首都圏から日帰り観光におすすめの日光及びその周辺まとめ

2022年3月13日

日光及びその周辺で、公共交通機関を使った首都圏からの日帰り観光におすすめのエリアと観光プランについて簡単にまとめてみました。日光及びその周辺には、下のマップにあるとおり、おすすめとなる観光エリアとして、日光エリア、中禅寺湖エリア、奥日光エリア、鬼怒川温泉エリア、霧降高原エリアと、5つのエリアが存在します。以下、これらエリアごとに首都圏からの日帰り観光プラン例をご紹介いたします。

日光エリア

日光エリアは、世界文化遺産に指定された日光東照宮、二荒山神社、日光山輪王寺などが位置する日光山内と、東武日光駅及びJR日光駅から日光山内まで続く日光街道(国道119号)に沿った市街地からなるエリアです。

このエリアでの観光の基本は、世界文化遺産に指定された寺社を参拝するというスタイルになり、日光観光における定番となります。日光エリアは人気のカフェやレストラン、お土産屋が多数ありますので、寺社の参拝とあわせてグルメやショッピングを楽しむにも最適です。日光エリアを日帰りで観光する場合、例えば次のような観光プランが可能です。

  1. JR新宿7:31発 = 特急日光1号 = 東武日光9:27着、または 北千住8:12発 = 特急けごん7号 = 東武日光9:47着などを利用して日光へアクセス。
  2. 東武日光駅(2Bのりば)9:40発 = 世界遺産めぐりバス = 大猷院・二荒山神社前9:54着(320円)、または 東武日光駅10:00発 = 大猷院・二荒山神社前10:14着の便で上まで登ってしまいます。あとは、徒歩で坂を下りながら寺社を参拝していけば楽に回れます。
  3. 寺社の参拝順は、大猷院 → 二荒山神社 → 日光東照宮 → 日光山輪王寺 → 神橋がおすすめです(本来の作法としては、この逆順に神橋からスタートすべきなのかもしれませんが。)。移動時間と参拝の所要時間の目安は次のような感じです。大猷院(参拝60分)= 移動5分 = 二荒山神社(参拝30分)= 移動5分 = 日光東照宮(参拝90分)= 移動10分 = 日光山輪王寺(参拝60分)= 移動10分 = 神橋(参拝15分)、全行程をあわせると285分となり、約5時間といったところです。途中で昼食をとると、プラス30分ほどみればいいでしょう。そうすると神橋で観光を完了する時刻は15:30頃となります。
  4. 神橋から東武日光駅までの戻りは、例えばバスを使うなら、神橋15:38発 = 世界遺産めぐりバス = 東武日光駅15:43(200円)など。東武日光駅内あるいは東武日光駅周辺でお土産を見てから帰りの列車に乗車。あるいは、神橋から東武日光駅までは徒歩15分(5km)くらいの日光街道一本道なので、日光街道沿いのお土産屋などを見ながら徒歩で駅まで戻るのでもいいと思います。
  5. 東武日光16:39発 = 特急日光8号 =JR新宿18:35着、または 東武日光16:23発 = 特急リバティけごん40号 = 北千住18:02着などを利用して東京方面へ戻ります。

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中禅寺湖エリア

中禅寺湖エリアは、男体山の噴火によって誕生した山間の堰止湖である中禅寺湖の景観が美しく、明治以降は各国大使館の別荘が中禅寺湖畔に建てられ、外交官たちのリゾート地としても栄えました。

とくに紅葉の名所として有名で、見頃となる10月~11月にかけて大勢の観光客で賑わいます。中禅寺湖エリアを日帰りで観光する場合、例えば次のような観光プランが可能です(なお、紅葉のシーズンは渋滞によりバスの所要時間が大幅に長くなるので注意)。

  1. JR新宿7:31発 = 特急日光1号 = 東武日光9:27着、または 北千住8:12発 = 特急けごん7号 = 東武日光9:47着などを利用して日光へアクセス。
  2. 東武日光駅9:35発 = 東武バス = 明智平10:10着(1,100円)、または 東武日光駅10:05発 = 明智平10:40着の便で明智平へ。明智平ロープウェイで明智平展望台へ(往復1,000円)。ロープウェイの片道が所要時間3分、展望台での滞在時間30分程度。
  3. 明智平から華厳ノ滝へ移動。明智平11:40発 = 東武バス = 中禅寺温泉11:50着(240円)、バス停から華厳ノ滝までは徒歩5分。華厳ノ滝のエレベーターは往復570円です。華厳ノ滝での所要時間は30分程度。
  4. 華厳ノ滝から徒歩で中禅寺湖畔に移動。食事のできるお店がたくさんあるので、中禅寺湖畔あたりで昼食。お昼の時間が遅くなるので、先に昼食をとってから華厳ノ滝を見物してもいいかもしれません。
  5. 昼食後は、中禅寺湖クルージング(12月~4月休業)に乗船するか、あるいは日光二荒山神社中宮祠を参拝する。これで、だいた15時頃になります。
  6. 戻りはバスで、二荒山神社中宮祠15:19発 = 東武バス = 東武日光駅16:06(1,150円)など。
  7. 東武日光16:39発 = 特急日光8号 =JR新宿18:35着、または 東武日光16:23発 = 特急リバティけごん40号 = 北千住18:02着などを利用して東京方面へ戻ります。

奥日光エリア

奥日光エリアは多くの種類の植物や鳥に出会える高地の湿原からなります。戦場ヶ原には初心者でも歩きやすいハイキングコースが整備されています。湯ノ湖の湖畔にある日光湯元温泉も人気があります。

奥日光エリアは基本的にハイキング中心となりますが、日帰りで観光する場合、例えば次のような観光プランが可能です(なお、紅葉のシーズンは渋滞によりバスの所要時間が大幅に長くなるので注意)。

  1. JR新宿7:31発 = 特急日光1号 = 東武日光9:27着、または 北千住8:12発 = 特急けごん7号 = 東武日光9:47着などを利用して日光へアクセス。
  2. 東武日光駅9:35発 = 東武バス = 赤沼10:39着(1,550円)、または 東武日光駅10:05発 = 赤沼11:09着の便で戦場ヶ原の入口となる赤沼へ。
  3. 赤沼から「戦場ヶ原自然研究路」というハイキングコースを通って北上し、青木橋や泉門池などを経て湯滝へ。湯滝からは湯ノ湖の横を通って日光湯元温泉へ。全行程6kmほどとなり、所要時間は2時間くらいを見たいと思います。到着は13:00頃。
  4. 日光湯元温泉で昼食をとり、その後は日帰り温泉に入ります。これで、だいた15時頃になります。
  5. 戻りはバスで、湯元温泉15:10発 = 東武バス = 東武日光駅16:26(1,750円)など。
  6. 東武日光16:39発 = 特急日光8号 =JR新宿18:35着、または 東武日光16:43発 = 普通 下今市行き = 下今市16:52着/17:04発 = 特急きぬ142号 = 北千住18:32着などを利用して東京方面へ戻ります。

鬼怒川温泉エリア

鬼怒川温泉エリアは、「関東の奥座敷」と称される鬼怒川温泉があり温泉宿で宿泊してくつろぐといった楽しみ方がイメージされますが、鬼怒川ライン下りや、日光江戸村、東武ワールドスクウェアといったテーマパーク、SL大樹の乗車・転車台見学などもあり、日帰り観光に適したスポットが多くあります。

温泉街には気軽に足湯につかれる場所や、日帰り温泉が可能な観光ホテルも複数あります。鬼怒川温泉エリアを日帰りで観光する場合、例えば次のような観光プランが可能です。

  1. JR新宿7:31発 = 特急日光1号 = 下今市9:18着/9:33発 = SL大樹1号 = 鬼怒川温泉10:09着、または 北千住7:42発 = 特急きぬ105号 = 下今市9:13着/9:33発 = SL大樹1号 = 鬼怒川温泉10:09着などを利用してSL大樹を利用して鬼怒川温泉へアクセス。SL大樹の運行日は要確認です。
  2. 鬼怒川温泉駅前の転車台にて、SL大樹の転車台作業を見学(10:30から30分程度)。転車台作業の見学は無料です。その後、鬼怒川ライン下り乗り場に徒歩で移動(徒歩5分程度)して、鬼怒川ライン下りに乗船(2,900円)。乗船時間は40分程度。なお、鬼怒川ライン下りは4月中旬から11月下旬までの営業なのでご注意ください。鬼怒川ライン下りを下船した後はシャトルバスで乗り場まで戻ります。鬼怒川ライン下り乗り場に戻ると12:30頃になる見込みです。
  3. 周辺には食事のできるお店が多数ありますので、近所で昼食をとり、そのあとは日帰り温泉でくつろぎます。鬼怒川温泉には、日帰り温泉をやっている観光ホテルが複数ありますが、鬼怒川ライン下り乗り場のすぐ横にある「きぬ川ホテル三日月」などが鬼怒川温泉駅からも近くておすすめとなります。温泉を終えると15:00すぎくらいになります。ゆっくりお土産屋などを見ながら鬼怒川温泉駅へ戻ります。
  4. 例えば、鬼怒川温泉16:02発 = 特急リバティ会津140号 = 下今市16:26着/16:47発 = 特急日光8号 = JR新宿18:35着、または 鬼怒川温泉16:02発 = 特急リバティ会津140号 = 北千住18:02着などを利用して東京方面へ戻ります。

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霧降高原エリア

霧降高原エリアは標高約1200mの霧降高原からなり、ここは高山植物の宝庫とされています。とくにニッコウキスゲの群生地となっていることから、見頃となる6月~7月にかけてはハイキングに最適です。時間があれば、霧降高原の手前にある霧降ノ滝に立ち寄ってみるのもいいでしょう。

霧降高原エリアを日帰りで観光する場合、基本的にはハイキングが中心となりますが、例えば次のような観光プランが可能です。

  1. JR新宿7:31発 = 特急日光1号 = 東武日光9:27着、または 北千住8:12発 = 特急けごん7号 = 東武日光9:47着などを利用して日光へアクセス。
  2. 東武日光駅10:00発 = 東武バス = 霧降高原10:27着(730円)の便で霧降高原へ。なお、バスは4月から11月までの運行なので要注意。霧降高原バス停からキスゲ平園地の霧降高原レストハウスに移動。ここから出発して同じ場所へ戻って来る丸山トレッキングコースというハイキングコースを歩きます。全行程の所要時間は3時間半くらいかと思います。
  3. 戻りはバスで、霧降高原15:20発 = 東武バス = 東武日光駅15:46(730円)など。お土産物のショッピングは東武日光駅周辺を利用するのが便利です。
  4. 東武日光16:39発 = 特急日光8号 =JR新宿18:35着、または 東武日光16:43発 = 普通 下今市行き = 下今市16:52着/17:04発 = 特急きぬ142号 = 北千住18:32着などを利用して東京方面へ戻ります。

まとめ

以上、日光エリア、中禅寺湖エリア、奥日光エリア、鬼怒川温泉エリア、霧降高原エリアについて、それぞれ東京からの日帰り観光プランをご紹介しました。いずれも一例にすぎず、お好みに応じて様々なアレンジが可能です。また、現地で宿泊することによって、複数のエリアを観光するといったアレンジの仕方も面白いと思います。

なお、観光プラン例にある交通機関の運行スケジュール等はこの記事の執筆時点のものですので、実際に旅行に行かれる場合は必ずご自身で最新の運行スケジュールを確認してください。

Have a nice trip!