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首都圏から気軽に乗車できるSL大樹の座席選びに迷っている方へ、この記事ではSL大樹の座席の種類や特徴、おすすめの座席、予約方法、料金、運転日などを詳しく解説します。SL大樹には快適なリクライニングシートを備えたドリームカーや、オープンエアの展望スペースが魅力の展望車など、さまざまな座席があります。
さらに、SL大樹(SL大樹ふたら)やDL大樹の運行日や時刻表についても触れています。この記事を読めば、SL大樹の座席選びがスムーズになり、より充実した旅を楽しむための情報が手に入ります。ぜひ参考にして、素敵なSL大樹の旅を計画してください。
- 本記事で説明するポイント
- ・SL大樹の座席の種類と特徴
・ドリームカーと展望車の魅力と注意点
・SL大樹の座席指定券の予約方法と料金
・SL大樹の運行日と時刻表
・SL大樹へのアクセスと宿泊
SL大樹の座席種類と特徴
東武鉄道の「SL大樹」とは、蒸気機関車(SL)C11に客車3両が連結されたSL観光列車です。運行日によっては蒸気機関車(SL)C11の代わりにディーゼル機関車(DL)DE10に客車3両を連結して「DL大樹」として運行する場合もあります。いずれにせよ、基本的にはSL大樹・DL大樹は客車3両からなります。
そして、これら客車3両のうち、両端の1号車と3号車は2×2リクライニングシートからなる14系客車であり、中央の2号車は、運行日によって、12系客車による展望車または14系客車のドリームカーとなっています。
以下では、ドリームカーや展望車などを紹介しながら、おすすめの座席選びについて解説していきます。
SL大樹:東武鉄道の公式サイト
14系客車「ドリームカー」について
オハ14-505のドリームカーは、SL大樹の客車の中でも特に人気の高い車両です。ドリームカーは、青森-札幌の間で運行されていた夜行列車「急行はまなす」で使用されていた普通車用の車両ですが、グリーン車クラスの快適性をもった座席であることで知られています。座席は深くリクライニングすることができ、まるで簡易寝台のような感覚を味わえます。
また、ドリームカーにはミニラウンジが設置されており、旅の途中でちょっとした休憩を取ることができます。このラウンジは、かつての夜行列車での装備をそのまま残したもので、昭和レトロな雰囲気を楽しむことができます。SL大樹での乗車時間はせいぜい1時間足らずしかありませんが、ドリームカーではかつての夜行列車での気分を味わうことができます。
一方、ドリームカーは人気が高いうえ、一両しかなく、ドリームカーが連結される運行日は限定されているため、予約が早く埋まりやすいという特徴があります。特に週末や祝日などの混雑する時期には、早めの予約が必要です。
12系客車「展望車」について
オハテ12-1およびオハテ12-2の展望車は、SL大樹の中でも特にユニークな座席です。まず、展望車の最大の特徴は、車両の一部がテラスのようなオープンエアの展望スペースになっている点にあります。このスペースでは、走行中にSLの動く音や煙、石炭が燃える匂いを風とともに直接感じることができ、SLならではの臨場感を味わうことができます。展望スペースには簡易なベンチもあり、SL大樹の乗客は誰でも自由に利用できます。
一方、展望車のうち展望スペース以外は客室エリアとなっており、ここには4人掛けのボックスシートが並んでいます。各ボックスシートの中央には大きなテーブルが設置されているので、家族やグループでの利用時には座席で食事をするにも最適です。また、展望車の客室では窓が開くようになっており(ドリームカーその他の14系客車では固定窓)、窓を開ければSLの音や風を感じながら景色を楽しむことができます。
一方で、展望車にはいくつかの注意点があります。まず、展望スペースの柵の外に顔や手を出さないようにする必要があります。日光線や鬼怒川線では、車両が障害物すれすれのところを通過するポイントがあるため、安全には十分注意が必要です。また、スマホやカメラも柵の外に出さないようにしましょう。最悪の場合、大けがをしたり、スマホやカメラが破損したりする恐れがあります。
おすすめの座席選び
SL大樹でのおすすめの座席は、旅の目的やシチュエーションによって異なります。例えば、一人または二人でSL大樹に乗車し、SLの旅情を静かに楽しみたいのであれば、1号車または2号車の14系客車がおすすめです。ドリームカーが連結されている場合は、もちろんドリームカーもおすすめです。14系客車は2×2のクロスシートなので、他の人と相席になる可能性も少ないです。
一方、家族やグループで乗車する場合は4人掛けのボックスシートとなる展望車(2号車)の座席がおすすめです。ただし、子供連れの場合は、展望スペースの柵から手や顔を出したり、座席の窓から手や顔を出したりしないよう注意が必要です。
また、ドリームカーは、鉄道ファンをはじめ夜行列車での旅を懐かしむ人にはおすすめの座席となります。ドリームカーの予約は取りにくいかもしれませんが、ねらってみる価値は十分あるでしょう。
座席の配置と眺望
SL大樹の座席配置と眺望は、旅の楽しさをさらに引き立てます。下今市方面へ向かって右手側、つまり西向きには、男体山や女体山、鬼怒川を望むことができます。下今市方面へ向かって左手側、つまり東向きには、車窓からの眺めは劣ります。どの車両もA席とD席とが窓側になりますが、車両によってA席が西向きだったりD席が西向きだったりするので、座席を指定する際に、座席表(シートマップ)でよく確認するようにしましょう。
また、2号車展望車の4人掛けのボックスシーでは、座席が向かい合っているため、進行方向とは逆向きに座ることもある点は注意が必要です。座席を指定する際に、座席表(シートマップ)でよく確認するようにしましょう。
SL大樹ふたらとして下今市~東武日光での運行がある場合、下今市から東武日光または東武日光から下今市のいずれかで、1号車と3号車、ドリームカーの座席が進行方向とは逆向きになっている場合があります。自分で座席を回転させることも可能なので、他の乗客に配慮しつつ、気になる場合には座席を回転させて使用しましょう。
SL大樹の座席予約と料金
続いて、SL大樹の座席予約と料金、運行日と時刻表などについて解説します。
座席指定券の予約方法
SL大樹の座席指定券を予約する方法は、いくつかの選択肢があります。まず、最も便利な方法はインターネット予約です。東武鉄道の専用予約サイト「SL大樹・DL大樹インターネット購入・予約サービス」を利用することで、自宅から簡単に予約ができます。座席表(シートマップ)を見ながら好みの座席を選ぶこともできます。また、オンライン決済を選択すれば、チケットレスで乗車することができ、駅で紙のきっぷを発券する必要がありません。
一方、駅での予約も可能です。東武線の有人駅窓口や東武トップツアーズのカウンター窓口で座席指定券を購入することができます。特に、紙のきっぷを記念に残したい方や、現金での支払いを希望する方にはこの方法がおすすめです。ただし、東武特急とは異なり、駅の券売機では購入できないため、必ず窓口で手続きを行う必要があります。
また、電話予約も利用できます。東武鉄道のお客さまセンターに電話をかけて予約を行い、指定された期間内に駅で決済する方法です。この方法は、インターネット環境が整っていない場合や、直接対話で確認したい場合に便利です。
いずれの場合も、乗車一ヶ月前の午前9時より予約開始で。このように、SL大樹の座席指定券の予約方法は多岐にわたります。自分のライフスタイルや希望に合わせて、最適な方法を選ぶことができます。
座席指定券の料金
SL大樹の座席指定券の料金は、乗車区間によって異なります。まず、下今市駅から鬼怒川温泉駅までの区間では、大人760円、子供380円です。この区間は約12kmで、所要時間は約35分となっています。
次に、SL大樹ふたら号として運行される東武日光駅から鬼怒川温泉駅までの区間では、大人1,080円、子供540円です。この区間は約20kmで、所要時間は約50分です。SL大樹ふたら号の運行日は限定されているため、事前に運行日を確認しておくことが重要です。
また、DL大樹号として運行される場合の料金は、下今市駅から鬼怒川温泉駅までの区間で大人520円、子供260円です。DL大樹号は、SLが牽引する場合と異なり、ディーゼル機関車が牽引するため、料金が若干安く設定されています。
このように、SL大樹の座席指定券の料金は、乗車区間や列車の種類によって異なります。なお、実際に乗車する場合には座席指定券だけでなく乗車運賃の支払いも必要です。例えば、下今市~鬼怒川温泉の間の乗車運賃は大人270円(きっぷ購入時)、下今市~東武日光の間の乗車運賃は大人210円(きっぷ購入時)です。乗車運賃の支払いはPASMOやSuicaなどの交通系ICも利用可能です。
SL大樹の運行日と時刻表
SL大樹、SL大樹ふたら、DL大樹の運行日と時刻表は、東武鉄道の公式サイトで毎月公表されており、詳細なスケジュールを確認することができます。このページには運転日ごとの編成予定も掲載されており、ドリームカーや展望車の連結の有無などを確認することもできます。
また、時刻表は、下今市駅などでの特急列車との接続を確認するうえでも重要です。SL大樹の予約とあわせて、アクセスのための特急列車の予約もしておくようにしましょう。
さらに、このページには下今市駅や鬼怒川温泉駅での転車台への入線時刻も掲載されています。転車台では蒸気機関車(SL)C11の方向転換をする作業を間近で見学することができます。SL大樹での見どころのひとつでもありますので、忘れずにチェックしておきましょう。
SL大樹へのアクセスと宿泊
SL大樹(DL大樹)やSL大樹ふたらに乗車する場合、起点となるのは下今市駅です。首都圏から下今市駅へのアクセスとなります。おすすめは、浅草駅や北千住駅から、スペーシアX、スペーシア、リバティなどの東武特急の利用です。
あるいは、JR新宿駅やJR池袋駅からは、JR線経由の特急日光/きぬがわ、特急スペーシア日光/きぬがわなどの特急の利用が便利です。SL大樹(DL大樹)やSL大樹ふたらの乗車だけなら、首都圏からの日帰りでも十分楽しむことができます。
もちろん、せっかく日光や鬼怒川温泉まで行くのですから、現地で一泊してゆっくり楽しむのもおすすめです。東武トップツアーズからは、首都圏からの往復と日光や鬼怒川温泉での宿泊をセットにしたお得なツアーが提供されているので、おすすめです。往復の交通手段には大人気のスペーシアXを選択することもできます。
東武トップツアーズのお得なツアー
まとめ:SL大樹のおすすめ座席と予約方法を完全ガイド
以上のとおり本記事の内容をまとめると以下のとおりです。
- 一人または二人でSL大樹に乗車する場合、1号車または2号車の14系客車やドリームカーの座席がおすすめ
- 家族やグループでSL大樹に乗車する場合、4人掛けのボックスシートとなる展望車(2号車)の座席がおすすめ
- 鉄道ファンや夜行列車の旅を懐かしむ人にはドリームカーがおすすめ
- SL大樹の座席指定券はインターネットや駅窓口で予約可能
- SL大樹の運行日と時刻表は東武鉄道の公式サイトで確認できる
- SL大樹へのアクセスは下今市駅、浅草や新宿方面からの特急が便利
- SL大樹へのアクセスと宿泊は東武トップツアーズでのツアーを利用するとお得
日光・鬼怒川での新名所となりつつある東武鉄道のSL大樹は、乗車時間は1時間にも満たない比較的短い観光列車ではありますが、随所にSLの魅力を感じることのできる工夫がなされています。どちらかと言うとアトラクションに近い感覚で利用してみてもいいのではないでしょうか?日光・鬼怒川へ旅行される際には旅の予定に組込むことをおすすめします。
Have a nice trip!