箱根フリーパスで巡る箱根ゴールデンコース完全ガイド|おすすめ回り方・所要時間とルート沿いの厳選温泉宿

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箱根フリーパスで巡る箱根ゴールデンコース完全ガイド|おすすめ回り方・所要時間とルート沿いの厳選温泉宿

都心から小田急ロマンスカーで約85分。日本屈指の温泉リゾート「箱根」を効率よく巡る王道ルートが、6つの乗り物を乗り継いで一周する「箱根ゴールデンコース」です。

  • 「箱根フリーパスを使うとどれくらいお得になる?」
  • 「日帰りや1泊2日での所要時間とスムーズな回り方は?」
  • 「途中で宿泊するなら、強羅・芦ノ湖・箱根湯本のどこが便利?」

初めての方でも迷わず満喫できるよう、乗り継ぎのコツ、大涌谷や芦ノ湖の見どころ、混雑を避ける裏ワザ、そしてルート沿いのおすすめ温泉旅館を実体験に基づいて詳しくまとめました。

【ひと目でわかる】箱根フリーパス&ゴールデンコース早見表

定番ルート(反時計回り):

箱根湯本駅 ➔ 箱根登山電車(強羅) ➔ 箱根登山ケーブルカー(早雲山) ➔ 箱根ロープウェイ(大涌谷・桃源台) ➔ 箱根海賊船(元箱根港・箱根町港) ➔ 箱根登山バス ➔ 箱根湯本駅

所要時間の目安:

一周約5〜6時間(観光・食事・休憩を含む)

※途中での宿泊(チェックインからチェックアウト)にかかる時間は含まない

箱根フリーパスの料金目安(2日間有効パスの場合):

  • 新宿発:大人 7,100円(新宿~小田原:往復1回限り)
  • 小田原・箱根湯本発:大人 6,000円(現地用)

※約70の観光施設で割引優待あり。さらに新宿発着なら約1,000円以上お得。

混雑回避のコツ:

紅葉や連休は、逆方向(箱根湯本からバスで芦ノ湖へ先に向かう「時計回り」)で回るとロープウェイ等の大混雑を回避しやすい。

箱根ゴールデンコースを行くなら箱根フリーパスの一択

箱根ゴールデンコースを楽しく賢く旅するためには、チケットの購入と宿の予約が必要です。箱根ゴールデンコースの玄関口である箱根湯本まで、新宿など首都圏からアクセスするのであれば、小田急線を利用するのがおすすめ。そして、小田急線を利用するなら、約70の観光施設で割引優待があり、さらに新宿発着なら約1,000円以上お得な「箱根フリーパス」の一択です。

「箱根フリーパス」には2日間有効と3日間有効の2種類があります。日帰りや一泊二日で巡る場合は2日間有効の箱根フリーパスを購入します。例えば、新宿発着の2日間有効の箱根フリーパスは7,100円(大人)となりますが、普通運賃でバラで切符を買うと8,322円(大人)かかりますので、1,000円以上もお得になります。

箱根フリーパスの購入は、旅行当日、小田急の乗車駅(新宿駅など)で購入するか、セブンイレブンの「セブンチケット」で購入することができます。また、箱根フリーパスをeチケットとして購入することもできます。「EMotオンラインチケット」というサービスでスマホのアプリから購入して利用できます。

箱根フリーパスで注意したいのは、小田急特急ロマンスカーの指定席特急券が別途購入になる点です。新宿発着の箱根フリーパスを購入しても、新宿から小田原・箱根湯本までの往復には乗車券分しか含まれていないからです。

指定席特急券は旅行当日に駅で購入することもできますが、できれば往路のロマンスカーだけでもインターネットでの予約・購入をしておくのがおすすめです。ロマンスカーは全席指定なので空席が無ければ乗車すらできないことになり、スタートから予定が大きく狂ってしまうからです。

【注意】

箱根フリーパスで小田急特急ロマンスカーを利用するには、指定席特急券を別途購入する必要があります。

また、箱根フリーパスは有効期間にかかわらず、新宿から小田原の区間は1往復限りの利用になる点にも注意が必要です。例えば、2日間有効の箱根フリーパスを購入したとしても、新宿から2日連続で箱根日帰り旅行をするような使い方はできません(有効期間が残っていても1日目に新宿駅に戻って自動改札を出るときに切符は回収されます。)。

箱根フリーパスで「箱根ゴールデンコース」を旅したレビュー

筆者が箱根フリーパスを使って箱根ゴールデンコースを旅行したときのレビューを紹介します。ちなみに旅行した日は9月の平日でしたので、比較的混雑しないタイミングだったように思います。 

1. 新宿から箱根湯本へ:ロマンスカーで快適なスタート

「はこね3号」は定刻の8:31に新宿駅を出発。筆者が乗車したのは、EXEα(30000形)という車両です。シートピッチもゆったりしていて、なかなか座り心地のいいシートでした。車内には窓側に電源コンセントもあるのも有難いです。

平日ということもあってか、乗車率は70%くらいでしょうか。通勤利用の方も多かったようで、箱根湯本まで乗車した人で言うと乗車率は20%くらいかもしれません。

新宿駅の小田急ロマンスカー(EXEα)。乗り換えなし約85分で箱根の玄関口・箱根湯本駅に到着します。
筆者撮影:新宿駅の小田急ロマンスカー(EXEα)。乗り換えなし約85分で箱根の玄関口・箱根湯本駅に到着します。

※箱根フリーパス利用時もロマンスカーに乗車するには、特急券【片道1,200円】が別途必要ですが、ゆったり座れる座席指定は大人旅に欠かせません。

2. 箱根湯本〜強羅:日本有数の急勾配を登る「箱根登山電車」

箱根湯本でロマンスカーを下車して同じホームを少し強羅側へ歩くと、強羅方面行きの箱根登山電車が発着するホームとなります。ロマンスカーを下車した場所にもよりますが、先頭車両からなら移動時間は徒歩1分。

箱根湯本駅のホームにて。箱根湯本からは箱根登山電車へ。
筆者撮影:箱根湯本駅のホームにて。箱根湯本からは箱根登山電車へ。

なお、この強羅行きホームの混雑状況を見て、あまりにも混雑し過ぎているような場合には箱根ゴールデンコースの「反対周り(時計回り)」に切り替えてもいいでしょう。反対周りする場合には、階段を上がって改札を出て、改札階に続く陸橋を渡って道路の反対側に降りると箱根登山バスのバス停があります。ここから元箱根港や箱根町港に向かって箱根海賊船に乗り換えるようにすればいいでしょう。

ロマンスカー下車から約10分後の強羅行き電車に乗車。箱根登山電車3100形の車両。
筆者撮影:ロマンスカー下車から約10分後の強羅行き電車に乗車。箱根登山電車3100形の車両。

車内はゆったりした座席配置になっており、席数はあまりないようです。混雑時には立ったままで乗車ということもありそうですが、箱根湯本から強羅まで37分とちょっと長いのでご注意ください。筆者が乗車した際は、ちょうど満席という感じで、立っている人はいませんでした。

座席は対面型ボックスシートが基本。スイッチバックが3回もあり、どちら向きに座っても問題なし。
筆者撮影:座席は対面型ボックスシートが基本。スイッチバックが3回もあり、どちら向きに座っても問題なし。

箱根登山電車は森の中を走ります。車窓からは森林浴しているような気分になれますし、時折視界が開けたときに見える景色もアクセントがあって楽しいです。季節によっては、アジサイや新緑、紅葉が楽しめます。

そして、鉄道ファンならずとも見応え抜群なのは、出山信号場、大平台駅、上大平台信号場と3回もあるスイッチバックです。

各信号場と大平台駅では電車が一旦止まって向きを変えて反対に進みます。その際に、運転士と車掌さんとがそれぞれの場所を交代するので、車窓からは運転士さんが電車の横を歩いている姿が見えて面白いです。2両編成だから場所を交代する際の移動距離がそれほど遠くないとは言え、これを立て続けに3回もするのは大変だなあと思いました。

3. 強羅〜早雲山:一直線に山を駆け上がる「箱根登山ケーブルカー」

強羅駅でケーブルカーへ乗り換え。箱根登山電車と箱根登山ケーブルカーとは同じ会社(箱根登山鉄道)が運営しているのですが、乗り換えには一旦箱根登山電車の改札を出てから箱根登山ケーブルカーの改札を入ってホームに出なければいけません。

強羅駅改札での出入りは箱根フリーパスを見せるだけです。
筆者撮影:強羅駅改札での出入りは箱根フリーパスを見せるだけです。

ケーブルカーは強羅駅を出発。何と言っても急こう配を登っていく前方の風景がワクワクします。なかでも、強羅から上強羅に向かう途中で強羅に向かうケーブルカーと行違うのが最大の見どころです

ケーブルカーでは運転席前方の景色がおすすめ。早雲山まで約10分なので立っていても問題なし。
筆者撮影:ケーブルカーでは運転席前方の景色がおすすめ。早雲山まで約10分なので立っていても問題なし。

ケーブルカーで早雲山駅に到着したら、無料の足湯もある展望テラス「cu―mo箱根」からの眺めがおすすめ。足湯につかりながら、強羅の街並みと相模湾を一望できます。また、館内にはスイーツやお土産ショップもあります。

4. 早雲山〜大涌谷〜桃源台:「箱根ロープウェイ」で絶景の空中散歩

早雲山からロープウェイに乗り換えると、大涌谷の谷底から立ち込める大迫力の噴煙と、晴れた日には雄大な富士山が姿を現します。

早雲山を出てしばらく行くと視界が開けて、ロープウェイのはるか下方に荒涼とした谷底が見えてきます。地面のあちこちで噴煙が立ち込めているのが見えます。地獄があったとするとこんな風景かもしれません。かすかにですが硫黄の匂いもしました。火山の上に来たんだな、と実感。

早雲山から大涌谷まではロープウェイで8分間。箱根での最大の見せ場のひとつ。
筆者撮影:早雲山から大涌谷まではロープウェイで8分間。箱根での最大の見せ場のひとつ。

谷底の景色に見とれているうちに、あっという間に大涌谷へ到着。後で考えると、時間的には余裕があったので、早雲山と大涌谷の間はもう一往復しておけばよかったかもしれませんね。もちろん箱根フリーパスなら何度でも乗り降り自由ですから追加料金も不要です。

大涌谷駅の2階には「大涌谷 駅食堂(現名称:OWAKUDANI KITCHEN)」というレストランがありました。ここの「大涌谷カツカレー」が名物ということなので、昼食とすることにしました。

大涌谷駅の2階にあるレストランでの昼食がおすすめです。
筆者撮影:大涌谷駅の2階にあるレストランでの昼食がおすすめです。

「大涌谷カツカレー」はなかなか美味しかったですよ。ただ、カレーに乗っているカツがかなり大きかったので、このあとの「黒たまご」のことを考えると少々キツかったかもしれません。自身のない方はカツのない「大涌谷カレー」にしたほうがいいかもしれませんよ。

「大涌谷カツカレー」カツのボリュームが大。「黒たまご」とのペース配分が重要。
筆者撮影:「大涌谷カツカレー」カツのボリュームが大。「黒たまご」とのペース配分が重要。

大涌谷駅の外に出て「大涌谷くろたまご館」や駐車場のあるほうへ少し歩いて行きます。お店が何軒かありますので、どこでもいいので名物「黒たまご」(5個入り)を買いましょう。1個食べると7年寿命が延びるそうです。5個入りですから35年も寿命が延びますよ。

1個食べると寿命が7年延びると言われる大涌谷名物「黒たまご」
筆者撮影:1個食べると寿命が7年延びると言われる大涌谷名物「黒たまご」

お店から奥に進んで階段を上るとお地蔵様が鎮座する小さな祠があります。昔はその奥の道を進んで「玉子蒸し場」まで歩いて行けたはずですが、火山活動のためなのか現在は通行止めになっていました。あきらめて大涌谷駅へ戻ります。

大涌谷から桃源台へ向かうロープウェイに乗車。ここでも改札は箱根フリーパスを見せるだけ。ロープウェイの所要時間は、大涌谷から途中駅の姥子までが8分、姥子から更に桃源台までが8分となります。

大涌谷駅にて。ゴンドラは次から次へとやって来るので、待ち時間なしで乗車できる。
筆者撮影:大涌谷駅にて。ゴンドラは次から次へとやって来るので、待ち時間なしで乗車できる。

姥子駅の中でロープが「くの字」に曲がっており、ロープウェイの進行方向を変えているようです。曲がるために駅を作ったのかもしれません。不思議な感じです。

姥子駅ではゴンドラが駅舎の中に入っていってホームでしばらく停車。係の人がドアを開けてくれます。下車しなければそのまま乗車していればOK。再び係の人がドアを閉めてくれ、すぐに発車。ロープウェイでこういった途中の停車駅があるのは珍しいですね。

途中の姥子駅ではゴンドラが停車。ここで途中下車も可能。
筆者撮影:途中の姥子駅ではゴンドラが停車。ここで途中下車も可能。

桃源台まで車窓からは箱根の山並みが楽しめます。天気が良ければ富士山が見えますが、残念なことにわたしが乗ったときは曇りがちで見えませんでした。

ロープウェイからは箱根の山々と芦ノ湖の眺望が楽しめる。
筆者撮影:ロープウェイからは箱根の山々と芦ノ湖の眺望が楽しめる。

そして、桃源台に近づくにつれて前方に美しい芦ノ湖が見えて来ます。ここもなかなかいい景色です。できればゴンドラでは前方の席に座って正面前方の景色を楽しむのがいいと思います。

5. 桃源台〜元箱根港/箱根町港:芦ノ湖を優雅に渡る「箱根海賊船」

桃源台で箱根ロープウェイを降りて、駅建物の中を階段で降りていくと箱根海賊船の乗り場になります。シーズンなどにより運行ダイヤが異なるので事前に調べる必要がありますが、わたしが利用したときは約40分間隔で運行していました。

これぞ海賊船といった感じの「ロワイヤルII」という船
筆者撮影:これぞ海賊船といった感じの「ロワイヤルII」という船

この箱根海賊船は、芦ノ湖北部に位置する桃源台港を出て芦ノ湖を南へ縦断し、25分で箱根町港へ到着、そこから更に10分で少し東の元箱根港へ寄港、そして再び芦ノ湖を北へ縦断して25分で桃源台港へ戻るという反時計回りの航路で運航されています。

桃源台港を出て箱根町港か元箱根港か、どちらまで乗るのか、という問題があります。しかし、箱根海賊船から乗り継ぐ箱根湯本行きの箱根登山バスは、箱根町港でも元箱根港でもどちらからでも乗車できますので、結論的にはどちらで下船しても後の行程には支障がありません。

箱根海賊船を箱根町港で下船するか、あるいは元箱根港まで乗ってから下船するかは、どこで何を観光するのかによって決めればいいと思います。筆者の場合は、箱根町の近くにある「箱根関所」に行きたかったので、箱根町港で下船することにしました。

箱根海賊船の下船場所は観光目的に応じて箱根町港か元箱根港かを選べばよい。
筆者撮影:箱根海賊船の下船場所は観光目的に応じて箱根町港か元箱根港かを選べばよい。

箱根海賊船は出発の10分前くらいに桟橋へ出るゲートが開き改札が始まります。いい席をとるためにも少し早めに待機列にならんでおいたほうがいいでしょう。箱根海賊船では、悪天候や寒い日は別として、屋外デッキにある席をとることをおすすめします。

そして、富士山や逆さ富士(逆さ富士はなかなか見れないようですが)、よく写真で見かける九頭竜神社や箱根神社の赤い鳥居といった撮影ポイントは、桃源台港を出発して進行方向に向かって左手側にありますので、そちらに向いた席をとるのがいいでしょう。

ちなみに、桃源台港の桟橋に停まっている海賊船は船首を陸に向けています。陸に向かう方向が進行方向なので、左右間違えないように注意してください。

箱根神社の赤い鳥居は絶好の撮影ポイント。進行方向に左手側に見える。
筆者撮影:箱根神社の赤い鳥居は絶好の撮影ポイント。進行方向に左手側に見える。

箱根海賊船の乗り心地は良かったです。時間も25分というあっという間ですし、波もなく揺れることもないので、船酔いしやすい人でも、まず大丈夫だと思います。

筆者は撮影に夢中になって、結局、席にはほとんど座らずにカメラを持ってデッキを行ったり来たりしていました。乗り過ごすことは無いと思いますが、目的地に近づいたら下船口近くに移動して待機し、すみやかに下船できるように準備しましょう。

ワンポイントアドバイス

追加料金で利用できる「特別船室」はデッキ前方の眺めが良く、混雑時でも落ち着いて絶景を楽しめます。

6. 芦ノ湖畔観光〜箱根湯本へ帰還:「箱根登山バス」

元箱根港や箱根町港で下船後は、湖上に浮かぶ平和の鳥居で有名な「箱根神社」や、杉並木、箱根関所跡の歴史散策を楽しみます。いずれも帰路は箱根登山バスで旧街道を下り、約35〜40分で箱根湯本駅へ戻り箱根ゴールデンコース完走となります。

 箱根関所と箱根神社を徒歩で観光

筆者は箱根町港で下船。箱根関所はそこから徒歩5分です。箱根関所は有料ですが、箱根フリーパスを見せると入場料500円が100円引きの400円になるのでお得です。

江戸時代にあった関所が復元展示されており、小さいながら博物館もありました。
筆者撮影:江戸時代にあった関所が復元展示されており、小さいながら博物館もありました。

思っていたよりも時間が余ったので、更にここから箱根神社まで歩いて行ってみました。元箱根港の前を通過して計2kmほど、約30分かかり、良い運動になりました。

箱根神社は縁結びのご利益があることで有名。当日、まあまあ混雑しておりました。やはりというか、参拝客は女性やカップルばかりでした。しかし、歴史のある良い雰囲気の神社なので、ここまで足を運んだ価値はあったと思います。

箱根神社にある九頭竜の手水舎。箱根神社での見どころのひとつ。
筆者撮影:箱根神社にある九頭竜の手水舎。箱根神社での見どころのひとつ。

👉箱根神社の御朱印・三社参り完全ガイド!

箱根神社を参拝した後、元箱根のバス停まで徒歩で戻って、10分くらいで到着。ちょっと歩きすぎたので、結構疲れてしまいました。後から考えると、箱根関所から箱根神社へ行くには、箱根関所の近くのバス停「箱根関所跡」から箱根登山バスに乗車して、バス停「箱根神社入口」で下車するほうがよかったかもしれません(箱根フリーパスがあればバスの乗車も追加料金不要です)。

元箱根港から箱根登山バスで箱根湯本へ

元箱根港のバス停からは箱根湯本に行くバスが頻繁に出ています。系統により走行ルートに違いがあるようですが、所要時間はどれも30分前後です。筆者は、元箱根港15:35発の箱根湯本行きバスに乗り、箱根湯本には16:10くらいに到着できました。

元箱根港バス停から箱根湯本に行くバスは頻繁に出ています。
筆者撮影:元箱根港バス停から箱根湯本に行くバスは頻繁に出ています。

無理して歩き疲れたせいか、バスに乗るなり爆睡してしまい、残念ながら車窓の風景を楽しむことができませんでした。山道なので森の中を駆け抜ける風景だったのではないかと思います。

日が短い季節になると箱根湯本に戻る時間は既に暗くなっている可能性があります。箱根ゴールデンコースを反対周りにした場合、箱根登山電車からの風景が暗くて見えないといったことにならないよう、スケジュールには注意してください。

もう1つの注意点ですが、わたしの乗ったバスは箱根湯本が終点だったので爆睡していても箱根湯本で下車できましたが、系統によっては箱根湯本から更にその先まで行くバスもあります。その場合には居眠りして乗り過ごさないように注意が必要です。

7.箱根湯本から新宿へ:ロマンスカーでゆったりと

箱根湯本でバスを降りて箱根湯本駅の切符売り場へ。一番早いロマンスカーで予約をとったところ、運よく間もなく発車する16:29発の「はこね28号」でしたので、早速、改札を入ってホームへ下ります。

箱根湯本駅ホームに停車中のGSE(70000形)「はこね28号」。展望席のある流線形の格好いい車両。
筆者撮影:箱根湯本駅ホームに停車中のGSE(70000形)「はこね28号」。展望席のある流線形の格好いい車両。

ロマンスカーと言えば展望席というイメージですよね。わたしの座席は展望席ではありませんでしたが、最後尾の車両で展望席の隣の座席でした。この車両もシートピッチがゆったりしていて、座り心地が良く、電源コンセントはひじ掛けについていました。

ロマンスカーはシートピッチがゆったりしていて、座り心地が良く、電源コンセントも完備。
筆者撮影:ロマンスカーはシートピッチがゆったりしていて、座り心地が良く、電源コンセントも完備。

最後のしめくくりもロマンスカーの格好いい車両に乗ることができて、ほんとうに運が良かったです。定刻18:05に新宿駅に到着し、約9時間半におよぶ箱根ゴールデンコース日帰り旅行が無事に終了しました。

今回の旅はちょっと駆け足気味の日帰り旅でした。箱根ゴールデンコースは東京からの日帰りでも楽しめますが、やはりどこかで一泊しながら、お土産ショッピング、グルメなども楽しんだほうが充実した大人旅になるように思いました。

【宿泊するならどこ?】箱根ゴールデンコース沿いのおすすめ宿泊エリアと厳選宿

箱根フリーパスは「2日間有効」と「3日間有効」との2種類があるように、基本的には日帰りではなく現地で宿泊するのがおすすめです。コスパを考えるなら、1泊2日でゆったり温泉に浸かりながら箱根ゴールデンコースを巡るのが最も贅沢で満足度の高い回り方です。

ここでは、箱根ゴールデンコースの移動動線に優れ、大人世代の特別な旅行・記念日におすすめの宿を厳選してみました。

1. 強羅エリア:登山電車・ケーブルカーの結節点(露天風呂付き客室で静かに過ごす)

コースのちょうど中間に位置し、翌朝一番で混雑前に大涌谷へ向かうのに最も有利なエリアです。

厳選宿:

静寂に包まれた大人宿。客室露天風呂と本格懐石料理が評判。
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2. 芦ノ湖・仙石原エリア:富士山と湖畔の絶景リゾート

海賊船の発着拠点であり、箱根神社参拝や美術館巡り、白濁のにごり湯を楽しみたい方に最適です。

厳選宿:

芦ノ湖畔に佇む名門ホテル(山のホテル、はなをり等)。四季折々の庭園と富士山の眺望が格別。

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3. 箱根湯本エリア:ロマンスカー直結・温泉街散策とアクセスの利便性

荷物を預けて身軽に観光したい方や、帰りのロマンスカー発車直前までお土産探しを楽しみたい方におすすめです。

厳選宿:

広大な日本庭園や豊富な自家源泉を持つ老舗旅館。

予約先リンク:

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 まとめ:箱根フリーパスで上質な大人旅を

箱根ゴールデンコースは、電車・ケーブルカー・ロープウェイ・船・バスと多彩な乗り物を乗り継ぎながら、火山・湖・温泉・歴史を1日で体感できる世界でも稀な観光ルートです。お得な箱根フリーパスを活用し、記憶に残る旅をお楽しみください。

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