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当ブログでは、国内旅行については東京・首都圏からの日帰り旅行を中心にご紹介しておりますが、やはり遠方になると1泊や2泊くらいはしたい場合もあります。
しかし、宿泊する場合に問題となるのが「宿泊費」。格安のホテルでも1泊5,000円以上はしますから、日帰り旅行に比べると旅費がグンと上がってしまいます。この宿泊費を安く押さえる方法はないものでしょうか?
宿泊費を安く押さえるには、ホテル料金を比較できるサイトで最安値を見つけるのも1つの方法ですが、あわせて「交通手段+宿泊」をセットにしたパックプランを検討してみることもおすすめします。パックプランでは宿泊費が個別で安くなるだけでなく、往復の交通費もあわせて安くなるため、交通手段と宿泊とを別々で予約するよりも費用総額でお得になる場合が多いのです。
今回は、交通手段としてJR(新幹線・在来線)を利用するプランである「JR・新幹線+宿泊」パックプランについてご紹介します。ただ、同じ列車・ホテルを利用する場合でも、予約する旅行会社によって値段が違います。本記事では、事前に旅行会社のサイトで情報を調べて少しでも安く「JR・新幹線+宿泊」パックプランを選ぶコツについて解説します。
JR(新幹線・在来線)を使って移動し、宿泊を伴う国内旅行を計画する場合には、本記事が参考になると思います。
「JR・新幹線+宿泊」パックプランとは
本記事で紹介する「JR・新幹線+宿泊」パックプランとは、日本旅行やJTBなど各旅行会社が販売している国内旅行商品のことで、JR(新幹線・在来線)を使った往復の交通費とホテル等の宿泊費とがセットになったものを指します。専門用語で言うと「募集型企画旅行」、いわゆるパッケージツアーの一種です。
日本旅行では「JR・新幹線+宿泊プラン(国内旅行ツアー)」
JTBでは「新幹線・JR+ホテル・旅館 ツアー(ダイナミックパッケージJTBMySTYLE)」
びゅうトラベルでは「びゅうダイナミックレールパック」
と表記しており、各旅行会社で呼び方が違うようですが、本記事では「JR・新幹線+宿泊」パックプランと呼ぶことにします。
「JR・新幹線+宿泊」パックプランとは、日本旅行やJTBなど各旅行会社が販売している国内旅行商品のことで、JR(新幹線・在来線)を使った往復の交通費とホテル等の宿泊費とがセットになったものを指します。専門用語で言うと「募集型企画旅行」、いわゆるパッケージツアーの一種です。
JR・新幹線のきっぷやホテル等の宿泊料金は、別々で販売されている値段とは別にツアー向けの安い料金設定がなされています。そのため、ツアー向けの安い料金設定を組み合わせて「JR・新幹線+宿泊」パックプランとしたほうが、JR(新幹線・在来線)のきっぷとホテル等を別々で予約し支払うよりも安くなることが多いということなのです。
「JR・新幹線+宿泊」パックプランは、各旅行会社が提供するパッケージツアーの一種ではありますが、予約するのにいちいち店舗へ行く必要も無く、全てネット上で情報を入力するだけでできますので簡単です。
「JR・新幹線+宿泊」パックプランの賢い選び方
「JR・新幹線+宿泊」パックプランは、JR(新幹線・在来線)のきっぷとホテル等を別々で予約し支払うよりも安くなることが多いと説明しましたが、「JR・新幹線+宿泊」パックプランの値段は宿泊する日や利用するホテル・列車が同じであれば、どの旅行会社で予約しても同じ料金という訳ではありません。
いくつかの旅行会社のサイトで「JR・新幹線+宿泊」パックプランの内容や金額を調べて、一番お得なものを選ぶのが旅費を節約するための賢い方法です。ここでは旅行会社のサイトで「JR・新幹線+宿泊」パックプランの内容や金額を調べて比較する方法、コツについて3つの事例をあげて解説することにします。
事例1:東京から新大阪
事例1として、以下の2カ月以上先の旅程を2023年3月20日に各旅行会社で予約してみた結果を比較します。なお、新幹線とホテルを別々で予約し支払った場合の料金も調べました。「JR・新幹線+宿泊」パックプランよりも別々に予約したほうが安いということもあるからです。
・2023年6月3日(土)東京9:00発「のぞみ213号」新大阪11:36着
・ホテル「ヴィアイン新大阪ウエスト」シングルに1泊食事なしで宿泊
・2023年6月4日(日)新大阪15:00発「のぞみ230号」東京17:27着
新幹線往復料金とホテルとを別々に予約
新幹線往復料金は、往復とも「のぞみ普通車指定席」をスマートEX利用で14,520円×2となり、29,040円。
ホテル「ヴィアイン新大阪ウエスト」シングル・1泊食事なし、については、アゴダの最安値で5,193円。
以上を合計すると34,233円。これが新幹線往復料金とホテルとを別々に予約し支払った場合の金額となります。
日本旅行(楽天トラベル)で予約
日本旅行の「JR・新幹線+宿泊プラン(国内旅行ツアー)」で予約すると、「【早期申込】30日前までがお得」というプランで、総額33,500円となりました。ちなみに、このプランでは行きの「のぞみ213号」が+1,500円になりますが、別の時間帯の列車を選べば総額から1,500円安くなり、32,000円となります。
楽天トラベルで「JR・新幹線+宿泊」パックプランを予約するには、PCサイトではトップページをスクロールして左下のほうにある「JRご案内」というバナーをクリック、スマホのサイトでは下のほうをスクロールして「その他サービス」にある「JR・新幹線+ホテル」をクリック。すると「JR・新幹線+ホテル(宿泊)検索」というページに移動するのでそこから予約が可能です。
ただ、楽天トラベルの「JR・新幹線+ホテル(宿泊)検索」ページから予約を進めると、日本旅行のページにジャンプする仕組みになっているので、金額は日本旅行サイトから直接予約する場合と同じです。旅行代金の1%が楽天ポイントで付与されるので、楽天ポイントを集めている人には楽天トラベル経由にするのがお得です。
じゃらんで予約
じゃらんの「じゃらんパック JR新幹線・特急+宿・ホテル」で予約すると、総額34,600円となりました。ちなみに、このプランでも行きの「のぞみ213号」が+1,500円になりますが、別の時間帯の列車を選べば総額から1,500円安くなり、33,100円となります。
「じゃらんパック JR新幹線・特急+宿・ホテル」は日本旅行の企画旅行商品「赤い風船」として販売する内容となっているのですが、金額的には日本旅行から直接予約する場合とは異なります。じゃらんから予約すると旅行代金の1%がPontaポイントで付与されることも考慮して選ぶのがいいでしょう。
JTB(HIS)で予約
JTBの「新幹線・JR利用ツアー」で予約すると、「【JTBシンプルプラン】食事なし」というプランで、総額32,400円となりました。
HISで「JR・新幹線+宿泊」パックプランを予約するには、国内旅行の「鉄道+ホテル」というバナーをクリックします。すると「鉄道+ホテルを探す」というページに移動するのでそこから予約が可能です。
ただ、HISの「鉄道+ホテルを探す」ページから予約を進めると、JTBのページにジャンプする仕組みになっているので、金額はJTBサイトから直接予約する場合と同じです。
びゅうトラベルで予約
びゅうトラベルの「びゅうダイナミックレールパック」で予約すると、「【素泊まり】定番のスタンダードプランでシンプルステイ!」というプランで、総額36,200円となりました。
事例1のまとめ
以下の表にしてまとめたとおり、2カ月以上先の旅程で東京から新大阪への1泊旅行、ヴィアイン新大阪ウエストで1泊する場合は、JTB(HIS)の「JR・新幹線+宿泊」パックプランを選ぶのが最安値であることがわかりました。逆に、じゃらんとびゅうトラベルでは新幹線とホテルを別々に予約し支払うより高くなるので要注意です。
東京~新大阪/ヴィアイン新大阪ウエストで1泊 | |
別々に予約 | 34,233円 |
日本旅行(楽天トラベル) | 33,500円 |
じゃらん | 34,600円 ×別々に予約より高い |
JTB(HIS) | 32,400円 ◎最安値 |
びゅうトラベル | 36,200円 ×別々に予約より高い |
事例2:東京から金沢
事例2として、以下の直前の旅程を2023年3月20日に各旅行会社で予約してみた結果を比較します。新幹線とホテルを別々に予約した場合の料金も調べます。
・2023年3月21日(火・祝日)東京10:24発「かがやき509号」金沢12:49着
・ホテル「チサン バジェット金沢駅前」シングルに1泊食事なしで宿泊
・2023年3月22日(水)金沢19:21発「かがやき516号」東京21:56着
新幹線往復料金とホテルとを別々に予約
新幹線往復料金は、往復とも「かがやき普通車指定席」を「えきねっと」の新幹線eチケット「トクだ値10%OFF」利用で12,760円×2となり、25,520円。
ホテル「チサン バジェット金沢駅前」シングル・1泊食事なし、については、アゴダの最安値で3,002円。
以上を合計すると28,522円。これが新幹線往復料金とホテルとを別々に予約し支払った場合の金額となります。
日本旅行(楽天トラベル)で予約
日本旅行の「JR・新幹線+宿泊プラン(国内旅行ツアー)」で予約すると、「【パッケージ限定】スタンダードプラン 《 素泊り 》」というプランで、総額26,100円となりました。もちろん、楽天トラベルでも同額となります。
じゃらんで予約
じゃらんの「じゃらんパック JR新幹線・特急+宿・ホテル」で予約すると、総額27,700円となりました。
JTB(HIS)で予約
JTBの「新幹線・JR利用ツアー」で予約すると、総額26,000円となりました。もちろん、HISでも同額となります。
びゅうトラベルで予約
びゅうトラベルの「びゅうダイナミックレールパック」で予約すると、総額29,500円となりました。
事例2のまとめ
以下の表にしてまとめたとおり、直前の旅程で東京から金沢への1泊旅行、チサン バジェット金沢駅前で1泊する場合も、JTB(HIS)の「JR・新幹線+宿泊」パックプランを選ぶのが最安値であることがわかりました。逆に、びゅうトラベルでは新幹線とホテルを別々に予約し支払うより高くなるので要注意です。
東京~金沢/チサン バジェット金沢駅前で1泊 | |
別々に予約 | 28,522円 |
日本旅行(楽天トラベル) | 26,100円 |
じゃらん | 27,700円 |
JTB(HIS) | 26,000円 ◎最安値 |
びゅうトラベル | 29,500円 ×別々に予約より高い |
事例3:東京から仙台
事例3として、以下の1ヶ月前の旅程を2023年3月20日に各旅行会社で予約してみた結果を比較します。新幹線とホテルを別々に予約した場合の料金も調べました。
・2023年4月21日(金)東京9:24発「やまびこ131号」仙台11:13着
・ホテル「グリーンセレク」シングルに1泊食事なしで宿泊
・2023年4月22日(土)仙台17:43発「やまびこ154号」東京19:48着
新幹線往復料金とホテルとを別々に予約
新幹線往復料金は、往復とも「かがやき普通車指定席」を「えきねっと」の新幹線eチケット「トクだ値30%OFF」利用で7,610円×2となり、15,220円。
ホテル「グリーンセレク」シングル・1泊食事なし、については、アゴダの最安値で5,516円。
以上を合計すると20,736円。これが新幹線往復料金とホテルとを別々に予約し支払った場合の金額となります。
日本旅行(楽天トラベル)で予約
日本旅行の「JR・新幹線+宿泊プラン(国内旅行ツアー)」で予約すると、「【早割28】★ 素泊り ★ 28日前までの予約がお得で安心!」というプランで、総額23,200円となりました。もちろん、楽天トラベルでも同額となります。
じゃらんで予約
じゃらんの「じゃらんパック JR新幹線・特急+宿・ホテル」で予約すると、「当館人気☆スタンダード・朝食バイキング付☆」というプランで総額27,800円となりました。じゃらんでは素泊まりのプランがありませんでした。
JTB(HIS)で予約
JTBの「新幹線・JR利用ツアー」で予約すると、「【素泊まり】30日前までのご予約におすすめ ≪早期予約30!≫」というプランで総額22,500円となりました。もちろん、HISでも同額となります。
びゅうトラベルで予約
びゅうトラベルの「びゅうダイナミックレールパック」で予約すると、総額22,700円となりました。
事例3のまとめ
以下の表にしてまとめたとおり、1ヶ月先の旅程で東京から仙台への1泊旅行、ホテルグリーンセレクで1泊する場合は、なんと!新幹線とホテルを別々に予約し支払った場合が最安値であることがわかりました。
東京~仙台/ホテルグリーンセレクで1泊 | |
別々に予約 | 20,736円 ◎最安値 |
日本旅行(楽天トラベル) | 23,200円 ×別々に予約より高い |
じゃらん | 27,800円 ×別々に予約より高い |
JTB(HIS) | 22,500円 ×別々に予約より高い |
びゅうトラベル | 22,700円 ×別々に予約より高い |
まとめ
今回は3つの事例を比較したにすぎませんが、「JR・新幹線+宿泊」パックプランの賢い選び方のコツとして、以下のことを意識するといいでしょう。
・値段を調査する場合は、JR(新幹線・在来線)とホテルを別々で予約する場合の金額も調べること。別々で予約するほうが安い場合もあるからです。
・楽天トラベルは日本旅行と同じ、HISはJTBと同じなので、値段の調査はどちらか一方だけでよい。
・じゃらん、びゅうトラベルからは、日本旅行やJTBに比べてあまりお得な値段がないようなので、手間を省きたい場合は、じゃらん、びゅうトラベルでの値段調査は省略する。
「JR・新幹線+宿泊」パックプランでお得に国内旅行する方法の結論としては、日本旅行(または楽天トラベル)とJTB(またはHIS)のサイトで値段の調査を行い、両者を比較してお得なほうを選ぶことです。ただし、JR(新幹線・在来線)とホテルを別々で予約する場合の金額も調べておくことを忘れずに。
Have a nice trip!