冬の風物詩「カピバラ温泉」のある関東エリアの動物園3選

2024年5月4日動物を観る首都圏近郊,温泉,カピバラ

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今や冬の風物詩となっている「カピバラ温泉」。目を閉じて気持ちよさそうに温泉につかっているカピバラを見るとほんとうに癒されますよね。「カピバラ温泉」と言えば、毎年1月頃に開催される「カピバラの長風呂対決」の結果も、カピバラ好きには最も気になるニュースのひとつかもしれません。

今回は「カピバラの長風呂対決」に参加している動物園のうち、首都圏から日帰りで訪ねることができる3園をご紹介いたします。

「カピバラ温泉」と「カピバラの長風呂対決」について

カピバラは体長1メートル以上にもなりますが、意外にもネズミの仲間となる動物です。野生のカピバラたちは、おもに南米アマゾン川流域の温暖な水辺に暮らしています。そんなカピバラなので基本的には寒さが苦手。以前は、冬季には屋外での展示を行わない動物園がほとんどであったそうです。

1982年のことですが、伊豆シャボテン動物公園で飼育中のカピバラたちが、寒い日に温かいお湯に集まることを偶然発見。露天風呂を作ったところ、カピバラたちが気持ちよさそうに入浴するようになったのが「カピバラ温泉」の始まりだとのことです。以降、伊豆シャボテン動物公園ではこの「カピバラ温泉」を毎年冬季に実施するようになるとともに、他の動物園にも普及し、今や日本の冬の風物詩にまでなっています。

このように世界に先駆けて日本で最初に考案された画期的なカピバラ展示システム「カピバラ温泉」を普及させるべく、日本にある5つの動物園(伊豆シャボテン動物公園、長崎バイオパーク、埼玉県こども動物自然公園、那須どうぶつ王国、いしかわ動物園)は「カピバラ露天風呂協定」を締結しています。なお、カピバラ露天風呂協定に未加入の動物園でも「カピバラ温泉」を実施している場合があります。

そして、2013年より毎年1月頃には、これらカピバラ露天風呂協定の5園による「カピバラの長風呂対決」が開催されています(いしかわ動物園は2018年より参加)。ルールは、各園で最初にお風呂に入ったカピバラを対象に、お風呂から出た時点までのタイム(四肢が全てお湯に入ってから、四肢が全てお湯から出るまでの時間)を競い、どの園のカピバラが一番長くお風呂に入っていられたかを競うものです。

これまでの「カピバラの長風呂対決」の対戦結果
第12回「カピバラの長風呂対決」(2024年)

第1位: 長崎バイオパーク「ドーナツ」2時間53分57秒

第11回「カピバラの長風呂対決」(2023年)

第1位: 那須どうぶつ王国「コハル」3時間40分29秒

第10回「カピバラの長風呂対決」(2022年)

第1位: 伊豆シャボテン動物公園「ポル」1時間58分38秒

 

第9回「カピバラの長風呂対決」(2021年)

第1位: 那須どうぶつ王国「コブ」1時間44分36秒

第8回「カピバラの長風呂対決」(2020年)

第1位: 那須どうぶつ王国「コゴミ」3時間2分55秒

第7回「カピバラの長風呂対決」(2019年)

第1位: 那須どうぶつ王国「ペコー」3時間58分43秒

第6回「カピバラの長風呂対決」(2018年)

第1位: 埼玉県こども動物自然公園「メープル」1時間36分17秒

第5回「カピバラの長風呂対決」(2017年)

第1位: 那須どうぶつ王国「ウミ」4時間56分32秒

第4回「カピバラの長風呂対決」(2016年)

第1位: 那須どうぶつ王国「ペッパー」1時間54分58秒

第3回「カピバラの長風呂対決」(2015年)

第1位: 伊豆シャボテン動物公園「雷」2時間08分11秒

第2回「カピバラの長風呂対決」(2014年)

第1位: 伊豆シャボテン動物公園「がんも」1時間22分00秒

第1回「カピバラの長風呂対決」(2013年)

第1位: 伊豆シャボテン動物公園「いくら」1時間3分55秒

2017年の那須どうぶつ王国「ウミ」の記録”4時間56分32秒”は驚きですね。カピバラはお湯にのぼせたり湯あたりはしないのでしょうか?見たところ、やはり雪深い気候の那須が有利なのかもしれませんね。

「カピバラ温泉」のある関東エリアの動物園3選

続いて、「カピバラの長風呂対決」に参加している5つの動物園のうち、首都圏から日帰りで訪ねることができる3園、伊豆シャボテン動物公園、埼玉県こども動物自然公園、那須どうぶつ王国をご紹いたします。

伊豆シャボテン動物公園

シャボテン公園のカピバラ温泉

伊豆シャボテン動物公園は上でも説明しましたとおり「カピバラ温泉」の発祥の園です。公式に「元祖カピバラの露天風呂」をうたっています。さすが元祖だけあって、カピバラの露天風呂は本格的な岩風呂でサイズも大きなものになります。大勢のカピバラたちが集まってお湯につかっている光景はインパクトがあります。

また、「ゆず湯」をはじめ、各種の変わり湯も実施されており、見るたびに変化があって楽しめます。変わり湯の種類はサイトにスケジュールが出ていますので、事前に確認しておくことをおすすめします。

伊豆シャボテン動物公園では、「カピバラ温泉」だけでなく、カピバラとの「ふれあい」や「エサやり体験」(有料)も充実しています。カピバラを満喫したい方にはおすすめですね。

カピバラふれあい

夏場は「カピバラ温泉」が実施されていませんが、四季を通じて十分楽しめる内容だと思います。入園料は大人2,400円と少々高めですが、カピバラとともにカピバラ以外の動物とのふれあいが充実していることを考えるとコスパは高いと思います。

アクセスについては、JR伊東駅から東海バスのI65系統またはI61系統「シャボテン公園行き」に乗車して終点「シャボテン公園」まで、所要時間約40分(現金のみ720円)。1時間に2本程度の運行になっています。

また、JR伊豆高原駅からも東海バスのI73系統、I70系統、I72系統、I80 系統の「シャボテン公園行き」に乗車して終点「シャボテン公園」まで、所要時間約15分(現金のみ370円)です。こちらは1時間に1本程度の運行になっています。伊豆高原側にある他の観光スポットにも立ち寄るのでなければJR伊東駅からのほうが便利です。

なお、首都圏からJR伊東駅やJR伊豆高原駅へのアクセスについては、こちらの記事「東京から伊豆方面に行くには「踊り子」か「新幹線+普通」か?」もご参考にしてください。

埼玉こども動物自然公園

埼玉こども動物のカピバラ温泉

埼玉こども動物自然公園は、ここでご紹介する3園のうち東京から最も近くて便利な動物園になります。ここのカピバラの露天風呂も本格的な岩風呂でサイズも大きなものです。

「ゆず湯」もよく実施されているようです。特徴的なのが「桶風呂」があること。岩風呂の横にお湯が入った大きな桶が置いてあって、そこにカピバラが入浴するものです。ちょうど大人のカピバラ一匹分の大きさです。桶風呂に入っている様子はぬいぐるみのようで見ていてとても癒されます。

埼玉こども動物自然公園では、カピバラとの「ふれあい」や「エサやり」は特別なイベント時にのみとなっているようで、残念ながら通常時は実施されていません。

ただ、カピバラ関連のイベントの種類は豊富なようで、「カピバラを見ながら足湯体験」、「カピバラお誕生会」、「スイカのエサ体験(夏季)」など独特なものもありますのでサイトのイベント情報は要チェックです。

入園料は大人520円とお安い金額になっています。展示されている動物の種類も多く、コアラ舎なども充実していますので、かなりお得な金額だと思います。

コアラ舎

アクセスについては、東武東上線の高坂駅で下車、高坂駅西口より川越観光バス「鳩山ニュータウン行き」に乗車して「こども動物自然公園」まで、所要時間約5分(交通系IC可189円)。1時間に4本程度の運行なので便利です。

那須どうぶつ王国

那須どうぶつ王国では、放し飼いになったカピバラたちとふれあえる広場「カピバラの森」の中に「カピバラ温泉」が設置されています。豪華なヒノキ造りの露天風呂です。ここでも「ゆず湯」がよく実施されているようです。

なんといっても特徴的なのは、ふれあいのできる広場の中に露天風呂があるということです。つまり、お風呂に入浴中のカピバラをなでたり、エサやり(有料)をしたり、といったことも可能です。

カピバラふれあい

ただし、大きなカピバラが勢いよくザブンとお風呂に入ったり、外でブルブルするとお湯のしぶきがかかることもありますので注意は必要。とにかく、カピバラとの距離が最も近くなるのがここの魅力です。

入国料(入園料)は、春~秋の期間は大人2,400円ですが、おもに「カピバラ温泉」が実施されている冬の期間は「王国タウン」という限定されたエリアのみでの営業となることから、大人1,400円とお得な料金になっています。カピバラをはじめ、ペンギンやアザラシ、人気のレッサーパンダなども「王国タウン」にありますので、限定されたエリアといえども十分楽しめる内容になっています。

レッサーパンダ

アクセスについてですが、自家用車やレンタカーの利用が最も一般的ではありますが、公共交通機関を利用する場合は、首都圏からなら新幹線でJR那須塩原駅にて下車、那須塩原駅から無料シャトルバス(事前予約制)を利用するのが便利です(片道70分ほどかかります)。

まとめ

今回ご紹介した3園は、いずれも首都圏から日帰りで訪ねることができます。とくに、埼玉こども動物自然公園は首都圏内にあることからも、アクセスも容易で交通費なども安く済むのでおすすめです。

また、伊豆シャボテン動物公園と那須どうぶつ王国は、少々アクセスに時間と費用がかかりますが、カピバラとのふれあいを重視する方にはおすすめとなります。

今回ご紹介した3園以外にも「カピバラ温泉」を実施している動物園はたくさんあります。皆様のお近くの動物園のサイトで確認してみられることをおすすめします。

なお、各園の開園状況やイベント情報、公共交通機関の運行状況については、頻繁に変動する可能性がありますので、事前に各公式サイト等でよく確認してからお出かけされるようお願いいたします。

Have a nice trip!

Posted by mikeneko