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高尾山薬王院は、関東屈指の霊山として多くの参拝者に親しまれています。この記事では、高尾山薬王院を参拝して御朱印をいただきたいと考えている方に向けて、高尾山薬王院の御朱印の紹介と、高尾山薬王院へのアクセス方法、おすすめの参拝ルートなどについて、詳しく解説します。初めて訪れる方でもわかりやすく、充実した参拝ができるように情報をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
- 本記事で説明するポイント
- • 高尾山薬王院の御朱印の種類と値段について理解できる
• 御朱印の受付時間や直書きと書置きの違いについて理解できる
• 高尾山薬王院へのアクセス方法やおすすめの参拝ルートについて理解できる
• 期間限定の御朱印や季節ごとの御朱印帳について理解できる
高尾山薬王院と御朱印の紹介
手軽な登山やハイキングとしても人気の高尾山には薬王院という歴史あるお寺があり、この高尾山薬王院へのお参りも高尾山観光での外せないポイントとなっています。ここでは、高尾山薬王院の概要と、御朱印ファンに人気の高尾山薬王院で拝受できる御朱印について紹介します。
高尾山薬王院:公式サイト
高尾山薬王院の概要
高尾山にある薬王院は、真言宗智山派のお寺で、正式名称は「高尾山薬王院有喜寺」といいます。天平16年(744年)に聖武天皇の勅命により東国鎮護の祈願寺として、行基菩薩により開山されたと伝えられています。その際、本尊として薬師如来が安置されたことから、薬王院と呼ばれるようになりました。
またその後、永和年間(1375年から1379年)に、京都の醍醐寺から俊源大徳が入り、山岳信仰を基とする飯縄権現を守護神として奉ったことから、飯縄信仰の霊山であるとともに修験道の道場としても繁栄することとなりました。このように高尾山薬王院は神仏習合のお寺となっています。
見どころの1つ目は仁王門をくぐった先にある大本堂です。大本堂は、薬王院の中心となる本堂で、御本尊である薬師如来と飯縄権現をおまつりしています。現在の建物は1901年(明治34年)に建立されたもので、彩色はなく、彫刻で装飾されています。堂内には護摩壇があります。
もう1つの見どころとしては、大本堂のすぐ上に位置する本社、権現堂です。権現堂は、薬王院の中心となる本社で、飯縄権現をまつる社殿、つまり神社となっています。現在の社殿は1729年(享保14年)に本殿が建立され、1753年(宝暦3年)に幣殿と拝殿が建立されたものです。江戸時代後期の代表的な神社建築として、1952年(昭和27年)に東京都指定有形文化財に指定されています。
権現堂は、入母屋造の本殿と拝殿を幣殿で繋いだ権現造で、社殿全体に華麗で極彩色の装飾がなされていることが特徴です。社殿前方には鳥居があって、ここが神社であることが分かります。また、御本尊の飯縄大権現立像は異形の仏としても有名です。
御朱印の種類と値段
高尾山薬王院では、さまざまな種類の御朱印をいただくことができます。まず、基本的な御朱印として「飯縄大権現」の御朱印があります。これは薬王院の御本尊であり、戦国武将の守護神としても知られる飯縄大権現の御朱印です。力強い書体で書かれており、訪れる多くの参拝者に人気があります。
次に、関東三十六不動霊場第八番、多摩新四国第六十八番としての御朱印もあります。これらは霊場巡りをする方にとって重要な御朱印となります。
御朱印の値段は、直書き(御朱印帳への記帳)と書置き(御朱印紙)ともに基本的に300円です(2024年12月時点)。ただし、特別な御朱印や限定の御朱印は価格が異なる場合があります。例えば、日本遺産認定記念特別限定御朱印などは一枚1,000円だったこともあります。訪れる前に高尾山薬王院の公式サイトなどで確認しておくと良いでしょう。
期間限定御朱印
高尾山薬王院では、特定の期間にのみいただける限定の御朱印もあります。例えば、2023年には弘法大師生誕1250年を記念して特別な御朱印紙(書置きの御朱印)と御朱印帳が用意されました。この特別な御朱印紙は1,200円、御朱印帳は3,500円で、通常の御朱印とは異なるデザインが施されていました。
また、季節ごとにデザインが変わる「季節の御朱印帳」も人気です。春には桜、秋には紅葉など、その季節ならではの風景が描かれた御朱印帳を手に入れることができます。これらの季節限定の御朱印帳は一冊1,500円で販売されています。
期間限定の御朱印は、その時期にしか手に入らないため、訪れる前に高尾山薬王院の公式サイトや現地の案内を確認することをおすすめします。特に、初詣や特別な祭事の際には限定の御朱印が登場することが多いので、見逃さないようにしましょう。
御朱印の受付時間
高尾山薬王院で御朱印をいただける受付時間は、毎日8時半から16時までです。この時間内であれば、仁王門の手前にある御護摩受付所にて御朱印を拝受することができます。御護摩受付所は、年中無休で営業していますが、台風や大雪などケーブルカーやリフトが運休するような悪天候の予報時には、臨時休業する場合もあるので事前に確認することをおすすめします。
混雑する時間帯や時期には、御朱印待ちに長い列ができることがあります。特に初詣や紅葉のシーズン、週末や祝日は混雑が予想されますので、できれば平日や早朝の訪問を検討すると良いでしょう。直書き(記帳)の御朱印と書置き(御朱印紙)の御朱印とは待機列が同じですので、書置きの御朱印にしたからといって並ぶ時間を短縮できるわけではありません。
御朱印の直書きと書置き
高尾山薬王院では、通常版の御朱印であれば、直書き(記帳)と書置き(御朱印紙)の2つの方法でいただくことができます。直書きとは、御朱印帳に直接書いてもらう方法で、書置きとは、あらかじめカード型の紙に書かれた御朱印に日付だけその場で記入してもらう方法です。なお、期間限定の御朱印やその他の特別な御朱印の場合には、書置きのみでの提供であることが多いです。
御朱印をいただく際には、御朱印帳を持参して直書き(記帳)してもらうのが一般的ですが、高尾山薬王院の御護摩受付所では、その場で御朱印帳を購入して、そこに御朱印を直書きしてもらうことも可能です。直書きの御朱印は、その場で書いてもらえるため、特別感がありますし、自分の御朱印帳に直接書かれるため、参拝の記念としての価値も高いです。ただし、直書きの御朱印は、記帳してもらうのに少なくとも数分の時間がかかりますので、ある程度時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
一方、書置きの御朱印は、あらかじめ書かれたものをいただくため、待ち時間が短く済むことが多いです。高尾山薬王院では、通常、直書きと書置きとで待機列を分けていないようですが、もし混雑緩和の対応として直書きと書置きとで待機列を分ける場合には、時短のために書置きを選択するということも可能でしょう。
高尾山薬王院で御朱印をいただくときの参拝ルート
次に、高尾山薬王院へのアクセス方法と、高尾山薬王院で御朱印をいただくときにおすすめの参拝ルートについて紹介します。
高尾山薬王院へのアクセス方法
高尾山薬王院へのアクセスは非常に便利です。電車を利用する場合、京王線の高尾山口駅で下車します。新宿から京王線を利用すると、1時間弱で高尾山口駅に到着します。高尾山口駅からは、徒歩でケーブルカー及びリフトの清滝駅まで約5分です。
車でのアクセスも可能です。中央自動車道八王子JCTを経由し、圏央道高尾山インターで降ります。その後、国道20号線を新宿方面に5分ほど走ると高尾山口に到着します。高尾山口には駐車場も複数ありますが、土日祝日は混雑することが多く、紅葉のシーズンなどは、どこも満車で駐車できないこともあるため、早めに現地へ到着することをおすすめします。
清滝駅から高尾山駅までは、徒歩なら1時間くらい、ケーブルカーでは6分ほど、リフトでは12分ほどです。高尾山駅から薬王院までは、さらに徒歩で20分ほどとなります。ちなみに、薬王院から高尾山の山頂までは、さらに徒歩で20分ほどかかります。
高尾山薬王院の参拝ルート
高尾山薬王院の参拝ルートは、ケーブルカーまたはリフトの高尾山駅から出発し、表参道(1号路)を進むと薬王院に到着します。このルートは比較的傾斜が緩やかで、初心者にもおすすめです。ちなみに、ケーブルカー及びリフトの清滝駅から徒歩で高尾山駅まで登る道も1号路となります。
表参道(1号路)を進んでいくと、展望台、さる園・野草園などの前を過ぎ、男坂と女坂に分かれる分岐があります。薬王院方向に向かって左が男坂(階段)で、右が女坂(坂)です。どちらを通っても合流して薬王院に行けますので、行きと帰りで別々の道を通るといいかもしれません。道が合流して茶屋の前を通り過ぎて行くと、すぐに薬王院の境内です。
薬王院の境内に到着したらすぐに御護摩受付所がありますが、御朱印やお守りなどは参拝のあとに拝受するのがマナーです。まずは、そのまま先に進んで、大本堂と権現堂をお参りします。お参りが済んだら御護摩受付所に戻って御朱印をいただくのもいいですが、せっかくなので、そのまま山頂まで登るのがおすすめです。山頂まで登った場合には、下山する際に、忘れずに御護摩受付所に立ち寄って御朱印を拝受しましょう。
高尾山薬王院の境内には、多くの天狗像やパワースポットが点在しており、先述した大本堂や権現堂以外にも見どころがたくさんあります。また、表参道(1号路)の途中にある男坂と女坂の分岐点や、浄心門をくぐる際には一礼し、参拝のマナーも大切にしましょう。
高尾山の登山には何号路がおすすめ?
高尾山には、上の地図に示す通り、1号路から6号路までの登山ルートがありますが、高尾山薬王院の参拝も兼ねて登山する場合や、登山初心者におすすめなのは上でも説明したとおり1号路です。1号路は「表参道」とも呼ばれ、ケーブルカーの清滝駅から高尾山駅、薬王院、そして山頂へと続くルートです。このルートは大部分舗装されており、比較的歩きやすいのが特徴です。
一方、自然を満喫したい方には6号路がおすすめです。6号路は「琵琶滝コース」とも呼ばれ、滝や沢沿いの道を進むルートです。自然の中を歩くことができ、途中には琵琶滝もあります。この琵琶滝でも「大聖不動明王・琵琶滝」の御朱印をいただくことができます。御護摩受付所では拝受できない御朱印になりますので、御朱印ファンなら6号路にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
まとめ:高尾山薬王院の御朱印と参拝ルートを解説
本記事の内容をまとめると以下のとおりです。
• 高尾山薬王院ではさまざまな種類の御朱印をいただける
• 基本的な御朱印「飯縄大権現」は、直書きでも書置きでも拝受可
• 関東三十六不動霊場第八番、多摩新四国第六十八番の御朱印もある
• 季節ごとにデザインが変わる「季節の御朱印帳」も人気である
• 御朱印の値段は基本的に300円であるが、特別な御朱印や限定の御朱印帳は価格が異なる
• 御護摩受付所で御朱印を拝受でき、受付時間は毎日8時半から16時までである
• 高尾山薬王院へのアクセスは電車と車のどちらも便利である
• ケーブルカーやリフトを利用して山頂まで移動できる
• 1号路(表参道)は高尾山薬王院を参拝するのにおすすめのルートである
• 6号路は自然を満喫したい方におすすめであり、琵琶滝の御朱印もいただける
• 御朱印をいただく際にはマナーを守ることが大切である
Have a nice trip!