歴史の町、対馬の厳原近辺の観光スポット紹介

2024年5月7日文化遺産ホテル,離島,お城

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つしにゃん

前回の記事『【長崎観光】対馬(その1)、空港から「レンタカー」で観光』の続きです。厳原での滞在についてご紹介いたします。

対馬空港から厳原へ

路線バス

対馬空港から厳原までは対馬交通の路線バスが、通常は1時間に2本ほど出ており、所要時間30分ほどで700円となっています。ですが、私が対馬空港に戻ったのが17時ごろで、運悪く次のバスまで1時間30分待ちといった時間帯にあたってしまいました。

もうあたりは真っ暗で、空港周辺にはお店も何もなく、しかも雨まで降り始めてきました。空港ビル内には1時間半も時間をつぶせる施設もなく、もう1時間半ベンチに座ってスマホを見るしかない。。。さすがにそれでは時間がもったいないので、お金はかかりそうでしたがタクシーで厳原に向かうことにしました。幸い、タクシー乗り場には2台のタクシーが客待ちしていました。

対馬空港から宿泊先の「宿坊対馬西山寺」(厳原の中心部にある)まで、タクシーで20分くらい、料金は3,000円ほどでした。ちなみに、対馬のタクシーは現金しか使えないようです。

厳原での滞在

宿坊対馬西山寺

宿坊入口

今回宿泊したとても良かった宿です。厳原港近くの高台にある西山寺が経営する宿坊。西山寺は江戸時代に朝鮮との外交機関「以酊庵」が置かれていた由緒あるお寺だそうです。路地裏にあって夜はわかりにくいのですが、バスターミナルやスーパーも徒歩5分圏内と非常に便利な場所にあります。

西山寺前の紅葉

山門から中へ

石の階段を上がったところに山門。紅葉したモミジが美しかったです。山門をくぐると小さな庭園を経て玄関へ。館内は薄暗かったですが、それがかえってお寺らしい雰囲気を醸し出していました。

庭園

館内

部屋は意外に洋室でしたが、テレビ、無料Wifi、バス・トイレ完備、ベッドも広くて快適でした。美味しい朝食もついて1泊6,000円(税別)はたいへんお得だと思います。

客室内

館内の様子

夕食時に利用できるレストランはあまりない?

夕食に出かけたのが19時ごろでした。周辺をかなり歩きまわりましたがレストランらしきものが見当たりませんでした。バスターミナルにある観光情報館「ふれあい処つしま」という施設にレストランが入っているようでしたが、お昼の時間しか営業しておらず、私が行った時間はすでに営業終了していました。

「ふれあい処つしま」の正面にあるショッピングセンター「ティアラ」がまだ営業していました。たぶん対馬最大の大型商業施設ではないかと思います。「ティアラ」には、スーパーマーケットと複数の店舗が入っており、そのうち飲食店が、「モスバーガー」、うどんとおそばの「対州庵」、居酒屋の「博多一番どり居食家あらい」の3軒ありました。

対州庵

せっかく対馬に来たので土地のものを食べてみようと、「対州庵」で「ろくべえ」という麺料理に挑戦してみました。「ろくべえ」は、サツマイモの澱粉でつくった対馬独自の麺料理で、うどん汁のような汁の中に2,3cmくらいに細かく切れた麺が入っていて、レンゲですくって食べます。プルプルした食感が面白く、結構おいしかったです。

厳原での観光「金石城跡」

ショッピングセンター「ティアラ」の隣では2020年開館予定の「対馬博物館(仮称)」の建設工事が行われており、更にその横に「金石城跡」があります。金石城は、文禄・慶長の役の際に築かれた清水山城の麓に位置する平城で、宗氏の居城だったところです。金石屋形を、朝鮮通信使を迎えるために、近世城郭に改築したといわれ、石垣や堀切が廻らされましたが、天守は築かれず1669年(寛文9年)に宗義真によって造られた大手口の櫓門を天守の代用としていたお城だそうです。

金石城跡

金石城跡ライトアップ

1990年に復元されたものだそうですが、櫓門は立派ですね。夜にも行ってみましたがライトアップされていました。

李王家宗伯爵家ご結婚奉祝記念碑

櫓門から入って少し進むと「李王家宗伯爵家ご結婚奉祝記念碑」という石碑があります。朝鮮国王高宗の娘である徳恵姫が、宗家当主である宗武志伯爵のもとへ嫁いだことを記念し、1931年に建てられた記念碑です。

旧金石庭園01

旧金石庭園02

更に進むと旧金石庭園(入場料300円)となっています。石垣もちらほらと残っているようでした。この庭園の出口を抜けると金石城の搦手門に出ます。小さな橋を渡ると万松院の山門の前に出ることができます。

厳原での観光「万松院」

万松院01

万松院02

対馬藩2代藩主の宗義成が、その父義智の冥福を祈って1615年に建立した、宗家の菩提寺。旧金石庭園の出口そばにある山門は対馬最古の木造建築物だそうです。万松院には、徳川将軍家の大位牌、朝鮮国王から贈られた三具足などが保管、展示されています。

万松院03

本殿前をすぎて奥に進むと長い石段があります。「百雁木」と呼ばれ、132段の石段が墓所である御霊屋へ続いています。石段の両脇に並ぶ多数の石灯篭はとても神秘的な雰囲気がしました。

万松院04

万松院05

お土産などのショッピング

対馬の物産品やお土産のお菓子などは、観光情報館「ふれあい処つしま」のバス待合室の隣に売場がありますし、向かい側にあるショッピングセンター「ティアラ」の2階にも大きな売場があります。お土産はその2か所で十分だと思います。その他、韓国からの観光客が多い東横INN(ティアラの斜め向かい)の周辺には何ヵ所か免税品を売っているお店があります。

お土産

まとめ

厳原は金石城や万松院など歴史のある閑静な町でした。一泊二日の短い滞在でしたが、時間的にはちょうどよかったように思います。宿泊施設で夕食が提供されない場合、外食できる場所を探すのが難しいのですが、ショッピングセンター「ティアラ」にあるスーパーで、対馬の地魚のお刺身やお寿司、そしてビールなどを買って宿で食べるなど、工夫をすれば楽しめると思います。

Have a nice trip!

Posted by mikeneko