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タイでは象に乗ることのできる観光地がいくつかありますが、そのなかでもバンコクから比較的アクセスが便利で、かつ世界遺産の遺跡でも有名なアユタヤは、最もお勧めできるエレファントライドのスポットです。
今回は、アユタヤの「エレファントキャンプ」をご紹介したいと思います。
アユタヤへのアクセス
アユタヤへ行くには、象乗りも含まれた半日ツアー(バンコク出発)が一人5,000~6,000円くらいでありますので、このようなツアーを利用するのもひとつの手ですが、個人で行くにもそれほど難しくはありません。
個人でバンコクからアユタヤへ移動するには、鉄道かロットゥー(乗合のミニバン)のいずれかとなります。鉄道では、所要時間1時間半~2時間で料金は座席の等級により15~245バーツ(約60~900円)くらい。ロットゥーでは、所要時間1時間~1時間半で料金は出発地点により60、80バーツ(約200~300円)くらい。やや時間はかかりますが、鉄道利用のほうが、発着地点がわかりやすいのでお勧めです。
私は鉄道を利用したのですが、とても簡単でした。フアランポーン駅に行き、「TICKETS」と表示している窓口に並びます。並んでいる際に、案内係の人が寄ってきて話しかけてくることがありますが、行先を告げると、どの列車に乗ればいいか、料金はいくらくらいか、など教えてくれます。
窓口で行先「アユタヤ」と告げると切符を発券してくれます。何も言わないと一番安い3等席(エアコンなしの自由席)で発券してくれると思います。もし、2等席(エアコン付きの指定席)にしたい場合はその旨を伝えます(指定席なので空きが無い場合は買えません)。
切符の発券後は、案内板で何番線から列車が出るのかを確認し、プラットホームに出て列車を待ち、乗車すればOKです。ちなみに改札は無いので、切符を見せずにそのままプラットホームに入ることができます。
列車を降りる際の注意点です。アユタヤ駅はそこで降りる観光客が多いので、到着時に車内アナウンスがあると思いますが、バンコク出発後1時間半あたりからは、到着駅の駅名を確認したり、まわりの人たちの様子を気にしておいたほうがいいでしょう。Googleマップなどで現在地点を確認できれば安心です。
なお、帰りはフアランポーン駅が終点なので心配いりません。
アユタヤでの移動
アユタヤでの移動は、トゥクトゥク(三輪自動車のタクシー)のチャーターか、レンタル自転車になります。トゥクトゥクの相場は1時間あたり約200バーツ(約600円)と言われていますが、交渉次第です。レンタル自転車は1日50~100バーツ(約150~300円)です。
暑いですし確かにトゥクトゥクのほうが楽だとは思いますが、料金交渉が面倒臭く、行く先々で次の目的地をいちいち説明するのも面倒臭そうです。幸い、アユタヤの地形はアップダウンがほとんどないことから、自転車でもさほど辛くはないと思います。私は、自分のペースで観光できるレンタル自転車を選びました。
レンタル自転車屋は複数あります。アユタヤ駅を出て、駅前の道を渡り、真っ直ぐ進むと川に突き当たります。その途中にもレンタル自転車屋はありますが、そのまま無視して進みます。川を渡ったところにもいくつかレンタル自転車屋がありますので、そこで自転車を借りてください。
エレファントキャンをはじめ、アユタヤの観光スポットは川を渡った側にあります。川を渡る前に自転車を借りてしまうと、自転車をボートに載せて川を渡る必要があります(追加料金+面倒)。
レンタル自転車屋ではパスポートを見せる必要があり、コピーをとられます。料金を支払うと、自転車のカギが渡され、観光マップももらえます。
自転車でエレファントキャンプへ
エレファントキャンプは、川を渡ったところのレンタル自転車屋から、真西方向へ約2.5kmの位置にあります。寄り道せずに行くと15分くらいで到着します。
途中には、木の根に埋め込まれた仏像で有名な世界遺産「ワット・プラマハタート」などもありますので、観光しつつ、のんびり行くといいですね。
エレファントライド体験
エレファントキャンプに到着。いよいよエレファントライド体験です。
まずは窓口でチケットを購入します。15分コースで400バーツ(約2,000円)です。
チケットをもって象にのるためのタラップ(櫓?)に登ります。
順番を待って象に乗ります。象の背中に装着された座席に座ります。1頭につき2人まで乗ることができます。象使いのおじさんも象の首のところに乗っていますので安心です。
座席に座ると、象はゆっくり歩き始めます。意外と乗り心地はよく、日傘もついていて優雅な気分です。象はとても背が高いので、背中からの見晴らしはとてもよいです。
遺跡が見えるところを散策します。移動中は揺れますので撮影には注意しましょう。
散策を楽しんだ後、エレファントキャンプに戻ります。任意ですが、象を降りる際にお札でチップを渡すと、象が鼻を使ってチップを受け取ります。
その仕草が面白いので、最低額(20バーツ紙幣=100円くらい)を渡してもいいかもしれません。
まとめ
今回、象に乗るのは2回目でしたが、つくづく象はとても頭が良く、おとなしい動物なんだなと思いました。座席がかなり高い位置にあり、しかもそれなりに揺れるので、見た感じ怖そうに思えますが、乗ってみると全然怖くありません。
アユタヤでの遺跡めぐりに加えてエレファントライド体験はお勧めですよ。
Have a nice trip!