【京都観光】日本三景「天橋立」を両側から見る

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天橋立は、京都府の日本海側に位置し、宮津湾と内海の阿蘇海を南北に隔てる全長3.6kmの湾口砂州であり、日本三景の一つとして有名です。

この天橋立を眺めるスポットはいくつかありますが、なかでも南の天橋立ビューランドと北の傘松公園とが有名です。今回は、この天橋立ビューランドと傘松公園との両側からの天橋立見物をご紹介したいと思います。

天橋立までのアクセス

天橋立は大阪方面からアクセスする場合が多いと思います。大阪方面からのバスツアーなどもあり、利用すると便利ですが、天橋立を南北両側からじっくり見ることができるツアーはあまり無いようです。じっくり見たい場合はツアーでないほうがいいと思います。

鉄道利用の場合は、大阪からJR福知山線で福知山駅へ、または京都からJR山陰本線で福知山駅へ。福知山駅からは京都丹後鉄道で天橋立駅へ。大阪からなら約2時間20分、京都からなら約2時間でアクセスできます。

 

高速バスなら、大阪から約2時間30分、京都からなら約2時間でアクセスできます。バスの場合は乗り換えがなく、便利ですのでお勧めです。天橋立側の停留所は天橋立駅前となります。

まずは天橋立ビューランドへ

天橋立ビューランドの入場口は天橋立駅から徒歩5分程度です。入口で入場券(850円)を購入。これは「リフト・モノレール(リフトまたはモノレール)」という頂上まで往復する乗り物の料金も含まれた値段となります。

リフトはスキー場などでよくあるタイプのもの。モノレールは、客車タイプのものでケーブルカーのようなものでした。いずれも入場口~頂上の間を片道6分程度で運行しているようです。

頂上は「ランド」と名がつくだけあって、ちょっとした遊園地になっています。観覧車、メリーゴーランド、ゴーカートなどのアトラクションもありました。天橋立見物の施設としては「股のぞき台」や「飛龍観回廊」があり、「股のぞき台」は天橋立を股のぞきするための台、「飛龍観回廊」はスロープになった通路を歩いて登る展望台です。

ここからの天橋立は、「股のぞき台」や「飛龍観回廊」から綺麗に見ることができました。ちなみに、天橋立ビューランドから見える天橋立は、龍が天に登る姿に似ているため「飛龍観」と言うのだそうです。

天橋立を渡る

天橋立ビューランドを出て天橋立の付け根のところまで行きます。徒歩5分くらいです。お土産屋やレストランなどはこのあたりが最も多いので、お昼ごはんはここで食べるのがいいかもしれません。

その奥には知恩院というお寺があります。日本三文殊のひとつとされている文殊菩薩の霊場だそうです。ツアーでは観光コースに含まれている場合も多く、もし時間があれば立ち寄ってみてもいいかもしれません。

さて、ここから天橋立を渡って北側の傘松公園に行きます。歩いて渡ることも可能ですが、2.5kmほどあり30分以上はかかりますので、観光船(片道530円)かレンタル自転車(1時間300円)をお勧めします。レンタル自転車は対岸で乗り捨て可能ですので、片道ずつ観光船とレンタル自転車を利用するのが面白いと思います。私は、行きはレンタル自転車、帰りは観光船を利用しました。

天橋立の南側には「廻旋橋」という橋があります。船が通るたびに電動で橋が90度旋回するという珍しい仕組みのものです。今回たまたま船が通るタイミングに遭遇できました。

天橋立は延々と続く松林の中を通る一本道です。真夏の暑い時期でしたが、松林が木陰となって海風も吹いて涼しかったです。

そして10分ほどで対岸に到着、レンタル自転車を返却します。

そして傘松公園へ

レンタル自転車の返却場所(観光船の船着場近く)から傘松公園のケーブルカーまたはリフトの乗り場までは徒歩5分程度です。

ケーブルカーまたはリフト(どちらも片道330円・往復660円)に乗り、5分ほどで頂上の傘松公園に到着です。

 

こちらは天橋立ビューランドとは異なり、遊園地的な施設はなく、純粋に天橋立を見物するためのところとなっています。展望デッキである「スカイデッキ」、股のぞき台、展望レストランなどの施設があります。

傘松公園からの天橋立は、昇り龍のように見えることから「昇龍観」と呼ばれているそうです。天橋立を股の間からのぞくと天地が逆転したように見える「股のぞき」は、こちら傘松公園のほうが発祥の地らしいですね。

最後の〆は観光船で

傘松公園からの戻りは観光船を利用しました。天橋立の西岸沿い眺めながら航行するものですが、この観光船での楽しみは「カモメへのエサやり」だと思います。

まずは、観光船の待合室で「かっぱえびせん」を買っておきましょう。観光船が出航すると外のデッキに出てください。するとたくさんのカモメがエサを求めてやって来ますので、かっぱえびせんをあげましょう。カモメが船のスピードにあわせて飛んでいるので、空中にピタッと止まって浮いているような感じで面白いですよ。

まとめ

今回「天橋立」を両側から見るということでしたが、南側からの「飛龍観」、北側からの「昇龍観」、いずれも勝るとも劣らずの絶景でした。ただ、必ずしも両方行くべきか、というと、そこまでではないかもしれません。どちらか一方でも天橋立の眺望は十分に満喫できます。

お勧めしたいのは、天橋立を渡ってみることです。レンタル自転車と観光船を利用して天橋立を楽しんでください。

 

Have a nice trip!

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Posted by mikeneko