東京発の会津若松:ツアー申込みと鉄道・宿泊の個別手配はどちらがおすすめ?

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東京発の会津若松:ツアー申込みと鉄道・宿泊の個別手配はどちらがおすすめ?

東京発の会津若松への旅行を計画している大人世代の皆さん、こんにちは。今回は、東京から会津若松へ旅行するにあたって、往復交通手段と現地の宿泊をセットにしたツアーを申込むのか、あるいは新幹線や東武特急などの鉄道と現地の宿泊とを個別手配するのか、どちらがおすすめなのかについての記事となります。

結論としては、何を目的に会津若松へ旅行するのかによります。大部分の場合はツアーを申込むほうが割安となりおすすめですが、会津若松発着の観光列車に乗車する目的では、一部の観光列車の場合、往復経路の自由度が高い個別手配のほうがおすすめとなることもあります。

では、詳細については本文をお読みください。

東京発の会津若松でおすすめのツアーは、東武トップツアーズの「スゴ得」です。

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会津若松の観光がメインの場合のおすすめ

鶴ヶ城

会津若松への旅行目的で最もオーソドックスなのは、会津若松中心部での観光です。ここでの主な観光スポットは、鶴ヶ城、御薬園、白虎隊記念館、さざえ堂、飯盛山、七日町通り、会津武家屋敷など。これら観光スポットを巡回する路線バス「まちなか周遊バス」があるので便利です。主だった観光スポット2,3ヶ所なら日帰りでも可能ですし、それ以上なら一泊二日がおすすめです。

以上のとおり、会津若松の観光がメインの場合には、東京~会津若松の往復交通手段はできるだけ短時間かつ快適に移動できる、新幹線を利用したアクセス方法がおすすめです。正確に言うと、東京駅から郡山駅まで東北新幹線を利用し、郡山駅から会津若松駅までJR磐越西線の快速などを利用する方法です。

JR磐越西線の郡山~会津若松を運行する快速または普通列車は、ほぼ1時間に1往復の頻度で運行されているので便利です。東京駅~会津若松駅の所要時間は、小郡駅での乗り継ぎ時間にもよりますが、スムーズに行けば片道3時間弱程度です。

新幹線を利用して東京~会津若松を移動する場合の交通費ですが、個別手配した場合、東京駅から郡山駅経由で会津若松駅までの乗車券(片道)が5,170円。東京駅から郡山駅までの新幹線特急券(片道)が自由席3,740円/指定席4,270円となり、合計(片道)が8,910円(自由席利用)となります。

一方、東京発の会津若松へのツアーが各旅行会社から提供されており、新幹線を利用して東京~会津若松を往復し、現地での宿泊がセットになったプランが多くあります(日帰りプランもあり)。ツアーの金額は旅行時期や選択するホテルのグレードなどによって異なりますが、エコノミーなホテルを選択して一泊する場合には、ツアー総額18,000円/一人くらいのものもあります。ホテル一泊分が無料になるという金額なので驚きです!

このように、会津若松の観光がメインの場合には、東京~会津若松には新幹線を利用するのが便利であり、東京~会津若松の往復に新幹線を利用するのであれば、ツアーを申込むほうが、割安になるのでお得です。つまり、会津若松の観光がメインの場合は、ツアーを申込むのがおすすめです。

東京発の会津若松へのツアーは、東武トップツアーズ日本旅行近畿日本ツーリストなどから提供されていますが、私がよく使っているのは東武トップツアーズの「スゴ得」です。

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会津若松に加えて喜多方も観光する場合のおすすめ

喜多方ラーメン神社

喜多方は、会津若松駅からJR磐越西線の普通列車で2駅(所要時間16分)。喜多方での楽しみは、蔵造の街並みを散策したり、喜多方ラーメンを味わったりです。また、毎年4月中旬ごろに満開を迎える喜多方のしだれ桜は有名で、日中線という廃線跡の遊歩道がお花見の名所となっています。いずれも喜多方駅からの徒歩圏内です。

喜多方での観光には半日程度が必要となります。例えば、会津若松で一泊して、一日目には会津若松中心部を観光し、二日目には喜多方を観光するといったスケジュールがいいでしょう。会津若松~喜多方の往復にはそれほど時間も費用もかからないので、会津若松に加えて喜多方も観光する場合のおすすめの旅行方法は、会津若松の観光がメインの場合と同様、ツアーを申込むのが割安となりおすすめです。

会津若松に加えて大内宿も観光する場合のおすすめ

大内宿

南会津にある大内宿は、江戸時代に栄えた宿場町の街並みが保存されている観光スポットで、街道沿いに建ち並ぶ茅葺屋根の古民家では、飲食店やお土産屋などが営業されています。特に、雪の積もった冬季には、幻想的な風景を楽しむことができるので人気です。

大内宿は、会津鉄道の湯野上温泉駅からシャトルバス「猿游号」で20分のところに位置します。会津若松からは、湯野上温泉駅まで列車で40~50分かかり、シャトルバスに乗り換えて20分なので、会津若松から大内宿までの片道は1時間以上かかります。費用的には、「大内宿共通割引きっぷ」を使えば、会津若松~大内宿の往復の交通費も2,600円程度とリーズナブルです。

大内宿での観光の滞在時間は2時間程度見ればいいでしょう。会津若松から往復して大内宿を観光するには半日程度あればよいことになります。例えば、会津若松で一泊して、一日目には会津若松中心部を観光し、二日目には大内宿まで往復して観光するといったスケジュールがいいでしょう。

そうすると、会津若松に加えて大内宿も観光する場合のおすすめの旅行方法は、会津若松の観光がメインの場合と同様、ツアーを申込むのが割安となりおすすめです。

会津若松発着の観光列車に乗車する場合のおすすめ

会津若松駅

会津若松発着の観光列車には以下のようなものがあります。

JR東日本「SLばんえつ物語号」

SLばんえつ物語号

JR東日本が土日祝を中心に運行している観光列車。蒸気機関車SL(C57-180)がレトロな客車(12系)をけん引することで人気が高いです。

上り便(途中停車駅は省略)

新津10:03発
会津若松13:36着

下り便(途中停車駅は省略)

会津若松15:27発
新津18:43着

上り便に乗車するには、東京から上越新幹線で新潟へ、新潟から信越本線の普通列車で新津という経路となり、下り便に乗車すると新津から信越本線の普通列車で新潟へ、新潟から上越新幹線で東京に戻るという経路になります。つまり、東京発の会津若松という旅行ではあるものの、その往路か復路、または往復両方で新津経由となります。

残念ながら一般的な東京発の会津若松へのツアーでは、新津を経由するルートでの設定がありませんので、SLばんえつ物語号に乗車する場合、上越新幹線を利用する個別手配をすることになります。

なお、SLばんえつ物語号を含め、上越新幹線などは、全国のみどりの窓口や駅の指定席券売機、あるいはJR東日本の「えきねっと」などインターネットサービスを利用して、別途自分で予約・購入しておく必要があります。

また、会津若松にて宿泊する場合には、ホテルも自分で個別手配する必要があります。国内のホテルを予約するには、じゃらんnet楽天トラベルアゴダなどがおすすめとなります。

JR東日本「あいずSATONO号」

SATONO号

JR東日本が土日祝等に運行している観光列車。ディーゼルハイブリッド車両(HB-E300)の新型観光列車として人気があります。

下り便(会津若松以外の途中停車駅は省略)

郡山10:05発
会津若松11:40着/11:45発
喜多方12:01

上り便(会津若松以外の途中停車駅は省略)

喜多方15:32発
会津若松15:53着/15:58発
郡山17:16着

あいずSATONO号は、東京からの新幹線の乗り換え駅である郡山発着で、会津若松ないしは喜多方を往復する運行ルートとなるので、あいずSATONO号に片道あるいは往復いずれの方法で乗車する場合でも、東京~会津若松の往復に新幹線を利用するツアーを利用することができます。旅行費用が割安となるのでツアーを申込むのがおすすめです。

なお、あいずSATONO号の指定席券は、通常はツアーに含まれていません。全国のみどりの窓口や駅の指定席券売機、あるいはJR東日本の「えきねっと」などインターネットサービスを利用して、別途自分で予約・購入しておく必要があります。

会津鉄道「お座トロ展望列車」

お座トロ展望列車

会津鉄道が土日祝を中心に運行する、お座敷・トロッコ・展望の3形態の座席が設けられたディーゼル車両による観光列車。会津鉄道の沿線の自然豊かな車窓が楽しめることで人気です。

月号(途中停車駅は省略)

会津田島08:26発
会津若松09:33着

花号(途中停車駅は省略)

会津若松09:50発
会津田島11:23着

風号(途中停車駅は省略)

会津田島11:58発
会津若松13:24着

星号(途中停車駅は省略)

会津若松13:34発
会津田島14:57着

お座トロ展望列車の乗車例として、例えば、会津若松に一泊した二日目の朝、花号と風号に乗車して会津田島をとんぼ返りで往復して会津若松に戻るとか、あるいは会津若松からの大内宿への観光を兼ねて、会津若松~湯野上温泉の片道または往復にお座トロ展望列車を利用するような場合が考えられます。

このようなお座トロ展望列車の乗車例では、会津若松発着の日帰り観光としてお座トロ展望列車に乗車できるので、乗車東京~会津若松の往復に新幹線を利用するツアーを利用することが可能です。旅行費用が割安となるのでツアーを申込むのがおすすめです。

浅草のリバティ

ただ、会津田島~東京の移動は、会津若松を経由するよりも、会津田島と東京の浅草を直通する東武特急「リバティ会津号」を利用するほうが所要時間(3時間17分)も短くて便利かもしれません。また、会津鉄道から野岩鉄道にかけては山深く自然豊かな車窓を楽しめるので、鉄道旅行が好きな人の場合は、会津田島~浅草を東武特急で移動するほうがおすすめかもしれません。

また例えば、浅草07:30発の「リバティきぬ号」で鬼怒川温泉09:35着、鬼怒川温泉09:37発の「AIZUマウントエクスプレス」に乗り継いで会津田島10:42着となり、お座トロ展望列車の風号に乗り継げます。この方法で東京から会津若松へ移動するというのも鉄道旅行が好きな人にとっては楽しいでしょう。

このように、お座トロ展望列車に乗車する場合には、往路または復路において東武特急を利用して会津若松に移動する選択肢もあります。ただ、一般的な東京発の会津若松へのツアーでは、東武特急を利用する設定がありませんので、往復の移動手段や宿泊については個別手配をすることになります。

会津鉄道

なお、お座トロ展望列車の指定席券は、会津鉄道の有人駅窓口で予約・購入できます。会津鉄道のサイトからもオンラインで予約だけは可能です。予約するとバーコードのついたメールを受信するので、乗車当日に会津鉄道の駅の窓口でメールの画面を見せて指定席券を発券します。

「リバティ会津号」や「リバティきぬ号」など東武特急の特急券は、東武鉄道各駅の窓口や券売機、東武鉄道の「特急券インターネット購入・予約サービス」により乗車日の一ケ月前より予約・購入が可能です。

まとめ:東京発の会津若松はツアー申込みと鉄道・宿泊の個別手配のどちらがおすすめ?

以上のとおり、東京から会津若松へ旅行するにあたって、往復交通手段と現地の宿泊をセットにしたツアーを申込むのか、あるいは新幹線や東武特急などの鉄道と現地の宿泊とを個別手配するのか、どちらがおすすめなのかについては、何を目的に会津若松へ旅行するのかによります。

会津若松メインの観光、それに加えて喜多方や大内宿を観光するような場合には、旅行費用が割安になるツアーを申込むのがおすすめです。

会津若松発着の観光列車に乗車する場合、あいずSATONOに乗車するのであれば、東京から新幹線を利用して会津若松を往復すればいいのでツアーを申込むのがおすすめです。

SLばんえつ物語に乗車する場合は、新津経由の新幹線を利用する経路で個別手配をする必要があります。また、お座トロ展望列車に乗車する場合には、ツアーを申込む方法も可能ですが、鉄道旅行の楽しみ方によっては東武特急を利用する経路で個別手配をするのがおすすめとなるケースもあります。

皆様のニーズに合った楽しくてお得な旅行を選んでください。

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Have a nice trip!

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