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秩父鉄道の「パレオエクスプレス」とは、秩父本線「熊谷駅」~「三峰口駅」の間にて主に土日祝日に運行している、蒸気機関車(SL:C58)による観光列車のことです。東京から最も近いSLがこのパレオエクスプレスです。
今回はこのパレオエクスプレスの予約方法や、おすすめできる楽しみ方をご紹介したいと思います。下記の関連記事もよろしくお願いいたします。
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パレオエクスプレスの予約方法
秩父鉄道のパレオエクスプレスは土日祝日を中心に熊谷~三峰口の間を一日一往復で運行しています。運行日と時刻表はパレオエクスプレスの公式サイトで確認できます。
パレオエクスプレスに乗車するには予約が必要ですが、予約できる座席には2種類あります。1つは「SL指定席券」で、指定した座席に必ず着席できるタイプのものです。もう1つは「SL自由席券」で、乗車はできるが、座席は自由席なので当日空席がなければ着席できないタイプのものです。*注意:2021年度はSL指定券のみの発行となり、SL自由席券の購入はできません。
「秩父鉄道SL予約システム」による予約
個人(14名以下)での予約の場合は「秩父鉄道SL予約システム」というネットによる予約となります。利用前には会員登録(無料)が必要になりますので、あらかじめ会員登録を済ませておきましょう。
以前は、指定席は「みどりの窓口」や「びゅうプラザ」での予約・購入、自由席の場合には、秩父鉄道の各停車駅(熊谷、武川、寄居、長瀞、皆野、秩父、御花畑、三峰口)、旅行代理店(東武トップツアーズ各店、JTB各支店、近畿日本ツーリスト各支店)、JR東日本管内の「みどりの窓口」および「びゅうプラザ」、そして電話でも予約できていましたが、2021年4月時点では個人の予約方法は「秩父鉄道SL予約システム」以外はまだ無いようです。
秩父鉄道SL予約システムの使い方(会員登録から予約までの操作方法)は画面の指示通りに進めばよく、難しくはありませんが、不安な場合には同サイトのこちらに詳しく説明されているので、こちらを見ながら入力していけば大丈夫でしょう。
注意すべきこと
秩父鉄道SL予約システムでは予約だけしか完了しておらず、SL指定席券(またはSL自由席券)の支払いおよび発券については、当日乗車する駅の窓口でしなければなりません。運行日は土日祝日ということもあり窓口が混雑する可能性が高いので、少なくとも出発時刻の30分前には窓口に並んでおくようにしましょう。発券時にはシステムで表示されるQRコードをスマホの画面に表示しておくとスムーズです。
また、パレオエクスプレスに乗車するには上で説明したSL指定席券(またはSL自由席券)のほか、乗車区間に応じた普通乗車券も別途必要となります。普通乗車券は、乗車当日、乗車駅で購入しておきます。なお、秩父鉄道では乗り放題の「おトクなきっぷ」が発売されていますので、往復利用するような場合にはこちらを購入すると安くなるかもしれません。秩父鉄道までのアクセスを東武鉄道の利用にする場合は「東武鉄道×秩父鉄道 SAITAMAプラチナルート乗車券」を利用するという選択もありでしょう。
蒸気機関車の老朽化により、ときどき故障することがあるようです。そのような場合、運休になったり、蒸気機関車の代わりに電気機関車(EL)で運行したりすることがあります。なるべく頻繁にパレオエクスプレスのサイトを見て、そのようなお知らせが出てないか確認するようにしてください。
パレオエクスプレスのおすすめの楽しみ方
私が考えるパレオエクスプレスのおすすめの楽しみ方についてご紹介します。まず乗車区間についてですが、せっかくなので観光もできる駅を乗車駅または降車駅にするほうがいいでしょう。パレオエクスプレスの公式サイトでも紹介されている「長瀞」がいいと思います。
東京方面から秩父鉄道へは、JR湘南新宿ライン快速で熊谷駅へ行くルート、東武東上線で寄居駅へ行くルート、西武池袋線で西武秩父駅にて下車し御花畑駅へ行くルートがあります。御花畑駅から長瀞方面へのパレオエクスプレスは1日1本で14:31発(平日は14:27発)というやや遅い時間となり、当日、長瀞駅から御花畑駅へ戻るパレオエクスプレスの便が無いことから、御花畑駅へ行くルートは使いづらいです。
お勧めは熊谷駅へ行くルートか、寄居駅へ行くルートとなります。この場合、例えば、熊谷駅(10:10発/平日10:12発)または寄居駅(11:00発/平日10:59発)→長瀞駅(11:26着/平日11:25着)に乗車し、長瀞で昼食(長瀞名物の“そば”がお勧め)をとり、長瀞ライン下り(所要時間1時間くらい)を楽しんだ後、長瀞駅(15:13発/平日15:10発)→寄居駅(15:37着/平日15:34着)または熊谷駅(16:18着/平日16:20着)というコースが楽しめると思います。
おそば屋さんは長瀞駅周辺にたくさんあります。どの店も人気があって列を作って待っていることも多いです。時間がない場合は、立ち食いソバ「秩父そば長瀞店」が駅舎の前にあります。
長瀞ライン下りについては、駅周辺に何ヵ所かチケット販売所がありますが、下の地図のチケット販売所が駅に最も近くて便利です。
上でご紹介したコースで、寄居駅~長瀞駅の乗車では所要時間が25分しかないので、それでは物足りないという場合は、熊谷駅~長瀞駅(所要時間1時間15分)のほうにしてください。ただ、あまり長い時間乗車していても飽きるので、個人的には、寄居駅~長瀞駅でも十分楽しめると思います。
パレオエクスプレスは、行きと帰りどちらも長瀞駅で10分近く停車します。
長瀞駅に停車中は、先頭の機関車のところまで行って記念写真を写したり、運転席をのぞいたり(入ることはできません)できます。
まとめ
実は私は、うまく予約がとれなかったこともあり、長瀞駅から秩父駅まで乗車しました。上でおすすめするコースで実際に乗車したわけではありません。皆さんは、是非早めに予約しておすすめのコースで楽しんでください。
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Have a nice trip!