クラブ ツーリズム鉄道部ツアーの魅力と体験レビュー

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クラブ ツーリズム鉄道部ツアーの魅力と体験レビュー

クラブ ツーリズム鉄道部は、鉄道ファンの心をくすぐる魅力的なツアーを提供しています。「クラブツーリズム鉄道部のツアー」では、一般の旅行では体験できない特別な「鉄道の旅」を楽しむことができます。関東、関西、名古屋を拠点に、JR各社のほか、東武鉄道や近鉄などの特別な列車を使用したツアーが多数用意されています。

この記事では、クラブ ツーリズム鉄道部が企画するツアーの魅力をお伝えするとともに、私が実際に参加した「クラブツーリズム鉄道部のツアー」での体験レビューをご紹介します。鉄道ファンなら必見の内容ですので、ぜひ最後までお読みください。

本記事で説明するポイント
・クラブ ツーリズム鉄道部ツアーの特徴と魅力
・他の旅行会社での鉄道ツアーとの違い
・クラブ ツーリズム鉄道部ツアーの予約方法
・クラブツーリズム鉄道部のツアーの体験レビュー

    クラブ ツーリズム鉄道部の魅力

    185系池袋駅

    クラブツーリズム鉄道部は2017年に行った「貨物線ツアー」から発足。現在まで約100コースのツアーを企画し、ツアー参加者は9,000名様超えです。そんなクラブツーリズム鉄道部の魅力について解説します。

    クラブツーリズム鉄道部:公式ページ

    クラブツーリズム鉄道部ツアーの特徴

    カシオペア@蓮田

    クラブツーリズム鉄道部は、鉄道ファンに特化したユニークなツアーを提供しています。鉄道を愛してやまない鉄道部のスタッフが、鉄道ファンの目線で企画したツアーばかりです。これらのツアーは、個人で予約することが難しい特別な鉄道旅行を楽しむことができるのが特徴です。

    例えば、JR東日本の185系電車を団体臨時列車として使ったツアーでは、人気が高くて個人では予約が難しい185系の車両で、通常の運行では通らない貨物線や特別なルートを走るようなツアーが実施されました。

    ほかにも、JR東日本のカシオペア紀行や、定期運用を引退した東武鉄道350型電車など、ツアーでしか乗車できない人気車両を使った鉄道旅行のツアーも数多く実施されています。

    ツアー中、クラブツーリズム鉄道部の添乗員が、鉄道ファンの目線でツアーを満喫できるようにサポートしてくれます。例えば、乗車駅や途中停車駅などでの列車を撮影するタイミングやポイントなどをアドバイスしてくれたり、車両や路線に関するうんちくを語ってくれたりして旅の楽しみを盛り上げてくれます。

    他社の鉄道旅行ツアーとの比較

    ほくほく線急行

    クラブツーリズム以外の旅行会社でも鉄道旅行のツアーは提供されています。例えば、JR東日本びゅうツーリズム&セールスが提供する「日本の旅、鉄道の旅」は、鉄道をテーマにしたツアーとなっています。びゅうトラベルにも鉄道を利用したツアーが多数掲載されています。

    しかし、「日本の旅、鉄道の旅」とクラブツーリズムが提供する「クラブツーリズム鉄道部のツアー」とを比較すると、「日本の旅、鉄道の旅」のほうが広範なターゲット層に向けたプランが多く、家族連れや鉄道初心者にも適している内容です。一方、「クラブツーリズム鉄道部のツアー」のほうは、鉄道ファン向けに特化したより専門的でマニアックな内容が特徴です。

    各社それぞれの特徴を理解し、自分の興味や目的に合った鉄道旅行ツアーを選ぶことが大切です。

    クラブツーリズム鉄道部の今後の展望

    サンライズ出雲

    クラブツーリズム鉄道部は、今後も鉄道ファンに向けた魅力的なツアーを提供し続けることが期待されています。参加者の意見や希望を反映させることに積極的に取り組んでおり、より満足度の高いツアーを提供していくでしょう。今後も、参加者からのフィードバックを活かし、新しい企画や改善を行うことで、リピーターの増加が期待されます。

    さらに、クラブツーリズム鉄道部・代表である大塚雅士さんの存在も重要です。彼の豊富な知識と経験を活かし、今後もユニークで魅力的なツアーを企画していくことでしょう。大学での講義や物販の展開など、新たな取り組みも進められており、鉄道ファンのコミュニティを広げる活動が期待されます。

    このように、クラブツーリズム鉄道部は、これからも鉄道ファンにとって魅力的なツアーを提供し続けるとともに、新たな挑戦を通じてさらなる発展を目指しています。

    クラブ ツーリズム鉄道部ツアーの予約方法

    鉄道部の検索

    クラブ ツーリズム鉄道部ツアーを探すには、まず「クラブツーリズム国内旅行・国内ツアー予約」のページにアクセスします。そして画面を下にスクロールすると上の画像のような検索画面が出てきますので、赤丸で囲んだ「キーワード検索」のところに「鉄道部」と入力して右下の「検索」ボタンを押せば出てきます(上の画像はPCでの表示例ですが、スマホでも同様にして検索できます。)。

    「鉄道部」であまりヒットしない場合は、キーワードを「鉄道の旅」に変えてみるといいかもしれません。あるいは、乗りたい列車名がわかっている場合には、キーワードに「カシオペア」や「サンライズ」など列車名を入れて検索してみてもいいでしょう。

    クラブツーリズム鉄道部ツアーの体験レビュー

    上野駅13番ホーム

    私は、2024年8月にクラブ ツーリズム鉄道部ツアーの「福島・新潟ぐるっと周遊 ハイグレード車両“なごみ”で会津若松まで乗車と“SLばんえつ物語号”全区間乗車 日帰り旅」に参加しましたので、そのときの体験レビューをご紹介します。

    早朝の上野駅に集合して出発

    集合場所の改札前

    ツアーの集合は上野駅の改札外、朝07:15「時間厳守」とのことでした。私は07:00ちょうどに集合場所に到着。既に待っている人がチラホラあり、クラブツーリズムのスタッフさんがチェックインを開始していました。名前を告げてチェックインすると「お座席表」という列車の座席番号や行程表などが記載されたプリントと、クラブツーリズムのツアー参加者バッジを受け取りました(バッジは、ツアー参加者だとわかるように服やかばんなどのよく見えるところにつけておきます。)。

    07:15になると添乗員さんが参加者を集合させ、一緒に団体改札口から上野駅構内に入場しました。改札口から入場すると、列車に乗車する上野駅1F地平ホーム13番線までは各自で向かって乗車しましょう、とのことでした。上野駅から乗車するE655系ハイグレード車両「なごみ」の発車時刻は07:45で30分も時間があったのですが、この時間を利用して、昼食のお弁当や飲み物を買ったりする人もありました。

    ただ、添乗員さんからは「なごみ」が07:30すぎに入線するとのことでしたので、多くの人は入線シーンを動画撮影できるように、いい撮影ポジションをとるために13番線へと急ぎました。

    「なごみ」に乗車

    上野に停車中のなごみ

    今回、上野駅から乗車するJR東日本のE655系ハイグレード車両「和 -なごみ-」がツアーの目玉です。行程は上野07:45発で会津若松13:43着と、約6時間におよぶ長時間乗車です。私は、先頭車両クモロE654-101である5号車3Aの座席でした。2+1の3列仕様の一般グリーン席のうちの2人がけ窓際の座席でした。

    なごみの一般グリーン席

    座席は上の写真のとおりです。ひとつひとつの座席が大きくゆったりしています。座り心地も快適で、リクライニングやレッグレストは電動式です。座席の前後幅が広いので、今回は二人並びの窓際席でしたが、席を立つ場合も隣の人に気兼ねなく移動できた点が有難かったです。長時間の乗車でも不便を感じず快適にすごせました。ちなみに、ひじ掛けの下側面に電源コンセントが一人にひとつずつ装備されています(上の写真の白い長方形の部分)。

    なごみの通路

    乗車中、車内をうろうろと見学しました。上の写真のように通路はホテルのような高級感があります。3号車にはワンランク上のグリーン席である「VIPシート」という2+1の3列仕様の豪華な座席もありました。人がいたので写真は撮っていませんが、ほんとうに豪華でしたね。ただ、自分には一般グリーン席でも十分贅沢かなって思いました。

    なごみの売店

    3号車の入口付近には、上の写真のように売店のようなところがありました。当日は営業していませんでしたが、ツアーによってはここで飲食や記念品などの販売もあるのでしょう。

    なごみの車窓

    当日は薄曇りの天気でしたが、「なごみ」の車窓からの眺めは楽しめました。普段、宇都宮から先の東北本線を在来線で乗車することが滅多になかったので、新幹線とは一味違った車窓が楽しめました。黒磯駅や白河駅を通過すると在来線に乗っているんだなという実感がわきました。郡山から磐越西線に入り会津若松までのルートでは、「なごみ」の豪華な座席から見える車窓がいつもと違って新鮮に感じられました。

    途中の停車駅にて撮影タイム

    磐梯熱海で撮影

    「なごみ」は上野駅を出た後、大宮駅で2分、那須塩原駅で15分、磐梯熱海駅で11分の停車が設定されていました。大宮駅ではツアー乗客をピックアップするための停車ですが、那須塩原駅と磐梯熱海駅では列車からホームに降りることのできる長時間の停車です。列車運行上は、運転時間の調整や列車交換などのための停車だと思われますが、ツアーとしては、ホームに降りて列車を写真撮影するための停車となっていました。実際、停車前には車内アナウンスで添乗員さんからの案内があり、列車撮影のポイントなどのお話がありました。なお、他の観光列車で見られるような停車駅でのお出迎えや土地の物産品販売といったイベントはありません。

    那須塩原駅と磐梯熱海駅はどちらも写真撮影に適した駅の構造となっていました。クラブツーリズム鉄道部が事前に現地調査をして列車の撮影に適した停車駅を選んでくださったのかな、と思います。今回、磐梯熱海駅で11分停車を予定していたところ、安全確認による列車遅延の関係で停車時間が4分に短縮されてしまいました。4分あれば写真撮影は十分楽しめましたが、添乗員さんは停車時間を短縮したことで何度も謝っておられました。安全のためなので仕方ないですよね、こちらが恐縮してしまいました。

    会津若松駅にて乗り継ぎ

    会津若松駅にて

    「なごみ」は会津若松駅に定刻の13:43に到着。会津若松駅では一旦改札の外に出て自由行動、その後15:27発の「SLばんえつ物語号」に乗り継ぎます。「なごみ」を降りると、ちょうど13:36着の上りの「SLばんえつ物語号」がホームに停車していました。「SLばんえつ物語号」は13:46に会津若松駅を回送として出て行くのですが、添乗員さんはこの情報も把握していたようで、「なごみ」が会津若松駅に到着する少し前に、車内アナウンスで会津若松駅のホームで「SLばんえつ物語号」を見ることができますよ、といった案内をしてくれました。撮影のチャンスは2,3分という短い時間でしたが、あらかじめ準備していたおかげで「SLばんえつ物語号」の撮影もバッチリできました。

    会津山塩食堂

    その後、会津若松駅の改札を添乗員さんに続いて出てから自由行動。改札前での集合時間15:00までは1時間ちょっとありました。私は昼食がまだでしたので、駅舎内にある「会津山塩食堂」というお店で、会津名物のラーメンとソースカツ丼のセットを食べました。おいしかったです。「会津山塩食堂」に入ったのは14時すぎでしたが、同じツアーの人で店内はかなり混雑していました。

    ツアーによっては駅弁のお弁当が配られて列車内で食べるという場合もあるようです。最近の列車は食堂車がありませんし、車内で弁当を買うこともできない場合が多いです。ツアーに食事がつくのか、つかないのか、食事がつかない場合は、どこでどのタイミングで何を食べるのかといったことも、事前によく確認し計画しておきましょう。

    「SLばんえつ物語号」で新津へ

    SLばんえつ物語

    15:00に改札前に集合し、添乗員さんと一緒に会津若松駅の構内に入場しました。「SLばんえつ物語号」はすでにホームに停車していましたので、さっそく乗車しました。「SLばんえつ物語号」はC57 180という大型の蒸気機関車(SL)が7両の12系客車(普通座席車4両・展望車2両・展望グリーン車1両)をけん引する迫力ある編成です。私は、「SLばんえつ物語号」の乗車は今回が2回目でした。何度乗っても味のある列車です。

    今回の私の座席は、普通車の4人がけボックス席で、進行方向とは反対向きの通路側B席でした。4人がけボックス席はどうしても窮屈なので、座席を立ちやすい通路側の席がおすすめです。「SLばんえつ物語号」ではフリースペースとなった展望席も多く設置されているので、自分の座席でじっとしている時間はそれほど長くなく、展望席に行けば車窓も楽しめるので、3時間以上の長時間乗車ではありましたが、乗車中さほど不便さは感じませんでした。

    この「SLばんえつ物語号」は臨時列車の扱いではあるものの、毎年4月から11月までの土休日を中心に1日1往復運行される定期観光列車のようなものです。ツアーでなくても個人で直接予約して乗車することもそれほど難しくない列車となっています。ただ、今回は、「なごみ」と「SLばんえつ物語号」とをセットで乗車するという点に意味があったと感じています。つまり、「なごみ」と「SLばんえつ物語号」と「信越本線普通列車」を乗り継ぐことで、上野から新潟まで東北本線と磐越西線を経由した在来線だけで走破できたという点です。在来線だけで走破というミッションを達成するうえで「SLばんえつ物語号」に乗車したのは意味が大きかったのです。

    新潟から上越新幹線とき号で東京へ

    新潟とき号

    「SLばんえつ物語号」は定刻18:43に新津へ到着。新津から18:57発の信越本線普通電車に乗り換えて19:16に新潟へ到着。新潟駅では添乗員さんと一緒に新幹線改札に入って、19:42発の上越新幹線とき342号にそれぞれ乗車となりました。発車まで20分以上時間がありましたので、売店でお土産やお弁当などを買ってから列車に乗り込みました。夕食は車内でお弁当を食べました。

    参加者は、大宮、上野、東京と、それぞれの下車駅で列車を降りたところでツアーは解散となりました。私は東京駅21:52着で下車となり、楽しかったツアーも無事に終了となりました。

    ツアーに参加して感じたこと

    SLばんえつ物語側面

    ツアーの企画については、どういうルートをどういった車両で乗車するのかといったことが鉄道ファン目線でよく考えられているなあと思いました。普段なかなか乗車できない「なごみ」を使用するのはもちろんですが、上野から新潟まで東北本線と磐越西線を経由した在来線だけで走破するというこだわりとか、「なごみ」と「SLばんえつ物語号」という新旧のハイグレード車両を乗り継ぐといったこだわりなど、なるほどなあと思わせる点がありました。

    また、添乗員さんからは列車に関するうんちく話で楽しませてくれるだけでなく、どの駅で列車の撮影をすればいいか、入線シーンを見るにはどんなタイミグにすべきかといった細かい点まで気配りしてくれました。基本的に観光などは組み込まれておらず、鉄道のみがテーマのツアーであるため、参加者の多くが鉄道ファンだったという点もありますが、鉄道ファンとしてとても居心地のいいツアーでした。

    一方、細かい点ですが、ちょっと残念だったと思ったこともあります。例えば、座席の位置はクラブツーリズムのほうで振り分けるため、ツアー予約時に自分で好きな座席位置を選ぶことができない点です。もちろん、二人以上のグループで申し込む場合などは、離ればなれにならないような配慮はあるようですが、例えば車窓の撮影を楽しみにしている人であれば、窓側になるか通路側になるかはツアーに参加するかどうかを決める上で重要なポイントになることもあります。乗車当日にならないと座席がわからないというのは、ちょっと不便だなと思いました。

    あと、ツアーで利用する列車は、団体臨時列車であれ、定期列車であれ、乗車券、指定席券、特急券などの切符は発行されません。当日、集合場所でチェックインする際に「お座席表」という、乗車する列車の名前、何号車何番何席という情報が記載されたプリントを渡されるだけです。このプリントが切符のかわりになるものです。乗車した列車の切符を記念にコレクションしている人も多いかと思います。そういう制度だから仕方ないのかもしれませんが、ちょっと残念だなと思いました。

    まとめ:クラブ ツーリズム鉄道部ツアーの魅力と体験レビュー

    以上のとおり、クラブ ツーリズム鉄道部は、鉄道ファンの心をくすぐる魅力的なツアーを提供しています。一般の旅行では体験できない特別な「鉄道の旅」を楽しむことができます。関東、関西、名古屋を拠点に、JR各社のほか、東武鉄道や近鉄など私鉄でも特別な列車を使用したツアーが多数用意されています。そして、今後も新たなツアー企画が期待されています。

    私も実際にツアーに参加しましたが大満足でした。鉄道ファン目線で考えられたツアー内容であり、添乗員さんの気配りも大変よかったです。鉄道ファンとしてとても居心地のいいツアーでした。鉄道ファンならきっと満足できるツアーです。

    クラブ ツーリズム鉄道部ツアーを予約するには、「クラブツーリズム国内旅行・国内ツアー予約」のページにアクセスし、「キーワード検索」のところに「鉄道部」や「鉄道の旅」、あるいは「カシオペア」や「サンライズ」など列車名を入れて検索してみるといいでしょう。

     

    Have a nice trip!

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