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今回ご紹介する「ベルファスト (HMS Belfast, C35)」とは、イギリス海軍のタウン級軽巡洋艦のことです。艦名は北アイルランドの首府ベルファストに因んだもので、1939年に就役し、第二次世界大戦や朝鮮戦争での活躍を経て、退役後の1971年に陳列艦として大英帝国戦争博物館分館となり、テムズ川南端のプール・オブ・ロンドンで展示されています。
軽巡洋艦ベルファストへのアクセス
最寄り駅は地下鉄のロンドンブリッジ(London Bridge)駅となります。下の地図のとおり、駅から外に出てツーリーストリート(Tooley St.)という道路を渡りショッピングモールを抜けるとすぐにテムズ川添いの通りに出ます。そこから100mもないところに「ベルファスト」が見えます。駅から10分もかからず、アクセスは大変便利です。
ベルファストは川岸から少し離れた位置に停泊しており、川岸から橋が渡されています。その橋のそばにお土産ショップのような小さな建物があり、そこでベルファストに乗船するチケットを購入します。入場料は17ポンドです(2018年2月現在)。チケットを購入後、橋を渡ってベルファストに乗船します。
軽巡洋艦ベルファストへの乗船レビュー
まず橋を渡って乗船する前に、川岸から眺めてみましょう。船体に施された迷彩塗装は「ダルズ迷彩」というのですが、ダルズ迷彩の軍艦が見られるのは大変珍しいようです。ベルファストの背後に見えるのはタワー・ブリッジなのですが、美しい船と橋でとても絵になりますね。
まず甲板を艦首側から見てみましょう。たぶん軍艦としては最も美しい角度からの眺めです。
やはり主砲は迫力がありますね。Mk XXIII 6インチ三連装砲というのだそうです。
主砲の裏側も見ることができます。弾丸を装填するところですね。
対空機銃もたくさん設置されていました。
煙突を見上げたところです。結構好きです。
下層の艦内に降りていくと、居住スペースがたくさんありました。そのほか食堂や厨房なども見学できました。
その他、下層スペースには写真の展示など博物館らしく展示物も充実していました。
続いて、艦橋に登ります。操舵室も立入見学自由です。
艦橋からの眺めは素晴らしいですね。主砲が美しい。
1時間ほどかけてひととおり回りました。展示物をもっとじっくり見たい場合は2,3時間かかるかもしれません。
まとめ
今回ご紹介したベルファストは万人受けする観光スポットではないかもしれませんが、第二次世界大戦時の軽巡洋艦クラスの軍艦を、良い保存状態で見学できる機会はとても少なく、英国の軍艦建造技術に触れる絶好の場所です。
軍事に興味がない方でも、艦船建造技術の博物館として見学してみると、意外と楽しめると思います。アクセスも便利ですので、付近の観光のついでに立ち寄ってみられることをおすすめします。
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