花時期には、車窓から美しい花畑や広大な田園風景を楽しむことができます。ではまず、富良野・美瑛ノロッコ号の概要について解説します。

列車の魅力と車内設備

客車側のノロッコ号

富良野・美瑛ノロッコ号は、花畑のようなカラフルに塗装されたDE15形ディーゼル機関車が、レトロな外観の改造510形客車3両(1号車~3号車)をけん引する列車。自然の風景をバックにすると、とても写真映えのする列車となります。

客車の車内は、片側には窓に向かって2人ずつが並ぶカウンタータイプのベンチ席と、反対側には3人×3人が向かい合わせに座るボックス席が並んでいます。ちなみに、1号車(自由席)は富良野方面に向かって右側がベンチ席で左側がボックス席、2(自由席)と3号車(指定席)は、富良野方面に向かって右側がボックス席で左側がベンチ席です。

ノロッコ号車内の様子

座席は全て木製でリクライニングなどはありませんので、座り心地は良くありません。ただ、乗車時間は旭川から富良野まで乗り通しても1時間40分ですし、乗車中は車窓を眺めるのに夢中になるので、座り心地の悪さはそれほど感じませんでした。ボックス席とベンチ席ともにテーブルが設置されていますので、乗車中にお弁当や軽食などを食べるには便利です。

富良野・美瑛ノロッコ号はトロッコ列車なので、台風や大雨のような荒天でなければ車窓は開放された状態になっています。大きな窓が開放されているため、爽やかな風を感じながら絶景を楽しむことができます。エアコン(冷房)はありませんが、走行中の風が涼しいので、30度超えの気温でも不快さはありませんでした。

荷物置き場とラベンダー

トイレは1号車と2号車に設置されています。座席の天井側には荷物棚がありますが、一般的な列車の荷物棚に比べて上下幅がとても狭いのでスーツケースはもちろん、リュックサックも入らないかもしれません。各号車の出入口付近には荷物置き場が設置されており、大型の荷物を床において備え付けのロープで止めておくことができます。車内はラベンダーの飾り付けが施されており、観光気分を高めてくれます。

運行日と運行スケジュール

2024年度の富良野・美瑛ノロッコ号は、6月15日から8月12日までは毎日運行、それ以外の6月8日から9月23日までは土日祝に運行されます。

各運行日における富良野・美瑛ノロッコ号の運行ルートは、旭川→富良野→美瑛→富良野→美瑛→富良野→旭川となり、スケジュール(時刻表)は以下のとおりです。

富良野・美瑛ノロッコ1号

旭川10:00発
美瑛10:30着/10:42発
美馬牛10:53着/10:53発
上富良野11:05着/11:06発
ラベンダー畑11:13着/11:15発
中富良野11:20着/11:22発
富良野11:40着

富良野・美瑛ノロッコ2号

富良野11:53発
中富良野12:10着/12:11発
ラベンダー畑12:16着/12:17発
上富良野12:23着/12:27発
美馬牛12:39着/12:40発
美瑛12:51着

富良野・美瑛ノロッコ3号

美瑛13:08発
美馬牛13:19着/13:19発
上富良野13:32着/13:36発
ラベンダー畑13:43着/13:45発
中富良野13:49着/13:50発
富良野13:59着

富良野・美瑛ノロッコ4号

富良野14:07発
中富良野14:24着/14:25発
ラベンダー畑14:29着/14:31発
上富良野14:38着/14:39発
美馬牛14:51着/14:51発
美瑛15:02着

富良野・美瑛ノロッコ5号

美瑛15:13発
美馬牛15:24着/15:24発
上富良野15:36着/15:37発
ラベンダー畑15:44着/15:46発
中富良野15:51着/15:55発
富良野16:04着

富良野・美瑛ノロッコ6号

富良野16:14発
中富良野16:32着/16:37発
ラベンダー畑16:42着/16:44発
上富良野16:51着/16:52発
美馬牛17:07着/17:11発
美瑛17:19着/17:20発
旭川17:46着

途中駅での停車時間が5分以上あるのは、富良野・美瑛ノロッコ1号での美瑛駅12分停車(10:30着/10:42発)、富良野・美瑛ノロッコ6号での中富良野駅5分停車(16:32着/16:37発)だけです。これらの駅では、駅でのお出迎えなどは特にありませんでしたが、停車時間中に反対側ホームに移動するなどして列車の写真撮影をすることが可能です。

富良野・美瑛ノロッコ号へのアクセス

停車中のノロッコ号

富良野・美瑛ノロッコ号を利用したオーソドックスな日帰り旅行プランは、旭川駅10:00発の富良野・美瑛ノロッコ1号に乗車して美瑛駅と富良野駅との間、例えばラベンダーを観たい場合はラベンダー畑駅や中富良野駅などで途中下車しながら観光、帰りは旭川駅17:46着の富良野・美瑛ノロッコ6号で戻るのが基本となります。

前日泊は旭川のホテルが便利ですが、札幌に宿泊して札幌を起点とする旅行プランもおすすめです。この場合、往路は札幌08:00発/旭川09:25着の特急ライラック5号、復路は旭川18:00発/札幌19:25着の特急ライラック40号を利用するのが便利です。

また、おすすめではありませんが、東京からの弾丸日帰り旅行も可能です。東京羽田07:00発/旭川08:35着のANA4781便、旭川空港09:05発/旭川駅前09:40着の連絡バスに乗車すると、旭川駅10:00発の富良野・美瑛ノロッコ1号に間に合います。帰りは、旭川駅前18:16発/旭川空港18:55着の連絡バスに乗車し、旭川19:30発/東京羽田21:15着のANA4788便を利用すると当日中に東京に戻ることができます。

富良野・美瑛ノロッコ号の予約方法

自由席の表示

富良野・美瑛ノロッコ号に乗車するための予約方法は、事前に理解しておくと便利です。特に夏のラベンダーシーズンと夏休みが重なる時期は人気が高く混雑が予想されますので、事前の計画と予約が必要です。

指定席と自由席の違い

富良野・美瑛ノロッコ号には、1号車と2号車の自由席(計約120席)と3号車の指定席(約70席)が連結されています。富良野・美瑛ノロッコ号は普通列車の種別になるため、自由席であれば乗車券(あるいは各種のフリーきっぷ)だけで乗車でき、予約は不要です。

一方、指定席の場合は事前予約が必要であり、乗車区間にかかわらず一回の乗車につき大人840円の指定席料金が必要です。

考え方としては、乗車時間が長い場合、例えば旭川からラベンダー畑まで1時間13分乗車する場合などには指定席を予約して座席を確保しておくのがよく、乗車時間が短い場合、例えば美瑛からラベンダー畑まで35分乗車する場合などは自由席にするというのがコスパがよいと思います。

指定席の予約方法

富良野・美瑛ノロッコ号の指定席の予約・購入は、全国の駅の「みどりの窓口」や指定席券売機から乗車日の一ケ月前(朝10時)より可能です。また、JR東日本の「えきねっと」などオンラインの予約システムを利用することも可能です。

「えきねっと」でも基本的には乗車日の一ケ月前(朝10時)より予約・購入となりますが、「えきねっと」独自のサービスとして乗車日の一ケ月と一週間前より予約申請を受け付ける「事前受付」という制度があります。事前受付を利用すると、乗車日の一ケ月前(朝10時)到来時にシステムが自動的に予約処理を行ってくれるので便利です。ただし、混雑時には事前受付でも予約が取れないことも多くあるので注意が必要です。

「えきねっと」で予約・購入した指定席券は、JR東日本管内の駅の「みどりの窓口」や指定席券売機で発券できるほか、JR北海道管内の主な駅(新千歳空港駅、札幌駅、旭川駅など)の「みどりの窓口」や指定席券売機でも発券可能です。「えきねっと」で事前購入しておいて、北海道に到着してから駅で発券できるので便利です。

特急フラノラベンダーエクスプレスの利用

富良野・美瑛ノロッコ号の運行日には、札幌と富良野の間を一日一往復、約2時間で結ぶ特急フラノラベンダーエクスプレスが運行されます。特急フラノラベンダーエクスプレスはキハ261系の特急列車で、指定席2両、自由席2両、フリースペース(ラウンジ席)1両からなる5両編成です。

運行スケジュールは、下り便が札幌07:41発/富良野09:45着、上り便が富良野16:55発/札幌18:50着となります。札幌を起点とした旅行プランの場合は、旭川を経由せずに札幌と富良野との間を直行する特急フラノラベンダーエクスプレスを往路または復路で利用したほうが、富良野から美瑛の間での観光時間を長くとれるので、旅行スタイルによってはおすすめになるかもしれません。途中で乗り換えがないという点も疲れているときには有難いです。

ちなみに、特急フラノラベンダーエクスプレスの札幌~富良野での自由席特急券は1,840円、特急ライラック号の札幌~旭川での自由席特急券は1,830円と、ほとんど同額なので、特急フラノラベンダーエクスプレスを利用したほうがコスパは高いと言えそうです。

乗車券とお得なきっぷの活用

札幌を起点として旭川経由で富良野・美瑛ノロッコ号を楽しむ場合に必要な乗車券は、札幌から富良野(旭川経由)の乗車券で片道4,070円。乗車距離が191.6kmとなるので、例えば美瑛~富良野の間での途中下車が可能となり、観光には便利です。帰りも旭川経由で札幌に戻るのであれば同額の片道4,070円の乗車券が必要となります。
一方、札幌と富良野を直行する特急フラノラベンダーエクスプレスを利用する場合は、滝川と芦別を経由して札幌と富良野を結ぶ乗車券で、乗車距離が138.1kmとなり、片道2,860円と旭川経由よりも随分安くなります。つまり、札幌を起点とした場合、往路と復路ともに旭川経由だと乗車券代が8,140円ですが、往路か復路のいずれかを特急フラノラベンダーエクスプレス利用にすると乗車券代が6,930円となります。

以上は普通に乗車券を購入する場合ですが、JR北海道では、富良野・美瑛ノロッコ号に乗車できるお得なきっぷも販売されています。おすすめは「ふらの・びえいフリーきっぷ」です。

・ふらの・びえいフリーきっぷ

札幌駅からフリーエリアまでの往復特急列車自由席(例えば、札幌~旭川での特急ライラックや札幌~富良野での特急フラノラベンダーエクスプレスなど)に、フリーエリア内の普通列車・快速列車(旭川~富良野での富良野・美瑛ノロッコ号など)の普通車自由席の乗り放題がセットになって大人7,400円のお得なきっぷ。

往復特急列車を指定席にしたい場合は一乗車につき530円プラス、富良野・美瑛ノロッコ号を指定席にしたい場合は一乗車につき840円プラスで変更可能です。札幌を起点とする場合には、乗車券と特急券とをバラで購入するよりも「ふらの・びえいフリーきっぷ」を購入するほうが断然お得です。

札幌を起点とする場合におすすめの「ふらの・びえいフリーきっぷ」ですが、注意点があります。それは、JR北海道の主な駅の指定席券売機や「みどりの窓口」でしか販売されていないこと。つまり、北海道に到着してからでないと購入できないのです。例えば、特急フラノラベンダーエクスプレスの指定席を「ふらの・びえいフリーきっぷ」のサービスである530円プラスで予約・購入するには、北海道に到着して「ふらの・びえいフリーきっぷ」を購入してからとなるので注意してください。

・ラベンダーフリーパス

フリーエリア内の普通列車・快速列車(旭川~富良野での富良野・美瑛ノロッコ号など)の普通車自由席が乗り放題のお得なきっぷ。大人2,800円です。旭川を起点とした旅行プランとなる場合に便利なきっぷです。

ただ、旭川から富良野、富良野からラベンダー畑、ラベンダー畑から美瑛、美瑛から旭川という具合に乗車するような場合、乗車券代は、旭川から富良野が1,290円、富良野からラベンダー畑が300円、ラベンダー畑から美瑛が540円、美瑛から旭川が640円となり、合計で2,770円。観光スケジュールによってはバラで乗車券を買ったほうがお得になることもあるので注意が必要です。

・青春18きっぷ

もし青春18きっぷを持っている場合は、ラベンダーフリーパスを使うよりも青春18きっぷを使ったほうがお得です。青春18きっぷの一日分は2,410円相当なので、旭川を起点として富良野・美瑛ノロッコ号で旭川~富良野の間で観光する場合は十分もとがとれるでしょう。もちろん、富良野・美瑛ノロッコ号は普通列車の種別なので、青春18きっぷでも乗車できますし、指定券840円を別途購入すれば指定席にも座ることができます。

ツアーを利用した予約

ラベンダー畑

各旅行会社からは、富良野・美瑛ノロッコ号を含むパッケージツアーが提供されています。これらのツアーを利用すれば、北海道までの往復と宿泊や、他の観光地の訪問もセットで手配できて手間がかからず、金額的にもトータルでは割安に楽しむことができます。ニーズにあった内容のツアーが見つかれば、富良野・美瑛ノロッコ号をツアーで予約することもおすすめです。

例えば、クラブツーリズムさんなどからは、富良野・美瑛ノロッコ号をはじめとする鉄道旅行をテーマにしたパッケージツアーが多数提供されているので、ときどきチェックしてみるといいでしょう。

富良野・美瑛ノロッコ号の乗車レビューと楽しみ方紹介

続いて、2024年7月に私が実際に富良野・美瑛ノロッコ号で旅行したレビューをもとに、富良野・美瑛ノロッコ号での楽しみ方をご紹介いたします。

旭川駅への入線シーンを撮影

私は札幌で前日泊し、当日の朝、札幌08:00発の特急ライラック5号で旭川へ、旭川には定刻の09:25に到着しました。富良野・美瑛ノロッコ1号は発車10分前の09:50頃に旭川駅の2番のりばに入線するので、線路をはさんだ反対側の3番のりばホームにて20分ほど待機。

ノロッコ号が旭川駅に入選

すると、富良野線方面からDE15形ディーゼル機関車を先頭に富良野・美瑛ノロッコ1号が入線して来ました。旭川駅のホームには大きな屋根があって暗いので、ホームに入る直前くらいで写真を撮るとうまくいきます。

なお、私は富良野・美瑛ノロッコ1号の指定席を予約していたので入線シーンの撮影を楽しむ余裕がありましたが、自由席を利用する予定の人は、座席を確保するためにも早めに乗車口の前で並んでいたほうがいいかもしれません。

車窓の楽しみ方

写真撮影を終えて富良野・美瑛ノロッコ1号に乗車。私は3号車の指定席で、6人用ボックス席の通路側でした。まずは、富良野・美瑛ノロッコ1号を始発の旭川から終点の富良野まで乗り通して列車の旅と車窓を満喫します。ここで、富良野・美瑛ノロッコ号の座席はどちら側がおすすめなのかについてですが、私はどちらでもいいかなと思いました。

ノロッコ号の車内2というのも、途中案内のある車窓の見どころとしては4ヶ所あり、1つ目は「赤い屋根の家」(美瑛駅~美馬牛駅)で富良野に向かって左側、2つ目は「“富良野平原開拓発祥之地”の碑」(美馬牛駅〜上富良野駅)で富良野に向かって左側、3つ目は「北星山ラベンダー園」(ラベンダー畑駅~中富良野駅)で富良野に向かって右側、4つ目は「田園風景」(中富良野駅~富良野駅)で富良野に向かって右側です。

このように、見どころは列車の両側均等にあるので、どちら側の席が有利というのはありません。理想を言えば、富良野・美瑛ノロッコ号の往路と復路とで反対側の座席を指定するといいかもしれません。あるいは、自由席に空きがあれば、美瑛~上富良野では富良野に向かって左側の座席にすわり、ラベンダー畑駅~富良野駅では富良野に向かって右側の座席にすわるといった座席移動をするかでしょう。

車窓の眺め

私の場合はボックス席の通路側席でしたが、この座席はちょうど列車の真ん中の位置にあたり、列車の両側の窓を眺めることができました。また、通路側なので、席を立って車内を歩きまわりやすく、例えば見どころのスポットで列車が徐行運転する際には、席を立って写真撮影しやすい位置に移動して写真撮影もできたので、意外とボックス席の通路側席は便利だと思いました。

車内や途中停車駅での過ごし方

富良野・美瑛ノロッコ1号は旭川10:00発/富良野11:40着となり、始発から終点まで乗り通すと乗車時間が1時間40分もありますが、時間的に昼食のお弁当を食べるには早すぎるし、窓からの風が意外と強いので、スナック類などをテーブルに置いていると吹き飛んでしまいそうなので、飲食はペットボトルの飲み物を飲むくらいでした。

乗車した当日は曇り気味の天気で気温30度くらいでした。車内はエアコン(冷房)がありませんが、開放された窓からの風のおかげで、それほど暑さは気になりませんでした。とにかく、美瑛から富良野の間では車窓を見るのに忙しいので、車内でくつろぐといった感じではありませんでした。

跨線橋からの撮影

富良野・美瑛ノロッコ1号は美瑛駅で12分の停車時間がありました。美瑛駅のホームでは、他の観光列車によく見られるようなホームでのお出迎えなどは特にありませんでしたが、時間はあったので、ホームに降りて跨線橋の上から富良野・美瑛ノロッコ号の写真撮影を楽しみました。

ラベンダー畑駅での観光

富良野・美瑛ノロッコ1号で富良野に定刻の11:40に到着した後、折り返し富良野11:53発の富良野・美瑛ノロッコ2号でラベンダー畑(12:16着)まで戻りました。ここは乗車時間が23分なので自由席にしました。始発からの乗車だったので自由席での座席の確保も問題ありませんでした。ちなみに、このラベンダー畑駅は臨時駅となっており、富良野・美瑛ノロッコ号以外は各駅停車であっても停車しません。定期列車の各駅停車も利用して観光する場合には注意が必要です。

ラベンダー畑駅ラベンダー畑駅での観光といえば、ラベンダー畑などで有名な観光農園の「ファーム富田」です。ファーム富田はラベンダー畑駅から徒歩約7分の場所にあります。私はファーム富田のレストランで昼食をとりラベンダー畑やその他の花畑を鑑賞しました。特にラベンダー畑については、規模が大きくクオリティも高いので、このファーム富田を見れば十分堪能できるレベルだと思いました。農園への入園料も無料なのは驚きでした。

ファーム富田の畑

ファーム富田での観光を終えたあと、ラベンダー畑駅13:43着/13:45発の富良野行き富良野・美瑛ノロッコ3号を撮影するためラベンダー畑駅へ。田園越しに見える富良野・美瑛ノロッコ3号を撮影することができました。

田園のむこうのノロッコ号

中富良野駅での観光

ラベンダー畑駅での観光のあと、ラベンダー畑14:31発の富良野・美瑛ノロッコ4号で美瑛に移動し(美瑛15:02着)、美瑛で2時間ほど観光して、美瑛17:20発の富良野・美瑛ノロッコ6号で旭川に戻る(旭川17:46着)というプランもあり得たのですが、私は復路に富良野16:55発の特急フラノラベンダーエクスプレス(指定席)を予約していたので、美瑛に立ち寄る時間はなく、中富良野駅の近くにある北星山ラベンダー園を見に行くことにしました。ラベンダー畑駅からは徒歩約15分(約1km)でした。

北星山ラベンダー園

北星山ラベンダー園は、観光リフト(往復400円)で北星山の頂上に登ってそこにあるラベンダー畑などを鑑賞できる農園でしたが、あいにく雨が降り出してきたので、観光リフトには乗らず、ふもとから鑑賞しただけでそのまま中富良野駅に向かいました。北星山ラベンダー園から中富良野駅までは徒歩約15分(約1km)でした。

特急フラノラベンダーエクスプレスで札幌へ

フラノラベンダーエクスプレス

中富良野からは定期列車の各駅停車で早めに富良野に移動し、富良野駅近くのカフェで時間をつぶして富良野16:55発の特急フラノラベンダーエクスプレスで札幌(18:50着)へ戻りました。特急フラノラベンダーエクスプレスは乗換なしで札幌まで直行してくれるので楽ちんでした。特に帰りは観光で疲れているので特急フラノラベンダーエクスプレスの存在は有難かったです。

まとめ:富良野・美瑛ノロッコ号の予約方法と楽しみ方

以上のとおり、富良野・美瑛ノロッコ号で富良野方面を観光旅行する場合、指定席と自由席の違いについてよく理解し、指定席の予約は乗車時間の長い区間でコスパ良く行うようにしましょう。

予約方法としては、オンライン予約システム「えきねっと」を利用するのが便利です。あるいは、クラブツーリズムさんなどの旅行会社から提供されているパッケージツアーを利用する方法でも、トータルの費用では割安になることもあります。

富良野・美瑛ノロッコ号は、カラフルなディーゼル機関車とレトロな客車からなり、写真映え抜群です。旭川駅などでの写真撮影チャンスを楽しみましょう。また、開放的な車窓からは、ラベンダー畑や田園風景など北海道の雄大な自然を満喫できます。一度は乗ってみたい観光列車です。

現地での観光スポットとしては、ラベンダー畑駅近くの「ファーム富田」は外せません。そのほか、旅行スケジュールにあわせて、美瑛や中富良野などでの観光を取り入れるといいでしょう。

大人世代のための鉄道旅行について知りたい方はこちらの記事もあわせてご覧ください。

Have a nice trip!

 

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