【富山観光】雪の中の高岡めぐり

富山県の高岡は、世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」へのバスの始発地点であり、北陸新幹線の開通に伴い東京方面からのアクセスがしやすくなったこともあって、観光の拠点とするのに便利です。

しかし、高岡の魅力は観光拠点としてだけではありません。いろいろと見どころもあります。今回、12月下旬、積雪30cmの雪の降る中でしたが、高岡での観光を楽しむことができましたので、少しご紹介しようと思います。

高岡へのアクセス

東京方面からは北陸新幹線で富山駅まで2時間ちょっと。富山駅で「あいの風とやま鉄道」に乗換えて高岡駅まで20分です。このルートが最もお勧めです。

北陸新幹線で新高岡駅まで乗り、新高岡駅から在来線(城端線)またはバスに乗換えて高岡駅まで行く方法もありますが、新高岡には「かがやき号」がほとんど停車せず、基本的には遅い「はくたか号」を利用することになるため、上述のお勧めルートよりも時間がかかり、しかも運賃も少しだけ高くなります。

ちなみに、高岡でなく新高岡のほうを観光拠点とすることも可能です。ただ、世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」へのバスは高岡駅が始発で、新高岡駅は途中経由地となるため、場合によっては満席でバスに乗れない可能性もあり得ますので避けたほうが良さそうです。また、高岡の見どころも新高岡駅付近ではなく高岡駅側にありますので、高岡での観光も楽しみたいのであれば、高岡駅を拠点にすることをお勧めします。

高岡での宿泊先

高岡駅周辺には「ホテルニューオータニ高岡」をはじめ、いくつかのホテルや旅館があります。私は、「高岡大仏」に近く便利で、最安値だった「大仏旅館」というところで一泊しましたが、和風でレトロな感じの旅館でした。

トイレとお風呂が共同なので、そのあたりを気にされる場合は難しいですが、それなりに風情があって面白かったです。

高岡の観光スポットめぐり

高岡駅には午後1時頃に到着しました。高岡駅にはレストランなど複数ありましたので、軽く昼食を済ませた後、観光へ出発しました。

金屋町「千本格子の家並み」

高岡築城直後の1611年(慶長16年)、7人の鋳物師をこの地に呼び寄せ、幅50間、長さ100間の土地を与えて鋳物場を開設させ、特権を与えて手厚く保護したことから、この地に鋳物産業が根付き、今日の高岡鋳物発祥の地となっています。当時の面影を残す千本格子の家並みが大切に保存されており、2012年には、鋳物師町として全国で初めて、伝統的建造物群保存地区の選定を受けています。

金屋町は高岡駅から1.5kmで徒歩20分ほどですので、天気のいい日には歩いてもよさそうです。あるいは、高岡駅から市電の万葉線に乗って2駅目の「片原町」下車、そこから徒歩10分。または、高岡駅前から路線バスで4つ目の「金屋」バス停で下車。私が行ったときは、天候が悪く軽い吹雪だったので、バスを利用しました。

金屋町は石畳の通りになっており、両側に古民家が並ぶ風情のあるところでした。吉永小百合さんが出演したJR東日本のCMでもここが取り上げられたそうです。

感じのいいカフェなどもありました。ただ、路上駐車している自動車が多いのがちょっと残念。

「鋳物資料館」(入場料200円)というところもあり、鋳物の歴史などを知ることができます。

高岡大仏

日本三大仏に数えられる高岡大仏は、地元の銅器製造技術の粋を集め、1907年より26年の歳月をかけて完成したもので、銅器日本一の高岡の象徴的存在ともなっています。

高岡駅からは徒歩10分くらいです。私は、金屋町からの移動となり、高岡駅方面へのバスに乗って途中の「末広町」で下車し、そこから徒歩5分ほどでした。

さすが日本三大大仏のひとつ、とても大きな大仏様でした。雪化粧された大仏様もなかなかなものです。

なお、高岡大仏は、野外に安置されているので、入場料などは不要です。

高岡古城公園(高岡城址)

高岡城の城跡を明治以来公園として開放したものです。1615年の一国一城令により廃城となった後も美しい水堀や土塁が残されています。

高岡大仏から歩いて5分ほどです。公園内には神社や動物園などもありました。

雪が止まず、結構な積雪で歩くのが大変でしたが、きれいな写真は撮ることができました。

アニメ「ゆるゆり」や「true tears」などでも高岡古城公園のシーンがあったそうです。アニメファンの方にとっても聖地のひとつになるかもしれませんね。

万葉線と海王丸

「万葉線」とは、高岡駅と射水市の越ノ潟駅を結ぶ市電のことで、かつて越中国守として高岡の伏木に赴任した大伴家持が、「万葉集」の編集をはじめ、数多くの歌を残したことにちなんで「万葉線」という愛称が付けられたとのことです。

この万葉線では、「ドラえもんトラム」というドラえもんをあしらった電車が走っており、今回は運よくこの「ドラえもんトラム」に乗ることができました。「ドラえもん」の生みの親である藤子・F・不二雄先生が生まれたのが高岡市であることにちなみ、「ドラえもんトラム」が走っているのだと思います。

高岡古城公園から高岡駅に戻り、そこから万葉線に乗車しました。45分くらいかけて終点の1駅手前にある「海王丸駅」に到着。海王丸を見に行きました。ちょうど日が暮れて暗くなり、ライトアップが綺麗でした。新湊大橋のライトアップもよく見えました。

海王丸からの戻りは万葉線の終着駅「越ノ潟駅」まで歩き、ここから万葉線に乗車。ラッキーなことに「ドラえもんトラム」にあたりました。まだ乗客が少なかったので車内を撮影。

終点の高岡駅ではたくさんの人が「ドラえもんトラム」の撮影をしていました。大人気です。

高岡駅前とブラックラーメン

高岡駅前のビル「ウイングウイング高岡」の1階には、富山ブラックラーメンで有名な「らぁめん次元」さんがあります。ここで黒醤油ラーメンを食べました。

さすがブラックラーメン、スープはほんとうに真っ黒です。でも、見た目ほどしつこくなく、とても食べやすく美味しいラーメンでした。

「ウイングウイング高岡」の建物前にある広場には、ドラえもんに登場するキャラクターの像が12体設置された「ドラえもんの散歩道」があります。残念ながら、夜でしかも雪だったので、あまりよく見えませんでした。

高岡駅の待合室にはドラえもんの形をした「ドラえもんポスト」があります。実際に郵便を投函することができるようです。ドラえもん関連のものが多いですね。

まとめ

以上でご紹介したほか、今回は行くことができませんでしたが、「瑞龍寺」や「山町筋(土蔵造りの町並み)」など、いくつかの観光スポットがあります。しかし、全てのスポットを回るのは一日がかりとなり大変ですので、高岡大仏とあと1,2箇所といった感じで軽く観光するのがお勧めかと思います。

冬のシーズンは積雪で交通がストップするのではないかと心配してしまいますが、主要な道路には散水装置が設置されており、常時除雪されているので、少々の積雪なら全く問題ないようでした。雪化粧されたほうが北陸らしい雰囲気が味わえるかもしれませんね。

 

Have a nice trip!