人気観光列車「越乃Shu*Kura」に乗ってみた!予約方法と乗車レビュー

2023年9月5日

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「越乃Shu*Kura」(こしのシュクラ)は、JR東日本を代表する日本酒をテーマとした観光列車です。本記事では、越乃Shu*Kuraの簡単な紹介、予約方法や、私が実際に乗車した際の乗車レビューをレポートしていきます。

鉄道好き、日本酒好きの方はもちろん、観光列車は初めてという方にもおすすめの記事です。越乃Shu*Kuraに乗って、素晴らしい旅の思い出を作りましょう!

観光列車「越乃Shu*Kura」とは?

越乃Shu*Kura(こしのシュクラ)は、新潟県の地酒や地元の美食を楽しみつつ、越後の情緒あふれる風景を眺めることができる人気の観光列車。

「越乃Shu*Kura」という列車名で上越妙高駅~十日町駅の間を一日一往復、「ゆざわShu*Kura」という列車名で上越妙高駅〜越後湯沢駅の間を一日一往復、「柳都Shu*Kura」という列車名で上越妙高駅〜新潟駅の間を一日一往復、という具合に金土日祝を中心に運行されています。

列車名についた「Shu*Kura」のうち、「Shu」は日本酒を、「Kura」は酒蔵を表し、これらの間にある「*」(アスタリスク)は、雪、米、花を象徴、新潟県が雪国、米どころ等であることを示しています。

「越乃Shu*Kura」の列車設備と座席紹介

「越乃Shu*Kura」は、キハ40系及びキハ48系という気動車の3両編成からなる列車です。列車の外観および内装は、酒蔵を連想させる粋でありながら落ち着いたデザインとなっています。

1号車は、4人掛け(2×2)のボックス席、窓に向かった2人横並びの展望ペアシート、窓を背にした2人横並びのくつろぎペアシートの3種類の座席が設置された旅行商品専用車両。後述しますが、この1号車の座席は「みどりの窓口」等では予約できず、「のって楽しい列車予約サイト」などからの申込が必要です。1号車には2号車寄りデッキ付近にトイレが設けられています。

2号車は、「立ち飲みバー」風のイベントスペースと、サービスカウンター(売店)「蔵守~Kuramori~」が設けられており、座席は設置されていません。サービスカウンターには、新潟県内の地酒の"利き酒コーナー"(有料)があり、常時5種類の地酒を味わうことができます。そのほかサービスカウンターでは、ビールやコーヒー、ジェラートなども販売されています。

3号車は、「みどりの窓口」などで一般販売される2×2のリクライニング付きクロスシート(普通車指定席)があり、2号車寄りデッキ付近にトイレが設けられています。また、列車端部には4人掛けソファが2つあるフリースペースも設置されています。なお、フリースペースからは側面車窓からの展望のみで、前面/後面展望はありません。

「越乃Shu*Kura」の運転区間、運転日、時刻表及び停車駅

上述したとおり「越乃Shu*Kura」は金土日祝を中心に運行されているとともに、各運転日によって、異なる列車名および運転区間で運行されています。以下、列車名ごとの運転区間と時刻表、停車駅を表にしてみます。

列車名「越乃Shu*Kura」で上越妙高駅~十日町駅の間を運行

(表中の「トキ鉄」は「えちごトキめき鉄道」の駅であることを指します。)

・往路便(上越妙高から十日町)

停車駅
上越妙高(トキ鉄) 10:02発
高田(トキ鉄) 10:07発
直江津(トキ鉄) 10:18発
潟町 10:29発
青海川 10:44着 10:50発
柏崎 10:57発
来迎寺 11:20発
宮内 11:27発
長岡 11:33着 11:38発
小千谷 11:53発
越後川口 12:01発
十日町 12:32着

・復路便(十日町から上越妙高)

停車駅
十日町 14:49発
越後川口 15:41発
小千谷 15:50発
長岡 16:06着 16:13発
宮内 16:19発
来迎寺 16:28発
柏崎 16:51着 17:03発
青海川 17:11着 17:33発
潟町 17:51発
直江津(トキ鉄) 18:17発
高田(トキ鉄) 18:31発
上越妙高(トキ鉄) 18:38着

列車名「ゆざわShu*Kura」で上越妙高駅~越後湯沢駅の間を運行

(表中の「トキ鉄」は「えちごトキめき鉄道」の駅であることを指します。)

・往路便(上越妙高から越後湯沢)

停車駅
上越妙高(トキ鉄) 10:02発
高田(トキ鉄) 10:07発
直江津(トキ鉄) 10:18発
潟町 10:29発
青海川 10:44着 10:50発
柏崎 10:57発
来迎寺 11:20発
宮内 11:27発
長岡 11:33着 11:38発
小千谷 11:53発
越後川口 12:02発
小出 12:17発
浦佐 12:31発
六日町 12:45発
塩沢 12:52発
越後湯沢 13:11着

・復路便(越後湯沢から上越妙高)

停車駅
越後湯沢 14:45発
塩沢 15:00発
六日町 15:06発
浦佐 15:20発
小出 15:30発
越後川口 15:41発
小千谷 15:50発
長岡 16:06着 16:13着
宮内 16:19発
来迎寺 16:28発
柏崎 16:51着 17:03発
青海川 17:11着 17:33発
潟町 17:51発
直江津(トキ鉄) 18:17発
高田(トキ鉄) 18:31発
上越妙高(トキ鉄) 18:38着

列車名「柳都Shu*Kura」で上越妙高駅~新潟駅の間を運行

(表中の「トキ鉄」は「えちごトキめき鉄道」の駅であることを指します。)

・往路便(上越妙高から新潟)

停車駅
上越妙高(トキ鉄) 10:02発
高田(トキ鉄) 10:07発
直江津(トキ鉄) 10:18発
潟町 10:29発
青海川 10:44着 10:50発
柏崎 10:57発
来迎寺 11:20発
宮内 11:27発
長岡 11:33着 11:51発
見附 12:03発
東三条 12:20発
加茂 12:29発
新津 12:50発
新潟 13:05着

・往路便(新潟から上越妙高)

停車駅
新潟 14:52発
新津 15:11発
加茂 15:28発
東三条 15:36発
見附 15:47発
長岡 15:58着 16:13着
宮内 16:19発
来迎寺 16:28発
柏崎 17:03発
青海川 17:11着 17:33発
潟町 17:51発
直江津(トキ鉄) 18:17発
高田(トキ鉄) 18:31発
上越妙高(トキ鉄) 18:38着

いずれの運転区間でも青海川駅と長岡駅では、比較的長時間停車し、列車名「越乃Shu*Kura」の復路便と、列車名「ゆざわShu*Kura」の復路便とでは、青海川駅と長岡駅に加えて柏崎駅でも10分以上の長時間停車をします。なお、上の時刻表(公式サイトの時刻表から引用)にはありませんが、直江津駅や高田駅でも5分以上の長時間停車するようです。

「越乃Shu*Kura」へのアクセス

東京~上越妙高は、新幹線を利用すると所要時間1時間50分ほど。東京~越後湯沢は、新幹線を利用すると所要時間1時間20分ほど。東京~十日町は、東京~越後湯沢を新幹線、越後湯沢~十日町を北越急行ほくほく線の利用で所要時間2時間ちょっと。

列車名「越乃Shu*Kura」は、往路便が上越妙高10:02発/十日町12:32着、復路便が十日町14:49発/上越妙高18:38着。東京首都圏からなら、往路便だけ、復路便だけ、往復両方のいずれの乗車パターンであっても日帰りで十分利用可能です。

列車名「ゆざわShu*Kura」は、往路便が上越妙高10:02発/越後湯沢13:11着、復路便が越後湯沢14:45発/上越妙高18:38着。東京首都圏からなら、往路便だけ、復路便だけ、往復両方のいずれの乗車パターンであっても日帰りで十分利用可能です。

列車名「柳都Shu*Kura」は、往路便が上越妙高10:02発/新潟13:05着、復路便が新潟14:52発/上越妙高18:38着。東京首都圏からなら、往路便だけ、復路便だけ、往復両方のいずれの乗車パターンであっても日帰りで十分利用可能です。

観光列車「越乃Shu*Kura」の予約方法

観光列車「越乃Shu*Kura」は、全車指定席の臨時快速列車として運転されます。3両編成のうち座席がある車両は1号車と3号車であり、1号車は旅行商品専用の座席、3号車は一般に予約・購入できる普通車指定席です。

3号車の普通車指定席の予約方法

まず、越乃Shu*Kuraの3号車、一般に予約・購入できる普通車指定席の予約方法について説明します。この普通車指定席に乗車するには「乗車券」と「指定席券」の2つが必要となります。以下、それぞれについて詳しく説明します。

「越乃Shu*Kura」の乗車に便利な乗車券

越乃Shu*Kuraの乗車に必要な乗車券は、全国JR各駅の「みどりの窓口」や指定席券売機、おもな旅行会社などで、乗車1ヶ月前の午前10時から購入が可能です。JR東日本「えきねっと」などのオンラインサービスでも購入可能です。

越乃Shu*Kuraの乗車券としておすすめなのは「週末パス」8,880円です。「週末パス」は、土日祝日などの連続する2日間有効なJR東日本のフリーパスです。山形・宮城以南エリアのJR東日本線と「えちごトキめき鉄道」や「北越急行」などいくつかの私鉄線の乗車券として乗り降り自由で利用できます。新幹線特急券を追加購入することで新幹線にも乗車できるので使い勝手がいいです。

「週末パス」は、GWの連休期間、お盆の期間、年末年始など例外的に利用できない時期はありますが、それ以外の土日祝日ならOK。越乃Shu*Kuraの運行日のうち平日金曜日以外なら問題なく利用できます。

ちなみに、「週末パス」がどのくらいお得か調べてみましょう。例えば、東京都区内から新幹線で上越妙高へ行き、上越妙高から越乃Shu*Kuraの往路便と復路便に乗車して、上越妙高から東京都区内へ新幹線で戻る場合の乗車券は次のようになります。

東京都区内~上越妙高(281.9km)の乗車券が5,170円。往復で10,340円。上越妙高~十日町(えちごトキめき鉄道を一部経由)の乗車券が片道2,320円。往復で4,640円。以上を合計すると、14,980円となります。「週末パス」8,880円を使うほうが、6,100円もお得です。

東京都区内~上越妙高の往復にかかる乗車券が普通に買うと10,340円なので、これだけ見ても「週末パス」8,880円を使うほうが断然お得です。つまり、ゆざわShu*Kuraや柳都Shu*Kuraを往復乗車する場合も「週末パス」8,880円を使うほうがお得なのです。

ちなみに、越乃Shu*Kura、ゆざわShu*Kura、柳都Shu*Kuraの往復乗車だけでなく、東京都区内からこれらを片道乗車するパターンでも「週末パス」8,880円を使うほうがお得になります。

「越乃Shu*Kura」の指定席券の予約方法

越乃Shu*Kuraの3号車は全車指定席のため、乗車するには上述した乗車券のほかに指定席券の予約・購入が必要となります。越乃Shu*Kuraの指定席券は、一般的なJR各社の列車と同様、全国JR各駅の「みどりの窓口」、おもな旅行会社などで、乗車1ヶ月前の午前10時から予約・購入が可能です。ちなみに、越乃Shu*Kuraの指定席券の料金は乗車距離にかかわらず530円(通常期)となります。2023年10月乗車分から840円(通年)に変更。

また、越乃Shu*Kuraの3号車の指定席券はJR東日本「えきねっと」などのオンラインサービスでも予約・購入可能です。オンラインサービスでも基本的には乗車1ヶ月前の午前10時から予約・購入できますが、オンライン独自のものとして、乗車1ヶ月前+1週間前より予約の受付ができる「事前予約」と呼ばれるサービスがあります。

「事前予約」では、事前に予約を受け付けておいて、乗車1ヶ月前の午前10時のタイミングで実際の予約・購入の処理をしてくれるものですが、確実に予約がとれるものではなく(私もこの事前受付を利用して席が取れなかったこともあります)、乗車1ヶ月前の午前10時のタイミングで自分の代わりに予約を代行してくれるサービスくらいの感覚で利用するのがいいでしょう。

1号車の旅行商品専用座席の予約方法

越乃Shu*Kuraの1号車は旅行商品専用となります。JR東日本の「のって楽しい列車予約サイト」からは「食事付き現地発着プラン」が申込可能です。

3号車の普通車指定席と比較して、金額的には食事代分5,000円くらいが上乗せになっているイメージです。旅行商品で提供される食事は新潟の食材を使った豪華なもの。1号車の座席も3号車に比べると豪華な装備になっていますので、リーズナブルな金額だと思います。

旅行商品専用座席を予約する大きなメリットとして、申込受付が出発日の2ヶ月以上前からでも可能な点です。サイト上からも空席の有無が簡単に確認できるので、旅行の計画を立てるのに便利です。

そのほか、クラブツーリズム、日本旅行、読売旅行などで、越乃Shu*Kuraの乗車を取り入れたツアーが企画されることもあるようですので、興味があればチェックしてみる価値もありそうです。

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観光列車「越乃Shu*Kura」の乗車レビュー

私は2023年7月に十日町駅から上越妙高駅まで、列車名「越乃Shu*Kura」の復路便に乗車しました。以下、乗車してみたレビューをご紹介します。

十日町駅では「越乃Shu*Kura」の撮影がおすすめ

復路便の越乃Shu*Kuraは、十日町駅のJR3番のりばより14:49に発車しますが、発車の1時間以上前から3番のりばのはずれに留置されています。私は早めに十日町駅に到着したので、ゆっくりと越乃Shu*Kuraの撮影をすることができました。

越乃Shu*Kuraの撮影は、十日町駅のJR3番のりばからでもいいのですが、上にある写真のようにJR側ホームと北越急行側ホームとを結ぶ跨線橋から撮影するといい感じの写真が撮れます。跨線橋からなら記念撮影する人もいませんので、ゆっくりと写真撮影することができました。

車窓の見どころは日本海の風景

越乃Shu*Kura、ゆざわShu*Kura、柳都Shu*Kuraのいずれの場合も、車窓からの風景は新潟地方らしい田園や山間が大部分となりますが、潟町~柏崎の区間では日本海に面したルートを走行するので、車窓からは雄大な日本海を眺めることができます。

全行程からすると日本海が見えるのはわずかな区間ですが、越乃Shu*Kura、ゆざわShu*Kura、柳都Shu*Kuraにおける一番の車窓の見どころとなります。

私が乗車した越乃Shu*Kuraの復路便でも、柏崎を出て少しすると日本海が見え始めて来ました。私の座席は3号車普通車指定席の通路側だったので、車窓の景色を見るために同じく3号車にあるフリースペースへ移動、フリースペースのソファに座って車窓を楽しみました。

このように越乃Shu*Kuraでは、車窓の見どころは、潟町~柏崎の間という限られた区間であるため、座席の位置は必ずしも海側かつ窓側でなくてもよく、見どころに差し掛かったところでフリースペースなどへ移動して車窓を楽しめばOKです。席を立って移動しやすいという点からは、通路側の座席も意外と快適だったりします。

なお、越乃Shu*Kura、ゆざわShu*Kura、柳都Shu*Kuraの復路便が潟町~柏崎の区間を走行するのは17時を過ぎます。10月中旬頃を過ぎると日没後になってしまい、日本海の景色を楽しむことができない可能性もありますので、旅行時期には注意が必要です。

比較的長時間停車する途中駅にて

越乃Shu*Kura、ゆざわShu*Kura、柳都Shu*Kuraのいずれの場合も、直江津駅、青海川駅、長岡駅で比較的長時間停車します。直江津駅と長岡駅では乗務員の交代や列車の進行方向を入れ替えるための準備で長時間停車するものと思われますが、青海川駅は海岸すぐ横の駅であり、日本海の景色を楽しむためのサービスとして長時間停車します。

私が乗車した越乃Shu*Kuraの復路便では、青海川駅で17:11から17:33まで22分間の停車時間がありました。列車からホームに降りて跨線橋を渡って海岸すぐそばの反対側ホームに移動。ここから日本海の絶景を堪能することができました。また、この反対側ホームからは列車もいい感じで撮影できました。

なお、越乃Shu*Kuraの復路便では十日町駅を14:49に出発して2時間ちょっとで青海川駅に到着なのですが、車内ではこの2時間でお酒を飲んでいて少々酔っぱらっていました。青海川駅では、跨線橋を渡るときなどに、ちょっと足がふらつくこともあって危なかったです。皆さんもお気をつけください。

車内でのサービスなど

越乃Shu*Kuraではワゴン販売による車内販売はありませんが、2号車のサービスカウンター(売店)「蔵守~Kuramori~」において、日本酒やビール、おつまみ、お弁当、コーヒー、ジェラートなどが販売されています。

ただ、私が乗車したときにはお弁当が既に売り切れていたか、そもそも販売がなかったようでした。越乃Shu*Kuraの3号車に乗車する場合(つまり食事付きではない場合)で、確実にお弁当を入手したい人は、乗車前にお弁当を購入しておくのがいいでしょう(十日町駅では駅弁を販売していないので注意)。

2号車のサービスカウンターでの目玉は、何といっても新潟県内の地酒の"利き酒コーナー"(有料)です。ここでは常時5種類の地酒を味わうことができます。サービスカウンター横の「立ち飲みバー」風のイベントスペースで、車窓を眺めながら美味しい地酒を味わうのはリッチな気分になれます。

実は、"利き酒コーナー"よりも人気があったのは"呑み比べセット おちょこ3杯(うち1杯は古酒)おつまみ付"というメニューです。1セット2,000円なのでこちらのほうがお得感があります。

私はと言いますと、"呑み比べセット おちょこ3杯(うち1杯は古酒)おつまみ付"と単品で"越乃Shu*Kura オリジナル大吟醸酒 (180ml 1本 1,000円)"を購入。"呑み比べセット"のほうはイベントスペースで頂きました。そのあと座席に戻って、"越乃Shu*Kura オリジナル大吟醸酒"をちびちび飲むという感じでしたが、上でも書きましたように少々酔っぱらってしまったので、途中駅でホームに降りるようなときは注意が必要です。

あと、列車乗車中に1回だけ、アテンダントさんが車内をまわって「地酒のふるまい」をしてくれます。小さなおちょこ一杯だけですが、無料のサービスなのが嬉しかったです。ちなみに、未成年やお酒が飲めない方は、代用のソフトドリンクなどがありませんので、残念ながらこのサービスを受けることができません。

終着の上越妙高駅で新幹線に乗り換え

復路便の越乃Shu*Kuraは定刻の18:38に終着の上越妙高駅に到着しました。上越妙高駅はホームが薄暗いので列車の撮影には適していません。下車するとすぐに階段を上って改札の外に出ました。

上越妙高駅には、お土産や駅弁の販売、レストラン、あとNewDaysもありますので、帰りの新幹線を待つ間に軽く夕食をとってお土産などを買って時間をつぶすことができました。

往路便の越乃Shu*Kuraに乗車する場合には、この上越妙高駅でお弁当などを買っていくのがいいと思います。

まとめ

以上のとおり、観光列車「越乃Shu*Kura」では、車窓から日本海の風景を楽しみながら新潟の地酒を味わうというリッチな旅を体験できます。鉄道好き、日本酒好きの方はもちろんですが、観光列車は初めてという方にもきっと満足してもらえると思います。

越乃Shu*Kuraは金土日祝の運行となっており、運行本数が多く、一般の普通車指定席で予約する方法だけでなく、2ヶ月以上前から旅行商品として申し込むこともできます。人気列車ではありますが、早めに計画をたてれば予約をとることは比較的易しい列車となります。乗車券も「週末パス」などを利用すると大変お得です。

越乃Shu*Kuraは往復で乗車するのも楽しいですが、「おいこっと」など他の観光列車と乗り継いで乗車するのも面白いと思います(「週末パス」もそのまま使えるのでお得です)。

ぜひ一度、越乃Shu*Kuraの列車旅を楽しんでみてください。

Have a nice trip!