【ミャンマー観光】バガンでの観光、おすすめと反省点など

カンボジアのアンコールワット及びインドネシアのボロブドゥールとともに仏教三大遺跡と称されるバガン。

実は、アンコールワットとボロブドゥールは世界文化遺産に登録されているにもかかわらず、2019年4月現在、バガンはまだ登録されていません。ミャンマー政府は1997年にバガンを世界遺産に推薦しましたが失敗に終わっています。理由として、遺跡の修復に近代的な建材を使用したため、またゴルフ場や高さ60mの展望台を建てたため、とも言われています。

そんなバガンですが、以前、観光で訪れました。その体験から、おすすめできることや、反省点などをご紹介してみようと思います。

おすすめしたい観光の方法「ツアーの利用」

もちろん寺院の外観や風景などを鑑賞するだけでも感動するものですが、歴史的な由来、建築様式やデザインの意味、鑑賞する際のポイントなどを解説してもらうと、楽しみは何倍にも大きくなります。寺院巡りには、できれば日本語ガイド付きツアーを利用することをお勧めします。

たとえば、私がよく利用しているVELTRAさんのサイトでは以下のようなツアーが提供されています。

バガン観光

なお、私の場合、1日目は日本語ガイド付きツアーで主だった寺院を回り、2日目は気になった寺院をもう一度個人でじっくり時間をかけて観光したり、ツアーでは行けなかった場所を訪ねたりしました。やはりツアーでは定番の寺院しか回らず、しかも1つの寺院にかける時間が限られていますので、ツアー参加した翌日などに、できれば個人で観光できる時間を別途用意しておくほうがいいと思います。

個人で観光する際の移動手段としては、タクシー、馬車、電動バイク、自転車などの選択肢がありますが、料金交渉が不要で、自分のペースで気の向くまま移動できる点でおすすめなのは電動バイクまたは自転車です。とくに、ある程度行動範囲が広い場合には電動バイクがおすすめとなりますが、1日レンタルして600円弱(タクシーや馬車なら3,000円くらい)と安価である点も有難いです。なお、電動バイクの運転には免許証は不要、ただし電動バイクでバガンの外に出ることは禁止されているので注意も必要です。

個人観光で立寄ってみたい場所「日本人戦没者慰霊碑」

ツアーとは別に個人観光をする際に是非とも立寄ってみたい場所があります。タビニュ僧院にある「日本人戦没者慰霊碑」です。太平洋戦争のビルマ戦線では日本軍約18万人が戦死し、ミャンマーの各地に日本兵の慰霊碑があるそうです。バガンでは大きな戦闘は無かったらしいですが、この僧院で日本兵の英霊を手厚く祀っていただいています。

まず向かう場所はタビニュ寺院です。オールドバガンの城壁内で、ひときわ高くそびえ立つこの寺院は、バガンにおいて最も早い時期に建立された二層構造の大型寺院の一つです。全高は約60メートルと、バガンでもトップクラスの高さを誇り、広大な平原のどこからでも視認することができます。

私が行ったときにはタビニュ寺院の二階テラスに登ることができ、そこからの眺めはとても素晴らしかったのですが、残念ながら現在(2019年4月現在)は二階テラスには立入禁止となっているようです。

タビニュ寺院の東側奥に少し離れた場所にはタビニュ僧院があり、その入口を入ると左手に日本人戦没者慰霊碑があります。

私が行ったときは、お坊さんが出てきてお線香を下さいましたので、少々のお布施をお渡しし、参拝させていただきました。どうやら、ここを訪れる日本人は多いようでした。

行くべきだった「バガンビューイングタワー」

以前はテラスに登ることができる寺院として、上でご紹介したタビニュ寺院や、シュエサンドー寺院(私は行ってない)などがありました。これらの寺院はテラスに登って朝日や夕日の鑑賞ができ、とても人気がありましたが、2019年4月現在、バガン内の寺院はいずれもテラスへの立入りが禁止されています。

となると、現時点でバガンの眺望を楽しむ方法は、気球に乗るか、バガン唯一の展望台「バガンビューイングタワー」に登るかのいずれかです。なお、気球はかなり高額(30,000円以上)になりますので、気軽に楽しむのであれば、バガンビューイングタワーの一択となります。

1997年に世界文化遺産の登録にチャレンジし、結果、失敗だった理由の一つとして、遺跡群の中にこのような展望台を建てたことだとも言われています。そのため、この展望台「バガンビューイングタワー」を利用するのに賛否両論はあるかと思います。ただ、2019年の再チャレンジにあたって、バガンビューイングタワーを撤去するといった動きがないのを見ると、この展望台が決定的な理由ではなかったのかもしれません。

ところで、私はバガンを観光した際に、このバガンビューイングタワーを訪れませんでした。訪問した当時はタビニュ寺院のテラスに登ることができ、しかも日本語ガイドさんのお勧めがタビニュ寺院のテラスだったこともあり、バガンビューイングタワーを訪れる考えは無かったからです。しかし、ここを訪れた方々が投稿した写真を後で見ると、その眺望の差に愕然としました。さすが地上60mからの眺望は違います。バガンビューイングタワーに行っておけばよかったな、と後悔しました。

バガンビューイングタワーの場所は下の地図のとおり。日の出や日没の時間には多くの人が来ますが、タワーの屋上は結構広いので心配することはないそうです。日の出や日没はもちろん、日中もバガンの全景を眺められるおすすめの展望スポットです。開館時間は6:00~22:30、入場料は5USドル(近くにあるオウリウム・パレスホテル宿泊者は無料)。

エーヤワディー川での夕陽鑑賞なら「ブーパヤー寺院」

ひょうたんのような形をした仏塔が特徴の「ブーパヤー寺院」は、エーヤワディー川岸の小高い丘に建つ寺院です。場所は以下の地図のとおりで、オールドバガンに位置します。


ブーパヤー寺院は、この寺院そのものが見どころという訳ではなく、この位置からの夕陽鑑賞で人気のスポットとなっています。

ここから見たエーヤワディー川に沈む夕陽がとても奇麗だそうです。日の出は上でご紹介したバガンビューイングタワーで鑑賞し、日没はこのブーパヤー寺院で鑑賞するのが最もおすすめのスケジュールだと思います。

私は1日目に参加したツアーにここでの夕陽鑑賞が組み込まれていたため、ガイドさんが日没時間ちょっと前にここへ到着できるよう、うまくスケジュールを組んでくれました。

ただ、残念なことにその日は午後から小雨交じりの天気だったため、雲で遮られて夕陽を鑑賞することができませんでした。天気ばかりは思い通りになりませんね。

まとめ

バガンでの観光について簡単にご紹介しました。やはり、バガンの最大の魅力は、見渡す限りの平原に無数の寺院が建っている眺望を楽しむことではないかと思います。

ハイライトとなるのは日の出と日没のタイミングですから、そこだけは逃さないようにしっかりスケジュールを組み、日中は無理のない観光を楽しむのがいいでしょう。

個々の寺院を観光する場合は、日本語でのガイドがあったほうが何倍も楽しいので、日本語ガイド付きツアーの利用なども検討してみるといいですね。

 

Have a nice trip!