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ふかや花園プレミアム・アウトレットは、100以上の店舗が揃い、一流ブランドのアイテムをお得に購入できる手に入るアウトレットモールです。東京都心からも比較的近く、車だけでなく電車やバスでのアクセスも便利なため人気があります。
ふかや花園プレミアム・アウトレットに行くからにはショッピングに集中したいところですが、お子さんのいる家族で行く場合には、子供も退屈せずに楽しんでもらえるプラン作りが楽しい一日を過ごすうえで重要になるでしょう。
幸いなことに、ふかや花園プレミアム・アウトレットには併設・隣接した“遊べる施設”があり、また近隣には「長瀞ラインくだり」で人気の長瀞という観光地もありますので、これらをうまく組み合わせることで、ふかや花園プレミアム・アウトレットでのショッピングを楽しむとともに、子供も退屈せずに楽しんでもらえるプラン作りが可能です。
今回の記事では、子供連れで楽しめる「ふかや花園プレミアム・アウトレット」の日帰りプランについて、自分にあったプラン作りをするための情報をご紹介します。ふかや花園プレミアム・アウトレットへの日帰り旅行を家族でお考えの方は、ぜひご一読ください。
ふかや花園プレミアム・アウトレットへのアクセス
まず、ふかや花園プレミアム・アウトレットの日帰りプランを説明する前に、ふかや花園プレミアム・アウトレットへの東京都心からのアクセス方法について簡単にご説明します。
自家用車でアクセス
自家用車があるなら、ふかや花園プレミアム・アウトレットへ行くには自家用車を使うのが最も便利です。下の地図にあるとおり、ふかや花園プレミアム・アウトレットは、関越自動車道の花園ICを出て2.6kmという位置にあります。混雑がなければ花園ICからふかや花園プレミアム・アウトレットの駐車場までは5分くらいで到着します。
関越道の練馬ICから花園ICまで約56km、高速料金は普通車ETC利用で1,710円ですから、ガソリン代を考慮しても、家族で移動するなら鉄道やバスを利用するのに比べて自家用車がいちばんリーズナブルなアクセス手段です。
また、渋滞がなければ練馬ICから花園ICまで移動時間は約40分です。連休などの混雑時を除けば東京都心からの所要時間という点でも、鉄道やバスを利用するよりも自家用車のほうが勝っていると言えます。
ふかや花園プレミアム・アウトレットの駐車場は無料。駐車場はP1、P2、P3、P4と4ヶ所あり、合計で約3,000台が収容可能となっています。ふかや花園プレミアム・アウトレットのオープン直後は大混雑が続いたようですが、現在は連休など特に混雑が予想される場合を除けば、駐車場には比較的余裕があるように思われます。
ちなみに、オートバイの駐輪場はP1に、自転車の駐輪場はP4に、それぞれ併設されています。オートバイも自転車も、ともに駐輪料は無料となっています。
鉄道でアクセス
ふかや花園プレミアム・アウトレットへの東京都心からのアクセスは公共交通手段を利用しても便利です。公共交通手段のうち最もおすすめなのが鉄道を使ったアクセスとなります。鉄道でのアクセスは「JR線+秩父鉄道」利用と「東武東上線+秩父鉄道」利用の2通りがあります。
「JR線+秩父鉄道」利用のアクセス
「JR線+秩父鉄道」利用のアクセスは、東京都心からJR線で熊谷駅へ、熊谷駅で秩父鉄道に乗り換えてふかや花園駅まで行く方法です。例えば、新宿駅からアクセスする場合、新宿から熊谷までJR湘南新宿ラインで約1時間(大人1,170円)、熊谷からふかや花園まで秩父鉄道で約20分(大人480円)です。
また例えば、東京駅からアクセスする場合、東京から熊谷までJR上野東京ラインで約1時間15分(大人1,170円)、熊谷からふかや花園まで秩父鉄道で約20分(大人480円)です。
ちなみに、東京から熊谷まで新幹線を利用すると所要時間が35分ほど短縮できますが、自由席特急料金2,080円が追加でかかるので、ちょっと高くついてしまいます。新幹線が好きなお子さんへのサービスとして片道は新幹線に乗車するというプランならありかもしれません。
「東武東上線+秩父鉄道」利用のアクセス
「東武東上線+秩父鉄道」利用のアクセスは、東武東上線で寄居駅へ、寄居駅で秩父鉄道に乗り換えてふかや花園駅まで行く方法です。例えば、池袋駅からアクセスする場合、池袋から寄居まで急行と普通を乗り継いで約1時間35分(大人920円)、寄居からふかや花園まで秩父鉄道で約10分(大人240円)です。
出発駅によりますが「JR線+秩父鉄道」のほうが「東武東上線+秩父鉄道」よりも20~30分早く着きます。ただし、運賃は「東武東上線+秩父鉄道」のほうが「JR線+秩父鉄道」よりも500円ほど安くなります。少しでも運賃を安く済ませたいなら「東武東上線+秩父鉄道」を選択するといいでしょう。
また、東武東上線は、東京メトロ副都心線、東京メトロ有楽町線、東急東横線などが乗入れていますので、池袋だけでなく、有楽町、新木場や、新宿、渋谷、横浜などの各方面からの利用でも便利です。
バスを利用したアクセス
本数が少なく使い勝手はよくありませんが、ふかや花園プレミアム・アウトレットを発着する高速バスもあります。高速バスの最大のメリットは、予約すれば必ず着席できるという点にあります。ショッピングや観光で疲れた帰りの移動手段として利用するなどがおすすめです。
東京駅・新宿駅・練馬駅からの高速バス
東京駅・新宿駅・練馬駅からの高速バスの時刻表は以下のとおりです。
東京駅 | バスタ新宿 | 練馬駅 | ふかや花園プレミアム・アウトレット | |
往路 | 7:00 → | 8:00 → | 8:25 → | 9:39 |
復路 | 19:23 ← | 18:53 ← | 18:23 ← | 17:09 |
運賃が片道大人1,450円(乗降は東京・新宿・練馬とも同一運賃)で、東京、新宿、練馬からなら鉄道よりも少し安いという点、乗り換えが不要なので便利という点、予約すれば必ず着席できるという点はメリット。逆に、1日1往復しか運行していない点、東京駅からの所要時間は2時間20分と長時間になる点などはデメリットになります。
大宮駅・川越駅からの高速バス
大宮駅・川越駅からの高速バスの時刻表は以下のとおりです。
大宮駅 | 川越駅 | ふかや花園プレミアム・アウトレット | |
往路(1便) | 8:00 → | 9:00 → | 10:00 |
往路(2便) | - | 11:30 → | 12:30 |
復路(3便) | - | 14:30 ← | 13:30 |
復路(4便) | 18:30 ← | 17:30 ← | 16:30 |
運賃が片道大人1,000円(乗降は大宮・川越とも同一運賃)なので、大宮からの鉄道利用(JR線+秩父鉄道で大人1,070円)に比べて少しだけ安く、川越からの鉄道利用(東武東上線+秩父鉄道で大人850円)に比べると少し高いです。
出発地が大宮や川越であれば乗り換えが不要なので便利という点で利用するメリットはあります。ただ、大宮からは高速バスでの所要時間が約2時間と鉄道利用時の約1時間に比べてかなりの長時間になる点は注意が必要です。
【参考情報】森林公園駅、深谷駅からの路線バス
森林公園駅、深谷駅からは、ふかや花園プレミアム・アウトレットへの路線バスがありますので、参考情報として紹介します。
東武東上線の森林公園駅~ふかや花園プレミアム・アウトレットの間には、1時間に1、2本の路線バスが運行されています。バスの所要時間は約45分で運賃は550円です。
また、JR深谷駅~ふかや花園プレミアム・アウトレットの間には、土日祝のみの運行になりますが、1時間に1本の路線バスが運行されています。バスの所要時間は約25分で運賃は400円です。
路線バスの起点が森林公園駅や深谷駅となり、自宅が森林公園駅や深谷駅の近くにある場合には利用するメリットもありますが、その他の東京都心からのアクセスではあまり利用するメリットはありません。例えば東京都心が出発地になるような場合には、鉄道のみ利用する場合に比べて時間がかかり運賃も高くなりますので、おすすめはできません。
子供も喜ぶ“遊べる施設”と近隣の観光地など
次に、ふかや花園プレミアム・アウトレットに併設され、または隣接した“遊べる施設”と、近隣の観光地などを紹介します。
駅前緑地広場(芝生の広場)
ふかや花園プレミアム・アウトレットと秩父鉄道ふかや花園駅との間にある何もない芝生の広場です。結構広い空間なので小さなお子さんなら自由に走り回って遊べるスペースです。すぐ横に秩父鉄道の電車を眺めることができるのも楽しみの1つです。
基本的には5歳以下くらいの小さなお子さんが対象になるとは思いますが、レジャーシートを敷いて持参したお弁当やテイクアウトをこの広場で食べたりするのであれば、大人でもピクニック気分で楽しめるでしょう。
ミニ遊園地「あそぼ!ガリガリ君」
ふかや花園プレミアム・アウトレット内のセンターコートの一角に「あそぼ!ガリガリ君」という名前のミニ遊園地があります。屋外にあるアトラクションは、「ドロップツイスト」と「ミニカートレイン」の2つ。屋内には無料で利用できるプレイルームや、有料のシューティングゲームとクレーンゲームなどがあります。
「ドロップツイスト」は1回400円(身長105cm以上利用可)。急上昇、急降下、急回転を繰り返すスリルのあるアトラクションです。上昇する高さはビルの3階くらいまでなので、子供でも安心して利用できます。年齢制限はないので、子供から大人まで利用できます。
「ミニカートレイン」は1回400円(4歳〜小学生まで利用可)。小さな車の乗り物に乗って、レールに沿って走行するアトラクションです。小学生まで利用できますが、楽しめるのはせいぜい小学1年生くらいまでといった印象です。
深谷テラスパーク
ふかや花園プレミアム・アウトレットの駐車場P1から道路をはさんで隣接したところに「深谷テラスパーク」という施設があります。深谷テラスパークには、すべり台や大型のアスレチック遊具、水遊びを楽しめるじゃぶじゃぶ池など、無料で遊べる施設があります。小さなお子さんなら何時間でも楽しめそうです。
また、深谷テラスパーク内にある「ヤサイな仲間たちファーム」では、ワンコイン収穫体験にも参加することができます。ワンコイン収穫体験なら、小さなお子さんから大人まで楽しむことができるでしょう。
長瀞ラインくだり
ふかや花園プレミアム・アウトレットの近隣の観光地である長瀞では、船頭さんの操縦する船で荒川の急流を下る「長瀞ラインくだり」を楽しむことができます。急流を下るとはいえ、小さなお子さんから大人まで安心して楽しめるアトラクションです。
ふかや花園プレミアム・アウトレットから長瀞までは、車なら国道140号線で約30分(距離は約20km)、秩父鉄道を利用すると、ふかや花園駅から長瀞駅まで約30分(運賃大人590円)です。
長瀞ラインくだりをするには、長瀞駅から徒歩1分のところにある「長瀞ラインくだり本部」にて乗船の申込みをします。親鼻橋から岩畳までの「Aコース」(約3km、約20分)と、岩畳から高砂橋までの「Bコース」(約3キロ)との2コースあり、早く乗船できるほうへ案内されますが、混雑期を除いて乗船したいコースを希望することもできます。料金はどちらのコースも共通で大人2,000円(3歳以上小人1,000円)、繁忙期は大人2,200円(3歳以上小人1,100円)です。
なお、長瀞ラインくだりの営業期間は3月から12月まで、乗船申込みの受付は9時から16時くらいまでです。ただ、荒川の水位が多い場合には中止になったり、逆に荒川が渇水のときには「長瀞渓谷一周船(大人1,100円こども700円)」になったりすることがあるので、事前にサイトで運行状況を確認することをおすすめします。
SLパレオエクスプレス
観光地や“遊べる施設”とは違いますが、秩父鉄道が運行するC58型SL(蒸気機関車)による観光列車「SLパレオエクスプレス」も子供から大人まで楽しむことのできる観光要素であると言えます。乗車してみるのも楽しいですし、ふかや花園駅でSLが動くのを見物するだけでも楽しめます。
SLパレオエクスプレスは、毎年4月初旬から12月初旬にかけて土日祝を中心に運行されています。運行日は熊谷から三峰口の間を一日一往復します。時刻表は以下のようになっています(おもな停車駅のみ記載、時刻は終着駅以外は発車時刻)
熊谷 | ふかや花園 | 寄居 | 長瀞 | 秩父 | 三峰口 | |
往路 | 10:15 | 10:43 | 11:07 | 11:42 | 12:20 | 12:54 |
復路 | 16:20 | 15:53 | 15:41 | 15:13 | 14:39 | 14:05 |
SLパレオエクスプレスに乗車するためには、乗車区間に応じた乗車券と、SL指定席券1,100円(大人・小児同額/乗車区間にかかわらず片道分)が必要になります。
SL指定席券は、サイトからの予約となります。予約後、当日は乗車前に乗車駅の駅窓口にてSL指定席券の引換えをします。なお、公式サイトでは事前予約が不要な「SL自由席券800円(大人・小児同額/片道分)」の記載もありますが、2023年度はSL自由席券の発売がされないのでご注意ください。
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ふかや花園プレミアム・アウトレットの日帰りプラン例
ふかや花園プレミアム・アウトレットへのアクセス方法と、ふかや花園プレミアム・アウトレットに併設され、または隣接した“遊べる施設”と、近隣の観光地などを紹介しましたが、次に、これらを組み合わせた、子供連れで楽しめる「ふかや花園プレミアム・アウトレット」の日帰りプランの具体例をご紹介します。
観光もショッピングも頑張るプランの例
SLパレオエクスプレスが運行する土日祝日を想定したプランとなります。まず、SLパレオエクスプレスに乗車して長瀞へ向かいます。
ふかや花園プレミアム・アウトレットへのアクセス方法として自家用車を利用する場合は、先に朝10:00すぎまでに、ふかや花園プレミアム・アウトレットの駐車場に車を駐車したうえで、ふかや花園駅から10:43発の三峰口行きSLパレオエクスプレスに乗車します。
また、ふかや花園プレミアム・アウトレットへのアクセス方法として「JR線+秩父鉄道」利用のアクセスをとる場合は、熊谷駅から10:15発の三峰口行きSLパレオエクスプレスに乗車します。
ふかや花園プレミアム・アウトレットへのアクセス方法として「東武東上線+秩父鉄道」利用のアクセスをとる場合は、寄居駅から11:07発の三峰口行きSLパレオエクスプレスに乗車します。
SLパレオエクスプレスで長瀞駅まで乗車を楽しんだ後、長瀞駅で下車。ここで12時くらいになるので、長瀞駅周辺で昼食をとります。昼食の後、長瀞駅から徒歩1分のところにある「長瀞ラインくだり本部」にて長瀞ラインくだりの乗船の申込みをします。
長瀞ラインくだりは、Aコース、Bコース、長瀞渓谷一周船のどれになるかにかかわらず、所要時間は30分~40分くらいを見ると、14時あたりには長瀞駅に戻れます。
例えば、長瀞14:11発の秩父鉄道普通電車でふかや花園14:40着。その後、ふかや花園プレミアム・アウトレットでショッピングを開始し、途中、カフェなどでの休憩をはさみながら18時くらいまで約3時間ショッピング。18時から夕食をとり休憩をはさんで、閉店の20時まで約1時間ショッピング。その後、帰宅。鉄道を利用すると東京都心には22時~23時くらいの到着になります。
なお、SLパレオエクスプレスに乗車しなくてもいい場合は、長瀞ラインくだりを始める時間を2~3時間前倒しすることも可能なので、全体的にもう少し余裕のあるスケジュールに調整することも可能です。
疲れない程度に楽しみたいプランの例
体力に自信のない場合や、5歳以下くらいの小さなお子さんがいる場合などは、あまりハードなスケジュールにすると苦しい思いをすることにもなるので、欲張りすぎずに疲れない程度に楽しむという決断も必要です。
ふかや花園プレミアム・アウトレット内またはその周辺で楽しめる要素として、駅前緑地広場で遊んだりランチをとったりする、ミニ遊園地「あそぼ!ガリガリ君」のアトラクションや屋内プレイルームを利用する、深谷テラスパークの大型遊具やじゃぶじゃぶ池で遊ぶ、深谷テラスパークのヤサイな仲間たちファームでワンコイン収穫体験をする、などがあります。これらをショッピングの合間に織り交ぜながら楽しむようにするといいでしょう。
また、SLパレオエクスプレスは乗車しなくても、ふかや花園駅での発着シーンを見物するだけでも楽しいです。三峰口行きのSLパレオエクスプレスは、ふかや花園駅を10:43に発車します、熊谷行きのSLパレオエクスプレスは、ふかや花園駅を15:53に発車します。見物する際には、ふかや花園駅横の踏切を渡って駅プラットホームの反対側で見物することをおすすめします。金網のフェンス越しに大迫力のSLが目の前で見物できます。
まとめ
以上のとおり、ふかや花園プレミアム・アウトレットは、一足延ばせば長瀞ラインくだりで人気の観光地である長瀞があり、また、ふかや花園プレミアム・アウトレットに併設され隣接した“遊べる施設”も複数あります。
皆さんの好みや体力などにあわせて、うまく組み合わせることにより、子供も退屈せず楽しめるとともに、ふかや花園プレミアム・アウトレットでのショッピングを楽しめるようなプラン作りが可能なはずです。
今回の記事を参考に、皆さんにあった、子供連れで楽しめる「ふかや花園プレミアム・アウトレット」の日帰りプランを作ってみてください。
Have a nice trip!