佐渡島観光その2:「佐渡金山」を上手に観光する方法

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佐渡島観光その2:「佐渡金山」を上手に観光する方法

世界遺産登録を目指している「佐渡金山」が注目されています。佐渡金山を見るために佐渡島への旅行を考えている方も多いのではないでしょうか?

ところが、佐渡金山の観光はわかりにくい点が多くあります。例えば、佐渡西部にある「史跡 佐渡金山」という観光施設が有名ですが、この史跡 佐渡金山においても見学コースが複数あり、どの見学コースでどういったものを見ることができるのかといった情報がわかりにくかったりします。

また、大立竪坑や北沢浮遊選鉱場などといった有名な施設は、史跡 佐渡金山とは別の場所にあったりするので、現地で場所を探しながら移動すると時間のロスが大きくなります。

このように、佐渡金山を観光するには、あらかじめ見たいものを決めて計画的に観光する必要があります。今回の記事では、佐渡金山を上手に観光する方法を詳しくご紹介します。これから佐渡島への旅行を検討している人には参考になると思います。

佐渡金山に関連した観光スポット4箇所の紹介

佐渡島内にはおもな金銀山が4ヶ所あるが、その中でも相川金銀山は最大規模のもので、江戸時代から近代に至るまで金の採掘が行われた金山です。多くの遺跡や遺構が残っており、観光化が進んでいるのも相川金銀山。以下、この相川金銀山に関連したおすすめの観光スポット4箇所、史跡 佐渡金山、大立竪坑、北沢浮遊選鉱場、佐渡奉行所と京町通り、それぞれについて紹介します。

史跡 佐渡金山

史跡 佐渡金山」は、かつて相川金銀山で金採掘をしていた三菱マテリアル株式会社の子会社である株式会社ゴールデン佐渡が運営する観光施設。江戸時代から明治、大正、昭和にかけて稼働していた坑道を観光することができます。

史跡 佐渡金山の概要

史跡 佐渡金山には、「宗太夫坑(そうだゆうこう)」、「道遊坑(どうゆうこう)」、「無名異坑(むみょういこう)」、「大切山坑(おおぎりやまこう)」の4つの廃坑があり、これらを個人で観光できるコースまたはツアーとして、「宗太夫坑/江戸金山絵巻コース」、「道遊坑/明治官営鉱山コース」、「ガイド付 山師ツアー」、「アイランド・ミラージュ/歴史遺産とMR体験コース」が提供されています。以下、これら4つのコースとツアーについて説明します。

①「宗太夫坑/江戸金山絵巻コース」

宗太夫坑
宗太夫坑の様子(にいがた観光ナビより引用 https://niigata-kankou.or.jp/)

「宗太夫坑/江戸金山絵巻コース」では、江戸時代に採掘が行われた手掘り坑道の宗太夫坑に入って内部を見学できます。予約不要で、ガイド無しの自由見学のコースです。

江戸時代における佐渡金山での採鉱などの作業工程を描いた絵巻物「佐渡金山絵巻」に基づいて、宗太夫坑内には手掘りの採掘作業風景が蝋人形で忠実に再現されています。見てわかりやすいので、子供から大人まで楽しむことのできるおすすめのコースです。

見学方式は、予約不要で、ガイド無しの自由見学。コース全長500m(うち坑道の長さは約270m、階段合計190段)。見学にかかる時間:30分前後。入場券の料金は、大人(中学生以上):1,000円、小学生:500円。「宗太夫坑/江戸金山絵巻コース」と「道遊坑/明治官営鉱山コース」との両方に入場できる共通券の料金は、大人(中学生以上):1,500円、小学生:750円。

②「道遊坑/明治官営鉱山コース」

「道遊坑/明治官営鉱山コース」では、明治期に開削され平成元年の休山時まで使用された坑道「道遊坑」に入って内部を見学したり、採掘で使用された機械類やトロッコなどを見学したりできます。予約不要で、ガイド無しの自由見学のコースです。

「道遊坑」という名が示す通り、佐渡金山のシンボルでもある「道遊の割戸」の直下にある坑道となります。このコースの最大の特徴は、道遊の割戸の直下にある坑道を見学でき、道遊の割戸のすぐ近くまで近づくことができ、そして道遊の割戸の前で記念写真を撮ることができる点です。道遊の割戸を写真に納めたい場合には外すことができないコースです。

道遊の割戸

コース全長1,500m(うち坑道の長さは約400m、階段合計30段)。見学にかかる時間:40分前後。入場券の料金は、大人(中学生以上):1,000円、小学生:500円。「宗太夫坑/江戸金山絵巻コース」と「道遊坑/明治官営鉱山コース」との両方に入場できる共通券の料金は、大人(中学生以上):1,500円、小学生:750円。

③「ガイド付 山師ツアー」

山師ツアー
無名異焼坑内の様子(史跡 佐渡金山より引用 https://www.sado-kinzan.com/)

「ガイド付 山師ツアー」では、無名異焼という焼き物の原材料となる無名異という赤土を採掘した「無名異坑」と、江戸初期に開削され、学術的にも貴重な「大切山坑」を、山師になった気分で探検するツアー。2~9名で参加でき、ガイド付き要予約のツアーです。

貸出されたヘルメット、ライト、長靴など装備して、真っ暗闇の坑道をガイドとともに探検するツアーで、中学生以上の上級者向けとなっています。小学生以下のお子さんや体力に自信の無い方には不向きです。「宗太夫坑/江戸金山絵巻コース」や「道遊坑/明治官営鉱山コース」だけでは物足りないという方におすすめです。

見学にかかる時間:約100分。ツアー料金は、大人(中学生以上):2,500円です(小学生以下は参加不可)。前日16時までの予約が必要。ツアーの出発時刻は10時と14時の一日2回のみです。

⇒ ガイド付 山師ツアーの予約は こちら

④「アイランド・ミラージュ/歴史遺産とMR体験コース」

ISLAND MIRRORGEコース
MRグラスからの映像例(史跡 佐渡金山より引用 https://www.sado-kinzan.com/)

「アイランド・ミラージュ/歴史遺産とMR体験コース」は、メガネ型のスマートグラス「NrealLight」を装着して道遊坑を実際に歩くウォークスルー型のアトラクションです。ガイド無しの自由見学ですが、事前の予約は必要です。

坑道内ではプロジェクションマッピングなどによる映像の演出を楽しむことができるものです。遺構を見学するというよりもエンタメ要素の強いもので、子供から大人まで一緒に楽しめるコースです。

見学にかかる時間:約30分。入場券の料金は大人(中学生以上):3,000円、小学生:2,550円。参加には前日16時までの予約が必要。自由見学ですが出発時刻は決まっており、9時、10時、11時、14時、15時、16時と一日6回です。

⇒ アイランド・ミラージュ/歴史遺産とMR体験コースの予約は こちら

史跡 佐渡金山についてのコメント

史跡 佐渡金山は佐渡金山の観光において中心となる必須の観光スポットです。時間と体力が許すなら、「宗太夫坑/江戸金山絵巻コース」と「道遊坑/明治官営鉱山コース」の2コースを観光するのがおすすめです。

ただ、当日の観光スケジュールなどから、「宗太夫坑/江戸金山絵巻コース」と「道遊坑/明治官営鉱山コース」の2コース両方を観光するのが難しい場合は、「道遊坑/明治官営鉱山コース」のほうを選択されることをおすすめします。佐渡金山のシンボルでもある道遊の割戸を正面から見て記念写真を撮ることができるのが「道遊坑/明治官営鉱山コース」だけだからです。

史跡 佐渡金山へのアクセス

史跡 佐渡金山は、両津港フェリーターミナルからの距離は27kmほどとやや遠いところに位置します。両津港フェリーターミナルから史跡 佐渡金山まで移動するための所要時間は、路線バスで1時間15分(840円)、レンタカーなら約1時間、レンタサイクルは現実的ではありませんが3時間程度かかるでしょう。

史跡 佐渡金山の営業情報

史跡 佐渡金山の開館時間は、4月~10月は8:00~17:30、11月~3月は8:30~17:00(「宗太夫坑/江戸金山絵巻コース」と「道遊坑/明治官営鉱山コース」については閉館30分前で入場締切)。「ガイド付 山師ツアー」は4月~11月に限り実施ですが、その他のコースは年中無休です。

大立竪坑

大立竪坑
大立竪坑(にいがた観光ナビより引用https://niigata-kankou.or.jp/)

「大立竪坑」は、佐渡金山近代化のシンボルとされ、日本最古の西洋式竪坑です。垂直な坑道の上に建てられた赤い鉄骨の櫓などを見学することができます。

大立竪坑の概要

大立竪坑は、断面は約5.7m×3.3mの矩形となる地下に垂直に伸びた坑道で、深度は352mにも及びます。深い鉱脈での採掘を行うためドイツ人技師らの手により1875年に開削が始まり、1877年に完成。エレベーターにより採掘した金などを垂直に巻き上げて地上に運搬するための坑道です。

大立竪坑で見学できるのは、地上に建てられた赤い鉄骨の櫓と、これに付随する捲揚機やコンプレッサーなどです。坑道内を降りていくことはできません。

※2023年9月時点では補修工事のため大立竪坑の櫓はシートで覆われており、内部の見学もできません。見学に行かれる場合は最新情報収集をお願いいたします。大立竪坑の所有者は史跡佐渡金山の運営会社である株式会社ゴールデン佐渡ですのでこちらの問い合わせ より確認するのがいいと思います。

大立竪坑についてのコメント

大立竪坑は産業遺産として価値の高いものなので、史跡 佐渡金山からも近いので、史跡 佐渡金山を観光したついでに立ち寄ったほうがいいとは思います。

ただ、佐渡金山の観光において大立竪坑は必須とまではいかないと思いますので、当日の観光スケジュールや体力配分を考え、大立竪坑の観光は省略するという選択もありでしょう。

大立竪坑へのアクセス

大立竪坑は上で紹介した史跡 佐渡金山から大佐渡スカイライン(県道463号)の道路沿いに600mほど山側奥方向に行ったところにあります。大立竪坑の近くには10台ほど駐車できる駐車場があります。史跡 佐渡金山から徒歩で10分ほどなので、史跡 佐渡金山を観光したついでに散策がてら歩いて大立竪坑に行ってみてもいいと思います。

大立竪坑の営業情報

営業時間の定めは無く、随時見学可。入場は無料です。

北沢浮遊選鉱場

「北沢浮遊選鉱場(きたざわふゆうせんこうば)」は、かつて稼働していた佐渡金山の選鉱所です。「佐渡島のラピュタ」とも呼ばれ、人気の観光スポットとなっています。

北沢浮遊選鉱場の概要

日中戦争開始に伴う増産体制の一環として1940年(昭和15年)にかけて大規模な選鉱施設として建設されたのが北沢浮遊選鉱場です。当時の最新技術である浮遊選鉱を行う選鉱場のほか、シックナー(濃縮器)が建設されました。月間5万トンの原鉱を処理する大選鉱場として操業されましたが、1952年(昭和27年)の鉱山大縮小に伴い施設は廃止。

現在、浮遊選鉱場は階段状のコンクリート躯体のみが残され、シックナーは50 mのものが1基残っています。また、明治期から整備された旧北沢青化・浮選鉱所や旧北沢火力発電所の遺構も隣接して残っています。

北沢浮遊選鉱場についてのコメント

廃墟となったコンクリートの巨大な構造物が草に覆われている光景から「佐渡島のラピュタ」とも呼ばれています。見るだけで感動する場所なので、佐渡金山を観光する際には、外せない必須の観光スポットです。

北沢浮遊選鉱場へのアクセス

北沢浮遊選鉱場は上で紹介した史跡 佐渡金山から大佐渡スカイライン(県道463号)の道路沿いに2kmほど海側方向に行ったところにあります。レンタカーで観光する場合は、史跡 佐渡金山から北沢浮遊選鉱場までの移動時間は約5分。北沢浮遊選鉱場の入口には30台ほど駐車できる駐車場があります。

路線バスを利用する場合は、「佐渡金山前」バス停から本線バスに乗車、3つ目の「相川博物館前」バス停で下車(210円)となります。丁度いいタイミングで路線バスがなければ、徒歩30分くらいかかりますが、歩いて行けなくはありません(佐渡金山からなら下り坂)。

北沢浮遊選鉱場の営業情報

営業時間の定めは無く、随時見学可。入場は無料です。観光シーズンには夜のライトアップを行うこともあります。

佐渡奉行所と京町通り

「京町通り」は、江戸から昭和にかけて佐渡金山で栄えた鉱山町。「佐渡奉行所」をはじめ、レトロな趣ある景観を楽しめる観光スポットとなっています。

佐渡奉行所と京町通りの概要

江戸時代、佐渡金山における金銀の採掘がはじまると、徳川幕府は佐渡を直轄地とし、佐渡奉行所を置きました。その後、佐渡金山で働く人々が各地から移住してきて形成されたのが京町通りを中心とした鉱山町です。

佐渡奉行所をはじめ、旧相川裁判所のレンガ塀、鐘楼、旧相川拘置支所、古民家を改装した店舗など、歴史を感じさせる街の散策を楽しむことができます。

佐渡奉行所と京町通りについてのコメント

京町通りのレトロな建物や古民家などは広範囲に点在しているので、散策すると時間がかかりますし、疲れてしまいます。佐渡奉行所や京町通りは、佐渡金山の観光において必須の観光スポットとまではいかないと思いますので、当日の観光スケジュールや体力配分を考え、佐渡奉行所や京町通りの観光は省略するか、あるいは北沢浮遊選鉱場に近い佐渡奉行所、旧相川裁判所のレンガ塀と鐘楼などの見どころだけを見物するという選択もありでしょう。

佐渡奉行所と京町通りへのアクセス


佐渡奉行所は上で紹介した北沢浮遊選鉱場からは、少々険しい階段はありあすが徒歩なら約5分(300m)くらい。

佐渡奉行所の道路を隔てた向かい側には駐車場がありますので、レンタカー利用の場合は北沢浮遊選鉱場から佐渡奉行所まで移動させたほうがいいでしょう。

なお、京町通り内を車で回るのはおすすめできません。佐渡奉行所と京町通りの観光は全て徒歩で回ることになります。

佐渡奉行所の営業情報

佐渡奉行所について、開館時間は、8時30分から17時まで(入館は16時30分まで)、休館日は年末年始(12月29日から1月3日まで)です。入館料は、大人500円、小・中学生200円、15名以上の団体の場合、大人400円、小・中学生160円。

佐渡金山のおすすめな観光方法

上で紹介したとおり、佐渡金山に関連した観光スポットは4箇所ありますが、以下では、どういう旅行スタイルで佐渡島を旅行するのかに応じて、佐渡金山のおすすめな観光方法つきコメントいたします。

路線バスを使った自由旅行で佐渡島を旅行する場合

路線バスを使った自由旅行で佐渡島を旅行する場合、上で紹介した観光スポット4箇所、史跡 佐渡金山、大立竪坑、北沢浮遊選鉱場、佐渡奉行所と京町通り、これら全てを観光するのがおすすめです。

ただ、路線バスの本数がそれほど多くないため、路線バスの時刻表をもとに効率的なスケジュールを立てる必要があります。路線バスの時間や観光スケジュールの関係から、大立竪坑や佐渡奉行所、京町通りなどを適宜省略するプランも検討すべきです。

両津港フェリーターミナルを出発して佐渡金山に関連する観光スポット4箇所を観光する場合の回る順番は、例えば次のようにすることが可能です。

  1. 両津港フェリーターミナルの「両津港佐渡汽船」バス停から、「本線」バスに乗車、「佐渡金山前」バス停で下車となり、所要時間は1時間15分(840円)です。
  2. 史跡 佐渡金山で、「宗太夫坑/江戸金山絵巻コース」と「道遊坑/明治官営鉱山コース」との両方を観光したあと、売店や展示室などを見て、所要時間1時間30分くらい。
  3. 史跡 佐渡金山から徒歩で大立竪坑へ。大立竪坑を見物の後、徒歩で「佐渡金山前」バス停まで戻る。所要時間は40分くらい。
  4. 「佐渡金山前」バス停から、「本線」バスに乗車、「相川博物館前」バス停で下車となり、所要時間は5分(210円)です。
  5. 徒歩で北沢浮遊選鉱場を観光。所要時間は30分くらい。
  6. 北沢浮遊選鉱場から徒歩にて佐渡奉行所へ移動して観光。その後、京町通りのうち、旧相川裁判所のレンガ塀と鐘楼などの主要な見どころだけを観光。あわせて所要時間は1時間くらい。
  7. 最後に両津港フェリーターミナルへ戻る場合は、「相川」バス停から、「本線」バスに乗車、「両津港佐渡汽船」バス停で下車となり、所要時間は1時間8分(840円)です。

路線バスの時間や観光スケジュールの関係から、上記1~7のうち、3と6は省略可能です。

以上のスケジュールを一日で観光する場合、バスの運賃を個別に支払うよりも路線バス乗り放題の「佐渡1dayパス(1,500円)」を購入するのがお得です。宿泊して佐渡島の他の観光スポットも回る場合は、「佐渡2dayパス(2,500円)」、「佐渡3dayパス(3,000円)」などもあります。

佐渡島の路線バス: 新潟交通佐渡

レンタカーを使った自由旅行で佐渡島を旅行する場合

レンタカーを使った自由旅行で佐渡島を旅行する場合の説明ですが、もちろんレンタカーではなくマイカーを使う場合も同じです。

レンタカーを使った自由旅行で佐渡島を旅行する場合も、上で紹介した観光スポット4箇所、史跡 佐渡金山、大立竪坑、北沢浮遊選鉱場、佐渡奉行所と京町通り、これら全てを観光するのがおすすめです。

両津港フェリーターミナルを出発して佐渡金山に関連する観光スポット4箇所を観光する場合の回る順番は、例えば次のようにすることが可能です。

  1. 両津港フェリーターミナルから史跡 佐渡金山までレンタカーで約1時間(27km)。
  2. 史跡 佐渡金山で、「宗太夫坑/江戸金山絵巻コース」と「道遊坑/明治官営鉱山コース」との両方を観光したあと、売店や展示室などを見て、所要時間1時間30分くらい。
  3. 史跡 佐渡金山から大立竪坑へレンタカーで移動の後、大立竪坑を見物。あわせて所要時間は30分くらい。
  4. 大立竪坑から北沢浮遊選鉱場までレンタカーで移動、約10分(5km)。
  5. 北沢浮遊選鉱場を観光。所要時間は30分くらい。
  6. 北沢浮遊選鉱場から佐渡奉行所へレンタカーで移動の後。佐渡奉行所と京町通り(旧相川裁判所のレンガ塀と鐘楼など)を徒歩で観光。あわせて所要時間は1時間くらい。
  7. 最後にレンタカーで両津港フェリーターミナルへ戻る。所要時間は1時間程度です。

レンタカーの場合は路線バスと違って待ち時間などによる時間のロスが無く、効率的な観光ができるので、基本的には大立竪坑、佐渡奉行所と京町通りなどを省略することはおすすめしませんが、京町通りの観光をしっかりやると結構な距離を歩くことになるので、体力配分などを考えて、京町通りについては適宜省略する選択もありでしょう。

佐渡島でのレンタカー予約:じゃらん経由でニッポンレンタカー佐渡営業所のレンタカーを予約できます。

⇒ じゃらんレンタカー

レンタサイクルを使った自由旅行で佐渡島を旅行する場合

レンタサイクルを使う場合、両津港フェリーターミナルから史跡 佐渡金山までは27kmあり、きつい上り坂もありますので、レンタサイクルで佐渡金山の観光をするのはおすすめできません。片道の移動も3時間ほどかかってしまいますので、佐渡島内をサイクリングするというのでなければ難しいでしょう。

ツアーに参加する場合

自由旅行の場合は自分で予定を立てて行動しなければいけないので、移動手段のことや、観光したい場所のことなどを事前によく調べて準備しなければいけませんし、旅行当日もそれなりに緊張感をもってスケジュールをこなす必要があります。こういうのが好きな人はいいですが、大変と言えば大変です。

事前の調査や準備など苦手で、旅行当日もリラックスして過ごしたい、という場合には、史跡 佐渡金山の見学と、できれば北沢浮遊選鉱場の見学も組み込まれたツアーに参加するのもおすすめです。

例えば、佐渡島までの往復と現地宿泊、そして佐渡島での観光がセットになったツアーなどは、佐渡金山だけでなく、その他の佐渡島の有名な観光地を効率的にまわることができるのでおすすめです。

クラブツーリズムさんからは以下のようなツアーが提供されています。

⇒ クラブツーリズム国内ツアー :”MENU” クリック → キーワード「佐渡」で検索

読売旅行さんからは以下のようなツアーが提供されています。

⇒ 読売旅行【公式】 :”フリーワード”をクリック → キーワード「佐渡」で検索

ほかの旅行会社からのツアーもありますので、気に入ったものを探してみてはいかがでしょうか?

まとめ

まとめますと、佐渡金山の観光では、史跡 佐渡金山、大立竪坑、北沢浮遊選鉱場、佐渡奉行所と京町通り、これら観光スポット4箇所がおすすめです。自由旅行での移動手段は、路線バスかレンタカーになります。ツアーへの参加もおすすめできます。

そして観光スポット4箇所のうち、佐渡金山の観光として絶対外せないのが、史跡 佐渡金山と北沢浮遊選鉱場になります。史跡 佐渡金山では、道遊の割戸を正面から見ることのできる「道遊坑/明治官営鉱山コース」は必須と言えます。少なくとも史跡 佐渡金山の「道遊坑/明治官営鉱山コース」と北沢浮遊選鉱場の観光ができるようにスケジュールを組むのが、「佐渡金山」を上手に観光する方法となります。

本記事がこれから佐渡島への旅行を検討している人にとって参考になれば幸いです。

大人世代のための秘境・絶景を訪れる旅について、もっと知りたい方はこちらの記事もあわせてご覧ください。

Have a nice trip!

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