【東京観光】船の科学館で「宗谷」を見学

2019年2月6日

東京都品川区にある船の科学館には「宗谷」という興味深い船が公開展示されています。「宗谷」は、1938年にソ連向けの商船として建造されたが、日中戦争の激化に伴い引き渡し不可が決定、それを帝国海軍が買い上げました。帝国海軍では特務艦(運送艦)として太平洋戦争中はミッドウェー海戦などにも参加、戦後は、海上保安庁で灯台補給船、巡視船、南極観測船として服務しました。

一般的には「タロ・ジロ」の物語とともに初代南極観測船として有名ですが、太平洋戦争を経験した数少ない日本の現存艦のひとつとしても貴重な存在となっています。今回は、そんな「宗谷」を簡単にご紹介してみます。

船の科学館「宗谷」への行き方

ゆりかもめの「船の科学館駅」で下車し、西口側の階段から地上に降りるとすぐ目の前に「船の科学館」があります。ちなみに、現在この「船の科学館」は、大型客船の形をしたビルである「本館」がリニューアル工事のため休館中となっており、中に入ることができません(2018年11月現在)。見学できるのは「本館」の横にある小さな建物の「別館」と、少し歩いた先の埠頭に係留されている「宗谷」だけとなっています(いずれも入場無料)。

「宗谷」に乗船

埠頭から「宗谷」へ乗船します。入場料は無料ですが、入り口では船体を保存整備するための協力募金を募っています。

順路に沿って見学です。

船内の各部屋は、当時の調度品がそのまま保存展示されています。この部屋は、「士官食堂」です。

船員の寝室です。

南極での動物たち

樺太犬のタロとジロのぬいぐるみ

8気筒のディーゼルエンジン。大きい!

海軍での特務艦時代の写真。艦首に機銃が設置されています。

下層の甲板

船の操縦を行う「操舵室」にも入れます。

操舵室からの眺めはGood!

艦尾側は大型のヘリコプターも離発着できる「ヘリコプター発着甲板」。第3次南極観測当時は、ヘリコプター4機と航空機1機を搭載していたとのこと。

まとめ

今回ご紹介した「宗谷」は東京観光のなかでも穴場的なスポットかもしれませんが、とくに艦船が好きな方や歴史に興味のある方なら、きっと楽しんでいただけるだろうと思います。「ダイバーシティ東京」からも徒歩10分ほどなので、お台場での観光に組み入れてもいいかもしれませんね。

Have a nice trip!