【2024年】東武「尾瀬夜行23:45」の予約・日帰り温泉OKのプラン選びと体験レビュー

アフィリエイト広告を利用しています

【2024年】東武「尾瀬夜行23:45」の予約・日帰り温泉OKのプラン選びと体験レビュー

浅草駅を休日前夜の23:45に出発する夜行列車、連絡バスに乗り継いで翌朝6時過ぎから尾瀬ハイキングを楽しめる東武の「尾瀬夜行23:45」が2024年も実施されます。

夜行列車で尾瀬へ行けるのは東武だけです!

本記事では、夜行列車の旅と尾瀬ハイキングに興味のある方のお役に立つ以下の内容をご紹介します。

  • 東武「尾瀬夜行23:45」の予約方法
  • 日帰り温泉可のプラン選び
  • 東武「尾瀬夜行23:45」の商品情報
  • 東武「尾瀬夜行23:45」の体験レビュー

おすすめは、尾瀬ハイキングの帰りに日帰り温泉に立ち寄れる「復路:東武鉄道普通列車」のプランです。詳しくは記事をご参照ください。

早めの予約がお得です

東武「尾瀬夜行23:45」の予約方法

リバティの側面表示「尾瀬夜行」

東武「尾瀬夜行23:45」とは東武トップツアーズで企画販売する尾瀬ツアーのうち、東武浅草駅を23:45に発車する夜行列車を利用するプランの名称です。

東武「尾瀬夜行23:45」のおおまかな旅程は、(1) 東武浅草駅を23:45に発車する夜行列車で翌朝に会津高原尾瀬口駅へ到着、(2) 会津高原尾瀬口駅から連絡バスで尾瀬へ移動、(3) 尾瀬でハイキング、(4) 帰り(復路)は東武鉄道 or 高速バス or 上越新幹線のいずれかのプランで東京へ戻る、という内容です。

オンラインでの予約が便利

東武「尾瀬夜行23:45」の予約方法は、東武トップツアーズの公式サイトからオンラインで可能です。

オンラインで予約と支払いが完了すると出発一週間くらい前にチケット類が自宅に送付されるので、駅で発券するなどの手間がいらずに便利です。

早めの予約がお得です

東武「尾瀬夜行23:45」予約での注意点

東武「尾瀬夜行23:45」の予約で注意すべき点は、以下の5点です。

  1. 東武トップツアーズで提供している尾瀬ツアー「東武の尾瀬」には、「尾瀬夜行23:45プラン」のほか、往路に昼間の東武特急を利用する「東武特急プラン」と、往路に高速バスを利用する「高速バス尾瀬号プラン」とがあります。夜行列車を利用するのは「尾瀬夜行23:45プラン」だけなので注意してください。
  2. 「尾瀬夜行23:45プラン」には更に、復路で東武鉄道を利用する「東武鉄道普通列車」プラン、復路で上越新幹線を利用する「上越新幹線指定席」プラン、復路で高速バスを利用する「高速バス尾瀬号」プランの3種類があり、いずれか1つを選択する必要があります。日帰り温泉に立ち寄れるのは「東武鉄道普通列車」プランだけなので復路のプラン選びには注意してください。
  3. 「尾瀬夜行23:45プラン」には、夜行列車(リバティ)の座席をひとりで横並び2座席占有できる「ゆったり2座席利用プラン」というプランも選択可能です。ただ、2人連れなどの場合で2人並んで座席を利用するものではないので注意が必要です。
  4. 復路の「東武鉄道普通列車」プランでは、ツアーに含まれるのが乗車券のみとなります。リバティやスペーシアなど東武特急を利用する場合は、別途手配が必要です。
  5. 旅行開始日の前日から起算してさかのぼって10日目にあたる日からキャンセル料が発生します。旅行開始日は夜行列車に乗る日(尾瀬到着の前日)となるので注意が必要です。

東武「尾瀬夜行23:45」日帰り温泉可のプラン選び

東武「尾瀬夜行23:45」では、帰り(復路)で利用する交通手段により更に以下の3つのプランに細分化されます。

  1. 復路に東武鉄道を利用する「東武鉄道普通列車」プラン
  2. 復路で上越新幹線を利用する「上越新幹線指定席」プラン
  3. 復路で高速バスを利用する「高速バス尾瀬号」プラン

日帰り温泉可のプランは「東武鉄道普通列車」プランだけ

上記3つのプランのうち「東武鉄道普通列車」プランだけが帰りに日帰り温泉に立ち寄ることができます。尾瀬ハイキングのあと温泉で汗を流したいという人は、復路のプラン選びに「東武鉄道普通列車」プランを選択するのがおすすめです。

理由は、尾瀬から東京までの復路で利用できる日帰り温泉施設は、会津高原尾瀬口駅の近くにしかなく、復路で会津高原尾瀬口駅を経由するのは、「東武鉄道普通列車」プランだけだからです。

「上越新幹線指定席」プランで経由する上毛高原駅や、「高速バス尾瀬号」プランのバス停である大清水(尾瀬)の付近には日帰り温泉施設がありません。

日帰り温泉:旅館「夢の湯」

復路の「東武鉄道普通列車」プランで利用できる日帰り温泉は、上の地図のとおり、会津高原尾瀬口駅より徒歩5分ほどのところにある旅館「夢の湯」です。

ここは宿泊しなくても日帰り温泉(500円)の利用が可能。小さな内風呂1つだけですが、湯質はとても良く、湯上り後にくつろげる大広間もあります。

貸タオルは置いていないようなので持参して行くようにしましょう。また、脱衣場にはロッカーなどがありませんので、入浴時、貴重品の入ったカバン等はフロントに預けておきましょう。

東武「尾瀬夜行23:45」の商品情報

提供元東武トップツアーズ
ツアー/プラン名称尾瀬夜行23:45で行く尾瀬
価格ツアー料金(往復交通費込み)
  • 復路:東武鉄道普通列車プランは、おとな1人 11,000円~13,400円復路:上越新幹線普通車指定席プランは、おとな1人 14,800円~17,400円復路:高速バス尾瀬号プランは、おとな1人 11,500円~13,900円

*夜行列車で「ゆったり2座席利用プラン」を選択した場合は料金が異なる

内容往路:東武浅草駅から会津高原尾瀬口駅まで夜行列車、会津高原尾瀬口駅から尾瀬まで連絡バス

復路:プランにより以下の3通り

  1. 尾瀬から会津高原尾瀬口駅まで連絡バス、会津高原尾瀬口駅から東武浅草駅まで東武鉄道等利用(東武鉄道の特急利用は別途要手配)尾瀬から上毛高原駅まで連絡バス、上毛高原駅から東京まで上越新幹線利用尾瀬から新宿バスタ(川越経由)まで高速バス利用
申し込み受付期限出発7日前まで
支払い方法クレジットカード
キャンセル料出発日10日前からキャンセル料がかかります

夜行列車の体験と尾瀬のハイキングの両方を楽しめるのは東武「尾瀬夜行23:45」だけ!夜行列車の座席確保は早い者勝ちです。出発日11日前まではキャンセル料もかからないので、思い立ったらすぐ予約するのがおすすめです。

早めの予約がお得です

東武「尾瀬夜行23:45」の体験レビュー

7月初旬に私が実際にとった旅程を紹介します。私が利用した年は出発時間が23:55と10分遅い「尾瀬夜行23:55」でしたので、以下「尾瀬夜行23:55」という表記でご紹介します。ちなみに、列車の出発時間は10分違いますが、連絡バスの時間などは今もだいたい同じです。

「尾瀬夜行23:55」で夜行列車の旅情を味わいつつ、尾瀬ハイキングについては軽く初心者向けコース、帰りには温泉に立ち寄ってから、野岩鉄道を楽しんで東京に夕方には戻るという、0泊2日の旅となります。気づいた点などもあわせてコメントしたいと思います。

深夜の東武浅草駅には早く着きすぎないこと

夜行特急列車「尾瀬夜行23:55」の浅草駅からの発車時刻は23:55です。列車は30分以上前からホームに入線しているようですが、改札口での入場は23:35頃から始まりますので、早く到着しすぎても改札口の外で待たなければいけません。

東武浅草駅には広い待合室がありますが、スペースの割にはベンチの数が少ないため、座れない可能性も高いと思います。なので、浅草駅には23:35過ぎに到着できるタイミングで向かうのがベストです。

夜行特急列車「尾瀬夜行23:55」でのすごし方

夜行特急列車「尾瀬夜行23:55」で使用されている車両は東武500系リバティ。2×2のクロスシート。座席の座り心地もよく、リクライニングもフラットまではいきませんが、そこそこ倒れます。ひじ掛けのところに電源コンセントもありますので、スマホの充電も出来て便利です。

リバティの座席

快適とは言ってもフラットでない座席で一夜を過ごすのですから、それなりには疲れます。でも国際線エコノミーの飛行機で一夜を過ごすのと比較すると、リバティ車両のほうが断然快適だとは思いました。なお、1名でツアーに申込んだ場合には隣の席に人が来ないようなので、2席使ってくつろぐという手もありかも。

注意点ですが、車内販売などはありませんので、飲み物やお菓子・おつまみなどは、あらかじめ購入して持ち込まなければいけません。ちなみに、尾瀬に到着してからの朝食や水分補給用の飲み物なども、浅草駅を出たあとは購入するチャンスがありませんので(ジュースの自販機くらいは尾瀬の沼山峠休憩所にもあるが)、事前に購入しておく必要があります。

連絡バスへの乗り継ぎについて

列車が終点の会津高原尾瀬口駅に到着するのが午前3時18分。連絡バスの発車時刻が午前4時20分ですので1時間くらい時間があります。車内で仮眠ができますので、すぐに下車せず電車の中で少しでも寝ておきましょう。

会津高原尾瀬口で仮眠

3時55分頃に下車しましょうという車内アナウンスがありますので、ゆっくり下車。アナウンスからバスの発車時刻までまだ20分以上あるので焦らなくても大丈夫です。ちなみに、連絡バス(優先バス)の台数は「尾瀬夜行23:55」の参加者全員が余裕で座れるだけやって来ますので、先を競って列に並ぶような必要もありません。

連絡バスは沼山峠バス停まで休憩無しで約2時間かかります。そのうえバス車内にはトイレがありませんので、連絡バスの乗車前にトイレは必ず済ませておきましょう。一番おすすめなのが会津高原尾瀬口駅に停車中に列車でトイレを利用すること(リバティのトイレはきれいですので)。下車のアナウンスのあと、車内のトイレが空くはずなので、そこでゆっくり用を足せばOKです。

なお、駅側にもトイレはあります。改札を出たところに一箇所と、通路を進んでバスターミナルに出る手前のところにもう一箇所のトイレがありますが、人で混雑するのでなるべく利用は避けたいところです。

尾瀬に向かう連絡バス

連絡バスは、2×2席のありふれたタイプのバスです。リバティほどの乗り心地は期待できませんが、とにかく眠いので車窓の風景を楽しむ余裕はありませんでした。

尾瀬でのハイキングと注意点

沼山峠バス停に到着。バス停すぐ横にある三角屋根の「沼山峠休憩所」に入ってゆっくり朝食をとりました。この先、尾瀬沼までは食事のできる場所が無いということもありますが、ここの標高が1,500m以上もあるため、体を慣らすためにもしばらく座って休憩しておいたほうがいいとのことでした。他の人たちを見てもだいたい朝食を食べたり、飲み物を飲んでくつろいだりしているようでした。

尾瀬の入口

私が歩いた初心者向けコースは下の地図のとおりとなります。沼山峠休憩所から山道に入り、沼山峠を越えて大江湿原に出ます。ここから先の景色は絶景です。そのまま道なりに進むと尾瀬沼のほとりまで来て尾瀬沼ビジターセンターに出ます。ここには無料の博物館やトイレのほか、お土産物や飲食のできる売店などがありますので一服するには丁度いいと思います。時間が無い場合にはここで引き返してもいいのですが、できればここから約1km先の三平下まで行くと、天気の良い日には尾瀬沼ごしに燧ケ岳の姿がとても美しく見えます。

沼山峠を越えるところで多少のアップダウンはありますが、初心者向けコースと言うだけあって、息が切れるほどのものではありません。大江湿原から先はほぼ平坦な道なので、普段は運動不足の方でも問題ないように思います。私は写真を撮りながらダラダラ歩いていましたが、片道4.5km、往復約9kmを4時間もかかりませんでした。

尾瀬沼の景色

服装についての注意点です。標高1,500m以上になりますので、地上に比べると気温は10度くらい低くなります。私が行ったときは地上の気温28度に対して尾瀬の気温が20度。歩いていると体が温まって暑くなるので、半そでシャツの上にすぐに脱げる長袖パーカーを羽織った感じで丁度よかったです。

途中で少し雨も降って来たのですが、天候が変わりやすいので雨カッパは持っていきましょう。私は折り畳み傘を持って行ったのですが失敗だったようです。傘をさしている人は誰もいませんでした。片手がふさがってしまう傘はトレッキング時には推奨されないからなのだろうと思います。

靴についてですが、今回紹介する初心者向けのコースであれば、本格的な登山靴は不要で、ランニングシューズのようなものでも十分だと思います。足場はよく整備されているので歩きやすいです。ただ、雨が降ると滑りやすくなるため、靴底は滑りにくいタイプのものにするのがいいでしょう。

尾瀬に咲く花

その他の注意点。よく熊が出没するらしく、熊よけの鈴をぶら下げている人が多かったです。尾瀬沼ビジターセンターのところのお土産屋でも鈴を売っていますが、心配な人は事前に購入していくと良いでしょう。

また、沼山峠休憩所も含め尾瀬一帯は携帯電話が圏外になります。尾瀬でのスマホを使ったメールや通話、SNS、ネット検索ができなくなるので注意が必要です。スマホで地図を使いたい場合にはオフラインで利用できるように準備する必要があります。

会津高原尾瀬口駅へ戻って昼食と温泉

沼山峠バス停から会津高原尾瀬口駅へ戻る連絡バス(優先バス)は午前11時発です。これを逃すと路線バス(会津バス)の午後1時発までバスがありませんので時間には注意しましょう(ちなみに、「尾瀬夜行23:55」の切符で連絡バスだけでなく路線バスにも乗車可)。

午前11時発の連絡バスに乗って会津高原尾瀬口駅には午後1時到着。お腹がすいているので昼食とします。バスターミナル前の建物である「憩の家」には「恋路茶屋」というレストランがあり、「三種合体麺」(1,000円)が名物だそうです。

特大サイズの丼にラーメン・そば・うどんが入っているものです。これを食べましたが、味はまあまあ。ボリュームはすごいので量を食べたい方にはおすすめかも。「憩の家」から通路を通って駅の改札口のある駅舎のほうに行くと、「ふるさと食堂」という、うどんとそばのお店があります。ここのお蕎麦は美味しいらしいので、こちらを試したほうがよかったかもしれません。

憩の家

食事が終わったら、駅から5分ほどのところにある旅館「夢の湯」へ向かいます。ここは宿泊しなくても日帰り温泉(500円)の利用が可能な施設。

小さな内風呂1つだけですが、とてもいいお湯でした。夜行列車のあとハイキングで汗もかいたので、帰りに温泉に入れるのは有難いです。復路で東武鉄道利用のプランはおすすめですね。

夢の湯

快速「AIZUマウントエクスプレス」に乗車

会津高原尾瀬口を午後2時47分発の東武日光行き野岩鉄道快速「AIZUマウントエクスプレス4号」に乗車します。ゆっくり温泉に入って駅に戻って来ると丁度いい時間となりました。

*【注意】ダイヤ改正により、現在は上記時刻のAIZUマウントエクスプレスは運行されていません。

AIZUマウントエクスプレス

この快速列車はAT-750形(別の形式の車両もあり)の気動車で、赤いボディーに灰色と緑のラインが格好いい車両です。「赤べこ」のロゴも可愛いです。乗車券だけで乗れる快速列車なのですが、座席は特急列車なみの豪華さになっており、運転席の横から全面展望も可能という大変お得な列車です。

気動車はカッコいい

気動車ならではのエンジン音と振動、山間の美しい車窓からの景色を味わいながら、下今市に15:55到着。1時間ちょっとの乗車となります。

AIZUマウントエクスプレスの車内

下今市から先はスペーシアやリバティに乗車して東京方面には午後6時頃に戻ることができます。私はリバティけごん40号を利用し、下今市を午後4時35分発、浅草に午後6時15分着となりました。

東武「尾瀬夜行23:45」の予約・日帰り温泉OKのプラン選びと体験レビュー:まとめ

東武「尾瀬夜行23:45」を利用することで、国内ではなかなか体験できる機会の少なくなった夜行列車の旅情を味わうことができます。夜行列車で尾瀬に行けるのは東武だけです。

東武「尾瀬夜行23:45」の予約はオンラインで簡単です。復路のプラン選びでは、日帰り温泉に立ち寄れる「東武鉄道普通列車」プランがおすすめです。

私は東武「尾瀬夜行23:45」を利用して、国内ではなかなか体験できる機会の少なくなった夜行列車の旅情を味わうことができ、尾瀬ハイキングで自然を満喫し、良質な温泉に立ち寄ってさっぱりした気分で帰宅することができました。一万数千円くらいで、これだけ楽しみが凝縮された旅はなかなかないと思いますよ。

早めの予約がお得です

大人世代のための鉄道旅行の楽しみ方について知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

Have a nice trip!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA