新大久保コリアンタウンの「韓国式冷麺」おすすめ３店を紹介

2024.11.29更新

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冷麺にも中華式や盛岡式などいろいろありますが、本記事で紹介するのは「韓国式冷麺」。代表的な韓国の麺料理です。新大久保コリアンタウンには韓国式冷麺が提供されるお店がたくさんあります。

韓国式冷麺の大きな特徴の１つは、そば粉と緑豆粉で作られた麺（でんぷんで作った麺もあります）。適度にこしがあって喉越しがよく、日本のお蕎麦とはまた違った食感です。

そして２つ目の特徴は、さっぱりした味の冷たいスープで食べる「水冷麺」と、唐辛子味噌（コチュジャン）の入った甘辛タレを絡めて食べる汁なし麺の「ビビン冷麺」との２種類あること。辛いものが好きな人はビビン冷麺、辛いものが苦手な人は水冷麺といったように、どんな人でもおいしく楽しめるのが韓国冷麺の特徴とも言えます。

新大久保コリアンタウンの近くに職場があることから、お昼休みのランチなどにはよく韓国式冷麺を食べに行きます。今回は、そんな私がおすすめする、新大久保コリアンタウンにある韓国式冷麺のお店を３店ご紹介したいと思います。

コサム冷麺専門店

JR新大久保駅からは職安通り側に向かって約500m（徒歩７分）、東京メトロの東新宿駅からも職安通りに沿ってJR線方面へ向かって約500m（徒歩７分）。職安通りから少し北側に入ったところにあるお店。

店名にある「コサム」とは冷麺にお肉を包んで食べるという意味。本場韓国では、冷麺にお肉を包むという食べ方がポピュラーのようです。もちろん、コサム冷麺専門店にも、単品の水冷麺・ビビン冷麺のほか、「つくば美豚炭火焼き肉付き」の水冷麺・ビビン冷麺があります。つくば美豚炭火焼き肉付きがおすすめです。

コサム冷麺専門店では麺もスープも自家製。そば粉が多めの黒みがかった細麺で、つやつやしてこしのある食感です。水冷麺のスープもこだわっているだけあって、さっぱりしつつも美味しいです。

私は、どちらかと言えば水冷麺をおすすめしますが、ビビン冷麺のほうもクオリティはとても高いです。新大久保で韓国式冷麺を食べるなら、まずはコサム冷麺専門店を検討されるといいでしょう。

単品水冷麺／ビビン冷麺：　880円

美豚炭火焼き肉付き水冷麺／ビビン冷麺：　1,180円

東京都新宿区百人町1-1-26 第三サタケビル 1F

予約可

定休日：無休

営業時間：平日11:00～22:00(LO21:30)　土日祝11:00～23:00(LO22:30)

板橋冷麺

JR新大久保駅からは小滝橋通り方面に向かって約550m（徒歩8分）、JR大久保駅からはもっと近く、小滝橋通りに向かって約250m（徒歩3分）。小滝橋通り沿いにあるお店。「板橋」と書いて「パンギョ」と読みます。東京の板橋ではなく、韓国にある地名「板橋（パンギョ）」に由来すると思われます。

板橋冷麺も麺とスープともに、こだわりの100％自家製。オーダー後に麺を作るので、出来たてを楽しめるのが魅力。もちろん、美味しさは一流です。

板橋冷麺にある他店と違った大きな特徴は、水冷麺とビビン冷麺が半分ずつ入った「ハーフ＆ハーフ冷麺」があること。水冷麺とビビン冷麺と、一度にどちらも味わってみたい、食べ比べしてみたい、という場合にはとてもおすすめです。また、エイ（魚）の刺身をコチュジャンベースのタレに和えたビビン冷麺「刺身冷麺」もなかなかの逸品です。

水冷麺：　780円

ビビン冷麺：　880円

スープビビン冷麺：　880円

刺身冷麺：　1,180円

ハーフ＆ハーフ冷麺：　980円

東京都新宿区百人町1-21-4

予約可

定休日：無休

営業時間：11:00～23:00(LO22:20)

本家

JR新大久保駅からは職安通り側に向かって約550m（徒歩8分）、東京メトロの東新宿駅からも職安通りに沿ってJR線方面へ向かって約450m（徒歩6分）。職安通り沿いにある建物の２階にあるお店。「本家」と書いて「ボンガ」と読みます。日本語での「本家（ほんけ）」と意味的には同じだと思われます。

この本家は、韓国の有名な料理研究家であるペク・ジョンウォン先生が経営されているお店です。焼肉や韓国料理全般のメニューがあり、どれも一流の味です。そのメニューの中に「本家冷麺（水冷麺）」や「本家ビビム冷麺（ビビン冷麺）」といった韓国式冷麺があります。冷麺専門でやっているお店ではありませんが、さすが料理研究家ペク・ジョンウォン先生の味、冷麺専門店にも引けを取らない美味しさです。

お店がとても広くてテーブル数も多く、ランチ時間は待たずに座れますから、私は仕事の昼休みに冷麺単品だけでよく利用するお店です。焼肉もとても美味しいので、ディナー時間なら、焼肉を食べたあとの締めで冷麺という定番の食べ方がおすすめとなります。