【大人世代のための】鉄道旅行の楽しみ方ガイド

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【大人世代のための】鉄道旅行の楽しみ方ガイド

鉄道旅行は、意外とハマる楽しみがたくさんあります。特に大人世代にとっては、その魅力がさらに際立つことでしょう。本記事では、鉄道旅行の4つの魅力を紹介し、大人世代がこれら魅力を堪能できるような鉄道旅行の楽しみ方を、事例をあげて紹介します。

鉄道旅行の4つの魅力

秩父鉄道7000系

鉄道旅行の魅力は様々であり、人それぞれでもあるので、ひと言で「これが魅力だ」とは言いにくいのですが、社会人になって以来40年近く鉄道旅行を趣味としてきた筆者の独断と偏見で、特に大人世代にとって理解しやすいと思われる鉄道旅行の魅力を4つに絞って紹介してみます。

1.快適で旅情あふれる移動手段としての魅力

快適な特急ラビューの座席

新幹線やJR特急列車など中長距離の鉄道旅行で利用する列車の座席は、通路を挟んで左右2座席ずつ並んだ2×2クロスシートが一般的です。列車の2×2クロスシートは、飛行機のエコノミー席や一般的な高速バス・観光バスの座席に比べて、座席の幅・間隔がゆったりとしています。鉄道旅行なら快適な座席で移動できるのです。

また、列車なら、車窓の風景を眺めたり撮影したり、駅で買ったお弁当などを好きなときに座席で食べたりすることができます。そして、2×2クロスシートなら、座席を回転させて向かい合わせにできるので、4人グループで会話のはずむ楽しい空間を作ることもできます。これらは列車の旅ならではの旅情と言えます。

このように鉄道旅行には、快適で旅情あふれる移動手段としての魅力があります。ゆったりくつろげる旅、旅情を感じる旅をしたいと考える大人世代には鉄道旅行がおすすめです。

2.乗り放題きっぷでお得な旅の魅力

青春18きっぷ

JR全線の普通列車が5日間乗り放題となる「青春18きっぷ」や、東京近郊フリーエリア内のJR線普通列車が1日乗り放題となる「休日おでかけパス」、その他JR各社や私鉄各社から様々な乗り放題きっぷが発売されています。このような乗り放題きっぷをうまく利用すれば、旅費を節約してたくさん旅行することができ、旅行の幅が広がるのが魅力です。

例えば、食べ放題のバイキングに行ったら、普段は進んで注文しないような料理でも食べてしまうことがあるのではないでしょうか?元をとりたい、得したい、からですよね。乗り放題きっぷも同じで、普段はわざわざ訪ねなかったような場所でも、元をとりたい、得したいから電車に乗って行ってしまう。そこから、新しい発見や体験があったりする、つまり旅行の幅が広がるのです。普段は時間のとれない大人世代など、集中してコスパのよい旅行をしたい、新しい発見や体験をしたい場合におすすめです。

3.観光列車での体験とおもてなしの魅力

伊予灘ものがたり

JR各社をはじめ一部私鉄などでも、土日祝日などに観光列車(またはジョイフルトレインともいう)を臨時運行させています。観光列車は、リッチな内装の車内・座席を備えた列車、車内で豪華な食事が提供される列車、国鉄時代のレトロな雰囲気を味わえる列車、大自然の風を感じることのできるトロッコ列車などのタイプがあります。

観光列車では、たいていの場合、眺めの良い場所で徐行運転をしたり、車内放送により観光ガイドがなされたり、途中停車駅で地元の方々のお出迎えやその土地の名物や記念品の販売があったり、といったおもてなしもなされます。

このように、乗車することで非日常的な体験ができたり、おもてなしを受けることができたりする点が、観光列車に乗車する大きな魅力となっています。もちろん、快適で旅情あふれる移動手段としての魅力もあわせて堪能できるので、大人世代にはぴったりの鉄道旅行と言えます。

4.鉄道に乗る・鉄道を撮ることを楽しむ魅力

カシオペア@蓮田

鉄道ファンならずとも、格好いい列車、レアな列車、新型列車、夜行列車に乗車したり、撮影したり、景色のいいローカル線に乗車したり、秘境の駅を訪ねてみたりすることで、わくわくすることがあるでしょう。

鉄道旅行は写真映えも抜群です。自然をバックに列車の記念写真、車窓からの風景や駅舎の写真、秘境駅などでの何気ない写真などなど、スマホのカメラで気軽に撮影しながら旅することで、わくわくした気持ちを思い出に残すとともに、新たな魅力に気付けることもあります。鉄道に乗る・鉄道を撮ることを楽しむ鉄道旅行は、大人世代にとっても魅力のある旅になるでしょう。

大人世代のための鉄道旅行の楽しみ方

花嫁のれん@和倉温泉

大人世代にとって理解しやすいと思われる鉄道旅行の魅力を、①快適で旅情あふれる移動手段としての魅力、②乗り放題きっぷでお得な旅の魅力、③観光列車での体験とおもてなしの魅力、④鉄道に乗る・鉄道を撮ることを楽しむ魅力、といったおもに4つに絞って紹介しました。

次に、これら4つの魅力のうち少なくとも1つを堪能でき、しかも大人世代におすすめできるような鉄道旅行の楽しみ方について、旅行スタイルの例をあげて説明します。

観光地めぐりでの鉄道旅行

日中線しだれ桜

温泉地や寺社参拝、お花見など、観光地めぐりをする場合、往復の移動手段は旅のメインとまでは言えませんが、旅行時間の多くを占めることから重要な要素となります。往復の移動手段に鉄道を利用することにより、快適で旅情あふれるものになるとすると、観光地めぐりの旅全体を通してその楽しさも倍増するはずです。鉄道については交通費や所要時間ばかりでなく、快適な2×2クロスシートを備えた列車を選ぶなど、こだわってみるといいでしょう。

具体例:首都圏から伊豆方面への鉄道旅行

伊豆高原駅

伊豆方面は首都圏から比較的近距離にあり、有名な温泉地や自然を楽しめる観光スポットがたくさんあるため、首都圏にお住いの人なら週末などに日帰りや一泊旅行で気軽に訪れることのできる観光地です。

東京から伊豆方面へ鉄道を利用するには、運賃を安くするのであれば、東海道本線の普通列車と伊東線・伊豆急行線の普通列車を乗り継いで行く方法がありますが、快適さを求めるのであれば途中乗換なしの特急踊り子号または特急サフィール踊り子号で行く方法がおすすめです。あるいは、所要時間や便数の多さなどを考えると、東京から熱海まで新幹線を利用し、熱海から先は伊東線・伊豆急行線の普通列車を乗り継いで行く方法などもあります。

これらのうち、特急踊り子号や特急サフィール踊り子号は2×2クロスシートの指定席を備え、途中乗換なしなので快適性に優れています。特急サフィール踊り子号は「グリーン車」や「プレミアムグリーン」というワンランクまたはツーランク上の豪華な座席と車内設備があり、今では稀にしか見かけない食堂車「カフェテリア」も利用できるので、快適さと旅情を楽しみたい大人世代には最適です。

また、伊東線・伊豆急行線に入ると海岸線に沿って列車が走行する区間もあり、車窓からの風景を楽しむことができます。そして、特に特急サフィール踊り子号は外観も格好いい列車として人気があるので、駅での列車の記念撮影なども写真映えするとともに、楽しい思い出になります。このように伊豆方面への鉄道旅行は、鉄道に乗る・鉄道を撮ることを楽しむ魅力も堪能することができます。

具体例:首都圏から日光・鬼怒川への鉄道旅行

東武日光駅

日光・鬼怒川は、有名な鬼怒川温泉や世界遺産である東照宮などの神社仏閣を楽しめる大型の観光地です。首都圏から比較的近距離にありますので、首都圏にお住いの人なら週末などに日帰りや一泊旅行で気軽に訪れることができます。

首都圏から日光・鬼怒川へ鉄道を利用するルートは大きく3通りあります。東武鉄道の浅草から日光・鬼怒川へ行くルート、JR新宿から東武鉄道に乗り入れて日光・鬼怒川へ行くルート、そしてJR線だけを使って宇都宮経由で日光線からJR日光に行くルートです。

大人世代におすすめなのは、東武鉄道の特急を利用して浅草から日光・鬼怒川へ行くルート、または特急利用でJR新宿から東武鉄道に乗り入れて日光・鬼怒川へ行くルートのどちらかです。どちらのルートでも特急列車は2×2クロスシートの指定席となり、快適で旅情あふれる鉄道の旅を楽しむことができます。

東武鉄道の浅草から日光・鬼怒川へ行くルートでは、東武特急を使えばどれでも2×2クロスシートの指定席を備え、途中乗換なしなので快適性に優れていますが、特に、最新型の特急スペーシアXはプレミアムシートや個室などワンランク上の豪華な座席と車内設備がありますので、快適さと旅情を楽しみたい大人世代には最適です。

特急スペーシアXは外観も格好いい列車として人気があるので、駅での列車の記念撮影なども写真映えするとともに、楽しい思い出になります。このように日光・鬼怒川への鉄道旅行は、鉄道に乗る・鉄道を撮ることを楽しむ魅力も堪能することができます。

具体例:首都圏から伊勢神宮への鉄道旅行

伊勢市駅

伊勢神宮は日本を代表するパワースポットのひとつとして根強い人気をもつ観光スポットです。伊勢神宮の最寄り駅である伊勢市駅までは、首都圏から鉄道の営業キロ数で470kmほどと中長距離にありますが、新幹線を利用すると日帰り旅行も不可能ではありません。

首都圏から伊勢神宮へ鉄道を利用するルートは2通りあります。東京から名古屋まで新幹線を利用し、名古屋から伊勢市までJRの快速みえを利用するルートと、同じく東京から名古屋までは新幹線を利用し、名古屋から伊勢市までは近鉄特急を利用するルートです。

大人世代におすすめなのは、東京から名古屋までは新幹線を利用し、名古屋から伊勢市までは近鉄特急を利用するルートです。理由としては、JRの快速みえに比べて近鉄特急のほうが豪華で快適な座席だからです。近鉄特急なら、快適で旅情あふれる鉄道の旅を楽しむことができます。

ただ、JRの快速みえも特急料金不要の普通列車でありながら、2×2クロスシートを備えているので、指定席を予約するなどにより座席さえ確保できれば快適で旅情あふれる鉄道旅行を楽しむことはできるでしょう。意見が分かれるところですが、考えようによっては、名古屋駅での乗り換えが便利で値段が安くなる分、快速みえのほうが乗り得な列車になるかもしれません。

その他の具体例

その他、当ブログ「みけねこ旅情報」には、観光地めぐりでの鉄道旅行の具体例を紹介する記事が多数あります。ご興味があれば、以下の記事もご覧ください。

お目当ての列車に乗る鉄道旅行

SLやまぐち

人気の観光列車、夜行列車、SL蒸気機関車、話題の列車など、お目当ての列車に乗ることを目的とした鉄道旅行も大人世代におすすめです。鉄道に乗る・鉄道を撮ることを楽しむ魅力と、観光列車での体験とおもてなしの魅力、もちろん快適で旅情あふれる移動手段としての魅力も堪能できるので大人世代にはおすすめの旅行スタイルです。

具体例:JR東日本「越乃Shu*Kura」に乗る鉄道旅行

越乃ShuKura

JR東日本が、新潟~上越妙高~越後湯沢などで運行する観光列車「越乃Shu*Kura」は、地酒王国・新潟が誇るお酒がコンセプトの人気列車です。

まず、越乃Shu*Kuraに乗車するとアテンダントさんが車内を回って、各自の座席での地酒の試飲ができます。さらに、越乃Shu*Kura の2号車サービスカウンター「蔵守~Kuramori~」では、新潟県内の地酒を厳選した「利き酒コーナー」(有料)も設置されていますので、地酒三昧を楽しめます。

越乃Shu*Kuraに乗車する旅行商品(ツアー)では、お酒と食事がセットになったプランもあります。車窓から日本海を眺めながら、日本酒でのおもてなしを楽しむことができる、越乃Shu*Kuraは日本酒好きの大人世代にはもってこいの観光列車です。

越乃Shu*Kuraの予約方法は、乗車一ヶ月前に全国の「みどりの窓口」や「えきねっと」などのオンラインシステムから一般販売の座席を予約する方法や、JR東日本びゅうツーリズム&セールスから食事などとセットになった乗車プランの旅行商品(ツアー)として予約する方法、そのほかクラブツーリズムなどの旅行会社のパックツアーとして、越乃Shu*Kuraの乗車が組み込まれたツアーを予約する方法などがあります。

大人世代におすすめなのは、JR東日本びゅうツーリズム&セールスから食事などとセットになった乗車プランの旅行商品(ツアー)として予約する方法、またはクラブツーリズムなどの旅行会社のパックツアーとして、越乃Shu*Kuraの乗車が組み込まれたツアーを予約する方法です。

越乃Shu*Kuraは旅行商品・ツアーとして申し込むほうがよい理由は、一般販売で予約できる座席(リクライニングシート)に比べて、旅行商品・ツアーで予約できる座席(「らくらくボックスシート」・「展望・くつろぎペアシート」)のほうが豪華なものであることと、一般販売で予約した場合は車内での食事提供が無いからということになります。

もちろん、一般販売で予約できる座席(リクライニングシート)は2×2クロスシートですし、別途自分で駅弁などを購入して乗車すれば、自分の座席で食事も可能なので、快適で旅情のある体験ができない訳ではありません。予算との関係で自分にあった座席を選んでみるといいでしょう。

具体例:東武鉄道「スペーシアX」・「スペーシア」・「SL大樹」に乗る鉄道旅行

スペーシアX1

東武鉄道の新型特急スペーシアXについては、上述の「具体例:首都圏から日光・鬼怒川への鉄道旅行」でも触れましたが、特急スペーシアXは見た目が格好いい列車であるとともに、豪華な内装や設備、車内カフェが利用できるなど、快適さと旅情、そして列車に出会う魅力も堪能することができる列車として人気があります。

また、行きは新型特急のスペーシアXに乗車し、帰りは旧型のスペーシアに乗車して2つの「スペーシア」を乗り比べるとか、東武日光~下今市~鬼怒川温泉で運行されている東武鉄道の蒸気機関車「SL大樹」に乗車するなど、鉄道好きにはたまらない鉄道三昧の旅を楽しめます。

このように、お目当ての列車「スペーシアX」・「スペーシア」・「SL大樹」など、2種類3種類の列車に乗れる鉄道旅行として、大人世代にとっておすすめできる鉄道旅行のスタイルです。

なお、スペーシアX、スペーシア、SL大樹の指定席券は、乗車一ヶ月前から東武鉄道の「特急券インターネット購入・予約サービス」(SL大樹は「SL大樹・DL大樹インターネット購入・予約サービス」)または、東武線各駅の券売機か窓口にて予約・購入できます。ただ、スペーシアXのプレミアムシートや個室は人気が高いので、特に土日祝日などの予約は自力では難しいかもしれません。

スペーシアXの座席を予約する際におすすめなのは、スペーシアXの乗車と日光・鬼怒川でのホテルとがセットになった東武トップツアーズが提供するツアーに申し込む方法です。プレミアムシートや個室なども、一般販売より数ヵ月前から受付されるので比較的予約がとりやすくなっています。

具体例:JR西日本「WEST EXPRESS 銀河」に乗る鉄道旅行

WEST EXPRESS 銀河@新宮

JR西日本ではWEST EXPRESS 銀河という観光列車を運行しています。シーズンごとに「山陰コース(京都~出雲市)」と「紀南コース(京都~新宮)」とが切り替わり、各シーズン中は毎週2往復でほぼ定期的な運行になっています。

WEST EXPRESS 銀河の最大の特徴は、全国の「みどりの窓口」やJR西日本のオンライン予約システム「e5489」で予約して気軽に乗車することのできる夜行/寝台列車である点です。しかも、実質的に開放型のB寝台と同等である「クシェット」が、いわゆる「ノビノビ座席」の扱いとなっており、普通車指定席特急料金でクシェットに乗車できてしまうのですから大変お得です。

子供の頃ブルートレインなどの寝台列車を体験したことのある大人世代にとっては、旅情やおもてなしはもとより、ノスタルジーをも感じる旅になること間違いありません。また、WEST EXPRESS 銀河は国鉄117系電車の最後の現役車両としてかなりレアな車両でもあり、鉄道ファンから注目されています。

このようにWEST EXPRESS 銀河は人気列車となっており、どの種類の座席でも予約を取るのが難しいのも事実です。乗車一ヶ月前の一般販売ではどうしても予約が取れそうにないという場合には、クラブツーリズムなどの旅行会社から提供されるWEST EXPRESS 銀河の乗車が組み込まれたパックツアーに申し込むというのもおすすめです。

その他の具体例

その他、当ブログ「みけねこ旅情報」には、お目当ての列車に乗る鉄道旅行の具体例を紹介する記事が多数あります。ご興味があれば、以下の記事もご覧ください。

乗り放題きっぷでいつもと違う鉄道旅行

大人の休日パス

乗り放題きっぷを使った鉄道旅行は、集中してコスパのよい旅行をしたり、普段はわざわざ訪れない場所に訪問して新しい発見や体験をしたりと、たまの休みにアクティブに行動したい大人世代などに向いています。以下、乗り放題きっぷでいつもと違う鉄道旅行の楽しみ方の具体例を紹介します。

具体例:「青春18きっぷ」での鉄道旅行

高崎駅にて乗り放題きっぷの代表格は何といっても「青春18きっぷ」です。春、夏、冬など大学生の休みにあわせてシーズン毎に発売されており、JR全線の普通列車が5日間乗り放題となるきっぷです。「青春18」とありますが、年齢制限はなく、大人世代、シニア世代でも問題なく利用できます。

青春18きっぷというと、元をとるために東京から大阪まで普通列車で一日かけて移動するといったように、長距離・長時間の乗車をイメージしがちです。もちろん、何かにチャレンジするような旅も面白いですが、あまり大人世代に向いているとは思えません。

元をとるという意味では、青春18きっぷの値段が12,050円で5日分利用できるので、1日2,410円分乗車すれば元はとれる計算になります。例えば、東京~熱海(片道104.6km)をJR線普通列車で往復すると通常の運賃では1,980円×2 = 3,960円となるので、1,550円もお得です。

このように青春18きっぷでは、首都圏近郊を日帰りで往復しても元がとれるので、大人世代のための青春18きっぷの楽しみ方としては、近場の観光地などの日帰りの鉄道旅行を5回楽しんでみるというのがおすすめです。

JR普通列車だけで日帰り往復できる首都圏近郊の目的地としては、上で例に挙げた熱海以外にも以下のような目的地があります。

目的地東京からの通常往復運賃お得となる金額
熱海3,960円1,550円
日光(JR日光線経由)5,280円2,870円
安房鴨川4,620円2,210円
高崎3,960円1,550円
甲府4,620円2,210円

具体例:「JR東日本パス」での鉄道旅行

新幹線はやぶさここで言う「JR東日本パス」とは、例えば、2024年2月実施のJR 東日本「キュン♥パス」平日1日間/大人10,000円(税込)や、2022年10月実施の「鉄道開業150年記念JR東日本パス」連続3日間/大人22,150円(税込)、2023年3月実施の「鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス」連続3日間/大人22,150円(税込)など、有効期間中にJR東日本全線が乗り放題となり、しかも在来線特急や新幹線の自由席が乗り放題、指定席は追加料金なしで所定回数まで利用可というJR東日本の乗り放題きっぷを指します。

また、50歳以上であればJR東日本の「大人の休日倶楽部」に入会できますが、この会員限定で毎年3~5回、「大人の休日倶楽部パス」という乗り放題きっぷが発売されます。大人の休日倶楽部パスには、“東日本”、“東日本・北海道”、“北海道”という3タイプがあり、大人の休日倶楽部パス“東日本” 連続5日間/大人18,800円(税込)は、連続5日間JR東日本全線が乗り放題となり、しかも在来線特急や新幹線の自由席が乗り放題、指定席は追加料金なしで6回まで利用可というものです(“東日本・北海道”はJR東日本全線とJR北海道全線が乗り放題、“北海道”はJR北海道全線が乗り放題のきっぷです。)。

上記のようなJR東日本パスでは、「キュン♥パス」では1日あたり10,000円、「大人の休日倶楽部パス」“東日本”では1日あたり3,760円となり、「青春18きっぷ」の1日あたり2,410円という安さには及びませんが、在来線特急や新幹線の自由席も乗り放題(指定席も所定回数まで可)という点でJR東日本パスのコスパは非常に高いものとなります。

在来線特急や新幹線が使えるので、快適で旅情のある列車を利用できますから、上で紹介した「観光地めぐりでの鉄道旅行」にJR東日本パスを取り入れるのも鉄道旅行の魅力を堪能でき、大人世代に向いている鉄道旅行となるでしょう。

このようにJR東日本パスでは、仮に1日あたりのコストが10,000円であると高く見積もっても、新幹線が使えるので、コスパがよく、元がとりやすいです。比較的遠方へ出かけることから、宿泊することを想定して片道の運賃でどれほどお得となるかを調べてみました。

目的地東京からの通常片道運賃お得となる金額
仙台(新幹線自由席)10,560円560円
秋田(新幹線指定席)17,820円7,820円
山形(新幹線指定席)11,250円1,250円
新潟(新幹線自由席)10,230円230円
盛岡(新幹線指定席)15,010円5,010円

その他の具体例

その他、当ブログ「みけねこ旅情報」には、乗り放題きっぷでいつもと違う鉄道旅行の具体例を紹介する記事があります。ご興味があれば、以下の記事もご覧ください。

まとめ:【大人世代のための】鉄道旅行の楽しみ方ガイド

以上のとおり、大人世代にとって理解しやすいと思われる鉄道旅行の魅力は、

  1. 快適で旅情あふれる移動手段としての魅力
  2. 乗り放題きっぷでお得な旅の魅力
  3. 観光列車での体験とおもてなしの魅力
  4. 鉄道に乗る・鉄道を撮ることを楽しむ魅力

といった、おもに4つであると説明しました。

これら4つの魅力のうち少なくとも1つを堪能でき、しかも大人世代におすすめできるような鉄道旅行の楽しみ方を、観光地めぐりでの鉄道旅行、お目当ての列車に乗る鉄道旅行、乗り放題きっぷでいつもと違う鉄道旅行という3つの旅行スタイルを例に挙げて説明しました。

以上が、大人世代のための鉄道旅行の楽しみ方ガイドとなります。当ブログ「みけねこ旅情報」には、大人世代のための鉄道旅行に関連した記事が多数ありますので、ご興味があれば当ブログのカテゴリー「鉄道旅行」などから記事を探してみてください。

Have a nice trip!

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