「猫の島」田代島へのアクセス方法と島内観光レビュー

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「猫の島」田代島へのアクセス方法と島内観光レビュー

宮城県石巻市から約17キロメートル、フェリーで約40分の距離にある田代島は、島内にたくさんの猫が住んでいる「猫の島」として有名です。今回は、田代島へのアクセス方法と島内観光のレビューをご紹介したいと思います。

田代島へのアクセス方法

田代島へのアクセスは、最寄り駅のJR石巻駅からフェリー乗り場までが路線バスで、その先は田代島までフェリーを利用することになります。スケジュールとしては、かなりハードにはなりますが、東京から日帰りで田代島を観光することも可能です。私は前日に仙台を観光した後、仙台市内で一泊しました。田代島のロッジや民宿で一泊するという選択肢もありますが、いろいろと不便なので仙台または石巻で前日泊するのがおすすめです。

ミヤコーバスでフェリー乗り場へ

田代島までのフェリー「網地島ライン」の乗り場までは、JR石巻駅から路線バス(ミヤコーバス)を利用することになります。フェリー乗り場は2カ所、「石巻中央発着所」と「石巻門脇(かどのわき)発着所」があります。ちなみに、フェリーは中央発着所が始発港となり、中央発着所を出た後、門脇発着所に寄港してから田代島に向かいます。

ミヤコーバス

いずれの発着所へ行く場合も、石巻駅前の「2番停留所」から発車するミヤコーバス、山下門脇線(バス前面には「市(山下)内」という表示)の路線バスに乗ります。門脇発着所は、石巻駅前から10個目の停留所「門脇二丁目」で下車します。所要時間は14分、料金は280円です。門脇二丁目から門脇発着所の事務所(2019年8月時点ではトレーラーハウス)までは徒歩5分ほどです。中央発着所は、門脇二丁目の次の停留所「中央一丁目」で下車します。所要時間は16分、料金は320円です。中央発着所の事務所は中央一丁目のバス停の向かい側にあり徒歩1分かかりません。なお、バス料金の支払いは、現金またはスイカなどの交通系ICカードが利用できます。

どちらの発着所を利用すべきかですが、おすすめは中央発着所です。バスの運賃が40円ほど高くなりますが、中央発着所の事務所がバス停のすぐそばにあるので便利です。また、フェリーは自由席なので、座席は早いもの順。始発港である中央発着所から利用するほうが、座席を確保するには非常に有利となります。

なお、ミヤコーバスの本数は1日4便ほどしかないため、フェリーの便によっては、その出航時刻にあったバスの便が無いものもあります。その場合にはバスの利用ができないので、石巻駅からタクシーを使うか、徒歩で移動することになります。下の地図のとおり、石巻駅から中央発着所までは1kmちょっと、徒歩15分くらいです。

フェリー「網地島ライン」で田代島へ

フェリー乗り場の石巻中央発着所または石巻門脇発着所からは、網地島ラインというフェリーに乗って田代島へ向かいます。フェリーの名前が「網地島ライン」というのは、石巻から田代島を経由して網地島まで行くフェリーだからです。

フェリー

網地島ラインの石巻~田代島の便数は、夏休みシーズンは1日4往復、それ以外のシーズンでは2,3往復となっており、運行ダイヤは時々変更されるのでサイトでの確認が必要です。運賃は、石巻~田代島の片道が大人1,230円です(往復切符で買っておくのが便利です)。石巻側は、中央発着所または門脇発着所の利用が可能、田代島側では、石巻寄りの大泊発着所、またはその南側の仁斗田発着所の利用が可能です。どちらの発着所を利用しても料金は同じです。運賃の支払いは現金のみ、石巻~田代島の所要時間は、門脇発着所と大泊発着所の間で約40分となっています。

田代島の島内観光レビュー

2019年8月に田代島を観光してきました。この日は晴天で最高気温35度の猛暑でしたが、それでも田代島を訪れる猫好きは少なくありませんでした。なかには欧米からの観光客らしき人たちも来ていました。

大泊から田代島に上陸

石巻中央発着所を朝9:00に出発し、田代島の北側の港である大泊発着所に10:00少し前に到着しました。実は、猫の多いスポットは田代島の南側の港である仁斗田のほうなのですが、今回、田代島での滞在時間を約4時間半と多めにとっており、田代島を北から南へ縦断してみたいと思いましたので、大泊から上陸して仁斗田へ向かうルートで観光することにしました。

フェリーはほぼ満員でしたが、大泊で下船したのは10人ほど。ほかの人たちの多くは田代島の先の網地島まで海水浴に行く人たちのようでした。フェリーが去ったあと、大泊発着所は静かで、ほんとに何もない寂しいところ、という印象でした。

漁船の下に猫

周りを見渡してみると、漁船の下に猫がいました。向こうからも猫がやって来ました。ポツポツとですが、確かに猫はたくさんいるようです。

猫をアップ

どの猫も人懐っこいので、すぐに近寄ってきて、触っても逃げたりしません。なお、田代島での猫へのエサやりは禁止されていますので、ご注意ください。

路地にも猫

発着所からすぐのところに古い鳥居があります。鹿嶋神社です。

廃神社

急な階段を上ると頂上に赤い社があります。釣鐘もあって、立派な神社だったようですが、あまり手入れはされていないように思いました。

拝殿

お参りをして再び階段を下ります。続いて、南の猫神社へ向かうことにしました。

釣鐘

田代島の守り神「猫神社」へお参り

大泊から猫神社に向かう道は、下の地図のとおり、大泊発着所の少し南側を山の奥に向かって続く上り坂となっています。

舗装された道路ではあるものの、道路の両側は雑木林になっていて、何もない山道をひたすら1kmほど歩きます。時々、大泊方面へ向かう観光客とすれ違うことはありますが、こんな山奥では猫たちに遭遇することもありませんでした。15分ほど歩くと何やら猫の絵の看板のある赤い柵で囲まれた場所が見えてきました。

猫神社

猫神社です。南側の正面にまわると小さな鳥居があって、その奥には小さな祠が設けられています。祠の前にはたくさんの招き猫などが奉納されていました。まずは、ここで、かわいい猫たちとの出会いを祈願してお参りをしました。

猫神社の鳥居

田代島を象徴するような有名な神社だと聞いていましたが、これほどこじんまりしているとは意外でした。神社の横には木製のベンチが2つありました。ふと見ると、黒猫ちゃんがいるではありませんか。もしかして、この神社の神主猫なのかも、ですね。とても人懐っこくて、隣に座るとすぐにすり寄ってきました。

猫神社の猫

お土産を買うなら「島のえき」で

猫神社をあとにし、200mほど進むと「島のえき」が見えてきました。ここは、今は廃校となった、かつての田代中学校の跡地を利用し、猫の保護などの活動をしている「田代島にゃんこ共和国」という団体が運営している施設です(営業時間10:00~15:00)。

島の駅

建物内では、お土産物の販売と、軽食や飲み物などが提供されています。トイレもあり、冷房も効いています。お弁当の持ち込みもOKだそうなので、是非ここで休憩していくことをおすすめします。

島の駅の入口

田代島のお土産はここが最も種類が豊富なので、気に入ったものがあれば、ここで買っておくことをおすすめします。田代島に来た記念となる缶バッジやTシャツなどもおすすめです。また、田代島での食事は、この島のえき以外は、仁斗田集落に2軒あるだけなので、現地のお店で食事をする予定の人は、昼食をとるタイミングはうまく考えないといけません。私は、島のえきに着いたのが11時すぎだったのですが、ちょっと早めの昼食をとることにしました。

島の駅の内部

島のえきでも、たくさんの猫を飼っているようで、施設の周囲では何匹もの猫たちがうろうろしていました。

島の駅の猫

日陰でぐったりと、暑いので夏バテ気味の猫たちも多いようでした。

猫たち

島のえきには、猫のオブジェも多く、見ているだけで楽しくなります。

オブジェ

また、昔の中学校時代からのものだと思われますが、二宮金次郎の像があり、その前には朽ち果てたプロペラが置かれていました。戦時中に田代島の近海に墜落した九六式陸上攻撃機のプロペラだそうです。なんだか歴史を感じますね。

プロペラ

マンガランドで猫っぽいデザインのロッジを見物

島のえきを後にして、さらに南へ歩きます。再び山奥の道路が続きます。ところどころで標識があります。下の地図のとおり、島のえきから1.3kmほどの距離にある「マンガアイランド」を目指すことにしました。

20分ほど歩いてマンガアイランドに到着しました。石巻市は漫画家の故石ノ森章太郎先生の出身地ということで石巻市は故石ノ森章太郎先生がマンガによる町おこしを進めてこられたことから、マンガ関連の施設が多く、田代島にもマンガアイランドといった施設があります。(2020/5/12 読者の方からのご指摘で訂正いたしました。石ノ森章太郎先生の出身地は石巻市ではなく、その北にある登米市でした。申し訳ありませんでした。)

マンガアイランド

ここの売りは、漫画家のちばてつや先生と里中満智子先生がデザインしたロッジに宿泊することができるということ。ロッジ以外にもテントサイトが多数あります。中央の管理棟には、自由に漫画を読める休憩所も設けられています。

建物

私の場合は、ここに宿泊するわけでもなく、有名な先生がデザインしたロッジを見るためだけが目的でした。ここで宿泊予定がなく、とくに興味のない方は、わざわざマンガアイランドまで行く必要はないと思います。なお、管理棟の前のベンチに猫が一匹、お昼寝中でした。

寝そべる猫

仁斗田の集落で猫めぐり

マンガアイランドから来た道を少し北へ戻って、三叉路を下る方へ進み仁斗田の集落へ向かいます。下の地図のとおり、距離的には800m、10分くらいです。

仁斗田の集落では、至る所で猫たちと遭遇しました。細い路地裏などにも猫がいますので、集落をくまなく歩きまわりましょう。

2匹の猫

まず、集落の南側に行くと道路脇に大きな鳥居のある稲荷神社があります。1106年に京都の伏見稲荷を分霊して建立されたそうで、かなり歴史の古い神社のようです。

また猫がいる

鳥居のあたりには3匹の猫が遊んでいました。鳥居をくぐって階段を上ると古い手水舎がありました。水は入ってないのですが、その中で1匹の猫がお昼寝中。

手水舎の猫

そのすぐ横には立派な本殿。しかし、この神社もあまり手入れはできていないようで、かなり痛んだ状態でした。

鈴

石灯篭には「大漁紀念」の文字がありました。大漁を祈願する神社のようですね。

大漁紀念

稲荷神社のすぐ北には「田代島オリーブ・カフェ」というお店があります。ただ、私の行った日はお休みのようでした。ここも数少ない食事のできるお店の1つです。

カフェ

更に少し北に行くと、三角屋根の「クロネコ堂」というお店があります。もとは簡易郵便局だったものを改装して、お土産物販売と軽食・喫茶のお店になったようです。

建物その2

店内には島の歴史写真を展示しており「田代島歴史資料館」ともなっています。見るだけでも入場無料ですので、是非立寄ってみたいスポットです。店内には5,6匹の猫たちが暮らしており、椅子にすわると猫が膝に乗って来てくれたりします。

店内の猫

ここでもカレーなどの食事が注文できます。残念ながらエアコンはなく扇風機だけですが、美味しいかき氷がありますので、ここで猫たちと遊びながら休憩していくのもいいと思います。島のえきでは売っていないクロネコ堂のオリジナルなお土産も売っているようですので、そちらも要チェックです。

猫グッズ

クロネコ堂を出た後は、仁斗田集落の猫を探しながら仁斗田発着所のほうへ向かいました。

あくびする猫

仁斗田発着所から乗船

仁斗田発着所は海に突き出た突堤の先にあります。突堤の根本にはちょっとした広場があり、公衆トイレや休憩できる屋根付きのベンチがありますので、時間が余ったらここでフェリーの時間を待つのがいいと思います。(突堤の先にも待合室がありますが、たいていは人で一杯のため座って休むことができません。)ベンチで休んでいると、ときどき猫がやってきます。

背伸びする猫

10分前くらいになったら仁斗田発着所のほうへ移動します。待合室の周辺にも猫が数匹いるようですので、ここで猫たちとの別れを惜しんでください。フェリーが到着したら列に並んで乗船です。網地島からの乗客が乗っているので、混雑時には座席に座れないかもしれません。また、フェリーの切符は、石巻側で片道のみ買っていた場合は、船内で帰りの切符を買うようにしましょう。

田代島

帰りのフェリーは、2階のデッキ席がおすすめです。船尾方向に田代島の全景を見ることができます。

フェリーより見る

また、多くのカモメが船について来ます。カモメのエサ用として「かっぱえびせん」のようなお菓子を準備しておくといいです。船について飛んでくるカモメに食べさせると面白いですよ。

カモメ

まとめ

「猫の島」田代島は如何でしたでしょうか?猫好きなら一度は行ってみたいスポットですね。ちょっと無理をすれば東京から日帰りでも観光できてしまうという、意外と首都圏からも身近な観光地だと思います。


Have a nice trip!

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