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茨城県ひたちなか市にある「那珂湊おさかな市場」は、隣接する那珂湊漁港で水揚げされた新鮮な魚介類をリーズナブルな価格で提供している人気の魚市場です。
私は、毎年、岩牡蠣(岩ガキ)のシーズン(6月~9月)になると生の岩牡蠣を食べるためにこの魚市場に出かけています。いつもは東京からオートバイで行くのですが、今回は「ひたちなか海浜鉄道」使って行ってきました。なかなか風情のある鉄道でした。以下、東京方面から、ひたちなか海浜鉄道で那珂湊おさかな市場へ行く方法と、名物の岩牡蠣をご紹介したいと思います。
東京駅から特急で勝田駅へ
まずは、東京から、ひたちなか海浜鉄道の起点である勝田駅まで移動することになります。この移動にはJR特急の「ひたち」または「ときわ」を利用すると便利です。東京駅から勝田駅までの所要時間は「ひたち」が約1時間10分、「ときわ」は少し遅くて約1時間30分となります。
「ひたち」と「ときわ」どちらも全席指定ではあるのですが、事前に特急券を購入していなくても乗車券だけでそのまま乗車でき、車内で車掌さんから特急券を買えばいいという仕組みになっています(しかし、駅で事前に買ったほうが260円安い)。私の場合、行きは「ひたち」、帰りは「ときわ」を利用しましたが、車内で特急券を購入する方法なら来た列車にそのまま乗れるので、時間が節約できて便利でした。
東京駅から勝田駅までの乗車券は2,268円、特急券(車内購入)は1,810円、あわせて4,078円でした。
ひたちなか海浜鉄道で那珂湊駅へ
勝田駅でJR特急を下車すると、階段で渡った別のホーム(JR線の2番ホーム)の先に1番ホームとして「ひたちなか海浜鉄道」の乗り場があります。乗り場の入口には窓口があり、そこで切符を購入します。ちなみに、勝田駅から那珂湊駅までの運賃は350円です。今回のようにJRで勝田駅に来た場合は、改札の外に一旦出ることなく、ひたちなか海浜鉄道に乗車できますが、JR側をSuicaなどで乗車した場合には、窓口横に設置されている機械でSuicaをタッチしてから乗り換える必要があります。
私が乗り場に向かっているときに発車ベルが鳴り始め、間一髪で間に合いました。勝田駅での移動は意外と時間がかかりますので、注意が必要です。
ひたちなか海浜鉄道の列車は1両編成の可愛い列車です。勝田駅から目的地の那珂湊駅までは5駅で約15分の短い乗車です。これぞローカル線といった雰囲気で、車窓からはのどかな田園風景も見られます。そうこうしている間に那珂湊駅に到着です。
那珂湊駅から徒歩で魚市場へ
那珂湊駅から「那珂湊おさかな市場」は徒歩10分ほどの距離です。駅舎を出て正面の大通りを左手へまっすぐ進めばOK。途中、とくに目印も無いのですが、ところどころに魚市場を示す標識がありますので、それを確認しながら進めば迷うことはないと思います。
那珂湊おさかな市場に到着、名物の岩牡蠣がおすすめです
魚市場に到着すると、店先にたくさんの魚介類が並べられています。鮮魚もあれば、干物もあります。奥へ進むと、お刺身や海鮮丼のお店や、回転寿司もあります。
シーズン(6月~9月)なら岩牡蠣は複数の店先に並んでいます。地元産もあれば、九州産のものもあり、牡蠣の大きさなどで値段が違っています。だいたい小さいもので1個300円くらいから、大きいもので1個800円くらいまであります。
岩牡蠣は、お店のおじさんが殻を割ってくれます。基本的にはその場で生のまま食べるものです。割りばしと、レモンや醤油も置いていますので、好みに応じて味付けをして食べましょう。小粒のものでもスーパーで売っている牡蠣に比べるとかなり大きく、身もたっぷりありますので、食べ応えは十分です。
食べた後は手がベトベトになります。店の前に大きなバケツがあると思いますので、そこで手を洗いましょう。食べた後の割りばしとレモンは近くのごみ箱に捨ててください。
私は、岩牡蠣をいくつか食べた後、締めとしてお店で海鮮丼を食べました。お魚が新鮮で、お腹がいっぱいになっても、いくらでも食べられそうな旨さでした。ちなみに、市場内にはお寿司屋さんや海鮮レストランもたくさんあります。そのようなお店でも生の岩牡蠣がメニューにありますが割高です。岩牡蠣は店先で食べるのがおすすめです。
帰りは大洗経由、鹿島臨海鉄道を利用してみた
帰りは大洗駅から鹿島臨海鉄道に乗ってみようと思い、魚市場から大洗駅を目指しました。下の地図にあるとおり、魚市場の近くの「本町南」というバス停から「茨大前営業所」行きの路線バスがあり、大洗駅には24駅目の「大洗駅入口」で下車すると近いようです(乗車時間約15分)。運賃は370円です。
しかし、ちょうどいい時間の便が無く、雨も降ってきたので、タクシーを使って移動することにしました。付近には流しのタクシーは走っていないので、スマホアプリ「Japan Taxi(旧:全国タクシー)」を使いタクシーを呼んで大洗駅へ到着。料金は1,800円ほどかかってしまいました。
大洗駅はそれほど大きな駅ではありませんでしたが、この大洗の街が舞台となっているアニメ「ガールズ&パンツァー」とのコラボがいたるところに見られました。
列車のラッピングにもなっていたのは驚きです。
大洗駅からは鹿島臨海鉄道で水戸駅へ、そこからJR特急「ときわ」で東京に戻りました。東京駅から出て東京駅まで、約6時間の旅となりました。
まとめ
東京方面から那珂湊おさかな市場へ鉄道利用で行く場合は、交通の便がいい「JR特許+ひたちなか海浜鉄道」で往復するのがお勧めです。旅費は片道4,000円ちょっとです。
「ガールズ&パンツァー」に興味がある方は、往路か復路のどちらかで大洗に寄るのもいいかもしれません。その場合、なるべく路線バスを使うように、あらかじめバス便の時間は調べておくことをおすすめします。
Have a nice trip!