新宿―尾道・三原が片道1万円以内、高速バス「エトワールセト号」のお得な利用方法と乗車レビュー

高速バス「エトワールセト号」を利用すると、新宿-尾道・三原が片道1万円以内で済みます。東京から広島方面への交通手段として最もオーソドックスな飛行機便では羽田―広島の片道で12,000円くらいからですし、新幹線利用では、東京―福山をのぞみ号で利用して片道17,000円くらいとなります。これらと比較して、高速バス「エトワールセト号」はかなり安い移動手段であることがわかります。

今回は、高速バス「エトワールセト号」のお得な利用方法と乗車レビューについて、簡単にご紹介してみたいと思います。

「エトワールセト号」のネット予約・購入の方法

まず予約できるタイミングについてですが、乗車希望日の1ヶ月前の同日(前月同日)の10:00から可能です。ただし、前月に同日が存在しない場合はその前日から予約が可能です(例:5月31日乗車分→4月30日受付開始)。なお、往復便として予約する場合には復路が1ヶ月以上先でも同時に予約できます。

また、「早トク」というお得なシステムがあります。これは乗車希望日の一週間以上前に予約することで20%ほどの割引を受けることができるものですので、早めに予約がおすすめです。ただし、クレジットカード決済のみ(コンビニ決済は不可)となる点は注意が必要です。

まず準備作業となります。ネット予約は「発車オ~ライネット」というバス予約サイトを利用しますが、ここの会員登録をしないとネット予約ができませんので、先に会員登録を行います。ページの一番上に「会員登録」というボタンがありますので、ここを押して会員登録を行います。登録は無料です。

続いて実際のネット予約に進みます。「発車オ~ライネット」をログインした状態で表示します。左側にある、「出発地」、「到着地」、「出発日」に予約したい乗車に関する情報を選択・入力します。「エトワールセト号」は、出発地と到着地は東京都または広島県となります。選択・入力ができたら、下にある「検索する」ボタンを押します。

画面が切替わり「便一覧」というページが表示されます。下にスクロールしていくと、「新宿⇔三原エトワールセト号」という項目が出てくると思います。「価格(円)」という項目には、上段に「通常運賃」の金額が、下段に「早トク525」(上で説明した「早トク」の割引適用)の金額が表示され、その右「残席」という項目に、それぞれ「◎空席」、「○数字」または「×満席」の表示があります。「◎空席」または「○数字」(数字の席数が残っている)が表示されれば予約可能、「×満席」が表示されると予約不可ということです。

続いて、一番右の「予約に進む」という項目にある「片道予約」または「往復予約」を押します。ここで「早トク525」に残席がある場合には「早トク525」の「片道予約」を選択してください。「通常運賃」にある「往復予約」を選択すると、往復割引を適用した往復便として予約購入できますが、早トクと往復割引の併用はできず、しかも早トクに比べて往復割引の割引率はたいしたことがないので、あまりおすすめできません。往路・復路それぞれ早トク適用の片道として予約購入したほうが安くなります。

続いて、上で説明した「早トク525」の「片道予約」(残席が無い場合は「通常運賃」の「片道予約」または「往復予約」)をクリックします。すると画面が切替わり、「便詳細」というページになります。ここは以下のように入力します。

  • 「1.往路便の乗降車地を選択してください」の項目では、乗車地と降車地をそれぞれプルダウンから選択します。
  • 「2.乗車人数を選択してください。」の項目では、人数を入力します。大人/小児それぞれについて、男性/女性の別に入力します。なお、ネット予約では一度に4人分までしか予約購入できません。

以上の入力が完了すると、ページ右側の「合計運賃」に金額が表示されますので、これを確認しつつ、その下の「次の画面へ」ボタンを押します。画面が切替わり「乗車代表者情報の入力」というページになりますので、記載事項を確認し、ページ下の「次の画面へ」ボタンを押します。

さらに画面が切替わり、「予約内容最終確認」というページになります。内容を確認し、問題なければ「予約を確定する」ボタンを押します。ページが切替わり「予約完了」となれば、予約が完了します。購入期限はこのページに表示されているとおりですが、「早トク」適用の場合には7日以内の購入(クレジットカード決済)が必要です。

このままクレジットカード決済を進めたい場合は、「予約完了」のページの下の方に「カードで決済」というボタンがありますので、これを押してクレジットカード情報の入力に進み支払を行います。

クレジットカード決済が完了すると、会員登録の際に登録したメールアドレス宛に乗車券となるメールが送信されます。あらかじめこのメールを印刷しておき、乗車時に乗務員に提示するか、スマホでメール本文を提示すればOKです。

「エトワールセト号」の乗車レビュー

私は、行きは新宿から尾道、帰りは三原から新宿と利用しました。そのときの体験を踏まえて簡単に乗車レビューを記載いたします。

座席は快適か?

小田急バスのこちらのページにも詳細に説明が出ていますが、座席はかなり快適にできていました。横3列からなる「独立型シート」となっており、両窓際の席と、左右両側の通路を挟んで中央の席が設けられています。基本的に、人がすぐ隣に並んで座ることはありませんので、トイレに立つときも気兼ねしませんし、隣の人と腕がぶつかるようなこともないので、とても快適でした。ただし、最後尾の座席だけは4席が横にくっついて並んでいるので、窓際の人がトイレに立つのはギリギリ大丈夫ではあるものの、隣の人と腕がぶつかることは避けられないようです。また、繁忙期は別仕様の臨時バスを運行する場合があるそうなので、臨時バスを予約する際には上で説明した通りの座席にならない可能性もありますので、注意が必要です。

座席のリクライニングは最大140度まで倒れます。フットレスト及びレッグレストもありますので、かなりフラットな感じで休むことができます。私も体が痛くなるようなこともなくぐっすり眠ることができました。なお、最後尾の4席については、リクライニングは浅く、新幹線のリクライニング程度しか倒れません。あいにく予約時に座席位置まで指定できないので、最後尾の席になるかどうかは運次第(最後尾になる確率:14%=4÷29)です。

そのほか各座席には、電源コンセントと読書灯が設置されており、ブランケット、スリッパ、おしぼりが提供されています。窓のカーテンはありますが、座席を隠す仕切りのカーテンなどはありません。

バスの設備は?

一般的なバスと同様、車体腹部のトランクに大きな荷物を収納できます。収納できる荷物は1人1個(30kgまで)となっています。

車内中間位置、進行方向に向かって右側には、トイレとサービスコーナーが設けられています。サービスコーナーでは、セルフサービスとなりますが、温かいお茶、コーヒー、紅茶、そして冷水を無料でいただくことができます。

車内の雰囲気は?

乗車した後、しばらくは車内も明るいまま走行します。新宿から三原行きの場合は高速の足柄SAで、三原から新宿行きの場合は高速の龍野西SAで、それぞれ10分~15分程度のトイレ休憩をします。時間的にはどちらも午後11時すぎくらいになります。そこで3分の2くらいの人がバスを降りて休憩します(すでに眠りについていてバスを降りない人も3分の1くらいはいました)。皆さん、トイレに行ったり、飲み物を買ったり、タバコを吸ったりと、時間をすごします。

このトイレ休憩が終わると車内は消灯となり、窓のカーテンも閉められ、車内は薄暗い状態となります。席を立って車内のトイレに行くことができるくらいの灯りはありますが、車内全体就寝モードという感じです。話し声もなくなり車内は静まりかえりますので、よく眠れました。

当日の夕食についてですが、新宿発の場合、午後9時頃の出発なので、たいていの人は夕食を済ませてからの乗車になります。一方、三原発の場合、午後7時すぎの出発なので夕食を済ませて乗車するかどうか微妙なところです。私の場合、コンビニでおにぎりとお茶を買って車内で食べました。臭いのする飲食は問題ありそうですが、おにぎりやスナック菓子程度ならとくに気を遣うことはなさそうです。

ポイントカードについて

希望者には車内でポイントカードがもらえます。「エトワールセト号」を1回乗車するごとにスタンプ1個が押され、10個たまると「エトワールセト号」1回の乗車が無料となるシステムです。私は10回乗る予定がなかったのでポイントカードはもらいませんでしたが、帰省などで今後複数回乗車する予定のある方はもらっておきましょう。

まとめ

高速バス「エトワールセト号」なら「早トク」の利用で、新宿―尾道・三原が片道8千円代で移動可能なのでたいへんお得です。新幹線や飛行機なら昼間の移動であるため、現地で朝から観光するためには前日泊が必要ですが、「エトワールセト号」は夜行バスなので、現地早朝に到着でき、1泊の宿泊代金をうかせることができます。

乗り心地は飛行機のビジネスクラス並みに快適です。ちょっと無理をすれば、往復に「エトワールセト号」を利用した0泊3日の弾丸旅行も十分可能だと思います。

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