【東京観光】高尾山と神宮外苑で紅葉/黄葉見物
東京にはいくつかの紅葉/黄葉の名所がありますが、今回はその中でも人気の高い高尾山と神宮外苑をご紹介しようと思います。
高尾山
概要
高尾山は都心から電車で約1時間と好位置にある標高599mの小さな山。この山内には、約1200種の植物、約100種の野鳥、約5000種の昆虫が生息しており、自然が豊かです。とくに秋のモミジは有名で、山頂のもみじ台や薬王院の周辺、ケーブルカー清滝駅、高尾山駅など、毎年11月中旬から下旬にかけて紅葉を楽しむ観光客で賑わっています。
アクセス
京王線の高尾山口駅で下車。新宿駅からは特急または準特急を利用して1時間弱で行けます。高尾山駅を出て、大きな鳥居とは反対側を川沿いに400mほど歩くとケーブルカーとリフトの駅舎に到着します。この駅舎は「高尾山ケーブルカー」の清滝駅と「高尾山エコーリフト」の山麓駅との共通となっています。一方、山上側の駅はそれぞれ別で、「高尾山ケーブルカー」は高尾山駅、「高尾山エコーリフト」は山上駅、薬王院や山頂方面には高尾山駅のほうがやや近い配置となります。なお、料金は同額でいずれも片道480円、往復930円です。
ケーブルカーとリフトの両方を楽しみたい場合は、行き(登り)はケーブルカーで山頂に近いほうまで行き、帰り(下り)はリフトに乗るほうが、ちょっと楽なルートとなります。
紅葉の様子
まず、清滝駅と山麓駅がある駅舎前の広場にあるモミジの紅葉が見事でした。2018年11月27日(火)14時すぎ、紅葉のシーズン真っただ中でしたが、平日でかつ少し遅い時間でしたので、これから山上側に行く人はあまりいませんでした。
上りはリフトを利用しました。待ち時間なしで乗れました。
↓下の動画は長いので最後に見てください。
リフトからの眺めはいいですが、紅葉はあまり見られませんでした。
リフトを降り、薬王院&山頂を目指してプチ登山スタート。
巨大な「タコ杉」の脇にある、運を引き寄せる「開運ひっぱりだこ」。高尾山のパワースポットのひとつです。
「さる園・野草園」です。約70頭のサルに出会える動物園。
男坂という長い階段を上って
薬王院に到着です。
いい感じで紅葉が見られました。
薬王院から山頂まで、ちょっときつい上り坂で約30分でしたが、
山頂のモミジは見事でした。
下りはケーブルカー。皆さん下山する時間のようで、まあまあの行列でした。といっても15分待ちくらい。(注意:先に切符を買ってから列に並びましょう。)
↓下の動画も長いので最後に見てください。
ケーブルカー沿いには紅葉が見られました。リフトよりもこちらのほうが紅葉は楽しめます。常に満員なので運次第ですが、窓際の席がとれるといいですね。
感想
紅葉がとくに素晴らしかった場所は、ケーブルの清滝駅とリフトの山麓駅がある駅舎前の広場、薬王院、高尾山の山頂などでした。土日は非常に混雑が予想されますので覚悟が必要でしょう。行くからには山頂まで登りたいです。
私が行ったのは時期的に紅葉がちょうど見頃だったと思いますが、モミジがある場所は限られているので、高尾山全体がどこでも紅葉しているという訳ではありません。念のためですが、あまり期待しすぎないほうがいいかもしれません。
神宮外苑
概要
明治神宮外苑は、都内を代表する黄葉スポット。ランドマークである聖徳記念絵画館に向かって伸びる約300mのイチョウ並木が有名です。この通りの両側には146本ものイチョウが立ち並んでいます。青山通り口から樹高の高い順に植えられたイチョウは遠近感が強調され、奥に立つ聖徳記念絵画館との景観美が実に見事です。
アクセス
地下鉄の青山一丁目駅で下車し、地上に出て青山通り沿いに300mほど進むと青山通り口(青山二丁目交差点)があり、ここからT字状に伸びている通りがイチョウ並木です。イチョウ並木の突き当りにある聖徳記念絵画館前の広場には「いちょう祭り」の期間中は多くの屋台などが出店しています。
黄葉の様子
青山通り口から聖徳記念絵画館に向けて一直線に並んだイチョウ並木は見事です。
道路に出て撮影するのは危険なので、青山二丁目交差点の反対側から撮影すると安全かつ奇麗に写真を撮影できます。
イチョウ並木両側の歩道も黄葉したイチョウのトンネルです。
SHAKE SHACK(ハンバーガー屋)のテラス席もなかなかいい感じです。
感想
2018年11月21日(水)に行きましたが、黄葉は7割くらいでした。もう少し待つと黄金に輝くような幻想的な感じになると思います。今回はちょっとだけ早すぎたかもしれません。
こちらも土日はたいへん混雑するので覚悟が必要です。いい写真をとりたいなら、平日の朝が狙い目です。
Have a nice trip!
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