JR北海道の急行「花たび そうや」に乗ってみた!予約方法と乗車レビュー

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JR北海道の急行「花たび そうや」に乗ってみた!予約方法と乗車レビュー

日本最北の鉄道路線であるJR宗谷本線を走行する臨時急行「花たび そうや」。春の美しい宗谷地方をキハ40形というレトロな車両で旭川~稚内間259.4kmを約6時間かけてのんびりと走ります。

急行「花たび そうや」は全席指定の急行列車。しかも、毎年5月~6月の一ヶ月間限定で全4往復のみの臨時列車ということもあり、予約をとるのもなかなか難しい超人気観光列車です。

本記事では、急行「花たび そうや」の簡単な紹介、予約方法や、私が実際に乗車した際の乗車レビューをレポートしていきます。

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より確実に「花たびそうや」を予約するには、旅行会社が提供しているツアーを利用しましょう。

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急行「花たび そうや」の予約方法

急行「花たび そうや」は、全車指定席の臨時急行列車として運転されます。4両編成のうち指定座席として予約できるのは1、2、4号車のボックス席だけとなります。予約できる座席数は意外と少なく、しかも運行便数も少ないので、予約は簡単ではありません。

急行「花たび そうや」の指定席券を自力で予約する方法

急行「花たび そうや」は全車指定席のため、乗車するには乗車券のほかに指定席券の予約・購入が必要となります。ツアーなどに参加せず自力で指定席券の予約・購入をするには、全国JR各駅の「みどりの窓口」、おもな旅行会社、「えきねっと」などのオンラインサービスにより、乗車1ヶ月前の午前10時から予約・購入することになります。

急行「花たび そうや」のような人気列車の場合、基本的には乗車1ヶ月前の午前10時のタイミングで予約申込をしなければ予約をとることが難しいので、予約をするための第一番目の事前準備として、JR北海道のサイトで、急行「花たび そうや」が何月何日に運行されるのかをチェックしなければなりません。

チェック方法としては、JR北海道のトップページにある「ニュースリリース」に、毎年1月20日あたりに「春の臨時列車のお知らせ」といった記事が掲載されますので、この記事に記載されたその年の急行「花たび そうや」の運行日を確認するということになります。

急行「花たび そうや」の運行日を確認し、自分が乗車したい日も確認できたら、乗車1ヶ月前の午前10時にあわせて、最寄りのJR駅の「みどりの窓口」に並んで、急行「花たび そうや」の指定席急行券を予約・購入します。指定席急行券の値段は、旭川~稚内の片道で1,850円です(乗車券は別途必要)。

確実とまでは言えませんが、午前10時ぴったりに申し込みができたとすると、座席位置さえ選ばなければ、後述するツアー参加などはせず自力で予約をとる場合、この方法が一番可能性が高いと思われます。

また、急行「花たび そうや」の指定席券はJR東日本「えきねっと」などのオンラインサービスでも予約・購入可能です。オンラインサービスでも基本的には乗車1ヶ月前の午前10時から予約・購入できますが、オンライン独自のものとして、乗車1ヶ月前+1週間前より予約の受付ができる「事前予約」と呼ばれるサービスがあります。

「事前予約」では、事前に予約を受け付けておいて、乗車1ヶ月前の午前10時のタイミングで実際の予約・購入の処理をしてくれるものですが、確実に予約がとれるものではなく(私もこの事前受付を利用して席が取れなかったこともあります)、乗車1ヶ月前の午前10時のタイミングで自分の代わりに予約を代行してくれるサービスくらいの感覚で利用するのがいいでしょう。乗車1ヶ月前の午前10時に「みどりの窓口」に並んで申し込む方法の次に確実性の高い方法と言えます。

ちなみに、「えきねっと」で予約・購入したきっぷはJR駅の「みどりの窓口」か「指定席券売機」で紙のきっぷとして発券する必要があります。急行「花たび そうや」の指定席券などは、JR東日本の管轄内の駅、例えば東京駅や仙台駅などで発券できるのはもちろんですが、JR北海道内の駅、例えば、新千歳空港駅、札幌駅、旭川駅、稚内駅などでも発券できます。発券は乗車時間前までに済ませればいいので、中部や関西方面からの人でも「e5489」ではなく「えきねっと」で予約・購入したほうが便利だと言えます。

急行「花たび そうや」をツアー参加で予約する方法

急行「花たび そうや」の乗車が組み込まれたツアーに参加する場合の大きなメリットとしては、申込受付が出発日の2ヶ月以上前からであり、申込開始日が不明確である点にあります。つまり、乗車1ヶ月前の午前10時に一斉に争奪戦がスタートするのではなく、こまめにサイトをチェックしている人が有利になるという点で、予約をとる難易度は低いと言えるからです。

ツアーの広告掲載時期は旅行会社やツアー個々によって異なりますので、JR北海道の「ニュースリリース」で急行「花たび そうや」の運行日が発表された後は、旅行会社のサイトを毎日チェックして急行「花たび そうや」の乗車が組み込まれたツアーが掲載されたかどうかを確認するといいでしょう。

旅行会社によるツアーの場合、単純に急行「花たび そうや」に乗車するだけのツアーというのは少なく、たいていは沿線での観光や宿泊などもセットになっており、しかも急行「花たび そうや」の乗車も旭川~稚内の全区間を乗り通すものではないことも多々あります。従って、必ずしも自分の興味には合わない内容であったり、余計な観光や食事がついて割高になったりというデメリットもあります。

しかし、こうしたデメリットがあるからこそ競争相手も少なくなって予約が取りやすくなるとも言えます。

急行「花たび そうや」の乗車が組み込まれたツアーは、クラブツーリズム、日本旅行、読売旅行などで提供されているようです。興味があればチェックしてみてください。

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急行「花たび そうや」の乗車に必要な乗車券について

 

ツアーに参加する場合を除き、急行「花たび そうや」に乗車するには上述した指定席急行券のほかに乗車券を自分で購入しておかなければなりません。例えば、旭川~稚内の区間の乗車券は片道で5,940円、往復で11,880円です。飛行機で新千歳空港に入り、北海道内をJR線のみで移動する場合には、新千歳空港~札幌~旭川~稚内の区間の乗車券は片道で8,270円、往復で16,540円です。

急行「花たび そうや」の乗車を含めて、新千歳空港~札幌~旭川~稚内など、北海道内での移動をJR線をメインで考える場合には、JR北海道から提供されている「おトクなきっぷ」で検索してみて、ご自分の利用にあったきっぷを探してみることをおすすめします。

私の場合は、飛行機で新千歳空港に入り、北海道内をJR線のみで、新千歳空港~札幌~旭川~稚内の区間を往復したのですが(復路便のみ急行「花たび そうや」に乗車)、「ANAきた北海道フリーパス(2023年度設定)」(14,150円)というフリーきっぷを購入しました。札幌~旭川の間のJR特急の自由席も追加料金なしで乗車できたので、バラで乗車券等を買うよりも6,000円以上お得でした。その時期ごとに色々なフリーきっぷが販売されているようなので、急行「花たび そうや」の乗車が決まったら必ずチェックしてみてください。

急行「花たび そうや」の紹介

急行「花たび そうや」は、毎年5月~6月の一ヶ月間のみの臨時列車で、この期間中の毎土曜日に旭川駅から稚内駅まで運行、翌日の日曜日に稚内駅から旭川駅に戻るというパターンで毎年計4往復のみ運行されます。

列車種別はJRでは珍しい「急行」。列車名の「花たび そうや」は、この春の季節に花々が咲き誇る宗谷地方を旅するというところからのネーミングだと思われます。これに似た列車名で特急「宗谷」という札幌~稚内の定期列車がありますが、急行「花たび そうや」と特急「宗谷」とは全く別物なのでご注意ください。

急行「花たび そうや」の列車設備と座席紹介

急行「花たび そうや」は、キハ40形というレトロな気動車の4両編成からなる列車です。使用車両は、「山紫水明」シリーズの「山明号」(4号車)と「紫水号」(1号車)、「北海道の恵み」シリーズの「道北 流氷の恵み」(2号車)と「道東 森の恵み」(3号車)です。「山紫水明」シリーズや「北海道の恵み」シリーズは、通常の普通列車だけでなく観光列車としても利用できるように外装は可愛いラッピングが施され、内装は座席モケットがおしゃれなものになっていたり、お弁当を食べるためのテーブルが設置されていたりします。

1~4号車は全て、4人掛け(2×2)のボックス席と窓を背にしたロングシートが混在した座席配置になっています。ローカル線の普通列車でよく見かけるタイプとほぼ同じです。3号車は全席フリースペースで、1、2、4号車のロングシートも全てフリースペースとなっています。つまり、指定席として予約できるのが1、2、4号車のボックス席のみとなっています。トイレは1~4号車の各車両に一箇所ずつ設置されています。各座席の上部には荷物を置ける網棚があります。

ボックス席とロングシートともにリクライニングなどは無い座席のため、長時間同じ座席にじっと座っているのは辛いかもしれません。ロングシートやフリースペースの座席などへ移動しながら長時間の乗車を楽しみましょう。昔ながらのレトロな車両なので窓を開けることもできます。天気が良ければ窓を開けて風を感じてみるのもいいでしょう。

急行「花たび そうや」の時刻表及び停車駅

上述したとおり急行「花たび そうや」は運行期間中の土曜日に旭川から稚内への往路便が、翌日の日曜日に稚内から旭川への復路便が運行されます。以下、急行「花たび そうや」の往路便と復路便それぞれの時刻表と停車駅を表にしてみます。

往路便(旭川から稚内)

停車駅
旭川 10:41発
比布 10:58着 11:08発
塩狩 11:20着 11:30発
和寒 11:38着 11:44発
剣淵 11:51着 11:56発
士別 12:04着 12:09発
名寄 12:26着 12:36発
美深 12:55着 13:04発
音威子府 13:40着 13:45発
天塩中川 14:20着 14:49発
幌延 15:25着 15:30発
豊富 15:45着 15:55発
南稚内 16:37着 16:38発
稚内 16:43着

復路便(稚内から旭川)

停車駅
稚内 08:34発
南稚内 08:38着 08:39発
豊富 09:20着 09:30発
幌延 09:43着 09:50発
天塩中川 10:36着 10:53発
音威子府 11:32着 11:35発
美深 12:03着 12:13発
名寄 12:34着 12:43発
士別 13:00着 13:08発
剣淵 13:16着 13:24発
和寒 13:32着 13:42発
塩狩 13:52着 13:59発
比布 14:12着 14:27発
旭川 14:46着

往路便、復路便ともに、南稚内と音威子府を除いて、全ての途中駅で5~10分の停車時間があります。とくに、往路便での天塩中川で29分、復路便での天塩中川で17分、復路便での比布で15分という長時間停車があります。

急行「花たび そうや」へのアクセス

往路便の急行「花たび そうや」の始発駅である旭川駅にアクセスするには、北海道内で例えば札幌からであれば、JRの特急カムイや特急ライラックなどで所要時間1時間25分となります。高速バスであれば、札幌駅前から旭川駅前まで、所要時間2時間ちょっとです。

往路便の急行「花たび そうや」は旭川10:41発なので、札幌からのアクセスであれば、JR特急や高速バスを使って、乗車当日の朝に札幌を出発すれば十分に間に合います。

北海道外の東京、名古屋、大阪などから旭川駅にアクセスするには、まず飛行機で新千歳空港に入り、新千歳空港から札幌経由でJR特急や高速バスを使って旭川駅に来るのがオーソドックスな方法です。この場合、旭川10:41発の急行「花たび そうや」に乗車するためには、旭川または札幌などで前日泊する必要があります。

なお、旭川空港には東京や名古屋から国内線が就航しています。特に、東京(羽田)~旭川の便は多いので、東京からのアクセスであれば飛行機で旭川に直接入るのが便利かもしれません。ちなみに、羽田07:00発・旭川08:35着のANA4781/AIR DO81便や羽田07:45発・旭川09:25着のJAL551便であれば、当日の早朝に東京を出発して旭川10:41発の急行「花たび そうや」に間に合うことができます(おすすめはしません)。

一方、復路便の急行「花たび そうや」の始発駅である稚内駅にアクセスするには、前日の往路便の急行「花たび そうや」に乗車して稚内に到着しておくのが理想ですが、往路便の急行「花たび そうや」に乗車できなかった場合について、どういったアクセス方法があるのかを紹介してみることにします。

例えば、北海道内で札幌からであれば、JRの特急宗谷を利用すると、乗り換え無しで稚内に行けます。また、特急カムイや特急ライラックなどで旭川へ一旦移動し、旭川から特急サロベツに乗り換えて稚内に行くこともできます。

札幌から稚内までの特急宗谷を使った所要時間は5時間12分となります。旭川から稚内までの特急サロベツを使った所要時間は3時間55 分となります。このようにJR特急を利用して札幌や旭川から稚内に向かう場合、当日の早朝に出発したとしても稚内08:34発の急行「花たび そうや」に間に合うことはできません。

ちなみに、札幌~稚内は高速バスも運行しておりますが、所要時間は約6時間となるため、高速バスを利用して札幌から稚内に向かう場合も、当日の早朝に出発して稚内08:34発の急行「花たび そうや」に間に合うことはできません。

稚内空港には東京(羽田)と札幌(新千歳)からANA国内線が就航しています。残念ながら、いずれの便でも当日の早朝に出発して稚内08:34発の急行「花たび そうや」に間に合うことはできません。

北海道外の東京、名古屋、大阪などから稚内駅にアクセスするには、まず飛行機で新千歳空港に入り、新千歳空港から札幌及び旭川経由でJR特急を使って稚内へ移動、あるいは新千歳空港から札幌経由で高速バスを使って稚内へ移動、または新千歳空港から飛行機を乗り換えて稚内空港へ移動するのが現実的な方法となります。

上述したように、東京(羽田)からであれば、飛行機で稚内に直接アクセスする方法もあります。しかし、いずれの方法でも当日の早朝に出発して稚内08:34発の急行「花たび そうや」に間に合うことはできません。

以上のとおり、稚内08:34発の急行「花たび そうや」に乗車するためには、稚内において前日泊することが必須となります。

急行「花たび そうや」の乗車レビュー

私は2023年6月4日に稚内駅から旭川駅まで急行「花たび そうや」の復路便に乗車しました。以下、乗車してみたレビューをご紹介します。

急行「花たび そうや」の予約でしくじる

実は、私は急行「花たび そうや」の予約がそこまでは難しくないだろうと考えていました。昨年2022年度は3両編成(1両はフリースペース)だった急行「花たび そうや」は、今年2023年度は1両増結されて4両編成(1両はフリースペース)となり、予約可能な定員が全80名から全120名へと1.5倍になったからです。

ちょっと甘く考えていたので、「えきねっと」の事前予約に「座席はどこでもいい」で往路便と復路便ともに申し込むだけで、乗車1ヶ月前の午前10時に「みどりの窓口」に並ぶことは全く考えていませんでした。

案の定、乗車1ヶ月前の午前10時すぎに届いたメールは【申込不成立】。往路便の予約はとれませんでした。飛行機やホテルの予約は済ませていて北海道行きの計画はキャンセルできないので、これはヤバイと思い、翌日の復路便については午前10時に「みどりの窓口」に並ぶことにしました。復路便については、かろうじて通路側の座席を予約できました。事前予約の結果は復路便も【申込不成立】だったので、ほんとうにヤバかったです。

その後、往路便の急行「花たび そうや」にキャンセルが出ないかどうか、出発前日まで毎日のように「えきねっと」を見ていましたが、全くキャンセルも見つけることが出来ませんでした。結局、今回の急行「花たび そうや」は復路便のみの乗車となりました。復路便だけでも乗車できたのは幸いだったのかもしれません。

稚内駅ではガラス窓越しに急行「花たび そうや」の入線を眺める

稚内8:34発の急行「花たび そうや」は、南稚内駅近くの留置線から稚内駅に向かい、発車時間の約10分前である8:24頃に稚内駅に入線します。

稚内駅で列車入線の様子を見学できる場所は2ヵ所あって、1つは稚内駅2階にある屋外の展望テラスからであり、もう1つは稚内駅1階コンコースの改札口横にある窓ガラスからとなります。

あいにく当日は小雨交じりの天気だったため、2階の展望テラスでは雨に濡れてしまうので、私は屋内にある1階の窓ガラス越しに陣取って急行「花たび そうや」の入線を見学しました。真正面からの構図なので格好いい写真は撮れませんが、駅の車止め越しに列車を見ると、最北端に来たなあと感慨深いものがありました。

ちなみに、稚内駅は1面1線のホームであり、しかもホームの幅も狭いので、ホーム上での列車の撮影には向いていません。

宗谷本線は車窓の見どころが豊富

急行「花たび そうや」が走る宗谷本線では車窓の見どころが豊富にあります。まず、南稚内駅を出てしばらくすると、抜海駅(通過駅)の手前あたりで車内アナウンスがあり、進行方向右側の車窓から海の向こうに利尻富士が見えました。また、南稚内駅から次の停車駅である豊富駅あたりまでは、車窓の左右にサロベツ原野が広がり、宗谷地方らしい風景を楽しむことができました。

続いて、幌延駅から名寄駅あたりまでは、蛇行しながら流れる天塩川沿いのルートを走行するので、またまた車窓からは絶景が楽しめました。天塩川も進行方向右側に見えます。さきほどの利尻富士もそうですが、復路便の急行「花たび そうや」では進行方向右側からの景色がいいようです。

私の座席は通路側だったのですが、乗車中はほとんど席を立って、フリースペースとなっているロングシートや扉付近などをウロウロして車窓を楽しんでいました。急行「花たび そうや」の場合、どの座席を予約しても車窓を楽しむには特に不都合は無いように思いました。

そのあと、士別駅から剣淵駅の間では、珍しい鉄道防風林「深川林地」が続きました。ここは左右両側の車窓から景色を楽しむことができました。この深川林地を通過するのは時間的に5分ほどなので、車内アナウンスをよく聞いて見逃さないようにしましょう。

そして、最後の見どころは「一目千本桜」で有名な塩狩駅となるはずなのですが、見頃が例年5月中旬頃でして、私の乗車した6月4日には全て散った後でした。次回は5月中旬頃に乗車してみたいです。

途中停車駅でのすごし方

復路便の急行「花たび そうや」では、豊富駅で10分、幌延駅で7分、天塩中川駅で17分、美深駅で10分、名寄駅で9分、士別駅で8分、剣淵駅で8分、和寒駅で10分、塩狩駅で7分、比布駅で15分と、多くの駅で長時間停車しました。

停車駅では駅のホームに降りて列車の撮影をしたり、ほとんど全ての停車駅では地方の方々やゆるキャラによるお出迎えやお見送りがあったり、幌延駅、天塩中川駅、美深駅、名寄駅、士別駅などでは、ホームで土地の特産品、軽食、デザート、記念品などを販売していたりと、バラエティに富んだ楽しみがいっぱいでした。

停車時間が17分ある天塩中川駅では、あいにく雨が激しく降ってきたため、傘をさしてホームへ下りましたが、構内踏切を渡って反対側のホームから列車の撮影をしたり、ホームで販売されている特産品などを見物したり、駅舎内のカフェでコーヒーを買ったりと、色々と楽しめたのがよかったです。

ちなみに、お弁当はネットで予約・購入できる「ご当地弁当」というのがあり、往路便、復路便ともに予約したお弁当を天塩中川駅の停車時間中にホームで受け取るというシステムでした。ただ、私の場合はこのお弁当は予約せず、途中停車駅で販売されている軽食をつまみながら昼食としました。

美味しかったのは名寄駅で買った「ナヨロノボッコ」でした。豚肉で作った団子状の料理のようですが、表現が難しいですが独特な食感があって味もよかったです。

車内でのすごし方など

上でも述べたように急行「花たび そうや」からの車窓は見どころが多いので、じっと自席に座っているのではなく、ロングシートや3号車フリースペースの空いた座席、扉付近などへ移動しながら車窓を眺めたり写真を撮ったりして過ごすことが多かったです。また、途中停車駅では駅のホームにも降りました。稚内から旭川まで6時間以上の長旅なので、逆にウロウロしていたほうが疲れないし、飽きないのかもしれません。

ちなみに、3号車フリースペースのボックス席で海の見える側(進行方向右側)は稚内駅を出る時点でほぼ占領されている状態でした。そのためか、1、2、4号車のボックス席は空席も多く、自席に戻れば窮屈な思いをせずに飲食などもできる感じでした。地方の特産品の車内販売もありましたので、車窓を見る合間には自席に戻ってジュースを飲んだり軽食を食べたりしてすごしました。

このように車内ではおおむね楽しく過ごすことができましたが、残念な点も少しありました。1つは、車内アナウンスが聞き取りにくかったこと。急行「花たび そうや」は、昔ながらのレトロな車両を使用しているので窓を開けることができます。窓を開けて外の風を感じるのは気持ちのいいことではありますが、一方で騒音のため車内アナウンスが聞き取りにくくなっていました。沿線の紹介など、興味深い話もあったようですが、よく聞き取れなかったのが残念です。

あともう1点。旅程の後半あたりから、車内アナウンスが無い間はわりと音量が大きめのBGM音楽が流れていました。人によって好みは分かれると思いますが、私としては列車の走行音に耳を傾けながらボーっと車窓を見て過ごしたかったなあと、少々残念に思いました。

終着の旭川駅で特急に乗り換え札幌へ

復路便の急行「花たび そうや」は定刻の14:46に終着の旭川駅に到着しました。列車の写真はもうたくさん撮影したので旭川駅ではすぐにホームを移動。旭川15:00発の特急カムイ30号で札幌へ向かいました。

札幌から快速エアポートライナーに乗り換えて新千歳空港へ移動。その日のうちに飛行機で羽田空港へ、東京の自宅には夜遅くに無事到着しました。急行「花たび そうや」の旭川へ到着する時間が、慌てずに東京へ戻れるちょうどいい時間なのが有難いです。

まとめ

以上のとおり、急行「花たび そうや」では、レトロな車両に乗り、車窓から利尻富士や天塩川など宗谷地方ならでは景観を楽しみながら、途中停車駅では列車の撮影や土地の特産品などのショッピングも楽しめるという旅を体験できます。鉄道好きの方はもちろんですが、北海道の自然や特産品に興味をもつ方にもきっと満足してもらえると思います。

急行「花たび そうや」は毎年5月~6月の期間限定で運行する超人気列車であることから、予約をとるのは簡単ではありませんが、ツアー参加などの方法も選択肢に入れながら、早めに計画し行動すれば予約をとれる可能性は高くなることでしょう。今回の記事を参考にして急行「花たび そうや」の列車旅にチャレンジしてみてください。

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