樽見鉄道 乗り方ガイド:料金、きっぷ、観光列車の楽しみ方

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樽見鉄道 乗り方ガイド:料金、きっぷ、観光列車の楽しみ方

樽見鉄道は、岐阜県大垣市から本巣市の樽見駅までを結ぶ風光明媚なローカル線です。この記事では、樽見鉄道の乗り方や楽しみ方を詳しく解説し、料金やきっぷの種類、交通系ICカードの利用可否についても触れます。さらに、樽見鉄道のフリー切符や観光列車の楽しみ方、樽見鉄道が頒布する鉄印の購入についても紹介します。樽見鉄道を最大限に楽しむための情報が満載ですので、ぜひ参考にしてください。

本記事で説明するポイント
・樽見鉄道の基本情報と乗り方や楽しみ方について理解できる
・樽見鉄道の料金やきっぷの種類、交通系ICカードの利用可否について理解できる
・樽見鉄道のフリー切符やその他のお得な利用方法について理解できる
・樽見鉄道の観光列車や鉄印の購入について理解できる

樽見鉄道の乗り方ガイド・きっぷと料金

樽見駅の標識

ここでは、樽見鉄道の基本情報、樽見鉄道の料金ときっぷの種類、交通系ICカードの利用可否、樽見鉄道の「1日フリー乗車券」、「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」の利用などについて解説し、樽見鉄道の乗り方ガイドとして、きっぷと料金を中心に理解を深めます。

樽見鉄道: 公式サイト

樽見鉄道の基本情報

樽見鉄道は、岐阜県大垣市の大垣駅から本巣市の樽見駅までを結ぶ第三セクターの鉄道です。全線非電化で車両はワンマン運転のレールバス(気動車)となっています。樽見鉄道は、清流・根尾川を眺めながら走る風光明媚な路線として知られており、全長34.5kmの路線は、途中で山間の小さな駅や秘境駅などを経由し、終点の樽見駅に至ります。

樽見鉄道の魅力は、やはり車窓からの絶景やノスタルジックな雰囲気と言えますが、春には沿線で桜が咲き誇り、秋には紅葉が美しいため、四季折々の自然を楽しむことができのも大きな魅力です。とくに、終点の樽見駅から徒歩20分のところにある「根尾谷淡墨桜(ねおだにうすずみざくら)」は、樹齢1,500年を超える一本桜で国の天然記念物となっています。日本三大桜または日本五大桜のひとつとされ、開花時期には毎日約8,000 人の花見客で賑わいます。

樽見鉄道は基本的に両編成のワンマン運転で、普段は地元の人々の日常の足としても利用されています。列車内はすべてロングシートで、観光列車を除いて全席自由席となっており、気軽に乗車できるのも特徴です。

樽見鉄道の料金ときっぷの種類

1日フリー乗車券

樽見鉄道の料金は、区間ごとに異なりますが、例えば大垣駅から本巣駅までの片道運賃は大人530円、大垣駅から樽見駅までの片道運賃は大人930円です。小人は大人の半額(10円未満切上げ)となります。なお、きっぷ売り場があるのは、大垣駅、北方真桑駅(ただし火・金曜日の15:00~18:00)、本巣駅だけとなっているため、それ以外の無人駅から乗車する場合など、事前にきっぷを買うことができない場合には、乗車時に整理券をとり、下車時に整理券と運賃(現金)を運賃箱に入れるシステムとなります。

樽見鉄道が発行するきっぷの種類は、上で説明した通常のきっぷのほか、回数乗車券や定期乗車券、団体乗車券(8人以上のグループ)などがあり、そのほか「お得なきっぷ」として、「鮎やな料理クーポン」や「1日フリー乗車券」(詳細は後述)が販売されています。「鮎やな料理クーポン」は、毎年6月から10月にかけて発行される樽見鉄道の夏の名物クーポンで、大垣駅~木知原駅の往復乗車券と鮎フルコースの料理クーポンがセットになったお得な内容のものです。

交通系ICカードは使えるか?

樽見鉄道では、TOICA、manaca、SuicaICOCAなど、交通系ICカードが利用できません。樽見鉄道の各種きっぷを購入するか、整理券と現金で運賃を支払う必要があります。例えば、JR線で交通系ICカードを利用して大垣駅まで来て樽見鉄道に乗り継ぐ場合、大垣駅の改札を一旦出てから、樽見鉄道のきっぷを購入して改札を再入場することになります。逆に、樽見鉄道からJR線に乗り継ぐ場合にも、JR線で交通系ICカードを利用するためには、大垣駅の改札を一旦出てから、交通系ICカードで改札を再入場します。

なお、大垣駅内にあるJR自動券売機では樽見鉄道のきっぷが購入できますが、そのうち一番右側の1台は交通系ICカードの残額で樽見鉄道のきっぷ(大垣駅発のもの)を購入することができます。

樽見鉄道の「1日フリー乗車券」

樽見鉄道の「1日フリー乗車券」は、非常にお得で便利な選択肢です。平日、土日祝日を問わず通年販売されているもので、購入当日の樽見鉄道全線が乗り降り自由となるフリーきっぷです。金額は大人1,600円(小人 800円)ですから、例えば大垣駅から樽見駅までの単純往復(大人1,860円 = 930×2)よりも260円もお得になります。

「1日フリー乗車券」の購入は、大垣駅の樽見鉄道きっぷ売り場(6番線ホーム/8:00~16:00)か本巣駅の窓口となり、大垣駅のJRみどりの窓口や自動券売機では購入できないので注意が必要です。また、セブンイレブン「セブンチケット」や、モバイルチケットなら「RYDE PASS」(利用にはアプリのダウンロードが必要)でも購入可能です。

「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」の利用

以上のほかに、JR東海が発行する「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」も魅力的なきっぷです。このきっぷはJR東海の在来線全線が乗り放題と16の私鉄を自由に乗り降りでき、樽見鉄道もその「16の私鉄」に含まれています。「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」は、通年発売されており(ただし、GW期間、お盆休み期間、年末年始期間を除く)、土日祝日及びその翌日の平日での連続2日間有効です。値段は大人8,620円(小人4,040円)で、フリーエリア内のJR東海駅にて購入可能です。

この「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」は、樽見鉄道での乗車だけでなく、大垣駅までのJR線の運賃まで含めて考えると非常にお得な金額となっています。特に、追加料金を支払えば新幹線(「ひかり」と「こだま」)も利用できるので、関東や関西などの遠方から利用する場合にも、お得になりおすすめです。

この「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」か上で紹介した「1日フリー乗車券」か、どちらがお得かはケースバイケースですが、「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」が利用できない日は「1日フリー乗車券」の一択ですし、「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」が利用できる日であるなら、JR線をどれだけ利用するのかによって、どちらがお得かを判断すべきでしょう。ちなみに、JR全線で利用できる「青春18きっぷ」や「JAPAN RAIL PASS」は、樽見鉄道での利用ができないので、ご注意ください。

樽見鉄道の乗り方詳細と観光列車の楽しみ方

本巣駅にて

続いて、樽見鉄道の乗り方と楽しむコツ、樽見鉄道の観光列車の楽しみ方、樽見鉄道の鉄印、そして筆者が実際に大垣駅~樽見駅で樽見鉄道に乗車したときの乗車記を紹介し、樽見鉄道の乗り方詳細と観光列車の楽しみ方などをお伝えしようと思います。

樽見鉄道の乗り方と楽しむコツ

樽見鉄道の乗り方は簡単です。事前にきっぷを購入している場合には、そのまま乗車し、下車時には車両の運賃箱または駅の改札できっぷを渡す(または見せる)だけです。事前にきっぷを購入できない場合は、乗車時に整理券をとり、下車時には整理券の番号に応じた料金を車両の運賃箱に投入するか、駅の改札口で支払うことになります。

樽見鉄道を大垣駅~樽見駅で乗り通したり、途中下車の旅を楽しむような場合には、上でご紹介した樽見鉄道の「1日フリー乗車券」や、JR東海が発行する「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」を利用したほうが、金額的にもお得になる可能性が高く、また乗車時・下車時にも面倒でないので、おすすめになります。

樽見鉄道での乗車を楽しむためには、いくつかのコツがあります。まず、公式サイトなどで事前に時刻表を確認し、旅のスケジュールを立てておくことが重要です。樽見鉄道での列車の運行本数は多いとは言えません。特に、本巣駅~樽見駅の区間は運行本数が非常に少ないので、無理のないスケジュールにする必要があります。また、桜の開花時期などには臨時ダイヤで運行されることもあるので注意が必要です。

とはいえ、樽見鉄道では途中下車を楽しむことも大きな魅力の一つです。樽見鉄道沿線には多くの観光スポットがあり、季節ごとに異なる風景を楽しむことができます。特に春には桜が美しいスポットや、秋には紅葉が見られる場所などがあります。ただし、列車の運行本数が少ないので、あまり欲張りすぎずに余裕のある計画を立てるようにしましょう。

また、樽見鉄道では列車内での過ごし方も工夫しましょう。樽見鉄道は両編成のワンマン運転で、全席ロングシートの自由席です。当日の混雑状況にもよりますが、車窓を楽しむには席を立って車両前端や後端から眺めるほうがいいかもしれません。また、樽見鉄道の車両にはトイレが設置されていません。大垣駅~樽見駅は乗り通しても1時間ちょっとなので、それほど長時間の乗車ではありませんが、心配な方は乗車前にトイレを済ませておくようにしましょう。

樽見鉄道の観光列車の楽しみ方

樽見鉄道の桜

樽見鉄道の観光列車は、「薬草列車」「しし鍋列車」「たにぐみ盆梅展列車」など、さまざまな企画列車として運行されています。例えば「薬草列車」は、地元で採れた旬の山菜を使った薬草弁当付きの観光列車で、おいしいランチを食べながらのんびりとした風景を眺めつつ、大垣駅から樽見駅まで向かう内容です。

これた観光列車に乗る際には、樽見鉄道の公式サイトの「イベント」ページより確認し、事前に予約する必要があります。予約はネット上の予約フォームか樽見鉄道営業部へ電話(0581-34-8039:平日9:00〜17:00)でできます。予約完了後、料金は銀行振り込みとなり、きっぷ等は郵送で自宅に送られます。

観光列車の楽しみ方として、そのイベントの企画内容ごとに異なりますが、「薬草列車」や「しし鍋列車」など食事が提供される場合には、車窓の風景を楽しみつつも、食事をしながら仲間と一緒に車内で楽しい時間を過ごすのがおすすめです。

樽見鉄道の鉄印

樽見鉄道の鉄印

第三セクターの一員である樽見鉄道で鉄印を発行しています。樽見鉄道では、本巣駅にて鉄印を購入できます。本巣駅での鉄印の受付時間は、毎日5:30から23:20までとなります。以前は、駅員さんの直書きによる鉄印帳への記帳もなされていましたが、現在はあらかじめ紙に鉄印が書かれた書置きでのみの発行になっています。

鉄印を購入するルールは、公式の鉄印帳と有効なきっぷ(フリー乗車券やモバイルチケットでもOK)を提示する必要があります。なお、まだ鉄印帳を持っていない場合には本巣駅で鉄印帳を購入することも可能です。

樽見鉄道(大垣駅~樽見駅)の乗車記

樽見鉄道

次に、筆者が実際に樽見鉄道を大垣駅から樽見駅の往復で乗車したときの乗車記を簡単に紹介します。乗車したのは1月下旬ごろの平日(「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」が使えない日)、前日までの降雪のため線路には結構な雪が積もっていました。

大垣駅でのキップ購入

私の場合、大垣駅までのJR線は交通系ICカードで乗車していたため、そのまま大垣駅改札内の6番ホームにある樽見鉄道の乗り場へ行けなかったので、改札を一旦外に出ました。樽見鉄道の「1日フリー乗車券」を購入しようと大垣駅みどりの窓口に行くと、そこでは販売しておらず、改札内の6番ホームにある樽見鉄道の窓口でないと購入できないとのこと。

とすると入場券を買って改札を入らないといけないのか?と、ちょっと焦りましたが、どうやら樽見鉄道の窓口できっぷを買うと言えば改札から中に入れてもらえるとのことでした。そのとおり、有人改札はすんなり通してくれました。そして、改めて大垣駅の6番ホームにある樽見鉄道の窓口に行き「1日フリー乗車券」を購入しました。

列車に乗降・列車内の様子

樽見鉄道は、1両編成のワンマン運転です。駅に改札がある大垣駅、北方真桑駅、本巣駅以外では、列車の進行方向後ろ側から乗車し、進行方向前側から下車する方式です。きっぷを持っていない場合には、乗車時に整理券をとり、下車時に整理券とそれに応じた料金を支払うということになりますが、「1日フリー乗車券」の場合は、整理券をとる必要もないし、下車時には「1日フリー乗車券」を見せるだけでOKなので、らくちんでした。

前面展望

列車の座席は全てロングシートで、座席の前に吊り革のある通勤電車タイプ。もちろん全席自由席です。なので、クロスシートやボックス席に比べると旅情を感じるという点では不利かなとは思いました。平日の昼間の乗車だったせいで、地元の利用者が多く空席はなく立っている人も多い状態でしたので、これではロングシートでも仕方ないかという気がしました。

幸い私は座ることができましたが、仮に大垣駅から樽見駅まで通して乗っても1時間ちょっとなので、それほど苦にはならないでしょう。もっとも、桜のシーズンを除けば、混雑するのは本巣駅までで、本巣駅を過ぎると地元の利用者はぐっと減って混雑はなくなります。なお、車両前方又は後方に行くと、運転席の横の窓から写真や動画の撮影もできます。私も動画撮影をして楽しみました。ただし、撮影マナーは守りましょう。

本巣駅での停車時間に写真撮影

大垣駅を出ると30分ほどで本巣駅に到着します。本巣駅では上下線列車の行き違い(列車交換)のため5~10分停車しますので、この時間を利用して、本巣駅の窓口で鉄印を購入したり、ホームに出て写真撮影をするのがおすすめです。私は、鉄印を購入した後、本巣駅のホームにて列車を撮影したり、下の写真のように「樽見鉄道」と書かれた車庫を撮影したりと、写真撮影も楽しみました。

本巣駅

注意点ですが、反対方面の列車がホームに入ってきたらすぐに列車に戻りましょう。乗り遅れると次の列車まで1時間半待たなければなりません。あと、防犯上の理由と万一乗り遅れた場合のために、本巣駅で列車の外に出る場合には荷物を全部持って出るようにしましょう。

樽見駅で折り返し

本巣駅を出てしばらくすると根尾川を右に左にと移り変わりながら渓谷沿いを走行します。このあたりが樽見鉄道での車窓の眺めのハイライトです。そうこうしているうちに終点の樽見駅に到着。樽見駅では10分ちょっとで折り返しです。樽見駅には何もありません。桜の季節以外は無人駅で、売店もありません。トイレと、バス停、駐車場などがあるだけで、特に冬の時期には何も見るものがないので、すぐに折り返すことにしました。ほかの同乗者の人たちも同じように、ここで折り返すようでした。

列車交換

樽見駅からの戻りも根尾川渓谷沿いの絶景と雪景色を楽しみ、そのまま大垣まで戻りました。雪が積もっていなければ、途中の秘境駅で下車してみても面白かったなと少し後悔しましたが、それでもリーズナブルな料金で往復3時間弱の乗り鉄旅行を満喫できました。皆さんもコスパのよい「1日フリー乗車券」を使って、風情あるローカル線「樽見鉄道」を満喫しください。

まとめ:樽見鉄道の乗り方ガイド・料金、きっぷ、観光列車の楽しみ方

本記事の内容をまとめると次のとおりです。

  • 樽見鉄道は岐阜県大垣市の大垣駅から本巣市の樽見駅までを結ぶ第三セクターのローカル線である
  • 全長34.5kmの路線で、清流・根尾川の渓谷沿いを眺めながら走る
  • 終点の樽見駅から徒歩20分の「根尾谷淡墨桜」がお花見の人気スポットである
  • 樽見鉄道は1両編成のワンマン運転で、全席ロングシートの自由席である
  • 大垣駅から樽見駅までの片道運賃は大人930円である
  • 樽見鉄道の「1日フリー乗車券」は大人1,600円である
  • 「1日フリー乗車券」は樽見鉄道全線を1日中自由に乗り降りできる
  • 「1日フリー乗車券」の購入は大垣駅ホーム内の樽見鉄道の窓口で行う
  • 樽見鉄道ではSuicaやTOICAなどの交通系ICカードが利用できない
  • 「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」でも樽見鉄道全線が乗り放題になる
  • 「青春18きっぷ」や「JAPAN RAIL PASS」では樽見鉄道に乗車できない

Have a nice trip!

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