東京~大阪間を東海道新幹線でリーズナブルに移動する方法

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東京~大阪間の移動手段には、東海道新幹線のほか、飛行機や高速バスなどもありますが、所要時間や利便性から言うと、なんといっても新幹線がベストではないでしょうか?今回は、東京~大阪間を東海道新幹線でリーズナブルに移動する方法についてご紹介します。

東海道新幹線の基本情報

まずは、東海道新幹線を走る3種類の列車「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」について、その基本情報を記載しておきます。記載する切符の価格は、運賃(乗車券)と特急券(指定席特急券または自由席特急券)をあわせたもの、つまり東京~大阪間を乗車するために必要な合計金額としています。

「のぞみ」の基本情報

「のぞみ」は東海道・山陽新幹線では最も速いタイプの列車で、東京〜新大阪間の所要時間は約2時間半です。「のぞみ」指定席には割増料金が設定されていて、指定席を利用する場合は「ひかり」や「こだま」よりも少し料金が高くなっています。

ちなみに、自由席は、「ひかり」、「こだま」と同額ですので、通常価格で購入する場合に最もリーズナブルな選択は、「のぞみ」自由席を利用することになりそうです。JR窓口で購入する「のぞみ」の通常価格は以下のとおりです。

  • 「のぞみ」指定席(通常期)    14,720円
  • 「のぞみ」自由席         13,870円

なお、夏休みなどの「繁忙期」は通常期の価格から200円増し、例えば6月の平日などの「閑散期」は通常期の価格から200円引きになります(「ひかり」、「こだま」についても同様)。

「ひかり」の基本情報

「ひかり」は「のぞみ」の次に速いタイプの列車で、東京〜新大阪間の所要時間は「のぞみ」よりも少し停車駅が増えることから約2時間57分と30分程度長くなります。「のぞみ」に比べて所要時間の差が約30分なので、利便性については許容範囲内かと思います。JR窓口で購入する通常価格は以下のとおりです。

  • 「ひかり」指定席(通常期)   14,400円
  • 「ひかり」自由席        13,870円

「こだま」の基本情報

「こだま」は全ての駅に停車する新幹線の各駅停車です。東京〜新大阪間の所要時間は3時間54分となります。「のぞみ」に比べて所要時間の差が約1時間30分なので、利便性は良くないかもしれません。JR窓口で購入する通常価格は以下のとおりです。

  • 「こだま」指定席(通常期)   14,400円
  • 「こだま」自由席        13,870円

東京~大阪間の新幹線各種割引切符の紹介

以下に東京~大阪間の新幹線の各種割引切符を紹介します。記載している価格は、東京~大阪間の運賃(乗車券)と特急券(指定席特急券または自由席特急券)をあわせたものとなります。

金券ショップで格安切符を買う場合

金券ショップで新幹線の格安切符が販売されているのをご存知の方も多いでしょう。金券ショップで販売されている東京~大阪間の新幹線格安切符のほとんどは、新幹線指定席回数券のバラ売りとなっています。価格の相場は13,500円~14,500円程度で、販売店や時期によってばらつきがあります。ちなみに、東京~大阪間で新幹線の自由席の回数券というものはありません。

  • 金券ショップの「のぞみ」指定席   13,500円~

JR窓口で東京~大阪間の新幹線指定席回数券を購入すると83,640円(6回分)ですから、1回分(1枚)当たりの価格は13,940円です。場合によっては、金券ショップでこの価格よりも安く買える場合もあるようです。

新幹線指定席回数券は、「のぞみ」の指定席にも乗車することができ、座席指定後の変更も可能で使いやすい反面、払戻しができず、ピーク時(GW、お盆、年末年始など)には使えないといった制約もあるので注意が必要です。

「スマートEX」で切符を買う場合

「スマートEX」とは、東海道・山陽新幹線のネット予約サービスのことです。無料での会員登録をする必要があり、決済にはクレジットカードが必要となります。交通系ICカード(Suica、TOICA、ICOCAなど)を登録しておけば、購入した切符の情報を交通系ICカードに読み込ませることで、チケットレスサービスとして利用することもできます。もちろん、交通系ICカードを使わずに駅の券売機で切符を発券することもできます。

スマートEXを使うと、「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」の指定席を通常価格から200円引きで購入できます。自由席については割引がなく通常価格と同額です。注意点として、乗車券区間が「東京都区内」や「大阪市内」にならず、ピンポイントで「東京駅」~「新大阪駅」になってしまう点に注意が必要です。例えば、池袋駅から乗車して大阪駅で下車するような場合、スマートEXで購入した切符にプラスして、池袋~東京の運賃(199円)と新大阪~大阪の運賃(160円)が必要となり、結果的には通常価格よりも高くついてしまうこともあります。

とはいえ、スマートEXのサービスでもお得と言えるのが「EX早特21」です。東京~大阪間を東海道新幹線で最もリーズナブルに移動する方法が、このEX早特21で「のぞみ」指定席を利用する方法になります。なお、「ひかり」や「こだま」はEX早特21の対象外です。

EX早特21は乗車日の21日前までに予約する必要があり、「のぞみ」なら全ての列車が対象にまっているわけではないという制約がある点に注意は必要ですが、東京~大阪間の「のぞみ」指定席が11,200円とかなり安くなっています。

  • スマートEX “EX早特21”の「のぞみ」指定席  11,200円

そのほか、「EXこだまグリーン早特(3日前まで予約、こだまグリーン限定)11,410円」や「EXこだまファミリー早特(3日前まで予約、2名以上の利用、こだま限定)10,080円」なども価格的には割安なものがありますが、いずれも「こだま」限定となり、東京~大阪間の所要時間が約4時間にもなることを考えると、それほどリーズナブルとは言えないように思います。

「エクスプレス予約」で切符を買う場合

「エクスプレス予約」とは、「JR東海エクスプレス・カード」および「J-WESTカード」の会員を対象とする、東海道・山陽新幹線の会員制予約サービスのことです。年会費1,100円のクレジット会員になる必要があります。

エクスプレス予約を利用すると、東京~大阪間の「のぞみ」指定席が13,620円となり、通常価格より1,100円安く利用できます。1年に東京~大阪間を一往復するなら年会費1,100円のもとはとれてしまいます。ただし、スマートEXと同様、乗車券区間が「東京都区内」や「大阪市内」にならず、ピンポイントで「東京駅」~「新大阪駅」になってしまう点に注意が必要です。

  • エクスプレス予約の「のぞみ」指定席   13,620円

JR東海株主優待券を利用して切符を買う場合

JR東海の株主優待券を利用すれば、株主優待券1枚につき運賃・特急料金がJR窓口購入価格の10%割引になります。株主優待券2枚まで同時使用できますので20%引きにまでなります。20%引きになれば東京~新大阪間の「のぞみ」指定席が11,770円、自由席が11,090円です。

なお、ほとんどの方はJR東海の株主ではないと思いますので、株主優待券は金券ショップなどで入手する必要があります。金券ショップで販売されているJR東海の株主優待券は1枚あたり800~900円程度です。そうすると、株主優待券2枚を入手するための費用は1,700円程度となり、結局は、東京~新大阪間の「のぞみ」指定席は実質的に13,470円、自由席が12,790円です。使うのに手間がかかりますが、「のぞみ」自由席ならお得感があります。

  • 株主優待券利用の「のぞみ」自由席   実質約12,790円

「ぷらっとこだま」を利用する場合

「こだま」限定にはなりますが「ぷらっとこだま」もよく知られています。JR窓口で購入するものではなく、JR東海ツアーズからの商品となります。東京~新大阪間が、通常期10,700円、繁忙期12,300円となります。

金額だけ見ると安く感じますが、「こだま」では、東京~新大阪間の所要時間が約4時間かかりますので、利便性に欠けるためそれほどリーズナブルとは言えないように思います。

まとめ

以上のとおり、東京~大阪間を東海道新幹線でリーズナブルに移動する方法として最もおすすめしたいのはスマートEXの「EX早特21」を利用した「のぞみ」指定席(11,200円)です。

その次は、株主優待券利用の「のぞみ」自由席(実質約12,790円)や、金券ショップで購入する「のぞみ」指定席(13,500円~)あたりになるのではないでしょうか?ただ、金券ショップを探し回る手間を考えるなら、JR窓口で「のぞみ」自由席(13,870円)を購入してしまったほうがコスパはいいかもしれません。

Have a nice trip!

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Posted by mikeneko