【東京観光】ライトアップもきれい―東京駅「丸の内駅舎」を見物-

2019年9月14日

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東京駅の西側駅舎である「丸の内駅舎」は1914年(大正3年)に、建築家の辰野金吾により設計され建てられました。1945年(昭和20年)、戦災により南北ドームと屋根、内装を焼失したことにより、半世紀以上も2階建ての駅舎として利用されていましたが、その後、復元工事を経て、2012年10月、創建当時の3階建ての駅舎として、優雅な姿を取り戻しました。

今回は、東京駅の丸の内駅舎について見どころと、ライトアップなど写真を撮るのにおすすめな場所についてご紹介したいと思います。

東京駅「丸の内駅舎」へのアクセス

丸の内駅舎は東京駅(JR東日本)の地上駅舎です。東京駅は、線路を挟んで西側が「丸の内」、東側が「八重洲」となっておりますので、JRを利用して東京駅に来る場合は、地上の「丸の内中央口」、「丸の内北口」または「丸の内南口」のいずれかより出場するのをお勧めします。これらの出口を出たところが丸の内駅舎です。

ちなみに、東京駅の東側、八重洲側の駅舎は近代的な建物となっており、今回ご紹介する丸の内駅舎ではありません。万一、間違えて八重洲側に出場してしまった場合には、「八重洲北口」と「丸の内北口」とを結ぶ「北自由通路」を通れば改札に戻らなくても丸の内側に移動できます。

見どころ1「東京駅の石碑」

丸の内駅舎の中央正面玄関、丸の内中央口の横にある石碑で、「東京駅」と刻まれています。東京駅では1番人気の記念撮影ポイントです。

この石碑を囲むように正面玄関に続いている「御車(みくるま)寄せ」は、天皇、皇后両陛下や国賓、公賓、皇族などが東京駅をご利用になる際に車をつけるところです。

見どころ2「南北のドーム」

丸の内南口と丸の内北口の各コンコースはドーム状に構成されており、各ドームの内側はとても美しく装飾されています。

 

こちらは丸の内北口ドームです。

 

丸の内北口ドームの中には「東京ステーションギャラリー」というミュージアムが設けられており、美術作品の展示などが行われています(入場料は企画展により異なる)。

こちらは丸の内南口ドームです。

丸の内南口ドーム側には「東京ステーションホテル」が組み込まれています。このホテルは丸の内駅舎が竣工した翌年の1915年(大正4年)に開業しており、歴史あるホテルの1つとなっています。宿泊はもちろんですが、レストランや喫茶だけの利用もできます。2階にある喫茶「トラヤ トウキョウ」はおすすめです。

見どころ3「丸の内駅舎の外観」

やはり最大の見どころは丸の内駅舎の外観です。丸の内駅舎は、シンメトリーで重厚な赤レンガ造りの3階建て、建物の長さは335m、最頂部は35mという、長大で、しかも美しい駅舎です。

 

丸の内駅舎正面、行幸通りの交差点まで下がると全景を見ることが可能ですが、樹木や構造物があって見通しはあまりよくありません。全景を綺麗に撮影するには、次に紹介する「撮影スポット」がおすすめです。

丸の内駅舎の撮影スポット

丸ビル5Fのテラス

丸の内駅舎を背にして正面の行幸通りの左側に建っているビルが「丸ビル(丸の内ビルディング)」です。このビルの5Fにはテラスが設けられており、そこから東京駅の丸の内駅舎をほぼ正面より見ることができます(無料)。

下でご紹介する新丸ビルやKITTEに比べると狭く、やや地味な場所ではありますが、人が多くないことから落ち着いて撮影することができ、最もおすすめの場所だと思います。丸ビル5Fのテラスから撮影した東京駅丸の内駅舎はこんな感じです。

ライトアップされた夜景はなかなかのものです。

無数の星のように見える高層ビルの窓の灯りに囲まれ、やわらかい光でライトとアップされた駅舎が浮かび上がる姿は幻想的です。

新丸ビル7Fのテラス

丸の内駅舎を背にして正面の行幸通りの右側に建っているビルが「新丸ビル(新丸の内ビルディング)」です。さきほどの丸ビルと名前が似ていますが別のビルです。ややこしいですね。このビルの7Fにはテラス「丸の内ハウス」が設けられており、そこから東京駅の丸の内駅舎をほぼ正面より見ることができます(無料)。

こちらの丸の内ハウスは、上でご紹介した丸ビルのテラスに比べてかなり広く、休憩できる椅子とテーブルも置いてあるので、写真撮影だけでなく座ってゆっくりしたいという人におすすめです。

KITTE 6Fの屋上庭園または旧東京中央郵便局長室

東京駅丸の内駅舎の南側、道路を挟んで建っているビルが「KITTE」です。

ここは旧日本中央郵便局を改造して建てた商業施設です。KITTEの6Fは屋上庭園「KITTEガーデン」となっており、ここからも東京駅丸の内駅舎を斜め横から見下ろす感じで見ることができます。

4階には「旧東京中央郵便局長室」という、昔の郵便局長室を再現した展示スペース(入場無料)がありますが、ここの窓からも東京駅丸の内駅舎を、ほぼ真横の位置から見ることができます。目線がほぼ同じ高さなので、屋上庭園よりもこちらのほうが撮影には向いているかもしれません。

ただし、KITTEからは、正面からではなく横から眺めることになりますので、全体を撮影するにはあまり向いていないかもしれません。

まとめ

以上ご紹介したように、意外と楽しめる東京駅丸の内駅舎でした。とりわけ夜景は必見ですので、日没後に東京駅を利用する機会がありましたら、少し時間をつくって、是非ライトアップされた丸の内駅舎を楽しんでみてください。

 

Have a nice trip!

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Posted by mikeneko