路線バス「対馬交通バス」なら厳原~比田勝が1,040円で移動可能

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路線バス「対馬交通バス」なら厳原~比田勝が1,040円で移動可能

対馬には、南の厳原と北の比田勝にそれぞれフェリーターミナルがあります。厳原と比田勝との間は、距離にして70km以上、東京から成田空港くらい離れています。

行きと帰りで同じフェリーターミナルを使うのもいいですが、例えば厳原から対馬に上陸して、厳原から比田勝をバスで移動、比田勝から対馬を出るというルートもなかなか面白いですよ。

路線バス「対馬交通バス」なら大人1,040円、所要時間約2時間30分で厳原~比田勝を移動できます。海岸線あり、山深い道ありで、自然豊かな対馬は車窓も楽しめます。

今回は、路線バス「対馬交通バス」での厳原~比田勝の移動と、比田勝でのプチ観光などを、私の乗車体験をふまえてご紹介いたします。

路線バス「対馬交通バス」で厳原~比田勝を移動

厳原~比田勝の間を結ぶ唯一の公共交通手段は対馬交通バスによる路線バスとなります。厳原側の始発バス停となる「厳原」から、比田勝の終点バス停となる「国際ターミナル」(比田勝フェリーターミナル)までは約2時間半の乗車。

厳原~比田勝の路線バスは1日に5往復となっており、数は多くありません。必ず時刻表で確認して計画を立てておきましょう。

運賃は、厳原から国際ターミナル(比田勝フェリーターミナル)まで整理番号どおりに乗車すると3,400円になりますが、1,040円で「1日フリーパス券」を買いましょう。1日で厳原~比田勝を往復しても(しないと思いますが)1,040円なので大変お得です!

「1日フリーパス券」は、厳原のショッピングセンター「ティアラ」1階にある対馬交通厳原支所でも購入できますし、または、バス車内でも運転手さんから購入できます。

厳原側の始発バス停「厳原」は、観光情報館「ふれあい処つしま」の正面にあります。

ちなみに、ショッピングセンター「ティアラ」の前にあるバス停「ティアラ前」にも比田勝行きの路線バスは止まりますが、場所もすぐ近くなので、どうせなら始発のバス停「厳原」で待つほうが座席を確保するという意味からもおすすめです。

厳原から比田勝まで2時間半の乗車レビュー

正直な感想を言うと2時間半ただひたすら忍耐でした。でも、達成感はありましたし、車窓の眺めはよかったです。

道中は、海岸線に沿って走るところもあれば、山深い林道のような道もあり、対馬の自然の豊かさを感じることのできる車窓を楽しめました。特に、見どころと言えるのは「万関橋」という赤い大きな橋を渡るところです。

万関橋

路線バスの車両は東京都内でもよくある一般的な路線バスとほぼ同じです。座席前方にスーツケースを2,3個置ける棚があるのは便利でした。2時間半の乗車にしては座り心地はあまり快適とは言えませんでした。当然、車両にはトイレがありませんし、途中トイレ休憩などもありませんので要注意です(乗車前には必ずトイレを済ませること)。

私が乗車したのは平日の朝10:58厳原発の便でしたが、平日とあってか私を含めて乗客は4人だけでした。全員、厳原から比田勝の国際ターミナルへ行く人ばかりでした。途中で何度か、買い物や病院に行くご老人が乗降しましたが、バス内は終始ガラガラの状態でした。

もし混雑するようなことがあり、立ったまま2時間半乗ることになると大変です。日本人よりも韓国からの観光客が多いと思われますので、例えば韓国の連休にぶつかるような場合は要注意です。

比田勝国際ターミナルとその周辺

路線バスは終点「国際ターミナル」に到着。韓国釜山へのジェットフォイルが発着する比田勝の国際ターミナルの真正面にバス停があります。

ここは釜山への国際航路のターミナル(一部、博多便もある)で、博多への国内航路のターミナルは別の場所なので注意が必要です。

国際ターミナルの建物は2階建ての奇麗な建物です。1階は、チェックインカウンターと、お土産などを売っている小さな売店があります。2階はたくさんの椅子がある待合室で、コーヒーやジュースを売っている売店がありました。ちなみに、ターミナル内には免税店や両替コーナーはないようです。

国際ターミナルの周辺には、食堂、ホテル、コンビニ、免税店などがたくさんあります。外貨の両替やレンタサイクルもあります。国際ターミナルから比田勝の中心まで往復するには2kmほどありますので、ジェットフォイルの出発便を待つ時間を利用して出かけるのであれば、レンタサイクルを借りるのもいいかもしれません。

国際ターミナルの周辺で観光というほどの見どころはないのですが、バスで来た道を国際ターミナルから300mほど戻ると、大きな崖があり、その崖を登る階段があります。

その階段の途中には多数の赤い鳥居が立っており、上まで登ると「比田勝金毘羅神社」の小さな祠がありますので、バス移動で疲れた体をほぐすための軽い運動として、ここでちょっとお参りして来るのもいいでしょう。

祠のすぐそばにはベンチとテーブルがある休憩所が設けられており、そこからは比田勝の港が見渡せます。天気のいい日には、コンビニで買ったお弁当をここで食べるのもいいかもしれません。

まとめ

厳原~比田勝のバス移動は2時間半の長旅となるので覚悟が必要です。ですが、自然豊かな車窓は楽しめますし、対馬を縦断したという達成感はありますので、いい思い出にはなるでしょう。

1,040円の「1日フリーパス券」を買うことと、乗車前にトイレを済ませておくことは忘れてはなりません。この2点だけは必ず実行してください。

比田勝や厳原で一泊するのもアリかと思います。

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Have a nice trip!

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