ウランバートルでの移動手段とおすすめ観光スポットのご紹介

2024年5月6日コラム海外旅行術,観光スポット,モンゴル

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ウランバートルの景色

大相撲でのモンゴル人力士の活躍などで、モンゴルという国に興味をもつ人が増えているようです。モンゴルの首都ウランバートルには、成田空港と関西空港からMIATモンゴル航空の直行便が定期就航しており、意外と行きやすい国の1つかもしれません。

今回は、モンゴルの首都ウランバートルで一日観光をする場合に、利用すべき移動手段と、おすすめしたい観光スポットをご紹してみたいと思います。

ウランバートルでの移動手段について

ウランバートル市内での移動手段としては、路線バスかタクシー(正規タクシーか白タク)のいずれかを利用することになります。

路線バス

路線バスはとても発達しており、運賃は普通のバスが均一500トゥグルク、トロリーバス(屋根にパンタグラフのついた電気バス)が均一300トゥグルクと格安です。運賃は、乗車時に運転手へ現金を支払ってもいいし(ただし、お釣りはもらえない)、「U money」という、東京でのスイカのようなICカードで支払うこともできます。

U moneyカードはバス停の近くにあるキオスクで購入可能・チャージ可能です。初回購入時は、カード代(3,800トゥグルク)とチャージ代(500トゥグルク以上)とをあわせた金額を払います。

乗車するときはバスの前方入口から乗車し、現金の場合は運転手へ支払い、U moneyカードの場合は入口近くにある機械にタッチします。降車するときは、後方出口からです。現金で乗車した場合はそのまま降車、U moneyカードで乗車した場合は出口近くにある機械に再度タッチしてから降車します。

しかし、私たち観光客にとって路線バスの利用が難しい理由の1つとして、次の停留所についてのアナウンスや表示が一切無いということです。バスには降車ベルのようなものはなく、基本的にすべての停留所に停車するので、降りたい停留所に到着すればそこで降車すればいいことになります。しかし、降りたい停留所に着いたのかどうかを、どのように見極めるのかが問題となります。

対策として、私の場合は、Googleのストリートビューであらかじめ降りたい停留所の周辺の様子を学習しておきました。あるいは、Googleマップで現在位置を確認しながらバスに乗車するという方法でもいいと思います。

路線バスを利用する場合、混雑しているときはスリに気を付けましょう。私は被害にあいませんでしたが、スリの被害にあわれた方もいるようです。

タクシー(正規タクシーか白タク)

路線バスだと不安な方にはタクシーのほうがおすすめです。ウランバートルにはタクシー会社が運営する正規タクシーのほか、いわゆる「白タク」があります。ウランバートル市内を流れているのは大部分が白タクのようです。日本では白タクは違法で怪しいイメージがありますが、ウランバートルでは一般的な交通手段で、皆さん日常的に利用しています。白タクだからといってボラれることもないように思います。

街中では、正規タクシーはメーター計算で、白タクは「乗車距離(km)×1,000トゥグルク」(端数は感覚で四捨五入)で計算され、私が乗車した限りでは、どのタクシー(正規タクシー及び白タクともに)も、ほぼ適正に運用されているように思いました。

タクシーを捕まえるときは、道路のそばに立って手を横に伸ばす感じで合図します。普通の自家用車ばかりのように見えますが、かなりの確率で白タクが流れているようです。ウランバートル市内である程度の交通量がある道路なら3分以内に白タクが止まってくれると思います。

乗車したら運転手に行き先を告げます。英語がほぼ通じないと思いますので、モンゴル語の読み方で伝えるか、スマホで地図を見せたり、有名な観光地であればその写真などを見せれば大丈夫です。事前に料金を交渉したほうがいいという人もいます。私は一度も交渉しませんでしたが、すべて適正料金の支払いでOKでした。たぶん、ウランバートル市内のタクシー(正規タクシー及び白タクともに)であれば交渉不要なのだと思います。

乗車時、正規タクシーならメーターを作動させます。白タクの場合は、トリップメーター(走行距離を計るメーター)をリセットさせます。降車時、正規タクシーならメーターに表示された金額を請求され、白タクの場合は、トリップメーターの距離に応じた金額「乗車距離(km)×1,000トゥグルク」(端数は感覚で四捨五入)が請求されます。ちなみに、チップなどは不要です。

ウランバートルでのおすすめ観光スポット

ウランバートルでのおすすめ観光スポットを、私の独断と偏見でいくつかご紹介したいと思います。

スフバートル広場

ウランバートルの旅はまずここからと言えるほど、この街のシンボルとなっている広場です。ウランバートル市の中心にあるので、たいていのホテルからもアクセスは便利だと思います。

とても広い敷地の中央にダムディン・スフバートルの騎馬像が建っています。ダムディン・スフバートルとは、中国からの独立運動を行なった英雄とのことです。スフバートル像の周囲には、ベンチや花壇などがありますが、それ以外、この広場には何もありません。

この広場の北側には、大きな建物の政府宮殿が隣接しており、政府宮殿の中央には巨大なチンギスハーンの像があります。このチンギスハーン像がこの広場の目玉です。国内外の観光客も多く、みなさんチンギスハーン像の前で記念撮影しています。チンギスハーンは今も衰えぬ人気ぶりです。

政府宮殿以外にも、モンゴル国立オペラ劇場、ウランバートル中央郵便局、モンゴル証券取引所などの公的機関の大きな建物が、この広場の周囲には建っています。チンギスハーン像に向かって右手にあるピンク色の建物のモンゴル国立オペラ劇場は、戦後のシベリア抑留された日本人らによって作られたとのことです。

ガンダン・テクチェンリン寺

ガンダン・テクチェンリン寺は、1838年、活仏(チベット仏教の高僧)であるボグド・ハーン5世によって建設された寺院です。モンゴルにおけるチベット仏教の中心的存在になっています。意外とモンゴルには仏教信者が多いようです。

場所はウランバートル市の中心部にはあるのですが、下の地図のとおり、やや入り組んだ場所であるため、タクシーの利用がおすすめです。さきほどのスフバートル広場からなら3km弱(10分ほど)なので、3,000トゥグルクくらいです。

タクシーは正面の門(Gandan Monastery Gate)の前に止めてくれると思います。門の前にはハトがたくさんいて、ハトのエサを売っているおばさんが寄ってきます。興味なければ、そのまま無視して門をくぐります。門をくぐってすぐ右手の建物でチケットを購入します。チケットは4,000トゥグルクで、敷地内に複数ある寺院すべての共通チケットになっているようです。入場口での検札などはありませんが、たまにお坊さんから声をかけられてチケットの提示を求められるので、最後までなくさないように保管しておきましょう。

ここでの見どころは、敷地の中央にある観音堂(Migjid Janraisig)です。

この中には、高さ約26.5mの開眼観音像が安置されています。正式名称は、"メグジド・ジャナライサク"といい、盲目だったボグド・ハーン8世(1922-1924まで政権)がその治癒を祈願して建設されたとのこと。その後、旧ソビエトにより破壊され、現在の観音像は1996年に再建されたそうです。再建されたばかりなので見た目も美しく、なかなかの迫力があります。

観音堂の入口でも、お坊さんがチケットを販売しています。すでに購入していれば二重に買う必要はありませんが、観音堂内で写真撮影する場合には、チケットとは別途、写真撮影料7,000トゥグルクが必要になりますので、開眼観音像を写真撮影したい方は、お坊さんに7,000トゥグルクを払っておきましょう。写真撮影料7,000トゥグルクを払ってもチケットや領収書などはもらえませんが、とくに問題はありませんでした。

モンゴル恐竜中央博物館

モンゴル恐竜中央博物館は、恐竜の化石を展示している博物館です。

モンゴルは世界的な恐竜化石の産地として有名ですから、モンゴルへ来た記念にここに立ち寄ってみるのもいいのではないでしょうか。場所は下の地図のとおり、ウランバートル市内の中心部にあり、上で紹介したガンダン・テクチェンリン寺から1kmほどの距離なので、歩いて行くことも可能です。

モンゴル恐竜中央博物館の入場料は5,000トゥグルク、写真を撮影する場合は写真撮影料5,000トゥグルクを追加で払います。建物はそれほど大きくなく、入口を入ってすぐの1階展示ホールと、2階にある2つの展示室で構成されています。

見どころとしては、1階展示ホールと2階の展示室にそれぞれ1体ずつ展示されている恐竜の全身骨格です。

なかなかの圧巻でした。これだけでも10,000トゥグルク以上の価値は十分あると思いました。そのほか、恐竜の一部の化石や卵の化石など多数展示されていました。

ザイサン・トルゴイ

ウランバートル市内南側の小高い丘の頂上にある戦勝記念碑です。

見晴らしがよく、北を向けばウランバートル市内を一望でき、南を向けばモンゴルらしい草原の丘が広がっています。

ウランバートルに滞在するなら是非ここに足を運んでいただきたい場所です。位置的には下の地図のとおりで、スフバートル広場からは5kmほどの距離にあります。

ザイサン・トルゴイは、丘の7合目くらいまで車道があり、そのあと頂上までは階段になっています。

7合目までタクシーで行くのもいいですが(歩いても登れますが)、ザイサン・トルゴイの北側に隣接するビル「ザイサン・ヒル(Zaisan Hill Complex)」を利用して7合目まで行くのがおすすめです。

ザイサン・ヒルは、いわゆる複合商業施設となっている大きな建物です。建物の正面広場に戦車のモニュメントがあるので、わかりやすいです。

まず、このザイサン・ヒル内に入り、エレベーターで7階まで行くと、この建物とザイサン・トルゴイの7合目をつなぐ渡り廊下が接続されていますので、これを通って7合目まで出ることができます。

このザイサン・ヒル内には、ショッピングモールのほか、映画館、ゲームセンター、レストラン、カフェなどがあり、ザイサン・トルゴイを観光するついでに、ここのカフェで休んだり、ここで昼食をとったりするのもいいと思います。2階にはセルフサービス式のフードコートがあり、モンゴル料理のほか、和食、ピザ、ハンバーガー、韓国料理など、メニューも豊富なので、モンゴル料理が苦手な人もここなら安心して食事ができると思います。

ノミンデパート

ノミンデパートは観光スポットではないかもしれませんが、ウランバートで是非訪れてみたい場所としてご紹介します。

1924創業の歴史あるデパートで、もともとは国営デパートとして営業が始まりました。現在でも、モンゴルで一番大きなデパートだそうです。場所は、下の地図のとおりウランバートル市の中心部で、スフバートル広場からは1kmの距離なので、徒歩でも十分可能です。

ノミンデパートは、1階は食品売場、2階と3階にはカシミヤのお店があり、最上階の6階には小物や工芸品などのモンゴルのお土産が販売されています。とくに6階のお土産売場にある商品の種類はとても多いので、気に入るものが何か見つかると思います。モンゴルでのお土産はすべてここで解決できます。

また1階には、ちょっとおしゃれなカフェもありますので、ショッピングのあとここでコーヒーでも飲んでいくのもいいと思います。

まとめ

ウランバートルでは、タクシーの料金が1kmあたり1,000トゥグルク(≒50円)という格安ですし、白タクでも比較的安心して利用できることから、積極的にタクシーを利用して、快適に観光するのがおすすめです。バスのようにスリの心配もありませんので、結果的にはタクシーのほうが安全な乗り物だと思います。

主な観光スポットはウランバートル市内の中心部にありますので、街の雰囲気を感じながらゆっくり回るのがおすすめです。意外にも、街中にはおしゃれなカフェがたくさんありますので、行く先々でカフェをはしごしてみるのも楽しいかもしれません。

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Have a nice trip!

Posted by mikeneko