六義園「しだれ桜」の魅力とライトアップイベント情報

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六義園「しだれ桜」の魅力とライトアップイベント情報

六義園は、東京都文京区に位置する歴史ある大名庭園で、春夏秋冬を通じて多くの観光客を魅了しています。この庭園は江戸時代に柳澤吉保によって造られ、和歌の趣味を基調とした美しい景観が特徴です。また、六義園の巨大な「しだれ桜」は、昭和30年代に植栽され、樹齢約70年を誇ります。毎年しだれ桜が見頃を迎えるとライトアップイベント(夜間特別鑑賞)も催され、昼夜を問わず見物客で賑わいます。

この記事では、六義園しだれ桜の魅力を余すところなく紹介します。まず、しだれ桜の歴史や特徴、見頃や開花状況についても触れ、最適な観賞時期をお伝えします。また、六義園へのアクセス方法や、しだれ桜の開花期間における営業案内についても詳しく解説し、訪れる際の参考にしていただけます。

さらに、六義園でしだれ桜を鑑賞する際の予約方法や、ライトアップイベントなどのイベント情報、最後に私が実際に訪れた際のレビューも紹介します。これらの情報をもとに、六義園しだれ桜を存分に楽しむためのガイドとしてご活用ください。

本記事で説明する内容のポイント
・六義園しだれ桜の歴史や樹齢について
・六義園へのアクセス方法や、しだれ桜の開花時期における営業案内
・六義園しだれ桜の見頃や開花状況について
・実際に六義園しだれ桜に行ってみたレビュー

    六義園と「しだれ桜」について

    園内地図

    まず、六義園の歴史など簡単な紹介と、しだれ桜の樹齢や特徴、しだれ桜の見頃と開花状況の調べ方などについて解説します。

    六義園の歴史と紹介

    六義園全景

    六義園は、江戸時代に将軍徳川綱吉の側近であった柳澤吉保が造った大名庭園です。1695年から7年の歳月をかけて完成したこの庭園は、和歌の趣味を基調とした「回遊式築山泉水庭園」として知られています。小石川後楽園と並ぶ江戸の二大庭園の一つです。

    この庭園は、元々は柳澤吉保の私邸として使用されていましたが、明治時代に三菱財閥の創設者である岩崎弥太郎の別邸となりました。その後、昭和13年に東京市(今の東京都)に寄付され一般公開、昭和28年には国の特別名勝に指定され現在に至ります。六義園は春夏秋冬を通じて楽しめる庭園ですが、特に春のしだれ桜は六義園のシンボルとして多くの人々に愛されています。

    六義園しだれ桜の樹齢と特徴

    しだれ桜ローアングル

    六義園の広い庭園内に植えられている桜は、しだれ桜やソメイヨシノなど30本~40本あります。その中でも最大の見どころとなるのが、正門前に植えられたしだれ桜。高さ約15m、幅約20mという巨大なサイズです。

    この六義園しだれ桜は、昭和30年代に東京都が植えたもので、その樹齢は約70年とされています。この桜は、その美しい枝垂れた姿が特徴で、春になると薄紅色の花が咲き誇ります。特に夜間のライトアップ時には、その幻想的な美しさが一層際立ち、多くの観光客を魅了します。

    しだれ桜の特徴として、枝が地面に向かって垂れ下がる姿が挙げられます。このため、桜の花がまるでカーテンのように広がり、訪れる人々に圧倒的な美しさを提供します。また、六義園のしだれ桜は、他の桜と比べて花の色が濃く、夜桜としての鑑賞にも最適です。

    六義園しだれ桜の見頃と開花状況

    しだれ桜02

    六義園しだれ桜は、毎年春の3月下旬から4月上旬頃に見頃を迎えます。具体的にはその年の気候状況などにより開花時期が前後しますが、通常はソメイヨシノなどの桜よりも早めに開花します。しだれ桜の花が満開となる時期には、庭園全体が薄紅色に染まります。また、しだれ桜の開花時期には夜間のライトアップイベント(夜間特別鑑賞)が実施されますが、暗闇に照らされたしだれ桜の幻想的な姿は圧巻です。

    しだれ桜の開花状況については、六義園の公式サイトやXなどのSNSで最新情報が提供されています。最も美しい桜を楽しむためにも、六義園を訪れる前には、開花状況の確認を忘れないようにしましよう。天候や気温によって直前でも開花時期は前後することがあるため、こまめな事前のチェックが重要です。

    六義園へのアクセスと「しだれ桜」の営業案内

    六義園の茶屋

    次に、六義園へのアクセス方法、営業案内、しだれ桜を鑑賞するための予約方法、しだれ桜のイベント情報についても解説します。

    六義園へのアクセス方法

    六義園は、東京都文京区本駒込に位置しています。アクセス方法としては、JR山手線「駒込駅」または東京メトロ南北線「駒込駅」から六義園の正門まで徒歩約7分、都営地下鉄三田線「千石駅」からは徒歩約10分です。JR山手線「巣鴨駅」からだと六義園の正門まで徒歩約15分です。

    実は駒込駅から徒歩2分と近い位置にも六義園の染井門という出入口がありますが、染井門は桜の開花時期や紅葉の時期、そしてGWなどの連休の時期にのみ開門しています。もちろん、しだれ桜のライトアップイベントでは染井門の利用が可能です。

    六義園の営業案内

    入園窓口の様子

    六義園の開園時間は9:00から17:00までです。ただし、ライトアップイベント期間中は通常営業を17:00で終え一旦閉園した後、18:30からライトアップを点灯して再開園し21:00までの営業となります(最終入園20:00まで)。なお、六義園は年末年始(12月29日から1月1日)を除き、年中無休で営業しています。

    六義園の入場料は一般300円、65歳以上150円、小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料です。近くにある別の庭園の旧古河庭園(一般150円、65歳以上70円)にも入場できる共通入園券「園結びチケット」は、一般400円、65歳以上200円なので昼間に両方の庭園を見る場合はお得です。

    一方、ライトアップイベント(夜間特別鑑賞)での入場料は通常営業での入場料とは別になっています。昼間の入園券を買っていても、それではライトアップイベントに入場できません。「夜間特別鑑賞券」というのを購入しなければなりません。中学生以上(都内在住・在学含む)から夜間特別観賞券が必要となります。

    「夜間特別鑑賞券」の金額は、オンライン前売券(アソビューより購入)が900円、窓口当日券が1,100円です。窓口当日券は現金決済のみとなるので注意が必要です。

    六義園しだれ桜の予約方法

    混雑する待機列

    六義園のしだれ桜を鑑賞するための予約方法について説明します。通常、六義園の入場には予約は必要ありませんが、特定のイベントや混雑が予想される期間には、事前予約(オンラインチケットの購入)が推奨されることがあります。特にライトアップイベントでは、オンライン前売券を購入しておくとスムーズに入場できます。

    六義園の予約、つまりオンラインチケットの購入ですが、昼間の通常営業時間での入園券については、六義園の公式ウェブサイトにあるWebketのリンク先またはJTB Webのリンク先から行うことができます。

    一方、ライトアップイベント(夜間特別鑑賞)については予約がお得です。「夜間特別鑑賞券」をオンライン前売券で購入すると当日窓口で購入するよりも200円安くなります。また、「夜間特別鑑賞券」を当日窓口で列に並んで現金で購入するのは面倒です。オンライン前売券を購入しておくと、混雑時でもスムーズに入場でき、しだれ桜の美しさを存分に楽しむことができます。

    「夜間特別鑑賞券」のオンライン前売券の販売は、ライトアップイベント(夜間特別鑑賞)の時期が確定すると六義園の公式サイトでアナウンスがあります。購入はアソビューからとなります。

    六義園しだれ桜のイベント情報

    池のライトアップ

    六義園では、しだれ桜の見頃に合わせて様々なイベントが開催されます。特に人気なのが、上でも紹介した夜間のライトアップイベント(夜間特別鑑賞)です。このイベントでは、しだれ桜がライトアップされ、幻想的な雰囲気の中で桜を楽しむことができます。ライトアップは、日没(18:30)から21:00まで行われ、訪れる人々に特別な体験を提供します。

    また、桜の季節には、ガイドツアーや写真撮影会なども開催されます。これらのイベントに参加することで、六義園の歴史やしだれ桜の魅力についてより深く知ることができます。イベントの詳細やスケジュールは、六義園の公式ウェブサイトで確認することができます。

    さらに、六義園内には茶屋や売店もあり、桜を眺めながらお茶や軽食を楽しむことができます。特に桜の季節には、桜にちなんだ特別メニューが提供されることもあります。これらのイベントやサービスを利用して、六義園しだれ桜を存分に楽しんでください。

    六義園「しだれ桜」のレビュー

    しだれ桜のライトアップその2

    以前、私が六義園のライトアップイベント「夜間特別鑑賞」に赴き、しだれ桜などのライトアップを楽しんだときのレビューをご紹介します。

    仕事帰りに六義園へ

    仕事帰りに六義園へ夜桜見物。都内にあるので気軽に立ち寄れるのが便利です。桜開花期間中とのことで、駒込駅に近い染井門(臨時入園口)からの入場でした。到着したのは金曜日の19時頃でした。

    ライトアップイベントの入場開始から30分経っていましたが、当日販売のチケット売り場には100人ほどの列ができていました。外国人もたくさん来ているようでした。ですが、待ち時間は意外と短く、10分ほどで入場できました。

    園内は暗いが足元灯があるので安心

    園内に入ると、さすがに日没後の森の中なので暗いですが、順路に沿って足元灯が並んでありましたので、安心して歩くことができました。

    暗い園内

    途中、竹林などもきれいにライトアップされており、ここで撮影している人もたくさんいました。

    竹林

    しばらく行くと、1つ目の見どころであり、本日のメインディッシュでもある「しだれ桜」に到着です。六義園に正門から入場すると、入ってすぐのところに「しだれ桜」があります。

    感動的なしだれ桜

    しだれ桜03

    六義園しだれ桜は、横に大きく広がった見事な桜です。上から下に垂れ下がっている無数の花をつけた枝が、下からのライトアップに映えて薄ピンクに輝く姿は幻想的で見とれてしまいました。ほかの人たちも撮影に夢中になっていました。

    ソメイヨシノ

    続いて次の見どころへ移動。途中にある大きな池では、岸辺にある茶屋の灯りが水面に映って、ひっそりとした美しさを感じました。その先に行くと、2つ目の見どころである2本目の「しだれ桜」。こちらは背の高い大きな桜です。

    別のしだれ桜

    こちらのライトアップでは一定間隔で光の色が変化するのですが、それがとても幻想的な雰囲気を醸し出していました。

    しだれ桜のライトアップ色変化01

    ライトアップが白からピンク

    しだれ桜のライトアップ色変化02

    そして青になって

    しだれ桜のライトアップ色変化03

    次には紫に変化

    しだれ桜のライトアップ色変化04

    六義園のライトアップイベントでは大きな見どころとしては、以上で紹介した2本の「しだれ桜」でした。これらは必見といえるでしょう。そのほか、ソメイヨシノなどの夜桜鑑賞もできました。

    露店

    また園内には、トイレはもちろん、ライトアップイベントの時間帯でも営業している茶店や飲食の販売も多数ありましたので、温かいものを食べながらゆっくり夜桜見物もできそうです。さすがにビニールシートを敷いて宴会することはできませんが、少人数での軽い夜桜見物にはお勧めのスポットでした。

    まとめ:六義園「しだれ桜」の魅力とライトアップイベント情報

    本記事をまとめると次のとおりです。

    • 六義園は江戸時代に柳澤吉保が造った大名庭園で、和歌の趣味を基調とした回遊式築山泉水庭園となっている
    • 六義園しだれ桜は昭和30年代に植栽されたもので、樹齢は約70年である
    • 六義園しだれ桜の見頃はその年の気候によって前後するが、3月下旬から4月上旬となり、六義園しだれ桜の開花状況は公式ウェブサイトで確認できる
    • 六義園にはトイレや飲食施設が完備されている
    • 六義園しだれ桜の見頃にはライトアップイベントが開催される
    • 六義園しだれ桜はライトアップイベントでの夜桜鑑賞がおすすめ

    Have a nice trip!

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