東京から伊勢神宮に参拝、高速夜行バス利用でお金の節約と時間も余裕

2024年5月4日寺社めぐり伊勢・志摩,夜行バス

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以前ご紹介した記事では、新幹線と、近鉄特急またはJR快速を利用して、東京から日帰りで伊勢神宮を参拝する方法を紹介しました。

今回は、東京からの往路に高速夜行バスを利用することで、お金を節約するとともに、観光の時間に余裕をもたせる方法を紹介しようと思います。

前日夜に高速夜行バスに乗車するので「日帰り」ではなく「0泊2日」になってしまいますが、仕事帰りに高速夜行バスに乗ればその日は休暇をとらずに済むため、この方法が有効な場合も多いと思います。

往路に高速夜行バスを利用した首都圏から伊勢神宮参拝プラン

東京から伊勢市への高速夜行バス

さっそく、東京から伊勢市への利用できそうな高速夜行バスを見てみます(本記事執筆時点でのスケジュールです。実際に運行されているかどうかはご自身でご確認ください。)。

例えば、JAMJAMLINERのKX51便は、西船橋21:40発、東京大手町22:15発 - 伊勢神宮外宮 翌日8:05着、伊勢神宮内宮 翌日8:15着のスケジュールで毎日運行されています。

伊勢神宮内宮まで行けますが、観光スケジュールの都合上、伊勢神宮外宮から回ったほうがいいので、伊勢神宮外宮のほうで下車します。時期により運賃は変動しますが、楽天トラベルで予約すると片道4,500~10,000円くらいになります。

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あるいは、WILLER EXPRESSのBE951便は、新宿駅南口24:00発 - 伊勢市駅前 翌日8:55着のスケジュールでほぼ毎日運行されています。こちらも時期により運賃は変動しますが、楽天トラベルで予約すると片道5,000~10,000円くらいになります。

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JAMJAMLINERのKX51便もWILLER EXPRESSのBE951便も、どちらも4列シートの車両になりますが、トイレのついているJAMJAMLINERのほうが車内設備の点で良いようです。また、JAMJAMLINERのKX51便のほうがWILLER EXPRESSのBE951便よりも伊勢市へ50分早く着けるので時間の点でも有利と言えます。

運賃については、新幹線と近鉄特急を利用すると運賃が13,370円、新幹線とJR快速を利用した場合でも運賃は12,180円となりますので、JAMJAMLINERのKX51便もWILLER EXPRESSのBE951便も、片道2,000~8,000円くらいは安くなります。時期によりどの程度安くなるかはまちまちですが、お金の節約になるのは確実ですね。

バス下車のあとに朝食

JAMJAMLINERのKX51便の伊勢神宮外宮バス停も、WILLER EXPRESSのBE951便の伊勢市駅前バス停もどちらも伊勢市駅前にある「和食さと」(伊勢店)の前となります。

ここから観光をスタートするわけですが、まずは長時間にわたるバス乗車での疲れを癒しつつ、おいしい朝食をとってからにしましょう。あいにく目の前にある「和食さと」はまだ開店前。

伊勢神宮外宮の火除橋のほうに300mほど歩いたところにある「あそらの茶屋」をおすすめします(地下の図を参照)。こちらは朝7:30から営業しており、「朝かゆ」を中心としたメニューなので疲れた体には丁度いいですよ。

いよいよ観光をスタートまずは外宮へ

「あそらの茶屋」で朝食をとり少し休憩すると、JAMJAMLINERのKX51便なら9:00くらい、WILLER EXPRESSのBE951便なら10:00くらいに観光のスタートとなります。

新幹線と、近鉄特急またはJR快速を利用して、東京から日帰りで伊勢神宮を参拝する方法で紹介したプランによると、東京駅8:12発の新幹線のぞみで名古屋駅9:48着、近鉄名古屋駅10:10発の近鉄特急で伊勢市駅11:32着でしたので、これと比べると観光のスタートが1時間半~2時間半早くなり、観光の時間に余裕がもてます。

観光の順番は前回の記事で紹介したものとだいたい同じですが、昼食をとるタイミングなどが少し違ってきます。以下、「あそらの茶屋」での朝食を終えて10:00に観光をスタートするとして説明します。

火除橋から伊勢神宮の外宮へ(10:10頃)。外宮の中心に鎮座するのは豊受大神宮(とようけだいじんぐう)です。天照大御神(あまてらすおおみかみ)のお食事を司る神様である豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りしています。衣食住や産業の守り神とされています。

外宮の境内は広大で、豊受大神宮のほかにも外宮境内の中に複数の別宮があり、見どころもたくさんあります。また、10時を過ぎると御守りや御朱印を授かる場合の授与所での混雑も予想されますので、余裕をもって外宮の参拝には1時間程度を確保しておくといいでしょう。

外宮の参拝を終えると11時ごろになります。続いて内宮のほうへ移動します。外宮正面の道路を渡ったところにバスターミナルがありますので、そこから51系統か55系統の内宮前行の路線バスに乗ります。下車するのは「内宮前」です(バス運賃440円)。伊勢神宮内宮の入口である宇治橋鳥居のすぐ近くにあるバス停です。

外宮を出てから内宮の入口に着くまでの所要時間は、バスの待ち時間を含めて30分くらいになり、内宮への到着時刻は11:30頃となります。

続いて内宮を参拝して昼食

内宮の中心に鎮座するのは皇大神宮(こうたいじんぐう)です。皇室の御祖先である天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りしています。

内宮の境内も外宮と同様に広大で、皇大神宮のほかにも複数の別宮があり、五十鈴川御手洗場など見どころもたくさんです。また御守りや御朱印を授かる場合は、ここ内宮でも授与所での混雑が予想されますので、余裕をもった時間設定が必要です。内宮の参拝にも最低1時間程度は確保したいところです。

内宮の参拝を終えたら12時半過ぎくらいになる見込みですので、昼食をとりましょう。下の地図のとおり内宮の宇治橋鳥居から「おはらい町」という参道を徒歩5,6分行ったところに「おかげ横丁」という飲食店やお土産物屋が並ぶ観光名所があります。名物の「伊勢うどん」など、飲食店がたくさんありますので、ここで昼食をとることをおすすめします。

ショッピングして猿田彦神社へ

昼食を終えると13時半くらいになります。ここ「おかげ横丁」と参道の「おはらい町」は、お土産などのショッピングにも絶好のスポットですので、ゆっくりショッピングを楽しみましょう。名物「赤福」などのスイーツやお茶を味わえるお店もありますので、休憩がてらゆっくり楽しみたいですね。

ショッピングなどが済んだら次は猿田彦神社に立ち寄ります。ここは外宮と内宮の次に是非立ち寄っていただきたい神社です。下の地図のとおり、「おはらい町通り」を内宮と反対方向に歩いて行くと、「伊勢道路」という大きな道路に出ます。伊勢道路に沿って左方向に大きな交差点を越えると猿田彦神社の鳥居が見えます。「おかげ横丁」付近からなら500mちょっと、徒歩5分くらいです。

この猿田彦神社にお祀りされているのは、天孫降臨を啓行(みちひらき)された猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)です。皇室の御祖先である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を九州の高千穂に御案内されたという非常に重要な役目を担った神様です。

猿田彦大神の本拠地がこの伊勢の地であることから、この猿田彦神社が同神社の総本宮であると言えます。みちひらきの神様ですから、万事うまくいくということにご利益があるのでしょう。

また、この猿田彦神社の境内には、境内社の佐瑠女神社(さるめじんじゃ)が鎮座しています。お祀りするのは天宇受売命(あめのうずめのみこと)です。

天宇受売命は、天照大御神が天岩屋戸にお隠れになったとき、天岩屋戸の前で踊りを踊ったことで有名です。そのため、芸能関係の守護神とされています。天孫降臨の後、猿田彦大神をサポートして伊勢の地に戻ったことから、猿田彦神社の境内社にお鎮まりになったのでしょう。

猿田彦神社の授与所では、各種御守りや御朱印などを授かることができます。芸能の御守りがあるのもユニークな点です。御朱印は猿田彦神社のものと佐瑠女神社のものとの2種類があります。もちろん両方頂いておきましょう。猿田彦神社での参拝を終えるのは15時半くらいを予想します。

これで観光を終えて伊勢市駅に戻ります。猿田彦神社の正面の道路を渡ったところに55系統の宇治山田駅前行きバスのバス停がありますので、ここから伊勢市駅バス停まで乗車します(310円)。伊勢市駅前にはだいたい16時頃には到着すると思います。

16時というわりと早い時間に伊勢市駅へ戻るスケジュールですので、参拝やショッピングなどで予定以上に時間をかけすぎてしまっても問題ありません。その日のうちに東京へ戻るための終電は伊勢市20:16発の近鉄特急(急行なら20:22発が最終)ですから、予定を4時間オーバーしない限りは大丈夫です。時間に余裕がありますので、安心してゆっくり観光できます。

帰りは鉄道で東京へ

伊勢神宮の外宮と内宮、そして猿田彦神社を参拝し、名物の「伊勢うどん」を食べ、お土産も買うことができたのであれば、ひととおり伊勢神宮の観光は堪能できましたので、そろそろ東京へ戻るのもいいでしょう。

例えば、伊勢市16:17発の近鉄特急で近鉄名古屋17:38着、JR名古屋駅へ移動しつつ夕食の駅弁を購入して、名古屋18:06発の新幹線のぞみで東京19:45着。このスケジュールなら自宅に21時頃には到着できるので、次の日に仕事があるような場合には早めに休めるのでいいと思います。

あるいは、伊勢市16:17発の近鉄特急で近鉄名古屋17:38着、これで名古屋まで移動し、名古屋で美味しい夕食を食べに行くというのも面白いと思います。この場合は、新幹線で東京に到着するのが21時頃になると思われます。

16時というわりと早い時間に伊勢市駅へ戻れたので、もう少し何か見たいと思う場合は、伊勢神宮外宮の境内外(市内)にある「月夜見宮」という別宮を参拝してみるのがいいでしょう。

月夜見宮は伊勢市駅から徒歩5分という近い場所にありますので、余った時間で最後のお参りの締めくくりには丁度いいかもしれません。月夜見宮では、ここ月夜見宮独自の御守りや御朱印を頂くことができます。

月夜見宮を参拝した場合は、少し早めの夕食を伊勢市駅前で食べていくのもいいと思います。伊勢市駅前の「外宮参道」には伊勢エビの料理がお手頃価格で味わえるお店がいくつかありますので、伊勢観光の最後を伊勢エビで締めるのもおすすめです。

月夜見宮を参拝して伊勢市駅前で夕食をとる場合は、伊勢市18:16発の近鉄特急で近鉄名古屋19:43着、JR名古屋駅へ移動して、名古屋20:14発の新幹線のぞみで東京21:51着といった感じになります。

まとめ

以上のとおり、東京からの往路に高速夜行バスを利用すると、時期によりますが新幹線+近鉄特急またはJR快速を利用するのに比べて片道2,000~8,000円くらいは安くなり、お金の節約になります。

東京への復路も高速夜行バスを利用すると、新幹線+近鉄特急またはJR快速に比べてさらに2,000~8,000円くらい安くなるとも言えますが、私の経験から2夜連続の高速夜行バスはかなりきついのでおすすめはできません。

東京からの往路に高速夜行バスを利用すると、朝早く現地に到着できるので、観光の時間に余裕をもたせることができます。本記事でご紹介した観光スケジュールで回るなら、その日のうちに東京へ戻るための終電の時間を気にすることなく、安心してゆっくり観光できます。

新幹線と、近鉄特急またはJR快速を利用して、東京から日帰りで伊勢神宮を参拝する方法については以下の記事です。

Have a nice trip!

Posted by mikeneko