レンタカーで行く「宮城蔵王キツネ村」で子ギツネの抱っこ体験

2024年5月4日動物を観る蔵王地方,キツネ,レンタカー

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250頭以上のキツネたちが放し飼いになっていて、子ギツネの抱っこ体験もできる、そんな動物園というかテーマパークが「宮城蔵王キツネ村」です。以前から気になっていたのですが、今回訪問することができましたのでご紹介してみたいと思います。

「宮城蔵王キツネ村」について

宮城蔵王キツネ村は、宮城県白石市の山間にある動物園(あるいはテーマパーク)で、敷地内の森で250頭以上のキツネを放し飼いしているところです。キツネ以外にもヤギ、ウサギ、ポニーなども少数飼育されていますが、メインはキツネ。これだけのキツネを間近で見ることができるのは宮城蔵王キツネ村だけではないでしょうか?

キツネとの触れ合いで一番気になるのがエキノコックス症です。野生のキツネなどはエキノコックスという寄生虫に感染していることが多いらしく、これが経口感染で人間に感染すると、肝臓をやられる重篤なエキノコックス症となるおそれがあります。

しかし、宮城蔵王キツネ村では、飼育しているキツネは全て人工繁殖した個体であり、園内は定期的に駆虫剤の投与や殺菌消毒を実施しているため、「エキノコックスフリー」であり心配は要りません。しかも、抱っこ体験用のキツネたちは完全屋内飼いとのことですから、安心です。

入場料は1,000円(小学生以下は無料)です。抱っこ体験する場合は一人600円が別途かかります。抱っこ体験会場(園内入ってすぐのホール)での受付時に直接現金での支払いとなります。

「宮城蔵王キツネ村」へのアクセス

東京方面から宮城蔵王キツネ村に行く場合には、新幹線のやまびこ号を利用して白石蔵王駅まで行きます。片道は2時間弱となりますので、東京からなら日帰り観光も十分可能です。白石蔵王駅から宮城蔵王キツネ村までの道のりは以下の地図のようになります。結論としては、車の運転ができるならレンタカーがおすすめです。運転ができず、宿泊しない場合はタクシーの利用が現実的です。

まず、公共交通機関を使って宮城蔵王キツネ村へアクセスする方法について触れておきます。唯一あるのが白石市民バス「きゃっするくん」の福岡線です。このバスはJR白石駅(新幹線の白石蔵王から1.5kmほど離れた在来線の駅)からキツネ村を経由します。ところが、このバスの運行曜日が平日の火・金のみと限られているうえ、便数も早朝と午後の一日2便のみとなっており、観光に使うのは難しいです。

公共交通機関とは違いますが、温泉旅館「薬師の湯」にキツネ村への送迎付きプランがあります。白石で一泊してもいいならここで宿泊し、白石蔵王駅から「薬師の湯」までの送迎と、「薬師の湯」からキツネ村への送迎が付いているこのプランを使うと便利だと思います。

しかし、一番のおすすめは何といってもレンタカーの利用です。白石蔵王駅周辺にはニッポンレンタカーのお店とJR駅レンタカーがあります。JR駅レンタカーは新幹線の切符と一緒に予約すれば割引があるのと、お店のカウンターが駅構内にあるので、より便利でお得かもしれません。

コンパクトカーなら保険や諸費用あわせて一日利用して6,000円~7,000円くらいです。宮城蔵王キツネ村だけでなく、白石城や、少し足を延ばして遠刈田温泉や蔵王の御釜などの観光もあわせれば、まる一日蔵王観光を満喫できると思います。

そして最後に、運転はできないけど日帰りで宮城蔵王キツネ村に行きたい、という場合は、タクシーの利用しかありません。白石蔵王駅から宮城蔵王キツネ村までの片道が4,000円くらいなので、金額的にはレンタカーとあまり変わりませんが、ピンポイントで宮城蔵王キツネ村だけになると割高感は否めません。帰り道に白石城に立ち寄って、白石城の観光をプラスするなどの工夫をしてもいいかもしれません。

「宮城蔵王キツネ村」のレビュー

わたしはレンタカーで宮城蔵王キツネ村に行きました。途中、山道が続きますが、それほど運転が難しいとは感じませんでしたので、運転初心者の方でも気を付けて運転すれば大丈夫でしょう。駐車場の収容台数は相当あるようですので、連休などの混雑時でも停める場所に困るが無いということはなさそうです。

チケットを購入して入園

ゴリラの横のゲートから入園。キツネではなく、なぜゴリラなのかは謎です。入口でチケットを購入します。その際には、注意事項の説明がありますので、しっかり聞いておきましょう。むやみにキツネに触らないこと、ヒラヒラした動くものに向かってくるので持ち物に注意すること、などです。

キツネ村入口

チケット売り場から出て園内に入ったところは、やや広めのホールになっていて、抱っこ体験などがここで実施されます。この時は、抱っこ体験が11時と14時の1日2回開催されていました。抱っこ体験の受付が始まると園内放送でアナウンスがありますので、時間前にはこのホールに戻れるようにしておくといいでしょう。なお、抱っこ体験の開催時間や、抱っこできるキツネの種類(子ギツネか親ギツネか)などは公式サイトに出ていますので行く前に必ず確認しておきましょう。

キツネたちのいる森のエリアへ

まずはキツネたちが放し飼いされている森のエリアに行ってみます。ホールの奥に扉がありますので、そこから森のエリアに入ることができます。何やら重々しい雰囲気の扉です。キツネの脱走を防止するためのものかもしれません。

場内入口

森のエリアの構造は、木が茂ったキツネたちの住んでいる森があって、その中を人が歩けるようになった通路が設置されています。その通路を歩きながら森の中で暮らすキツネたちの様子を見ることができるようになっています。とはいえ、森の中にはほとんどキツネはおらず、ほとんどが通路のところに集まっていました。

通路のきつねたち

この日はあいにくずっと小雨が降っていたのですが、さきほどのホールと森のエリアの通路の大部分は屋根があるので、基本的には傘が無くても問題ありませんでした。キツネたちも雨に濡れないためなのか、森ではなく、屋根のある通路のところに集まっていました。こちらとしては、むしろラッキーだったかもしれません。

屋根のある通路の両側には本棚のような寝床?が設置されていました。この寝床にものすごい数のキツネが入っていて、ほとんどがお昼寝中でした。キツネは夜行性なので昼は寝ているのが普通だそうです。なので、丸まってお昼寝している可愛いキツネたちを近くで見るというのが、ここでの観光の基本となります。

きつね02

ちょうど夏の時期だったためキツネたちの体毛が抜けて、モフモフという感じではありませんでしたが、それでもこんな間近でキツネを見ることは初めてでしたし、想像した以上に可愛い動物だなと感じました。

ただし、お昼寝していて大人しそうに見えますが、触ると「100%咬まれる」そうですのでご用心ください。人間に慣れているように見えても、やはり野生動物です。しかも、牙が鋭いそうなので、咬まれると大けがになる可能性もあります。注意が必要です。

きつね01

森の中にはたくさんの赤い鳥居がある「御金稲荷神社」という小さな祠があります。「模擬神社」とされていますが、祠のそばには「御金稲荷神社の由来」という由緒書きがあり、売店では御朱印(300円)も販売されていました。実際、キツネのパワースポットではありますし、ご利益のほうはありそうな気がしました。

神社の鳥居

ホール内にも見どころがたくさん

森のエリアをまわってホールに戻り、今度はホール内を見物します。ホール内にはケージで飼育されているキツネたちを見ることができます。大部分が「抱っこ体験用」となっているので、森のエリアでの放し飼いのキツネたちに比べて、よりペット化された大人しいキツネたちなのでしょう。

きつね03

ホール内には珍しい種類のキツネや、ヤギ、ウサギ、ポニーなどの小動物も見ることができますので、キツネばかりで飽きてきた場合にはこちらを見物して口直しするのもいいでしょう。また、ホールからの出口手前にはお土産売場もあります。お土産の種類も豊富なので、抱っこ体験までの待ち時間や、帰りのタクシーの待ち時間をつぶすには、ここでお土産のショッピングをするのがおすすめです。

子ギツネの抱っこ体験

そうこうしているうちに抱っこ体験の時間が近づきました。10分前くらいに園内放送でのアナウンスがあり、抱っこ体験に参加する人はホールに集合とのことでした。急いでホールに戻ります。

参加希望の人は一列に並んで順番に受付を行います。一人600円を現金で係の人に支払い、黄色いビニールカッパを受取ります。このカッパは前後逆さまに着ます。つまり、カッパの背中の部分が胸になり、ボタンで留める部分が背中に来るようにします。この状態で準備されたパイプ椅子に座り、膝の上に別のオレンジ色のビニールカッパをかけます。抱っこしたキツネがおしっこすることもあるそうなので、この2つのカッパでそれを防ぐのが目的です。

準備ができたら、係の人が子ギツネを一匹ずつ持ってきてくれます。残念ながら、どのキツネにするかは選ぶことができないようです。わたしは、キツネ色のキツネっぽい子ギツネだったので、運よく希望通りでした。ほかには黒い色の子ギツネなどもありました。

抱っこ体験

左腕でキツネの頭を押さえ、右手でキツネの背中を押さえるようにして抱っこします。最初は結構あばれますので、観念して大人しくなるまでは、ちょっと強めに押さえます。大人しくなると、右手で頭や背中をなでたりすることができます。カッパを通してではありますが、子ギツネの体温も伝わってきて、とても可愛らしかったです。

しばらくすると、子ギツネがまた暴れだすことがありますが、制御できなくなると係の人が助けに来てくれます。また、係の人にお願いすれば、自分のスマホやカメラで抱っこしている写真を撮影してくれます。わたしの場合、20枚くらい撮ってくれました。

そして10分くらいで抱っこ体験は終了です。係の人が子ギツネを一匹ずつ回収していきます。ケージに戻された子ギツネたちは興奮してケンカしていました。抱っこでストレスがたまってたのでしょうね。

まとめ

キツネを抱っこできたのは貴重な体験でした。宮城蔵王キツネ村は、東京からなら日帰りで十分行くことができますので、キツネに興味のある方は是非一度行ってみられることをおすすめします。レンタカーを使えば便利でお得に観光できます。

Have a nice trip!

Posted by mikeneko